2005.11.08

10/22 サントリー 白州蒸留所

今日は朝から中央本線で小淵沢へ移動。
サントリー白州蒸留所「ウイスキーマスターズ」参加が目的だ。
駅からタクシーに乗り、途中シャルマンワイン(江井ヶ島酒造のワインブランドだ!)の立て看板なんぞを横目に見ながら、10分ほどで森の蒸留所に到着する。

とりあえずウイスキー博物館へ。
「国産ウイスキー80年の歴史展」が開催中。国産ウイスキーの歴史は、ある意味サントリーの歴史でもある訳で、サントリーの歴史展である。竹鶴政孝の写ってる写真はあっても、名前には一切触れていないし、山崎蒸留所を設計したのがムーア博士であるように書かれている。もちろん摂津酒造も、マルスを設計した岩井も出て来ることはない。こーゆーとこが、サントリーのケツの穴の小さいところだ。
でも、博物館の展示自体は非常に面白く、常設展の道具類、そしてサントリーCM集やアンクルトリスのアニメCM集など、時間の関係で全部観られなかったのが悔しい。2時間近くあって、全部見きれないなんて、思いもしなかった。
さて時間も迫ったので、「製造ベーシック編・ウイスキーと健康」と題された「ウイスキーマスターズ」(1000円)に参加。
まずはガイドツアー。通常だと30分程度で終るところ、1時間超のじっくりコース。これまでの蒸留所見学ではタイミングが悪く、ウイスキーを実際に作っているところはほとんど見れなかったが、今日は違う。マッシュタンをグルグル混ぜているところ、ボコボコ泡立つモロミ槽、熱気を放つポットスチルなどを、間近で見ることが出来て大満足。ポットスチルは日本の「MIYAKE」とスコットランドの「」の物が合計8基並んでいる。てっきり日本製スチルだけを使っていると思い込んでたよ、オレ。
樽貯蔵庫はあまりにも巨大で息を呑む。これで一番小さい倉庫なの?すげぇや。ちなみにサントリーでは、総数100万樽ものストックがあるんだそうだ。昨日のマルスが数百樽…桁違いもいいトコだ。
樽の再生作業も印象的。樽の内側をバーナーで焼いてリチャーして、それをたった柄杓1杯の水でパッと消火する。その職人技に、見学者一同「をををっっ!」と感嘆する。

10分ほどの休憩を挟んで、次はウイスキー製造工程に関する講義。
講義では、樽熟成による経年変化を見るバーティカル・テイスティングをさせてもらう。テーブルには未貯蔵、5年、10年、12年、20年の白州シングルモルトのテイスティング・グラスが、メスシリンダーと南アルプス天然水と共に並べられている。未貯蔵ものは生のアルコールなので、まるで“燃料”のようであるが、熟成が進むとドンドンまろやかで深い味わいに変化していく。山崎よりも白州の方がオレは好みかもしれないな。
最後は、北杜のハーフロックを呑みながら「ウイスキーと健康」。
最近、サントリーではウイスキーに含まれる“樽ポリフェノール”を前面に出して、ワインや焼酎に勝る健康アルコール飲料であることを打ち出そうとしている。バーでのスコッチモルトの小ブームとは全く関係なく、市場的にはウイスキーは大苦戦中な訳で、ここでサントリーが頑張ってくれないと、他のちっちゃなメーカーは立ち行かなくなってしまう。ガンバレ、サントリー!ウイスキー市場を蘇生させてくれ!

で、お土産に白州ミニチュアボトル1本とテイスティング・グラス1ヶをもらって、「ウイスイキー・マスターズ」は終了。
見学コースの内容から最後のお土産まで、山崎よりもサービス精神が旺盛で、こっちの方が楽しいな。

帰りに小淵沢駅までのタクシーに相乗りしたカップルは、杉並在住で近々港区でバーを開業しようとしているんだそうで、とりあえず個人名刺を渡しておく。ガンバッテ下さい。

これにて長野・山梨ウイスキー旅行が終了。

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10/21 マルスウイスキー 信州蒸留所

今日はちょっとした旅行。
八王子に出てスーパーあずさ1号に乗って岡谷まで行き、JR飯田線に乗り換えて駒ヶ根まで。さらにそこからタクシーで10分。家からトータル4時間半かけて、本坊酒造・マルスの信州駒ヶ根蒸留所へ行って来たのだ。

“マルス”なんて知らない人も多いけれど、素晴らしく美味いウイスキーを作っているのだ。
丁度俺が到着した時に、観光バスも到着。1人だと自由見学になるところだったが、ガイド見学出来てラッキー。
1日1tの麦芽から600kg分のウイスキーを生産できる…そうなんだが、実はこの蒸留所は現在操業停止中である。国産ウイスキー需要が減り、80年代の地ウイスキーブームの際にせっせと作った分だけで当分間に合ってしまうと言う判断らしい。現在、貯蔵庫には約200樽くらいがあるらしい。残り200樽でマルスのウイスキーの歴史が終ってしまうのかと思うと、なんとも寂しい話である。ウイスキーは熟成に時間が掛かる酒だから、作り続けてないとダメなのにねぇ…。郡山の笹の川酒造も同様の状況らしいから、しょうがないのかも知れないけれど。
ワインやウイスキーを試飲してから、ここでしか買えないシングルカスク「1985」、「1988」、「1991」の3本と、ヴァッテドモルトの「MALTAGE」、ブレンデッドの「富士」を購入。カードが使えないと分かり、持ってた現金の大半を放出…。

駒ヶ根市内を歩いていると、やたらと「名物ソースカツ丼」のノボリが目に付く。タクシーの運ちゃんに聞いてみたら、この辺りでは昔からカツ丼と言えばソースであり、玉子でとじたものではなかったんだそうだ。それで「ソースカツ丼」で町興しをしているんだそうだ。で、ソースカツ丼を食おうかと思ったんだが、もうひとつの名物として薦められた「ローメン」を食う。これは焼きソバ風の麺を蒸して、ラム肉や野菜と一緒に炒めた中華風麺である。オススメされた「万里」と言う店のローメンは、ちょっぴり甘味があって、不思議な味だが美味かった。

今日はこの後、飯田線・飯島駅にある池上酒店さんの池上社長にお会いする予定だったのだが、ご不幸があったそうで、急遽中止になってしまった。理由が理由だけに仕方のないことだが、非常に残念である。でも、どうせ近くまで来てるのだからとお店には寄らせて頂いた。予想通り、大変なこだわりのお店であった。

この飯島では、今度はソースカツ丼に替わり「さくら丼」のノボリが幾つも立っている。“馬肉丼”なんだろうと思うけれど、牛丼っぽいものなんだろうか?それとも馬刺しが乗っているんだろうか?興味は尽きないが、あいにくと飯時を外しているのでどこも準備中である。

岡谷まで戻り、ホテルオークニへチェックイン。いかにもなローカル・ビジネスホテルである。

この岡谷は、天竜川が諏訪湖にそそぐところにある街で、今度は「うなぎの町 岡谷」のノボリが目に付く。それなら晩飯はうなぎを食おうと、町をウロウロとさまよう。
「田舎屋」と言う小料理屋のメニューに、うなぎ、鴨、馬肉等の文字が並んでいたので、ここに入ってみることにする。「鰻三昧」なるものを頼むと、蒲焼き、白焼き、鰻燻製の3種盛り。東京と違って蒸していないんだそうで、シッカリとした歯ごたえがあり美味い。だが、よくよく話を聞いてみると、最近は地の鰻はあまり獲れず、別な場所から持って来ているらしい。美味いからいいんだが、ちょっと残念。
何故か隣の席の50代半ばくらいの夫婦と話し込むことになった。なんで岡谷に来たのかとか、興味しんしんである。地酒・神渡のお銚子を、注しつ注されつしつつの妙な2時間であった。

さらにもう一杯と、「エルザ」なんて店にフラリと入る。
スナックではあるが、とうの立った太いおねえさま方が居る訳ではなく、ママさんが1人でやっている。ここでも地元のおじさんと話し込む。この辺りは標高が1000m近くある高地なのに、住んでる人も気付いていないとかなんとか…。

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2005.11.07

8/18 高円寺「四文屋」&「BORN TO RUN」

カミさんと一緒に高円寺まで買い物。
と言っても、『スター・ウォーズ』のフィギュア等を専門に扱う個人向けショーケース貸し、「STAR CASE」を冷やかしに。
長年の『スター・ウォーズ』ファンではあるし、珍しい物もあるんだけれど、本当に『スター・ウォーズ』商品しかないからちょっと飽きる。「ああっ!こんな物があぁぁっ!」って驚きが、商品に関してしかないからね。例えば「ああっ!こんなところに『バッカルー・バンザイ』グッズがあるぅぅっ!」みたいな驚きもちょっと欲しい。

で、帰りがけに一杯。

まずはモツ焼屋「四文屋」
これ以上ないってくらい、“ガード下のモツ焼屋”のイメージの店である。店内は8人分くらいのテーブル席で、道にはみ出してさらに8人分くらいが座れる。中央線沿線は、こーゆー店があるからイイ。
モツはどれも美味で、値段もとっても安い。焼酎に謎の梅エキス(?)を入れてくれる。

2軒目はガードそばのBAR「BORN TO RUN」
古そうな店だが、バーテンダーは若い。きっと何代目かなんだろう。
バックバーを見回していると不思議なラベルのウイスキーが置いてある。そのラベルには「川崎」と書かれている。サントリーの「山崎」にそっくりの筆文字である。
「あのボトルは何ですか?」と聞くと、バーテンダーはニヤリと笑って、「お飲みになりますか?」と聞く。話のタネにと思って一杯もらうと、実にピーティでスモーキー。「これで、ジャパニーズなんてことありませんよね?」と聞くと、実は某有名シングルモルトのボトラーズを、とある酒屋さんでラベル貼り替えした冗談商品らしい。限定本数は60数本。裏のラベルには「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」と書かれている。
こんなお酒が置いてあるのはちょっと面白い。

