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2022年2月27日 (日)

11/4『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)

原題:Dune: Part One

池袋グランドシネマサンシャイン(IMAX)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメレベッカ・ファーガソンオスカー・アイザックジョシュ・ブローリンステラン・スカルスガルドスティーヴン・ヘンダーソンゼンデイヤデヴィッド・ダストマルチャンチャン・チェンシャロン・ダンカン=ブルースターシャーロット・ランプリングジェイソン・モモアハビエル・バルデム出演。

現在、あらゆるSF大作の企画が流れて来てるんじゃないかと思われるほど多忙そうなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。
2013年の『プリズナーズ』以降は全部観ているが、毎度その期待を担って、それにきっちり応えるのが素晴らしい。もっと初期策も観ないとあかんね。

私たちは『デューン』と言えば、デヴィッド・リンチ監督作の世代ではあるのだが、あの詰め込み過ぎでなんだかよく分からない映画のイメージを払拭し、新たなクラシックとなりうる底力を秘めている本作。後編を観ないことにはなんとも言えないが、来年きっと素晴らしい作品がやって来るだろうと期待している。
ただ難点はキャスティング。特に下手クソな人は居ないのだけれども、アメコミ映画や『スター・ウォーズ』等のSF映画の主役・準主役級の人ばっかりが出て来るので、新しいキャラクターが登場する度に、ポー・ダメロンだ、アクアマンだ、MJだ、サノスだ、etc、etc…と最近の別な映画のタイトルが頭に浮かぶ。もうちょっと方向の違う俳優もキャスティングして欲しかった。

https://youtu.be/OroG1lNBvcg

映画『DUNE/デューン 砂の惑星』関連作品をご紹介! - TOWER RECORDS ONLINE

 

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11/3 『アイの歌を聴かせて』(2021)

新宿ピカデリーにて。

吉浦康裕原作・監督・脚本、土屋太鳳福原遥工藤阿須加興津和幸小松未可子出演。

土屋太鳳は下手ではなく、特に巧い訳でもないが、いつもと変わらぬ声ゆえに彼女の顔が浮かぶ。それは正直プラスには働かない。
数年前に『怪物は夜ささやく』って映画の怪物の声をリーアム・ニーソンが演じていて、リーアム・ニーソン以外の何者でもないなぁと思った時に似ている。

さて、映画自体はウェルメイドなジュブナイル・SFファンタジー。学生の頃に観てたら相当響いちゃってるだろうなぁ。でも、もう俺は心の煤けたジイサンだからなぁ…。

https://youtu.be/9h8NqlENtI0

アイの歌声を聴かせて - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

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2022年2月24日 (木)

10/30 『ハロウィンKILLS』(2021)

原題:Halloween Kills

TOHOシネマズ新宿にて。

デヴィッド・ゴードン・グリーン監督、ジェイミー・リー・カーティスジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ウィル・パットントーマス・マンアンソニー・マイケル・ホールニック・キャッスル出演。

2018年の前作は、カーペンターとJ.L.カーティスが製作総指揮に帰ってきて、オリジナル以降にあまた作られた続編を全て無き物にした正統続編。マイケル=ブギーマンのせいでタガの外れた老女と化したローリー・ストロードが武装し、数々のトラップと共にマイケルを迎え撃つ。最後にマイケルをなんとか地下に閉じ込め、家ごと焼き払って終了。
今回はさらにその続き。前作最後に助かったローリーたちの乗るトラックが消防車の群れとすれ違う。やっとやっつけたはずのマイケルが消防隊によって救出されてしまうところからはじまる。本当に前回の最後からの繋がりなので、ローリーはボロボロで寝たきり状態なので彼女は戦えない。せっかく前作で狂いまくってカッコ良かったローリーの雄姿は今回は望めない。映画としても同時に失速。
『コブラ会』よろしく、昔の同窓会キャラクターたちが登場するけれど、空回り気味でうまく機能してない。
次回作で完結らしいから一応付き合うつもりだけれど、今回はガッカリだったなぁ。

https://youtu.be/kFMFU6fskf8

ハロウィン KILLS』日本版特報&ポスターが解禁! | Fan's Voice〈ファンズボイス〉

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10/28 『湘南爆走族』(1986~1999/OVA 全12話)

