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2007年11月20日 (火)

11/20 本日の新入荷~ベンチャー「Ginkgo(ギンコー)」ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト

昨日書きましたが、ベンチャー・ウイスキー/イチローズ・モルトの新製品、「Ginkgo(ギンコー)」が本日入荷いたします。これは今、ウイスキー好きの間では話題騒然のボトルなのです。
何故に話題騒然かと言いますと…

このウイスキー、“ジャパニーズ・ブレンデッド・モルト”と冠されているのです。
「ブレンデッド・モルト」と言うのは、これまで「ピュアモルト」とか「ヴァッテド・モルト」と呼んでいた物のことで、複数蒸留所のモルトを混和した物を指します。
例えば、サントリーなら山崎と白州のモルト(「北杜」とか)を、ニッカなら余市と宮城峡のモルトをブレンドしたもの(「竹鶴」とか)なんかがそうですね。

今回の「Ginkgo」は、ベンチャー・ウイスキーの商品ですから、秩父・羽生蒸留所の物をメインにしているのは確かなんですが、それ以外に国内複数蒸留所のシングルモルトをブレンドした物だと言うのです。
ところが、ベンチャー・ウイスキーには羽生蒸留所のモルトしかない訳で、その他国内蒸留所のシングルモルトをブレンドするとしたら、他社のモルトを手に入れるしかない訳です。ええっ?他所の会社の商品の為に、自社モルトを提供してくれた会社があるの??と、話題騒然になっているのです。

酒販店からの案内にも…

ギンコーは今、イチローズモルトで一世風靡しているベンチャーウイスキー社の肥土伊知郎氏が海外に日本の素晴らしいウイスキーを紹介して行きたいという信念の元、日本の各蒸留所にその気持ちを伝え貴重な原酒を入手、シングルモルトのみをブレンディングし、遂に完成した商品です。
総ボトリング本数はわずか6千本。その中で日本においてもこの歴史的な商品を紹介して行きたいとの日本サイドの意向があり半分の3千本を国内で販売する事になりました。
ブレンド比率・銘柄は諸事情により明かす事はできませんがイチローズモルトの羽生蒸留所は勿論、複数の蒸留所のものが含まれております!!
気になる味ですがブレンデッドモルトにありがちな凡庸さはありません!!

と書かれています。

さて、ゾートロープにはこの商品が本日到着予定なので、まだ一口も飲んでおりません。
その全く飲んでいない状態で、一体どこのモルトが使われているのかを推理(当て推量)をすれば、
 1) 羽生(ベンチャー)
 2) 軽井沢(メルシャン)
 3) 御殿場(キリン)
 4) 山崎(サントリー)
をヴァッティングしているのではないかと思う訳です。

理由は単純で、
1) これは自社のモルトなんで当たり前。
2) イチロー社長は、以前に「Ichiro's Choice」としてメルシャンのシングルカスクをリリースしていることから言っても、良好な関係性があるのでテッパンだろう。
3) メルシャンはキリンの子会社になったのだから、その流れからキリンのモルトを分けてもらうことは可能なのではないか?
4) イチロー社長は以前にサントリーの社員であった経緯があるので、話を持ち掛けやすいのではないか?そして、山崎と白州であれば、サントリーを代表するモルトはやはり「山崎」であろう。また、もしもサントリーのモルトを入手するのであれば、ウイスキー・メーカーとしてではなく、単純に「オーナーズカスク」として1樽分購入すると言う最終手段を取ることも出来るだろう。
…と言う、非常にシンプルな発想です。

いやまぁ、ただの当て推量です。
イチロー社長の侠気に打たれて、ニッカが原酒を提供する可能性もありますし、酒販店にプライベート・シングルカスク商品をいくつも提供しているマルス・信州が1樽提供することも考えられます。もしかしたらベンチャーではなく清酒メーカーとして、笹の川酒造から江井ヶ嶋酒造・明石に打診するってことだって、ないとは言えません(可能性は低そうですが)。

はてさて、一体どこのモルトが使われているのでしょう?
正解は今のところ不明ですが、企業間の垣根を飛び越えた画期的なブレンデッド・モルトを是非味わってみて下さい。

~メーカー・テイスティングノート~
色:ライトゴールド
香り:シトラスやバナナミルクシェイクのような甘さを持つ
味:イングリッシュティーの中にスモーキーさを感じる。なんといっても舌触りの滑らかさが特筆で何杯でも飲めてしまいます。

度数:46度

1ショット:¥1000

ついでと言ってはなんですが、「Ichiro's Malt 15年(セカンド・ボトリング)」も本日再入荷しております。

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» ギンコーに思った [malt - resort - country]
昨日はジャパニーズブレンデッドモルト「ギンコー」について、全く適当に「山崎と御殿場が入っている」等と堂々と発言してしまいましたが、事実を知らないので、間違っていたらごめんなさい。でもね、テイスティングした後、そしてウイスキーを楽しむ前に、「ギンコー」の後... [続きを読む]

受信: 2007年11月20日 (火) 18時27分

コメント

雷電さん、こんにちは。
思い切った推理ですね〜。僕と一緒の推理です。
でもニッカがイチローさんに応じたという噂もあるので、正体不明です。
飲んだ後の推理もぜひ♪

投稿: katotomo | 2007年11月20日 (火) 18時27分

katatomoさん、こんにちは。

飲んだ上でも、やっぱり予想した4蒸留所が入ってるんじゃないかと思いました。でも、飲む前は軽井沢にもうちょっとウェイトのある物を想像していたので、思ったよりも辛めだったのが意外です。
ニッカも入っているとしたら、宮城峡ですかねぇ?
あんまり余市な気がしないです。

投稿: 雷電 | 2007年11月24日 (土) 14時57分

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