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2005.11.05

9/11 京都旅行3日目(サントリー山崎蒸留所)

京都旅行も今日で最終日。

実はオレ、今年は本厄である。普通は年明け早々に厄除けをするんだろうけれど、昨年は夏になって前厄であることに気付き、慌てて厄除けに行った経緯がある。そーゆーもんぢゃあねぇのかもしれないが、厄除けの効力は1年くらいは有効だろうと勝手に解釈して、1年振りに本厄の厄除けをしようと考えた。で、折角だから今年も自分としても楽しめる厄除けにしたい!とか思っちゃうところがバカっつーか、いかにも俺っつーか。昨年は関東の雷電様の総本山、上州板倉「雷電神社」まで遠征した訳だが、今年は京都で厄除けしてもらうことにした。

一条戻り橋「晴明神社」
言わずと知れた最強の陰陽師・安部晴明を奉った神社である。
昨年の雷電神社の時には、季節外れだったこともあって、俺らのほかには誰も居ない中でのご祈祷だった。だが陰陽師ブームがあったからか、晴明神社は季節外れでもパラパラと観光客が居る。賽銭がチャリンチャリン、鈴がガランガラン…。そんな音を背に受けながら、その前でご祈祷を受けるのはなんともこそばゆい感じである。
仕事での色々、親の病気、トラブる人間関係、今後の俺の人生に掛かる雲、等々、きっと晴明様なら強烈に払ってくれるだろう。

そして午後はメイン・イベント、サントリー山崎蒸留所での「ウイスキーマスターズ~ベーシック編・山崎キーモルト」である。
あまり余裕のない時間に到着したので、展示物の見学は殆ど出来ないまま、講習に突入。まずは見学コース。普通よりも長め、ジックリめに案内してくれるのだが、あいにくとポットスチルの入れ替え中(?)だそうで、今はウイスキーを作っていない。残念。それでも生大麦をちょこっと食べさせてくれたり、興味深い見学である。
講義は、今回は山崎キーモルト編ってことで、山崎12年、モルト原酒・山崎シェリー樽、モルト原酒・山崎ミズナラ樽のテイスティングである。ミズナラ樽は、世界でもここくらいでしか使ってないもので、山崎の独自色が強い。
でもさ、ミズナラ・モルトが呑めたのは良いんだが、“キーモルト編”っつー割には、テイスティング出来る種類が少なくないかい?4種類くらいは飲ませてもらえると思ったのになぁ。
テイスティング後は、「北杜」を使ったハーフロック。サントリーがしきりに普及させようとしている呑み方だ。最近は、すっかりストレート&チェイサーの人になってしまっているので、そのまんま飲ませてくれれば良いのに…と、心の中で呟く。この「北杜」を呑みながらの質疑応答タイムが実に面白い。
講師----と言っても、元々はサントリーのウイスキー製造技術者の方だ----が、本当にお酒が好きらしくって、テイスティングしながらも全部飲んでしまっている。そりゃあ、オレを含めて客は飲み干すけどさ、講師の人も美味そうに呑むんだわ。だもんで、結構色んなぶっちゃけトークが炸裂。「へぇぇ」、「アハハ」と楽しく時間が過ぎて行く。ああ、来て良かった。

山崎蒸留所見学が終了してから大阪市内に行き、お好み焼きを喰う。やっぱり関西に来たら“粉物”のひとつも喰わなくっちゃあね。あれ?一昨日も明石焼き喰ったっけか。

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9/10 京都旅行2日目(貴船・鞍馬山)

今日は貴船・鞍馬山へ観光----と言うかハイキング。

単線の叡山鉄道に揺られて昼ごろに貴船に到着すると、まずは川に沿って上がって行く。初めての川床料理を食おうってのが目的だ。だが川床料理ってぇヤツぁ滅法高い。昼飯だってのに、\9000~\20000も取られる。そりゃかなわん!なので、「ひろ文」で流しそうめんを頂く。これなら\1200とリーズナブルだし、なによりも流しそうめんってのを初めて食ってみたかったんだわ。
これまで、川下になってしまった人はどうするんだろうと思ってたら、グループ数分だけ樋があるんだね。バラエティ番組みたいに奪い合いはしないで済むね。
そうめんは美味しく、ツルツルっと腹に入って行くんだが、わんこそば同様の微妙な緊張感が強いられるので、なんだか食った気がしない。まぁ、話のタネとしてはアリだよな。

そうめんを食い終わって貴船神社を参拝。
ここは水神を奉る神社である。水に浮かべると文字が出る----サンスター・スパイメモみたいなおみくじを引くと、中吉と出た。これくらいが程良いんじゃあなかろうか。

さて、鞍馬山に入山である。
鞍馬天狗、牛若丸等で有名な霊峰で、登山道の途中にも御堂などの名所が随所にあり、頂上(?)には鞍馬寺がある。入山料\200を支払い、5分も歩いたところで後悔。鈍り切った身体には、予想以上に堪える山道である。滝のようにではなく、滝そのもののように汗が流れ落ち、あっという間に全身ビシャビシャ、息はゼェゼェ…。西原りえぞお先生の山登りマンガを思い出す。そんな俺を見て、カミさんが戻ろうかと言い出すが、何をおっしゃいますのやら。ここで引き返す訳にはイキマセン!キグチコヘイは死んでもラッパを離さなかったんだぞ!まるで脈絡のないことを心で呟きながら、山登り続行。

帰りの叡山鉄道に乗っている間に、とてつもない土砂降りの夕立がやって来る。こりゃアカンと四条で傘を買い、茶店「」へ入る。町屋を改造したモダンな店舗で、雨に濡れる中庭を眺めながら、お抹茶と栗大福みたいな和菓子を頂く。お抹茶の適度な苦味が美味しい。

先斗町のお晩菜屋さん(名前忘れた)でハモを頂き、ウォッカ専門の珍しいバー「ナカニシ」でウォッカを頂き、バー「コルドン・ノワール」では壮観な眺めのバックバーを見ながら女性バーテンダーにサイドカーとジンフィズを作って頂く。
このあたりのお店って、なんかいいね

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9/9 京都旅行1日目(江井ヶ島酒造)

羽田空港の中を歩いていて驚ぇた。新宿の洋食屋、あのロールキャベツシチューでお馴染みのアカシアがある!こんなところに支店を出すようなお店になったんだね。

閑話休題。

さて、10:00着のANAに乗って伊丹空港へ。
いきなりタイトルに偽りアリだが、そのまんま明石まで直行する。

明石駅近くの魚の棚商店街(うぉんたなと読むんだそうだ)をブラブラとしていると、鮮魚店や乾物屋が軒を並べている。ウネウネと動く活蛸と平たくビロ~ンと伸ばされた干蛸。うごめく渡り蟹に泳ぐ車子。ピカピカ輝く太刀魚に甘い香りで誘う穴子蒲焼き…。か~っ!美味そうぢゃあねぇかい。
そんな中、鮨屋「尺八」のメニューが目に入る。
“明石にぎり”。
蛸と鯛と穴子の握りが二貫ずつに、蛸の卵の吸い物付きで1550円。こりゃあ良さそうだと思って昼飯にしたのだが……失敗。地物なんだろうからネタは悪くないんだと思う。だけどシャリがベチャベチャに柔らかいのだ。鮨なのに、ヒョイッパクッ!と食うんぢゃなくて、なんだかモッサリ、ニッチャリした感じなのだ。おまけに期待していた蛸は生ぢゃあなくって、茹で蛸に甘いツメが塗られている。折角こんなに新鮮な食材が手に入る場所なのにぃ…。

とりあえず腹もくちくなったところで、明石から山陽電車に乗り、“西灘”とも呼ばれる西江井ヶ島へ。
今回の旅行の1つ目の目的地、江井ヶ島酒造である。
江井ヶ島酒造は、大分工場では麦焼酎「大和魂」、山梨工場では「シャルマン・ワイン」と「シャルマン・ブランデー」、そしてここ本社では、有名な清酒「神鷹」や「日本魂」、そして地ウイスキー「ホワイト・オーク」を作っているのだ。ここは、清酒では知られたメーカーではあるが、ウイスキーはあまり知られていない。そのウイスキー蒸留所を見せてもおらうってぇのが主旨だ。
「見学は10名以上から」とHPに書いてあったのに、無理言ってカミさんと2人で見せて欲しいと“駄々メール”を出したところ、快諾して頂けたのだな。
いざ工場に着いてみると、その蔵の巨大さ、敷地の広さに驚かされる。古めかしく威厳と迫力のある蔵が全部で7つ。そこに混じって、洋風の建物が1つこれが本社である。事前予約した者である旨を伝えると、メールのやり取りをしたK井さんがにこやかに現れた。夏休みも終り、今日の見学客は多分俺らだけなのに、ホント申し訳ありません。
まず最初に大会議室で、江井ヶ島酒造の歴史と沿革の16mm映画(!)を見せて頂く。今時はビデオ撮影でプロジェクターってのが普通だろうが、なんと16mmですよ。スゴイ!感動!いよっ!老舗だねっ!実際、老舗・名門ならではの凝った映画で、空撮ショットあり、レールを使ったトラック・ショットありの本格派。蔵の窓から見える瀬戸内海を逆光で捉えた風景カットが素晴らしい。80年代に製作されたものとのことだが、その企業映画らしからぬ風格に圧倒される。ネガが取ってあるのかどうかは知らないけれど、このプリントは大事に取っておいて、テレシネしてビデオ・プロジェクター上映にすれば良いのに…と、余計な心配をしてしまった。
映画が終って、日本酒の製造工程を見せて頂く。立派な酒蔵はガランとして活気がない。そう、悔しいことに今は作っていない時期なのだ。ああ、杜氏さんが来て、ガンガン酒を作ってるところが見たかったなぁ。ちなみにここには丹波杜氏が来ているんだそうだ。ただ、どこの酒造メーカーも同じで、杜氏さんの高齢化が問題で、現在若手がその後を継ぐべく修行中とのこと。ガンバレ!
さて、ウイスキーの方も日本酒同様、現在はシーズンオフ。5~7月頃が酒作りの季節だそうだ。
大麦麦芽は英国から輸入し、こぶりなマッシュタンで醗酵され、ストレートヘッド型の初留用と再留用の2つのポットスチルで蒸留される。グレーンには自家蒸留のグレーン・アルコールを使っているそうである。樽はもちろんホワイトオーク。最近はウイスキーの売れ行きが悪く、生産量も抑えているそうで、空いてしまった樽にはとりあえず大分工場の焼酎をいれているそうな。するってぇと、数年後にはウイスキー樽で熟成された焼酎が出来るってこと?
老舗の酒蔵としては、あくまで日本酒が主力だってことは分かるけれど、これほどの設備と規模の酒蔵なら、ウイスキーを売るためにもっといろんな事が出来る可能性があるんじゃないだろうか?自家蒸留のシングルモルトやシングルカスク、さらにはシェリー樽・バーボン樽ならぬ、麦焼酎樽熟成モルト(美味しいのかな?)だって作れる。山梨工場のシャルマンワインやシャルマンブランデーと連動させて、もっと野心的な商品だって作れそうである。
元々江井ヶ島酒造は、日本で初めて一升瓶に酒を詰めて売った酒蔵だそうだし、壽屋ことサントリーの“赤玉”の向うを張って、“白玉ポートワイン”や“白玉ウイスキー”を作った会社だ。「神鷹」の伝統を守ることも大切だけど、もっと欲を出せば良いのに。もったいねぇ…。
試飲コーナーで、「大吟醸 神鷹」、「大和魂 三年熟成」、「ホワイトオーク・クラウン」、「レッド」、「シャルマンブランデーXO」を頂きながら、そんな素人のザレ言もK井さんはニッコリ笑って聞いていてくれた。スイマセン、ありがとうございました。