アマプラ「JUNK FILM BY TOEI」にて。

吉田聡の人気コミックをアニメOVA化。なんと約12年もかけて全12作で完結したシリーズもの。
主人公・江口洋助の波打際高校入学から始まり、最終的には卒業まで。いやいや、よくも途中で終わらずに最後まで辿り着いたね。
コミックの連載が82~87年のようなので、コミックス完結直前にOVAが始まって、コミックス完結と同時期に実写映画公開されて、それから11年間作り続けてたってことだ。1作目がリリースされた時に一番のファン層だった高校生が、シリーズ完結の時はもう30歳だよ。スタッフもえらいけど、観続けて応援したファンもエライよなぁ。
80~90年代のアニメなので、絵柄や演出は古臭くなっているけれど、昔好きだった人ならかえって懐かしい感じがあって良いかも。
主役の湘爆5人のキャラクターもいいけれど、やはりライバルの権田二毛作が良いよね。声が屋良有作なのも渋くて素敵。原作同様、脇役をメインにしたエピソードもきちんと作品にしてる所がポイント高い。
原作が好き-----と言うよりも吉田聡作品が好きだったけど、映画もアニメも観ていなかったので、今回両方みられて良かった。

https://youtu.be/8KxEf0c6bQ8

湘南爆走族 DVDコレクション VOL.1

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10/27 『最後の決闘裁判』(2021)

原題:The Last Duel

TOHOシネマズ新宿にて。

リドリー・スコット監督、マット・デイモンアダム・ドライバージョディ・カマーベン・アフレック出演。

2時間半越えの長尺だけれども全く飽きさせないのは、流石の巨匠の仕事。
『デュエリスト/決闘者』で映画デビューして、『グラディエーター』でアカデミー受賞のリドスコ様なので、決闘はお手の物。今回は決闘をクライマックスに配して、そこまでの経過を三者三様の視点で3回描く、いわゆる“羅生門方式”の構成。
妻を強姦された騎士の視点、強姦したプレイボーイの従騎士の視点、被害者である強姦された騎士の妻の視点。もちろん三者にそれぞれの立場も言い分も受けた感情もあるし、そこを興味深く描いていく。だが、通常の“羅生門方式”と大きく違うのは、当事者によって事件自体よりも前の出来事であったり、その後の話であったり、かならずしも同じ時間を描いているのではないことがひとつ。さらに通常だと、例えば殺人だと思われたのが、正当防衛だったり、あるいは自殺だったりと、立場の違う視点では全くことなる展開になったりする。ところがこの映画では、三人の視点どこから見たって、「立場によって色々違うよね。でも結局はお前が強姦したのが一番ダメに決まってんじゃん!」ってところが揺るがないのが新しい。

80代半ば近くなってもますます精力的に、かつ面白い映画を作り続けるリドリー・スコットはやっぱり偉大だ。

https://youtu.be/-PmKAmMG274

きさきさブログ | SSブログ

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10/25 『CUBE 一度入ったら最後』(2021)

新宿ピカデリーにて。

清水康彦監督、菅田将暉岡田将生柄本時生、田代輝、山時聡真斎藤工吉田鋼太郎出演。

聞いたことない監督だと思ったら、CM、MV系の人なのか。
それで撮影が栗田豊通だったり、タイトルデザインがお懐かしのカイル・クーパーだったりするんだろうけど、どちらもあんまり活かせてないし、ビジュアルもこれと言って何かスタイリッシュさもない。

で、話が面白いかと言うと、これがまたその困った感じ。監修にクレジットされているヴィンチェンゾ・ナタリのオリジナル版みたいな斬新さがないのは仕方がないとしても、各キャラクターがちゃんと役割分担されてないから面白みに繋がらない。
登場人物が揃いも揃って嫌な過去を背負ってて、それをちょうちょいフラッシュバックしてくるんだけど、そんなの『CUBE』に要らないから。
エッジの利いたシャープなホラーに、邦画のダメダメな陰気なウェット感を敢えてプラスしたって喜ばないよね。

https://youtu.be/cN_q_azCjOY

CUBE 一度入ったら、最後』サブタイ発表&死のトラップが次々襲う予告解禁 /2021年8月2日 - 映画 - ニュース - クランクイン!

