11/4『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)
原題:Dune: Part One
池袋グランドシネマサンシャイン(IMAX)
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジョシュ・ブローリン、ステラン・スカルスガルド、スティーヴン・ヘンダーソン、ゼンデイヤ、デヴィッド・ダストマルチャン、チャン・チェン、シャロン・ダンカン=ブルースター、シャーロット・ランプリング、ジェイソン・モモア、ハビエル・バルデム出演。
現在、あらゆるSF大作の企画が流れて来てるんじゃないかと思われるほど多忙そうなドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作。
2013年の『プリズナーズ』以降は全部観ているが、毎度その期待を担って、それにきっちり応えるのが素晴らしい。もっと初期策も観ないとあかんね。
私たちは『デューン』と言えば、デヴィッド・リンチ監督作の世代ではあるのだが、あの詰め込み過ぎでなんだかよく分からない映画のイメージを払拭し、新たなクラシックとなりうる底力を秘めている本作。後編を観ないことにはなんとも言えないが、来年きっと素晴らしい作品がやって来るだろうと期待している。
ただ難点はキャスティング。特に下手クソな人は居ないのだけれども、アメコミ映画や『スター・ウォーズ』等のSF映画の主役・準主役級の人ばっかりが出て来るので、新しいキャラクターが登場する度に、ポー・ダメロンだ、アクアマンだ、MJだ、サノスだ、etc、etc…と最近の別な映画のタイトルが頭に浮かぶ。もうちょっと方向の違う俳優もキャスティングして欲しかった。
最近のコメント