玉子焼----明石焼を食べに、明石に戻る。明石まで来て、コレを食わずにゃあ帰れねえ。
街でもらった「明石玉子焼マップ」を見て、なんとなく惹かれた「お好み焼き道場」へ入る。一人前550円の玉子焼は、東京の物よりもでっかくて、中はフワフワ。そして出汁にもシッカリと味が付いている。ウマイ!
別な店でもう一人前食おうかとも思ったけれど、どう考えても食い過ぎなので諦めた。

京都のホテルで一休みした後、予約を入れた木屋町の豆腐料理「豆水楼」へ。今回で4度目になるけれど、オレはこの店の豆腐が好きだ。本当は川床で食べたかったんだけど満員とのこと。でも、俺らがメシ食ってる最中に猛烈に雨が降り、川床の客が一斉に店内に非難してきた。川床が一杯でラッキーだったってぇことかな。
夏場なので豆腐はおぼろ豆腐の冷奴。相変わらずふんわりと美味でおますなぁ。

ホテルに戻る前にバーでも覗いていこうと、木屋町の外れにある「K6」へ。
広くゆったりとした作りの店で、コーナーカウンターに案内される。バーテンダー前のカウンターが良かったんだが、生憎と一杯のようだ。
モルトが揃っている店と聞いて来たのだが、東京のモルトバーの異常な品揃えを知っているので、驚くほどではない(どこかに隠してあるのかもしれないが)。それよりも、肴の方が驚きだ。自家製燻製、揚げたてポテトチップス、ハギスにビフカツと実にバラエティに富んでるじゃあないの。「豆水楼」でたらふく豆腐を食っちまってるので、種類を食えないのが口惜しい。
時間が経つほどにどんどんお客さんが増えていくので、この辺りでは有名なお店なのだろう。

先斗町の「Saint James Club 本店」へとハシゴ。
京町屋を改造した流行の和風デザインのお店で、カウンター8席、テーブル8席くらいのこじんまりと落ちつく店である。面白いのは出窓を利用したバックバーで、その前に障子がはまっている。照明が入っているので酒瓶のシルエットは障子に映るのだけれども、実際の酒瓶自体は注文をするまで見えないのだ。酒瓶が見えないのは良し悪しだが、この店では雰囲気に合ってお洒落な空間になっている。
サイドカーは悪くなかったけど、ジンフィズはシェイクせずステアだけで今ひとつ。
後ろのテーブル席の男性客が連れの女性客に大声でヲタ・トークを展開。それなりには詳しいのに、微妙に間違いが多くてちょっとイライラ。『スペクトルマン』は最初は『宇宙猿人ゴリ』で途中で番組名が変わった、とか、『ウルトラQ』で狂人を題材にして放送禁止のエピソードがある、とか…。ま、これは店のせいではないけどもね。

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2005.07.17

7/14-7/16 「Comic-Con International 2005」

さて、今回サンディエゴに来ているのは「Comic-Con International 2005」をやっているからだ。もちろん仕事で来てるんだが、いわゆる仕事部分の割合が多くないので、半分は視察である。一度は来てみたかったイベントなので、ちょっと嬉しい。

初日の朝10:00の開場時間にコンベンション・センターに到着すると、そこは人人人、デブデブデブ、タクタクタク…と猛烈に濃ゆい異空間が出来上がっている。流石は全米最大のヲタク・イベント。俺らは一般入場の4日間パスを持っているだけなので、列の長さにグッタリゲンナリしていると、要領よく某フィギュアメーカーから出展社パスをゲットしてくるM尾さん。素晴らしい!
さて、仕事があったり色々しつつのコミコンだったけれど、とりあえず仕事以外の備忘禄&感想。

●コミコンってのは、SF大会とコミケとワンフェスを足したようなイベントだな。でも“Con”って付いてるだけあって、やっぱり元々はファンのお祭り的な色合いが最も強い。それはここ数年の傾向として、エンターテインメント系の企業がドンドン流入してきて、今のカオスが出来あがったんだろう。
●日本でコスプレするのは、ある程度以下の年齢のオタクが殆どだが、アメリカ人のコスプレイヤーには、年齢も体型も関係ない。禁欲も摂生にも全く無縁な巨漢のジェダイがゾロゾロいる。
●ルーカスのブース展開の巧さに驚く。自社ブース自体はさして大きくもないのに、周りに『スター・ウォーズ』関連商品を出しているメーカーのブースをキッチリ並べることで、一大SWゾーンが出来上がっている。流石はあきんど。
●仕事の付きあいのあるM野さんの配慮で、スタン・リーの新会社POW! Entertainmentのカクテル・パーティに入れてもらう。ワオ!生スタンだぁっ!80過ぎなのに、ムチャクチャしゃっきりしてるスタンが目の前に居る。信じられん!握手してサインをしてもらうオレはすっかりただのミーハー。スタンはペンを異様なまでに斜めに傾けて使う人で、オレの渡したペンが書けないと文句を言われる。いやあ、そんなに斜めにしたら、ボールペンは書けないですよ…などと言える訳もない。
●同じM野さんにサイモン・ビズレイを紹介してもらう。と言っても、バーのカウンターですっかり出来あがって上機嫌のサイモンは、その巨体を揺らしながらグワッハッハッ!と笑ってオレのアタマをグチャグチャに撫でまわしただけだが(苦笑)。
●ピージャク版『キングコング』とタイアップの「コング本」のプロモーションでハリーハウゼンが出席したトークショーを見る。
質疑応答で、「CGが全盛の中で、アードマンやティム・バートンがストップモーションをやっている。これについて何か思うところはあるか?」との質問に対する返答の最後に「Stop motion is forever!」と応えて拍手喝采。
●その後、ダークホースのブースでハリーハウゼンのサインをもらう。至福。
●ホールを歩いていたら、ニール・アダムズ・ドットコムのブースがある。よく見たらなんと本人が!すぐさま「SAVAGE Sketch Book」を購入してサインしてもらう。ああニール、なんで貴方ほどの人のブースがガラ空きなの?!
●ニール・アダムズと違って、えらく人だかりしているブースがある。覗いてみると、マイク・ミニョーラが!時代は移り変わっているんだねぇ。
●ブライアン・フロウドとティム・バートンの中間点みたいな作風が割と好きなグリス・グリムリーのブースで限定150部の「JORDAN RAY'S MUDDY SPUD SKETCH BOOK」を購入。本人が居て、画付きのサインをしてくれる。え?こんな人なの?!
●そのブライアン・フロウドの「Goblins!: A Survival Guide and Fiasco in Four Parts」を購入。こんな本出てたんだ。知らなかった。
●額装されたアレックス・ロスのリトグラフに惹かれる。ああ、欲しい…だけど高い…から諦める。
●コミコン名物の“セレブ・サイン会コーナー”。皆、1人$20でサインを書いてくれる。もう終っちゃった有名人ばっかりなんで、高いんだか安いんだかビミョ~だが、琴線に触れる人ばっかり(笑)。
思わずサインしてもらっちゃったのは…
・マイケル・ベック&デボラ・ファン・フォルケンバーグの『ウォリアーズ』コンビ。
・『ゾンビ』のSWAT隊員ケン・フォリー。
結局サインもらわずにウロウロと前を行ったり来たりしてしまったのは…
・『マッド・マックス2』の女戦士ことヴァージニア・ヘイ。
・「ゴー!フラッシュ!ゴー!!」のサム・ジョーンズ
・唯一無二のレジー役者、『ファンタズム』のレジー・バニスター
・みんなお馴染みエルヴァイラ(でも2代目の方)。
・『ギャラクチカ』からアポロ(リチャード・ハッチ)とブーマー(ハーブ・ジェファーソンJr.)。
・『バック・ロジャース』のウィルマ中尉(中尉だっったっけ?)ことエリン・グレイ
・マーゴット・キダー、サラ・ダグラス、ジャック・オハローランの『スーパーマンII』3人組み(ロイスよりもゾッド将軍が居るべきな組合せだよな)。
・世界のSFジイサン、フォリー・アッカーマン。
・コミコンには欠かせないケヴィン・スミス。
・$20じゃなくて、本を買ったらサインするブルース・キャンベル。
サイン会をやってるのを気付かなくて、シマッタ!と悔やんだ人たち
・デヴィッド・クローネンバーグ
・『エンダーのゲーム』でお馴染みのオースン・スコット・カード
・そしてなんと!御大レイ・ブラッドベリ!