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2022年2月23日 (水)

10/24 『忍者大戦』(1987)

原題:忍者在中国/Ninja: The Final Duel

アマゾンビデオにて。

ロバート・タイ監督、アレクサンダー・ルーアラン・リーアリス・セン出演。

『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』を観た勢いで、たった200円とは言えわざわざ払って(笑)、アマゾンで観る。
なんでかと言うと、SNSで「“忍者大戦”と名乗れるのは『忍者大戦』だけで、『G.I.ジョー』ではない!」と書いているのを見かけて、興味が惹かれたから。

もう、なんか、どうでもいいや(笑)。
脱力系バカ映画。忍者が水の上を渡る「水蜘蛛」って蜘蛛の恰好してんだ…。っつーか日本人は1人も居ないし、謎のタンバリン少林拳とか黒人なのにインド人とか、いや、もうツッコミを入れることすらバカバカしい。
ここまでユルユルのガバガバだと、お好きな方もいらっしゃると思いますが。

忍者大戦 | ビデオ・ ネットレンタルのKプラス

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10/24 『G.I.ジョー 漆黒のスネークアイズ』(2021)

原題: Snake Eyes: G.I. Joe Origins Snake Eyes

TOHOシネマズ新宿にて。

ロベルト・シュヴェンケ監督、ヘンリー・ゴールディング安部春香アンドリュー・コージウルスラ・コルベロ平岳大イコ・ウワイス石田えり出演。

以前の『G.I.ジョー』2作とは全く関係ないリブート作。本当に何も予備知識なく観たので、イ・ビョンホンが出て来なかったり、平岳大が出ていることも知らなかった。とてつもないトンチキなストーリーと世界観を、日本ロケで描くバカ映画。そんなことは「バカである」と言うことだけがハイスピードで溢れ出す予告篇を観た時から分かっていたので全く構わない。
そんなバカ映画のクライマックスに登場する、鉄扇でバンバン敵を倒していく嵐影一族の御屋形様のババアがイカスじゃねぇか!誰だよこの婆さんは?と思って、最後のクレジットを見たら石田えり!そうか最近の石田えりはこんな感じなんだ。もっと宣伝で言えば良いのになぁ。城野えみ隊員が懐かしい…。

この映画のドイツ人監督のフィルモグラフィーが謎で、『RED/レッド』や『ダイバージェントNEO』などのハリウッドのそこそこ大作から、『ゴースト・エージェント/R.I.P.D.』なんてバカ映画、『ちいさな独裁者』なんて真面目なドイツ映画も撮っている。不思議。

https://youtu.be/tDkeU02p4a4

漆黒の忍、出陣! 『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』日本版ポスター解禁/2021年7月22日 - 映画 - クランクイン!

 

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10/23 『暗黒街の顔役 十一人のギャング』(1963)

アマプラ「JUNK FILM BY TOEI」にて。

石井輝男脚本・監督、鶴田浩二杉浦直樹高倉健江原真二郎待田京介高英男アイ・ジョージ安部徹梅宮辰夫伊沢一郎出演。

『七人の侍』で言えば菊千代的な役回りを演じるのが高倉健。若いからってこともあるが、思慮のない直情型の役回りが面白い。
今観ると凄い豪華な出演者による佳作。

高倉が飲んでいて、看板も映ってタイアップ臭のする「シルバー・ウイスキー」。東和醸造の商品であることは知っているが、現物を見たことも飲んだこともないですな。

 

https://youtu.be/x2ENvfyBEjA

Amazon.co.jp: 暗黒街の顔役 十一人のギャングを観る | Prime Video
木暮実千代」のアイデア 22 件【2022】 | 映画 ポスター, 日本映画, 映画



 

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10/20 『キャッシュトラック』(2021)

原題: Wrath of Man

新宿バルト9にて。

ガイ・リッチー監督、ジェイソン・ステイサムホルト・マッキャラニージェフリー・ドノヴァンジョシュ・ハートネットラズ・アロンソ出演。

ここのところ年1本新作が公開されるガイ・リッチーが久々にステイサムと組んだアクション。
ステイサムの正体はいったい何者か?その謎が中盤で明らかになる。個人的には意外な展開で嫌いではない。
全体的には、このコンビならともっと期待してたので惜しい。『ロック、ストック~』を観直そうかと思った。

https://youtu.be/2RYxO9FvkdQ

映画『キャッシュトラック』オフィシャルサイト

 

