11/04 本日の新入荷~Number One Drinks「ICHIRO'S MALT MIZUNARA」
先日、“これで秋の新商品入荷ラッシュも一区切(かな?)”と書いたばかりですが、もう冬の新商品入荷が始まっちゃったのでしょうか?
またもベンチャーウイスキーの新商品が登場です。
ギンコー、ミズナラウッドリザーブ、ユナイティング・ネイションズに続く、ブレンデッド・モルトシリーズ(ピュアモルト)ですが、今回は純粋に国内蒸溜所4箇所のみとのこと。ギンコーのミズナラ・フィニッシュ版って感じでしょうか。
見慣れないラベルだと思われる方も多いかと思いますが、これは英国のNumber One Drinks社が、欧州向けにリリースしているジャパニーズ・モルトのシリーズラベル。同デザインのラベルで、既にイチローズ・モルト2種と軽井沢モルト1種を発売しています。
今回は欧州に出荷されるところを、信濃屋さんがインターセプトし、その大半が国内流通になったようです。
●Number One Drinks「ICHIRO'S MALT JAPANESE OAK "MIZUNARA"」
蒸留所:羽生蒸留所、軽井沢蒸溜所ほか、2蒸溜所
蒸留年:不明
ボトリング年:2008年
後熟樽:ミズナラ樽(10ヶ月)
樽番号:9512
ボトリング数:400本弱
度数:61.2%【裏ラベル】
スコットランドの生産者と異なり、日本のウイスキー生産者は一般的に自らのウイスキーのストックを生産者同士でやりとりするようなことはしません。ベンチャーウイスキーと秩父蒸留所で有名な生産者・肥土伊知郎のこの試みは、それゆえひとつの成功を収めたといってよいでしょう。
日本の数ヶ所の蒸留所から集められたシングルモルトは肥土氏によって大切にブレンドされ、ジャパニーズオーク(ミズナラ)の樽でさらに10ヶ月の後熟に入ります。
そうして、稀少なミズナラ樽により繊細で神秘的なスパイシーさ、デリケートな芳香を吹き込まれた、複雑な香りと味わいを持つ魅力的なモルトが生まれたのです。1ショット:1900円
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