…とまぁ、仕事じゃない話を書いてたら、なんかすげぇミーハー。まぁしょうがないや。ヲタクだもん(苦笑)。
またいつか、このイベントには参加したいね。今度は完全にプライベートで。

※コミコン関係の写真を一部アップしてみた。

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2005.06.04

6/4 大人の遠足・社会科見学

金ちゃん、ナノ座長と一緒に、今日は遠足(笑)。先日の秩父酒蔵巡りの話をしたら、是非一緒に行こうって話になったのだ。
池袋駅で10:30に待ち合わせて東武東上線で約90分、埼玉は小川町まで遠征してきたのだ。曇り空だってのに、40オヤヂ3人がデイパック背負って、なんとなくウキウキ。

松岡醸造
嘉永4年(1851年)創業の清酒「帝松」を作っている酒蔵。今日は休業日だってのに、社長の松岡良治さん自ら丁寧に酒蔵内を案内してくれる。シーズンオフとは言えほとんど全部----もろみ室まで見せてくれた。ああ、すいません。昔は税務署の担当者の詰め所だったと言う部屋が、大正時代の趣きを残すなんともいい雰囲気の部屋だったのが印象的。お役所ってのはいつの時代も横柄なもんだ。
最後に仕込み水になっている井戸水を飲ませてもらってから、お楽しみの試飲へ。6種類のお酒を頂いて、その中でも特に気に入ったのはやっぱり大吟醸。ウマイよね。
「ぴっかり酎」なるリキュールも並んでいたので聞いてみると、最近の焼酎ブームに日本酒が押されているから仕方なく作ったとのこと。「でもホントは日本酒だけやってたいんだけどね」と社長さん。焼酎も美味いけど、オレは日本酒の方がいいなぁ。
「帝松 純米大吟醸」と「樽だし生原酒」を購入。
最後にはなんと社長さんがクルマで駅まで送ってくれてしまった。何から何まで申し訳ないです。

晴雲酒造
明治35年(1902年)創業の比較的新しい酒蔵。
事前連絡した段階で、「10人以上じゃないと案内付き見学は出来ない」と聞いてはいたけれど、ホントに何も案内されないし、勝手に資料部屋を見るだけ。試飲も若い男の子が面倒くさそうかつぶっきらぼうに酒をちょびっと注いでくれるだけ。直前に行った松岡醸造が実に丁寧だっただけに、余計に好対照だ。
「純米吟醸 おがわの自然酒」を購入。

武蔵鶴酒造
最後は今日見学させてもらった中では一番小さな酒蔵で、文政2年(1819年)創業なんだそうだ。その名の通り武蔵鶴ってお酒を造っている。
人の良さそうなオヤジさん(社長?)が親切丁寧に中を案内してくれた。古い蔵の中はヒンヤリとして、プゥンと酒の香りが漂っている。いいなぁ、こーゆー雰囲気。非常に古そうな四角柱の煙突も趣き深い。中を見て回っていると、急角度な階段を上がって蔵の2階まで連れて行ってくれる。こんなところに上げてもらったのは初めてなので、なんだか嬉しい。
ここでは奈良漬も作っているそうで、そのために他の酒蔵よりも、酒の絞り方が弱い----酒粕にアルコール分を多く残すようにしているんだそうだ。なるほどねぇ。だからここの酒粕で甘酒を作る時には、普通よりもアルコール度数が高くなるので気をつけなきゃいけないらしい。
試飲ではお祖母ちゃんらしき人から、「さけ武蔵」、「和紙の詩」、「酒蔵物語」など5種類ほどを飲ませて頂く。ついでに奈良漬まで出してくれた。ありがとう、ばあちゃん。
「大吟醸 酒蔵の宴」と生姜と青梅の奈良漬を購入。

女郎うなぎ 福助
武蔵鶴のオヤジさんに聞いたら別に名物って訳でもないらしいが、この町にはやたらと鰻屋の看板がある。最近うな重がマイブームだと言うナノ座長の希望もあって、どこかで鰻を食おうじゃないかと店を選ぶ。皆、一番インパクトのある看板の“女郎うなぎ”に目を付けていたら、武蔵鶴のオヤジさんもそこがオススメだと言う。
案内されたのは2階の客室。ここは実は割烹旅館で、食事も旅館の客室で取るようになっているのだ。降り出した雨に濡れる小庭を見ながら、卓袱台を前にダラダラと酒を呑み、キモ焼き、ホネ焼きをつつくオヤヂ3人。最近珍しいほどノンビリとした空気である。
酒をチビリと呑んじゃあ、「いやぁ、今日は楽しかったなぁ」、「オレらもこんなのが楽しい年頃になったのね」などと、爺臭くも幸せなユルユル時間を過ごす。女は居ないが『居残り佐平次』気分満喫だ(笑)。最後にうな重で〆て、何故か記念品のタオルまで貰う。

ここんところ幾つかの酒蔵を見に行っているから、日本酒造りの基本的な工程は分かっている。だけど、その酒蔵ごとにこだわり方が違うのが面白い。こりゃ当分止められないな。次はマルスウイスキーか、ニッカ宮城峡か、ともかくウイスキーのところに行って、寒い時期になったらまた日本酒酒蔵に行こうと約束して、今日の大人の遠足は終了。

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2005.03.21

3/21 秩父の酒蔵

数日前にふと思い立ち、埼玉は秩父の酒蔵=醸造所巡りをすることにする。
先日の小樽&余市訪問が、思いのほか面白くて旨かったことに端を発する観光だが、“巡り”と言っても電車・日帰りでは限度がある。
今回は2ヶ所に行ってみた。

武甲酒造
秩父鉄道の秩父駅から徒歩5分ほどのところにある「武甲正宗」の酒蔵。
見学は予約制で10名以上からなので、オレらは他の団体さんに混ぜてもらうことで見学させてもらえた。
蔵に入るとヒンヤリと涼しい。非常に古くて趣きのあるこの建物は築190年だそうで、文化庁の有形文化財にも指定されているんだそうだ。
地下水を汲み上げている井戸から始まり、精米、もろみ、醗酵と工程を見せて頂く。ガイドをしてくれる若旦那(?)の説明が、非常に丁寧で分かりやすく好感度大。小さな酒蔵なので、「武甲正宗」はほとんど秩父だけで消費され、それ以外には殆ど出荷されないんだそうだ。
酒の製造工程以外で面白かったのは、精米をした際の糠のより芯に近い部分は、打ち上げ花火に和紙を貼るための糊として使われるって話。へぇぇ、そうなんだ。
お楽しみの試飲の後は、「純米原酒生一本」、「ゆず酒」、季節限定の「しぼりたて本醸造生原酒」と「大吟醸生酒」を購入。

和久井酒造
秩父鉄道の皆野からバス、タクシーを乗り継いで、かなり山っぽい辺りにある上吉田の和久井酒造へ。
ここは「慶長」を作っている酒蔵なのだが、本当に小さい。武甲酒造が自分のところを小さいと言っていたが、ここにあるあるタンクは武甲酒造の半分くらいのサイズで、おまけに数も半分以下。吟醸酒と大吟醸酒の生産量は、年間なんと一升瓶800本にしかならないそうだ。他所から杜氏を呼んだりもせず、自分のところだけで作る「身の丈にあった酒造り」を身上とした、こじんまりとした酒造メーカーなのだ。話を聞いていると、自分たちらしいお酒を生真面目に作ろうとする気持ちが伝わってくる。
ここの酒は、まろやかで呑みやすいと言ったタイプではないが、これの荒々しい風合は個性的だ。ファンが多いのも頷ける。
大吟醸「匠-たくみ-」と本醸造「秩父自慢」を購入。


さて、今回はお供にHOLGAを持って行ったので、久し振りに7点ほどマイフォトに追加した。

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2005.03.05

3/5 北海道旅行 3日目

北海道旅行最終日。
今日は札幌近辺で観光。

スノーモービルランドサッポロ
市営地下鉄の発寒南駅からバスで約30分、福井えん提で降りると「スノーモービルランド サッポロ」に到着。
スキーウェアを借りて、生まれて初めてのスノーモービルに挑戦。インストラクターの兄ちゃんの説明を5分くらい聞くと、早速後について走り出すことになる。これが思っていたよりもワイルドなコースで驚いた。最初は平坦な面でちょろっとだけ回って、それからすぐに山道へと入って行く。傾斜こそキツくはないが、初めてのオレには十分すぎるほどのドキドキコース。インストラクターのお兄ちゃんは思わぬスピード(実際は大したもんじゃないんだろうけれど、車高が低いので体感速度が速い)でブイブイ走って行くし、こっちは付いて行くのに必死。
おまけに、思った以上にハンドルが重い。バイクみたいに重心移動で曲がるのではなく、このハンドルで前輪にあたる部分がソリ(と言うかスキー?)をグイって曲げる。接地面積が広いので、抵抗が大きいから結構力が要る。山の上に着く頃には、ヘルメットの中は汗びっしょりで、アタマからは湯気が立ち上る。
山の上では60°くらいの傾斜のところ----と言っても長さはせいぜい4m程度なんだが----を直滑降することになり、思わず歯を食いしばってしまう。
山を下る道は、登りと違って割と広いところを走ったりもする。やっとちょこっと慣れて来たところだが、今度は前を行くインストラクターが登り以上にスピードを出す。最高で時速45kmくらい?もうビュンビュン走ってる感じである。
こうして1時間のコースが終了。
思った以上に面白かったけど、007みたいに軽やかに、かつ銃を撃ちながら乗るのは至難の業なんだってことを思いしらされた。