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2022年2月20日 (日)

10/18 『キャンディマン』(2021)

原題: Candyman

TOHOシネマズ新宿にて。

ニア・ダコスタ監督、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世テヨナ・パリスネイサン・スチュワート=ジャレットコールマン・ドミンゴトニー・トッド出演。

リメイクだと思って観に行ったらなんと続編だった。今頃続編とは驚き、かつ困った。実は『キャンディマン』シリーズは丸ごと観逃していて、その後もリカバリーしてないのだ。
これまでのお話を復習してくれるので、一応問題ないんだけれど、続編なら続編だと言っておいてほしい。

『ゲットアウト』『アス』のジョーダン・ピール脚本ってことで期待したけれど、あまり面白くなかった。

https://youtu.be/IO6fWDD5_PI

Universal Pictures Japan

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10/17 『やくざと抗争』(1972)

アマプラ「JUNK FILM BY TOEI」にて。

佐藤純彌監督、安藤昇菅原文太渡瀬恒彦近藤宏出演。

観てないつもりで観始めたが、「佐藤純彌強化月間」に観ていたと気付いた。半分忘れてたから、観返しちゃったけれども。

安藤昇自身の愚連隊からやくざになっていった半生を、本人主演で描く実録やくざ映画。愚連隊からやくざになって、投獄されて、出所して俳優になって、つい数年前まで生きていたんだから数奇な人生だ。安藤昇出演作は何本も観ているが、全然上手い俳優ではないし、すごい二枚目でもないが、不思議な存在感があって魅力的なのも事実。先日も初めて来店した女性のお客様----それも私の半分くらいの年齢の方と映画の話になったら、「安藤昇が好き」と言われるので驚いた。
とりあえず「JUNK FILM BY TOEI」に入るのをオススメしておいた(笑)。

https://youtu.be/T-eb59C-0pM

やくざと抗争(Yakuza Skirmishes) 1972 junya sato | 映画 ポスター, 映画, ポスター

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2022年2月18日 (金)

10/17 『燃えよ剣』(2021)

新宿ピカデリーにて。

原田眞人監督、岡田准一柴咲コウ鈴木亮平山田涼介伊藤英明尾上右近山田裕貴出演。

同監督・主演による前作『関ケ原』よりは大分良いけれど、やっぱり個人的には原田眞人と相性が悪いらしくてあまりノレない。

この映画のポスターって、遠目に見た時に生頼範義っぽく見える。人物の配置の仕方と背景、炎の入れ方なんだろうなぁ。

https://youtu.be/1EgEPDTT43U

映画『燃えよ剣』岡田准一が土方歳三役に - 司馬遼太郎の小説を映画化 - ファッションプレス
映画 燃えよ剣×ひらかたパーク映画記念公開のコラボレーションポスター12作目は 燃えよ剣先・・・!?|京阪電気鉄道株式会社のプレスリリース

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10/16 『ルバング島の奇跡 陸軍中野学校』(1974)

アマプラ「JUNK FILM BY TOEI」にて。

佐藤純彌監督、千葉真一若林豪夏八木勲菅原文太出演。

先日『ONODA』を観た流れで観てみたが、『ルバング島』は全く関係なくてひっくり返る。
「陸軍中野学校」の企画が進んでいたところで小野田さんが帰国して話題になったから、そのニュース映像を冒頭に付けただけ-----あるいは小野田さんが帰って来たニュースが先にあって、それで急遽「中野学校」の映画をでっち上げたのか、どっちにしろあんまり意味ないです。

数年前に個人的に「佐藤純彌映画祭」をやっていた時には観られなかった作品なので、まぁ良いっちゃあ良いんだけど。
当たり前だが、中野学校物なら雷蔵のシリーズ作の方が全然良いよね。

https://youtu.be/r5AIpTf6H2E

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特大 映画ポスター 陸軍中野学校 ルバング島の奇跡 千葉真一 若林豪 菅原文太 梅宮辰夫  東映(映画)|売買されたオークション情報、yahooの商品情報をアーカイブ公開 - オークファン(aucfan.com)


 

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10/15 『忍法忠臣蔵』(1965)