札幌「パリ16区」
中島公園そばのケーキ屋「パリ16区」で、カマンベールチーズケーキを食べる。
昨日の「Le Tao」のチーズケーキよりも、オレはチーズの風味が濃いコッチの方が美味しいと思うな。

●すすきの「成吉思汗だるま」
「札幌ジンギスカン倶楽部」ってHPで、高得点を獲得しているすすきのの「成吉思汗だるま」の支店の方に行く。
5:30開店だと思って5:40頃に行ったら、カウンターしかない店の中は、待っているお客さんの席も一杯で、さらに店の外まで4~5人溢れている。ジンギスカンって、これまでも何度かは食っているけど、ことさら美味いとも不味いとも思っていなかった。道産子のジンギスカン好きは知っていたけど、こんなに並ぶもんなの?
普通の焼肉屋との大きな違って回転が速く、ビッチリ埋まっている割には30分弱くらいで席に座ることが出来た。
メニューは1人前700円のジンギスカン以外は、キムチとチャンジャがあるだけの潔さだ。ぎゅう詰めに並んだ客は、目の前の山型鉄板で焼いた肉と野菜をパクパク喰って、「肉2枚追加ね!」などと言っている。オレも負けじと肉をパクつく。確かにこの店のジンギスカンは美味い。マトンの臭みも薄く、ひょいぱくひょいぱくと喰ってしまう。
驚いたのは、お客さんが「お茶頂戴!」と頼むこと。いや、お茶を頼んだ位じゃ驚きゃしないが、それが湯飲みに入れるんじゃないことに驚く。なんと、喰い終わったジンギスカンのタレの中に、熱いお茶を注いで薄め、それをゴクゴク飲むのだ。ええ~っ!?そんなことするの!
でも、郷に入れば郷に従えである。オレもお茶を入れてもらって飲んでみた。これは…まぁ蕎麦湯を入れて麺つゆを飲むようなものか?まぁ、これはこれでアリだとは思うけれど、ちょっとカルチャーショックだ。


いやぁ、喰った喰った。当初の目的通り“呑み倒れ、喰い倒れ”の旅は、美味いもんばっかりでこれにて終了。幸せだなぁ。
今度は北海道だけじゃなく、別な蒸留所、醸造所にも行って来よう、と固く決意をするのオレであった。

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2005.03.04

3/4 北海道旅行 2日目

北海道旅行2日目。
朝イチで荷物を小樽駅のロッカーに放り込み、1日小樽をブラブラ。

●三角市場
朝なのでやってる場所もないから、駅前の市場に入ってみる。
港町だけあって、魚介類の鮮度は良さそうだし安いと言えば安いんだが、思ったほどではない。ここで買って、えっちらおっちら持って帰るより、ネット通販で買える北海道のカニ屋の方が便利で良いのでは?とか思っちまうな。
売り子のおっちゃん、おばちゃんたちの勢いも、思わず買うのを尻込みさせる。もうちびっとゆっくり見させてくれんかね?

●堺町通り
ガラス細工屋、民芸品屋、寿司屋、お菓子屋などが軒を並べる、小樽一番の観光ストリート。古い建物を改装した店が多く、風情があっていいのだが、売っているものはどれもイマイチ。なんかいかにも観光観光してんだよな。修学旅行客が心ときめかせる感じだが、40オヤヂは街並み以外にはあまりときめかない。
有名な「北一硝子」の商品って、“工業製品”然としててスッゲーつまんないよな。

●小樽「Le Tao」
カミさんが行きたい行きたいと言っていた洋菓子屋。
TV『松本紳介』で絶賛されたと言う「ドゥーブル フロマージュ」ってチーズケーキを喰ってみる。フンワリ軽い食感で美味。でも、ちょっと甘いし、チーズの風味が薄いのが残念。

●田中酒造 亀甲蔵
雪の中、メルヘン交差点から海沿いの国道をトボトボと15分ほど歩くと、清酒・宝川を作っている「田中酒造 亀甲蔵」に到着。
とりあえず、古い石倉の中にある醸造所を見学(他には誰も見学者なし…)して、今日は日本酒のお勉強。壁に貼られた「日本酒○×クイズ」に答えてはみたものの、次々と不正解ばかり。ダメダメじゃん、オレ。
その後、キリリと美味い辛口の「特別大吟醸原酒ふなくち」とか、「しぼりたて生原酒」、「鬼ころし」などを次々と試飲(またかい!)。ふなくち酒のスッキリ感がいいね。

●北の誉酒造 酒泉館
また雪の中をトボトボ歩き、今度はその名の通り清酒・北の誉を作っている「北の誉酒造 酒泉館」へ。
こっちは実際の醸造所を見学するのではなく、昔の道具や、ジオラマで再現された昔の酒造り風景などを見る、ミニ博物館みたいな展示になっている。
さて、またまた試飲。
「純米大吟醸 鰊御殿」、「純米原酒 あらばしり〈かく〉」、「純米吟醸原酒 あらばしり〈まつる〉」、「大吟醸酒 雪のともし燈」、「しぼりたて」、「にごり酒 親玉」と次々に飲む。田中酒造よりも大きい会社のせいだろうか。どれも少し洗練された印象のお酒が多い。気に入った「あらばしり〈まつる〉」と「雪のともし燈」の2本を購入。どちらも辛口だが、〈まつる〉は原酒なこともあって特に香りがいい。ついでに、試飲はできない「けさの槽口」も購入。こちらはなんと賞味期限5日だけのとびっきりのイキの良さだ。

●小樽「若鶏時代なると」
これまた地元の人たちの間では有名な居酒屋さん「若鶏時代なると 本店」へ行ってみる。
塩で味付けして素揚げしただけのような若鶏の半身が、外はパリパリ、中はジューシーで美味。この素朴な感じがあなんともいい。三度のメシより…じゃなくって、三度のメシ全部が唐揚でもOKな唐揚マニアのクールさんには、是非一度行って頂きたい(笑)。

●すすきの「すし屋のやまだ」
夕方になってから札幌へ移動。今日の宿泊は札幌なのだ。
新鮮でブリブリな寿司も喰いてぇなぁ、ってことで、すすきのの「すし屋のやまだ」へ。
昨日の「清寿司」の“蝦夷前寿司”も美味かったけれど、こっちはこっちでほっぺた落ちますな。肴にもらったマダラの白子の炙りに始まり、ぼたん海老の刺身(焼いてくれたアタマがまた絶品)、もちろん握りも、どれもこれも新鮮この上ない。いやもう、美味いですよ。まいるね。

●すすきの「BAR RBS.」
寿司喰っていい心持になったところで、ちょいとライブハウスでも行ってみようかい、と、すすきののはずれの方にある「BAR RBS.」へ。60~70'sのSOULとR&Bの店なんだそうな。こじんまりとして常連さんばっかりだが、きっと何度か来ると馴染んで落ち着けるお店なんだろうな。なんかお客さんの年齢層が高いぞ。
店の雰囲気も悪くはないんだが、チャージ2500円はちと高くないかい?

●すすきの「290BAR GET'S CLUB」
本日の〆は驚愕の激安BAR「Get's Club」。
テーブルチャージもTAXもなしで、ビールだろうがカクテルだろうが、なんでも30分290円で飲み放題!瓶と中身が同じ物なのかどうかの確信は持てないが、この値段で文句を言ってもしょうがない。オレらがカウンターで飲んでいる後では、ちょっとタクっぽい青年たちがカラオケを楽しそうに唄っている。
軽くて明るい店員のお兄ちゃんと、なんだかよく分からない話をしながら軽く飲んでいると、近所のホストさん風の兄ちゃんが、何故かお店にケーキを2個も差し入れに持ってきて、それをウチのカミさんがご相伴に与かったりもしてしまった。ちょっと面白いぞ、ココ。

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2005.03.03

3/3 北海道旅行 1日目

今日から2泊3日の北海道旅行。
今回の旅行のテーマは“呑みだおれ、喰いだおれ”(笑)。
朝7:00羽田発のバカっ早いJAL1003便で、一路新千歳空港へ。
そこからさらに、一気に札幌も小樽も素通りして第1の目的地に到着したのは、なんと11:00過ぎ。素晴らしい、なんて計画通り!
家を出て6時間弱で、もうそこは余市である。

●ニッカ・ウヰスキー 余市蒸留所
さて、なぜ余市なのかと言えば、そこにニッカ・ウヰスキー余市蒸留所があるから。
アイリッシュもスコッチモルトも美味いけど、ニッカの「余市」も美味いなぁと気付き、「シングルカスク余市10年」をネットで購入、さらに「10年浪漫倶楽部」も申し込んだ身としては、一度は行きたい余市蒸留所。この時期、蒸留所自体が操業していないのは残念だが、見学コースを回る分にはあまり問題はない。

とりあえず、おねぇさんの案内付きガイドツアーで所内を回り、ニッカの歴史、ウヰスキーの製造工程、創業者・竹鶴政孝とその奥さんリタの思い出などを見る。なかなか興味深いのだけれども、このガイドツアーがおっそろしくアッサリとしている。説明しながらぴゃーっと回るだけなので、じっくり観たいところは後になってから、もう一度自分で行ってみることにした。

さて、お楽しみはウヰスキー博物館の試飲コーナーである(笑)。
まず「シングルカスク余市10年」の無料試飲があり、それからは希望するお酒を格安で飲むことが出来る。年間1000本しか作られない、あの「竹鶴35年」がなんと1ショット1200円!700mlで50,000円もするのに!
そして、ここでしか飲めない20年物や25年物の原酒、12年ものの「Peaty&Salty」などをストレートで美味しく頂く。
いやぁ、素晴らしい!来た甲斐があったってもんだ。とりあえず、自分用のお土産に原酒20年と「Peaty&Salty」の250ml瓶を購入。
さらに売店に行くと、今度はこれまたここでしか買えないブレンド物「余市蒸留所」の試飲が待っている。これも美味いんだけど、その前に飲んじゃったヤツが美味過ぎで、いまひとつパッとしない。これって、コースの順番を変えた方がいいんじゃない?

スペース童夢~余市宇宙記念館~
上州雷電神社に厄除けに行った時には、「向井千秋記念子ども科学館」に行ったので、今回は余市出身の毛利衛宇宙飛行士の記念館に寄ろうと思ったのだが、ニッカでじっくりし過ぎたため閉館時間になってしまった。残念…。

●西川のぱんじゅう
さて、小樽に戻ってホテルにチェックインした後、街をぶらぶらとそぞろ歩く。小樽に来たのは今回で4回目くらいか?そしてこの街に来たら、もちろん「西川のぱんじゅう」である。
小樽に初めて来た15~6年前に偶然喰って以来、何故か来るたびに毎回喰っている。“ぱんじゅう”とは「パン」と「まんじゅう」の造語なんだろうけれど、実際のブツはパンというよりも、たこ焼き風の形状をした今川焼きといった趣き。ごく薄&パリパリの皮の中には餡子がミッチリで、焼き立てのアツアツが美味い(ちょっと甘過ぎる気もするが)。
ぱんじゅう屋のオッチャンも健在で、ニコニコ、ポソポソとヨタっぽい話をするところも変わらず。オッチャン、長生きしてくれよ。

●小樽「清寿司」
雑誌等には紹介されていないが、地元のネット掲示板で強力にお薦めされていた花園の「清寿司」を予約。気も調子もいいオッチャンが1人で切り盛りする、こじんまりとしたお寿司屋さんだ。
この店では普通に寿司を握るのではなく、炙って塩をしていたり、レモンをちょっと絞ってあったり、昆布締めしたあったり、ツメを塗ってたりと、全てオッチャンが一手間掛けており、醤油をつけずに喰うのである。どの寿司も絶品で、とても旨い。中でもツメの塗られたトロがサイコーに旨かった。
だけど、逆にイキの良さで勝負してる寿司も喰いたくなってしまった。先に普通の寿司屋に行ってから、この店に入れば、もっと素晴らしいと思ったのかもしれない。順番を間違った自分にちょっと後悔。

●小樽「小樽倉庫No.1」
ちょっと飲み足らなかったので、運河沿いのお店「小樽倉庫No.1」へ行ってみる。ここは地ビールの小樽ビールが経営する店なので、いかにも“ビアレストラン”なメニューである。昔はここでビールを醸造していたんだそうで、高い天井の店内にはビールのタンクが置かれていたりしていて、雰囲気は非常にいい。なんでも土日には幻想的なショーもやっているんだそうな。
ブラウン・ビールの「ドンケル」と、「ピルスナー」を一杯ずつ頂く。好みとしてはコクと苦味の深い「ドンケル」の方がいいな。
後になって知ったんだが、このお店の経営はあの「びっくりドンキー」と同じらしい。

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2004.08.13

8/13 群馬遠征

俺は今年40歳である。厄年なのをすっかり忘れきっていたのだが、今頃になって「厄除けしといた方がいいのか?」と思い始めた。ひとつ年上のハタ坊は、昨年からバキバキ骨を折ってるし、周囲に訊いたら、同い年の連中が意外と厄除けをしていることを知った。

同じ行くなら近所の神社よりも、ちょっとイベント性のあるところに行こうと思った結果、群馬県まで遠征してきた。
北千住から東武伊勢崎線~日光線に約70分乗って、板倉東洋大前って駅に着いた。駅を下りると、これがまた地平線まで見えるような広々とした土地が広がっている。駅前には大きめのスーパーが一軒と、モニュメントが立ってるだけ。う~む…凄いところに来てしまった。
この駅前からタクシーで10分ほど行ったところに、「雷電神社」と呼ばれる由緒正しい神社があるのだ。なんでも関東の雷電様の総本宮なんだそうで、火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)、大雷大神(おおいかづちのおおかみ)、別雷大神(わけいかづちのおおかみ)を奉っている。この雷電様ってのは、厄除け、方位除けや、家内安全などのほかに、雷よけ・電気安全・通信安全など、電気関係に強い神社なのだそうだ。“雷電”なんぞと名乗っている者にとって、これほど相応しい神社が他にあろうか?いやない!

と言うことで、ちょっと季節外れではあるが厄除けをして頂いた。これまでも、安全祈願、ヒット祈願、地鎮祭等でお祓いをしてもらったことがあるが、今日の厄除けは一味違った。宮司さんが太鼓をドンドコドンドコ叩いて始まる。その後は普通に進んでいたのだが、途中で普通のお祓い棒以外に、何やら金属製のお祓い棒風の物を振る。そして最後にまた太鼓で厄除けは終了した。この太鼓と金属製のお祓い棒は、どうやら雷鳴と雷光を表わしているようだ。さすがは雷電様。

また、この神社には「なまずさん」と呼ばれるナマズも祭られている(電気なまずか?)。こちらはなでると、地震を除けて自信が湧き出るんだそうだ。

神社の前には名物の「なまず料理」の店が数件ある。奉っているものを喰ってしまうあたりは、いかにも日本人らしい風習だ。厄除けが終わったところで、カミさんと一緒に、ここで「なまず定食(なまず天ぷら、小魚煮、ご飯、味噌汁、おしんこ)」と「たたきあげ(なまずのツミレ)」を食す。なまず天ぷらは、淡白なようでいて脂も乗っており、なかなかに美味であった。

さて、わざわざこんなに遠くまで来たのに、これだけで帰っては勿体無いってんで、帰りは「つつじが岡公園」経由で館林から帰ることにした。この公園、つつじの季節は大変な名所らしいんだが、この時期ハズレでは花も殆ど咲いていない…どころか、売店もボート乗り場も何にも開いてない。さらには便所にすら鍵が!(鍵のかかってない便所があって本当に良かった…)仕方なく、炎天下の無人公園をカミさんとトボトボ歩いていると、水産学習館と温室が営業中なのを発見。セットで400円の入場券を購入して、まずは水産学習館に入る。ああ、なんだかショボイ…。ナマズとかタナゴとかカメとかを見て、一番の呼び物なのか、1m近い巨大な淡水魚がユウラリと泳ぐ水槽を見物して終了。
次に温室へ。「この暑いのに温室かよっ!」とか言いながら中に入ってみると、空調で外より涼しい。持って行ったHOLGAでパチリパチリと写真を撮って、つつじが岡公園を後にする。

続いて館林への道すがら、「田山花袋の生家」とか、「向井千秋記念子ども科学館」なんてのを覗く。
「向井千秋記念子ども科学館」って聞いて、普通は何を想像するだろう?
子どもに宇宙を啓蒙するものだと思うよね。少なくともオレはそう思った。でもさ、ここってそーゆーのじゃないんだよ。「群馬の生き物」とか「科学の仕組み」とかを、子どもに教えるような施設だったんだ。仕方がないから、それはいいとしよう。
でもね、向井千秋関連の展示はあんまりにも頂けない。
写真展は向井千秋の生い立ち写真展で、「アーチェリーをする私」だの「スキーをする私」だの、“○○する私”って写真ばっか。写真以外の展示物も、宇宙飛行に関するものだったらいいけど、学生時代にスポーツで取ったトロフィーとか、学生時代に作った衝立だとか、およそ関係ないものが多過ぎだ。なかでも一番クラクラ来たのは、向井千秋の兄が作ったミニチュア・ランドセルにジョン・グレンがサインをしたもの。なんでお兄さんなの?そのお兄さんはカバン職人かなんかやってるの?なんでランドセルにジョン・グレンのサインをもらうの?そんでもって、なんでそれを展示してるの?
なんだか意図が全然わかりません…。

てなことで、楽しいんだかなんだかよく分からない群馬遠征も終了。ま、厄除けは良かったから、全て良しとしよう。

HOLGAで撮影したポラロイド分のみ、マイフォトにアップ。ブローニー撮影分は後日アップの予定。

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2004.03.08

3/8 ローカル・ミニコミ誌 

先日の沖縄旅行で買ったミニコミ誌、『Wander・Vol.35』ボーダーインク刊)を読んだ。

昔、学校を卒業して最初に就職したのは、TV番組の制作会社だった。
その頃担当していたのは、局内でスタッフが「振り向けばテレビ東京」と囁くほど、視聴率が取れなかった時代の日テレのバラエティ番組である。その番組もゴールデンとは思えないほどの低視聴率だった。
オレはその番組の担当コーナーの関係で、年がら年中地方出張に出ていた。例えば、朝イチで高知に行き技術スタッフと合流、夕方まで収録して、その日のうちに愛媛に移動して1泊、翌朝から収録して最終便で東京に帰ると言うような、1泊2日2県またがりのロケである。このシリーズで、日本中の8割方の県に一度は足を踏み入れている。だが、観光はもちろんのこと、名物を喰う時間もほとんどなかった(バラエティ番組のロケは、弁当かファミレスが多い。駐車場付きの店にしか入れないし、地方の技術クルーは地元の名産品なんて喰いたがらないからだ)ので、あんなに色んなところに行ったのに、各地の雰囲気も何も味わってなかったりする。
そんな時「折角来たんだから…」と、暇つぶしも兼ねて地方のミニコミ誌やタウン誌をよく買っていた。

今回の沖縄旅行は、プライベートなので時間もあったのだが、昔のクセでなんとなく沖縄ミニコミ誌『Wander』を買ってみた。
これはまた、なんとも地域色の強い雑誌である。地元では「ウチナーグチ」と言うらしい、沖縄言葉が随所に顔を出し、記事の内容も沖縄密着型である。CDのレビューは沖縄のミュージシャンのもので、インタビュー記事は大阪で働く沖縄人だし、特集は「なんじゃこりゃ沖縄/漫画の中の味わいのある沖縄」である。
ちなみにこの特集の内容は、『ゴルゴ13』『ドーベルマン刑事』(千葉真一&深作欣二監督の映画版も含む)、『アストロ球団』『YASHA』『BASARA』から、沖縄を舞台にしたエピソードを取り上げた記事である。言ってしまえば、『キル・ビル』『ラストサムライ』で描かれた日本描写を「なんじゃこりゃ?」と指摘するようなノリで、奇妙な沖縄描写を指摘しているものだ。