アマプラ「JUNK FILM BY TOEI」にて。

長谷川安人監督、丹波哲郎、五十嵐義弘、西村晃桜町弘子岡島艶子三島ゆり子大木実出演。

山田風太郎の同名小説の映画化。
原作は、次々繰り出されるエロ忍法の数々とスリリングな展開が面白かったが、映画版は今一つ。一応エロくノ一によるエロ忍法もあるんだけど、風太郎先生の妄想力には及ばない(笑)。

Amazon.co.jp: 忍法忠臣蔵を観る | Prime Video
忍法忠臣蔵 1965年東映 監督長谷川安人 丹波哲郎 桜町弘子 五十嵐義弘 西村晃 田中邦衛 三島ゆり子 大木実 | 映画, 映画 ポスター, 忠臣蔵


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10/15 『夜の青春シリーズ ひも』(1965)

アマプラ「JUNK FILM BY TOEI」にて。

関川秀雄監督、梅宮辰夫緑魔子ロミ・山田中原早苗南原宏治北村和夫出演。

タイトルから想像するととことん下衆い映画っぽいが、意外とまともな映画。逆に言えば、それなりにまともな作品でも「男にあやつられ、男に喰い散らされる女たちの凄まじい青春!」と下衆く売るのが東映流。
女を使ってのし上がっていこうとする梅宮辰兄ぃ。

梅宮辰夫の映画 「夜の青春シリーズ」 全8作からなる、梅宮辰夫主演の夜の世界を描く! | 人生・嵐も晴れもあり!
Amazon.co.jp: JUNK FILM by TOEI - エロス / カテゴリー別: Prime Video


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10/14 『ONODA 一万夜を越えて』(2021)

原題:ONODA

TOHOシネマズ新宿にて。

アルチュール・アラリ監督、遠藤雄弥津田寛治仲野太賀松浦祐也千葉哲也諏訪敦彦イッセー尾形出演。フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本合作。

各主要登場人物の若い頃と老いてからを、それぞれ2人ずつの俳優が演じる。みな素晴らしいのだが、中でも小野田さんを演じた遠藤雄弥と津田寛治、そして小野田さんに出会った若者の中野太賀がともかく素晴らしい。

この映画は本当であればフランス人ではなく日本人が作らなければならなかった作品。だけれども、もしも日本人が作っていたら、こんなにフラットな視点では作ることが出来なかったであろうし、傑作にもならなかったであろう作品。
最初は観るかどうしようかと迷ったが、観て良かった。

.https://youtu.be/Gveusw98lus

ONODA 一万夜を越えて』レビュー:小野田氏に29年も「任務」遂行させた要因を探る地獄の戦場サバイバル劇! (2021年10月7日) -  エキサイトニュース

 

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2022年2月15日 (火)

10/13 『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)

原題:007 No Time to Die

グランドシネマサンシャインのIMAXにて。

キャリー・ジョージ・フクナガ監督、ダニエル・クレイグラミ・マレックレア・セドゥラシャーナ・リンチベン・ウィショーナオミ・ハリスアナ・デ・アルマス出演。

ダニエル・クレイグ=ジェームズ・ボンドの最終作。
ダニエル自身の「もう絶対に続編は作らんぞ!」の固い決意が見て取れるクライマックス。
007シリーズには珍しく一話完全完結ではなく、ダニエル=ボンドの第一作目『カジノ・ロワイヤル』から今作までなんだかんだ言って物語が流れで繫がっていただけに、これで終わりかと感慨もひとしお。

…ではあるんだけれども、個人的には人工知能のJOYちゃんことアナ・デ・アルマス演じるパルマの活躍っぷりが一番のツボ!物語的には居なくったって全然かまわないレベルの絡み方なのに、ともかく魅力的なキャラクター。自分の任務が終わった瞬間に、「じゃ、あたしはここまでなので!バイバーイ!!」と去って行ってしまう潔さもステキ!もうね、パルマ主演でスピン・オフを作って欲しい。
『私を愛したスパイ』の「女殺し屋ナオミ」以来のお気に入りボンド・ガールですよ。レア・セドゥとか、もうどうでもいいや(笑)。

https://youtu.be/-JPpVwepBls

映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』、日本公開日が10月1日に決定。北米公開に先駆けて上映 - TOWER RECORDS ONLINE

 

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