前述のように、オレはそれなりにタウン誌とかミニコミ誌を読んだことはあるけれど、ここまで地域愛の強いものは珍しいのではなかろうか。これは沖縄の歴史的な背景に、大きく由来しているんだろう。東京都下で生まれ育ったオレは、東京生まれの大多数の人々と同じように、生まれ育った場所に愛着はあれど、あまり故郷愛とか地域愛がない。正直なところ、『Wander』に書かれている記事の多くは、“うちなー”ではないオレには実感としてよく分からない。だが、ここまで熱烈に故郷を語れることは、本当に羨ましいことである。


オレの本棚には、当時買ったミニコミ誌が1冊だけ残っている。
1986年4月発行の『BANZAIマガジン・第3号』((有)ジャブ発行)である。買った時に読んで以来、開いたことはなかったのだが、懐かしくなって開いてみた。これは『Wander』とは正反対のミニコミ誌で、地域色が恐ろしく薄い雑誌である。じゃあ何の本なのかと言えば、札幌ローカル映画雑誌なのである。おすぎの「かあいそうなおちんちん」や手塚真の「ヴィジュアリストのための映画ガク」なんて連載もある。特集は「日本映画界をダメにするヤツらコイツら・モノ・規則 行くぞ待っとれ急所蹴り!」と来たもんだ。大手出版社には出来ないような、この威勢の良さがなかなか小気味良く、捨てられなかったのだな。
今、ネットで検索をしてみたら、『MAGAZINE REVIEW』ってところで引っかかった。そうか95年の新創刊号で終了してしまったのか…。この本の発行人だった黒田信一氏は、現在ビエンチャンでカフェを開こうと奮闘中らしい。

ミニコミ・コムを見ると、現在も各地でミニコミ誌やタウン誌は数多く出版されている。さっくり眺めてみたが、昔買ったことのある雑誌はあまり生き残っていないような気がする。もちろん、大阪の『L MAGAZINE』や札幌の『さっぽろタウン情報』のような、歴史の古いものもあるけれどし、読んだことのないものがほとんどだ。
この中に『BANZAIマガジン』みたいなのがあったら読みたいなぁと思うのだが、誰か教えてくれないだろうか?

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2004.02.28

2/28 「ホエール・ウォッチング」

沖縄旅行最終日は、昨日予約した「ホエール・ウォッチング・ツアー」に参加するため、朝の9:00に那覇新港へ。
9:30に出港し、ケラマ諸島の近くまで行って、約3時間で帰ってくるコース。穏やかだった昨日よりも、若干風があってイヤな予感…。

港には「県内最大級100名乗りクルーザー」と、広告で詠っていたほどの大きさには見えないクルーザーが泊まっている。参加者はオレたちを入れて30人くらい。船に乗り込むと、このクルーザーには席がない。
「航行中は危ないので、床に座っていて下さい。それから、気分が悪くなったら早めに言ってくださいネ!」
と、いかにも海で働いている感の強い、真っ黒に日焼けしたまっ茶な髪のおネェさんが言う。
…そーなのか。
そして、エンジンが掛かり、いざ出港!
揺れもあるが、それよりも床直座りのためにケツと背中に響くエンジンの振動で、ハクロウ病になりそうだ。でも、一昨日の海底鑑賞船の倍くらいのスピードで快調にカッ飛ばすクルーザーはなかなかに気持ちよい。
そうこうする内に、ケラマに行く途中の神山島(?)近辺でクジラ発見の無線が入り、まずはそちらに向かうことに。約30分弱で到着した神山島近海には、同じ目的の船がすでに5~6隻漂っている。オレらの乗った船もその中に加わりエンジンを停止。すると、航行中はそれほど気にならなかった“揺れ”が、モーレツに体感できるようになる。

「クジラは現在、左斜めの方角に居るようですが、現在は潜っています」
え、そうなの!ドコドコドコ?…と海を見回しているうちに……ぐえぇぇぇ…ぎぼぢわるいぃぃぃ~……
よく小説とかの嘔吐場面で“胃がでんぐり返る”って書いてあるが、アレの気持ちがよく分かった。子供の頃のクルマ酔いとか、大人になってからの飲み過ぎで気持ち悪いってのとは次元の違う気持ち悪さ。胸がムカツクんではなく、腹の中身がグリングリン回ってるような気持ちの悪さだ…。

そういえば、「気持ち悪くなったら早めに言ってください」とか言ってたなと思い出す。
「…ス、ズイマゼェン…ぎぼぢわるいんですけどぉ…」
「あ、それじゃあビニール袋渡しておきますね!」

…………それだけかいっ!


オレはなんか船酔いの特効薬だか、ラクになる民間療法だとか、なんか出てくるのかと思ったよ!
ビニール袋渡すだけで終わりなら、乗船時に配っとけっつーの!!
何も対処法がないと分かり、一気に込み上げてクル俺の魂…。
ぐぅぅええぇぇぇぇぇっっっ……っ!

「クジラが移動してるようなんで、こちらもちょっと移動します」
心の中で「…お願い……許して……クイント船長…」と、すっかりロイ・シャイダー気分でぐったりするオレ。
(後で知ったのだが、この時カミさんは、“サメを追いかけるクイント船長”気分だったらしい)

それから帰港まで続く拷問のような時間。
次々とビニール袋を口元にあてがう男たち。目を閉じ、死体のようにグンナリしている5人家族。時折上がるカエルを潰したような音。全然平気で、船を前後に行ったり来たりする女たち…。

約30分後、本当の目的のケラマに到着。
オレは一旦退いた吐き気と戦いつつ、またも海の上を探す。
「先ほどブロウ(潮吹き)が見えました。左前方を注意していてください」
「ぐわあぁぁいぃぃ…」と喜びなんだか吐きそうなんだか分からない音を出してうつむくオレ。
するとカミさんが脇で、「あぁっ!見えた!ねぇ見た?見た?今、背中が見えた!」
「…びで(見て)ない…」
こんなツライ思いをして来てるんだから、どうにかクジラを見たい!でも、しばらく海を見てると気持ち悪くなってうつむく…ってのを繰り返す、永遠とも思える30~40分。

無情とも、優しいとも取れるクイント船長の言葉が聞こえる。
「それではそろそろこの辺で帰ります!」
そして、さらに1時間近く船に乗って港へ戻る。途中、あと10分ほどで港に着くって頃になって、突然カミさんもダウン。なんか気が緩んだらしい……。

結局、オレにはクジラのクの字も見えず、カミさんは5秒間ほど背中を見ただけで終了。
チクショウ!昨年・一昨年のクジラ遭遇率90%とか、色々書いてあったのはなんだったのか?
(いや、まぁ、確かに遭遇はしたんだろうけれど…)
やっぱりクジラは喰うのが一番なのか!と思いつつ、もっと波のない日にいつか再チャレンジと思うオレだった。

その後、タクシーで那覇空港に向かい、無事(?)今回の沖縄旅行は終了した。

おしまい

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2004.02.27

2/27 玉泉洞&沖縄ワールド

沖縄3日目の今日も観光コースである。

●玉泉洞
東洋一(とパンフには書いてあるが、長さは日本2位なんだそうで、日本三大鍾乳洞には入っていない。それって東洋一?)の鍾乳洞とテーマパークがくっついた観光地。鍾乳洞は全長5kmのうちの1kmを公開してるんだそうな。
一昨年、高知の龍河洞(こっちは日本三大鍾乳洞のひとつ)にも行ったけれど、アレと比べるととても整備されていていかにも観光地。観光客が通り易いように、鍾乳石をガッツリ削ってたりして、ホントにコレでい~のんか?!

●沖縄ワールド
…で、玉泉洞から外に出ると、自動的に「沖縄ワールド」っつーテーマパークの中に居ることになっている。
ここはいわゆる遊園地ではない。トロピカルフルーツの果樹園、壷屋焼き、琉球ガラス、紅型、藍染、織物、和紙漉き、三線などの工房と、地ビール工場などが立ち並び、順路に沿って歩いていくうちに全てを見学しつつ、かつ自分でもやってみたければ、「体験コース」を別料金で受けられ、かついつの間にやらそれぞれのお土産物屋に流し込まれて行くと言う、非常に無理なくお客さんから“カッパぐ”仕組みになっている。
テーマパークってのは往々にして、順路通り見て回っても、見落とすところがあったり、全部見て回るためには行ったり来たりしなければならない場合が多い。もちろん、何にもお金を落とさない客も多いだろうけれど、一本道で全てを見ることが出来、かつ必ずお土産屋の中を通らせるこのマップを作ったヤツぁえらいね。

全部見て回ると、最後にレストランと広場に出る。ここでタコライスを喰って、かつ“エイサー(琉球舞踊)”を見学する。
最初、踊り手たちが出てきた時に、「伝統芸能なのに、随分若い兄ちゃん姉ちゃんばかりだな」と思ったのだが、エイサーは想像をはるかに超える運動量の多い舞踊だったのだ。太鼓を叩く基本は全てブン回しながらだし、大太鼓を持ったまま飛び跳ねながらの振り付けも多い。これじゃあジィサマには出来ない訳だ。

そして最後の最後に、待ち構えるのが「ハブ博物館」。
生きたハブやホルマリン漬け、骨格標本に、ハブに咬まれてグチャグチャになった被害者の写真まで揃えてある。もちろん、お約束通りの「ハブVSマングース」のショーまで。だが、動物愛護協会とかから横槍が入り、昔のような「ハブVSマングース」ショーは出来なくなったんだそうで、現在は水を入れたアクリルパイプの中に、ヨーイ・ドンでハブとマングースを入れ、どっちが咲きにゴールするかを競うショーになっている。マングースがハブを噛み千切る瞬間なんて見たくはないが、のショーもどうなんだろね?

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2004.02.26

2/26 チャクラで喜納昌吉

沖縄2日目の今日は観光デーであっちこっちを行き当たりバッタリにウロウロ。

観光

●首里城
¥2000円札にもなっている守礼門が有名な観光地。ほとんどのものが大戦で破壊されてて、ここ20年以内の復元(または再現)ばかりだとは思わなかった。

●水中鑑賞船ORCA
那覇港から出ている観光船。出港15分くらいでポイントに着き、ガラス張り最下層から水中を見る。
「今日は水の透明度が低いですけどいいですか?」
と言われて、それは承諾して乗ったので文句はない。だけど、数年前のエルニーニョの影響で、サンゴが壊滅状態だなんて聞いてないよ!魚はそれなりに見えたけど、サンゴはほとんど死んでいてがっかり。これで¥3000は高いよ。

●那覇市伝統工芸館
ヘンに時間が空いたので、時間つぶしに行ってみたが、これが予想通り地味。陶器、ガラス器、漆器、染物などが展示されているのだが、客は限りなく0に近い。ビデオを見ながら睡魔に襲われる。


食い物

●首里 「首里そば」
首里城近くの沖縄そば人気店。メインの手打ちそばメニューは、大・中・小から選ぶだけ。
そばの「中」とジューシー(沖縄風かやく飯)を喰う。美味いとは思うけど、そこまで人気になるほどかって言うと、それほどではないのでは…?

●サンライズなは通り 「jef」
昨日喰わなかった「軟骨ソーキバーガー」を喰う。
これは思わぬヒット。ボリュームたっぷりで甘辛い味付けのソーキと、マヨネーズっぽいソースがマッチして、“変わりバーガー”としてはかなり美味い。これだったら沖縄ローカルぢゃなくって、全国発売でもイケるんじゃないのか?

●国際通り/見栄橋 「うちなーステーキ村」
エイサーの格好をした店員が、多少のパフォーマンス(コショー入れを放り投げたりする、ベニハナ風のアレをちょっと地味にした感じ)を交えながら調理してくれる鉄板焼ステーキ屋。沖縄ではこの手のパフォーマンス系ステーキ屋が流行ってる様子。味はそれなりで、値段を考えれば文句はない。
パパイヤとコンニャクの炒めや、紫イモなど、つけあわせが沖縄風。

●ライブハウス もーあしびチャクラ
「ハイサイおじさん」や「花」で有名な喜納昌吉がベースにしているライブハウス。
特に喜納昌吉のファンって訳ではないが、折角沖縄に来たんだからと行ってみたが、本人は久し振りにこの店に帰って来たところなんだそうで、とてもラッキーかもしれない。
ライブは20:00スタートで、「空手古武道」の演舞、「喜納昌永民謡グループ」による沖縄民謡、もう一度「空手古武道」の演舞(出し物は違う)、そして「喜納昌吉&チャンプルーズ」と、盛り沢山かつサービス精神旺盛なライブ。
この構成、そして喜納昌吉のファン層の広さ(まぁ、オレみたいに折角だからって人も多いだろうが)ゆえに、20代から60代までのカップルやグループ、地元の人間から東京モン、外国人まで客層もテンデンバラバラ。
「空手古武道」は、最初アナウンスがあった時は「なんだそりゃ?」と思ったけれど、マイク真木風の師匠がカッコ良く、なかなか迫力があって良かった。
「喜納昌永 民謡グループ」は、その名の通り喜納昌吉の父ちゃんの民謡グループである。だが、昌永父ちゃんは今日はお休みだそうで3人だけ。民謡はよく分からないが、“サンバ”と呼ばれるカスタネット風楽器の叩き方が妙にイカス。
メインの「喜納昌吉&チャンプルーズ」のライブは、想像以上にガツンと迫る!
ステージと客席が近いこともあって“唄う長州力”(ファンの皆さん、スイマセン。でも、なんか似てるんです)の唾がかかるほどの勢い。「エレキ三線」は、津軽じょんがらとベンチャーズを足しっぱなしにしたようななんとも言えない迫力。
また、ホームベースにしている店だってこともあって、店員さんも“あうんの呼吸”で、無理やりにでも観客を一緒に踊らさせる。で、最初は照れてイヤがってたお客さんも、なんでもイイヤっ!って感じで、ヤケになって踊り出し、それにつられて他のお客さんも踊り出すって寸法だ。
折角だからってことで来た訳だが、これはこれで良かったな。
ところで、チャンプルーズのコーラスの2人のお姉サマ方が、ウィレム・デフォーと甲賀幻妖斎に似てると思うのはオレだけか?(再び、ファンの人スイマセン)

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2004.02.25

2/25 突然の沖縄旅行 1日目

9:05羽田発のJL901便で一路沖縄へ。
今日から3連休(土日を合わせれば5連休だ)を取って、唐突にカミさんと共に3泊4日沖縄旅行。
今回の旅行は“気分転換”ってのが目的で、確たる目的はない。敢えて言うなら、美味い物を喰って、そこそこのんびりして、適当に気になったところに行くって趣旨だ。

オフシーズンだってのに、なぜか満席の飛行機で12:00前に那覇に到着。
パシフィックホテル沖縄チェックインの後、今日は特に予定を決めず、ブラブラと国際通り周辺を散策。


食い物

●国際通り/県庁前 「和の市」
ランチの「海ぶどう定食」
白飯に海ぶどうとネギが乗っており、ポン酢をかけて食う丼飯に、沖縄そばのお椀、ミミガーの酢の物が付いた定食。美味いが、基本が“酢”ばかりなので妙にあっさり。
カミさんは「フーチャンプルー定食」を喰う。

●国際通り/牧志 「沖縄そば屋」(名前忘れた)
小腹が空いたので「お子様沖縄そば」(笑)を喰う。
小さいながらラフテーとかまぼこが乗った正統派だが、まぁフツーかな。

●平和通りの屋台
揚げドーナッツ風の「サーターアンダーギー」を歩き喰い。揚げたてでなかなか美味。

●サンライズなは通り 「jef」
歩き疲れたので入ったファーストフード。コーヒーだけのつもりだったが、ゴーヤーリング(オニオンリングのゴーヤー版)なんてのがあったのでついオーダー。
この店、普通のハンバーガー屋だと思ったら大間違い。
食べなかったが、普通のハンバーガー以外のオキナワン・メニューが強烈・ゴーヤーバーガー(\280)
  ゴーヤを卵で“甘く”とじてオムレツ風にしたものを挟んだバーガー。
・ぬーやるバーガー(\290)
  上記のゴーヤーバーガーに、さらにランチョンミート(出た!何故か沖縄で愛されている、いわゆる「スパム」)を追加したもの。
・軟骨ソーキバーガー(\290)
  その名の通り、軟骨ソーキ肉を白パン(いわゆるバンズではない)で挟んだもの。
これはスゴイ!ここまで個性的な地域密着型バーガーってのもなかなかないんじゃないの?
おまけにサイドオーダーは、あげパン(黒糖、シナモン、オレンジの3種)、紅イモパイと来たもんだ。空腹だったら「軟骨ソーキバーガー」を喰いたかったのだが…。

●第一牧志公設市場 「かつ亭 豊年」
ここは1Fの鮮魚売り場で買った魚介を、2Fで1人¥500也で調理してくれる場所。魚を買った店ごとに食堂の指定があるのだ。今日は「仲田鮮魚」って店で伊勢海老、シャコガイ、ハリセンボンを購入。それを2Fの「かつ亭」で、それぞれ刺身と味噌汁、焼き、唐揚げにしてもらう。
伊勢海老は新鮮で歯ごたえしっかりのプリプリだし、ハリセンボンの唐揚げも鶏かと思うほど身がしっかりしていて美味。シャコガイは初めて喰ったが、まぁこんなものかな。お値段が結構張っただけあって、満足のいく味。でもこの値段で、東南アジアのモールのフードコートみたいな店ってのもどうなのか?まぁ、話のタネってことだな。

●泡盛「やんばるくいな」と「砂肝ジャーキー」&「ミミガーチップ ミミスター」
部屋に帰ってから、「砂肝ジャーキー」と「ミミスター」をつまみに、泡盛を飲みながらこの日記を書いている。つまみはどちらも珍味だが、どちらかと言えば「ミミスター」の方が好みだな。「やんばるくいな」は720ml¥1000の安い泡盛だが、そこそこいける。

美味い物を喰うってことでは、それなりに満足のいく1日目。でも、なんでこんなに沖縄料理の店しかないのかね?海産物が美味そうだから、美味い寿司屋くらいありそうなのに全然見かけない。何故?


その他

●壷屋周辺の陶芸屋
壷屋ってのは店の名前ではなく地名。国際通りからちょっと奥に入ったあたりに、「壷屋焼」と呼ばれる陶芸工房と店が沢山並んでいる。どこの店でも、食器類とシーサー(『ゴジラ対メカゴジラ』のキングシーサーの元となった魔除の狛犬風置物)が所狭しと並んでいる。デザインは素朴で、割とウチの夫婦の趣味に合うものが多い。「泡盛用ぐい飲み」(と言っても湯呑茶碗みたいだが)を購入。
帰るまでに抱瓶(だちびんと読む。泡盛用のとっくりと言うかなんと言うか)を1つ購入の予定。

●国際通り/牧志 「バナナフレーバー」
アメトイ屋なのだが、なんと驚いたことに『トイストーリー』専門店。店の中の98%くらいが『トイストーリー』グッズ(残りは『モンスターズ・インク』。『バグズ・ライフ』と『ファインディング・ニモ』は扱ってない)ってスゴイ店だ。見たこともないスノーボール(非売品)とかあって、趣味の店もここまでくれば立派なものだと感心する。

●かりゆしウェアの店
アロハ好きとしては見逃せない、かりゆしウェアの店もそこここに点在。沖縄っぽい柄の安いアロハを2枚ほど購入。

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