2005.07.09

7/9 『怪傑ズバット』#14

第14話「白羽の矢 涙の別れ」
狒々大権現(ヒヒダイゴンゲン)の生け贄として白羽の矢が立った村娘のミト。彼女を救おうとするシゲキに助太刀したのは、もちろん通りがかりの早川健。実は狒々大権現の生贄と言うのは嘘っぱちで、ダッカー幹部の赤耳が村娘たちを外国へ売り飛ばしていたのであった…。

美しい女を海外へ売り飛ばすって物語、最近は聞かなくなったなぁ。昔はドラマで普通に描かれてた-----子供番組でだってしょっちゅうだったもんな。おまけに今回は宗教のフリをしての人身売買。いまどきはなかなか出来ないネタだ。

さて、今回のスットコドッコイな用心棒はカーペンター甚十郎。
三度笠を被った大工に「カーペンター」も無ぇもんだが、期待に応える“特撮大工勝負”を見せてくれる。文字で説明するのもバカバカしいので、是非一度ご覧になって下さい。

まさかタイトルの白羽の矢ってのが、本当に矢が飛んでくるんだとは思わなかった(笑)。

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7/9 『スペース1999』#17

第17話「宇宙墓場の怪獣現わる!」
幻覚に襲われたトニー・チェリーニが、イーグルを奪って発進しようとし、コーニッグに捕らえられた。トニーは昔、惑星ウルトラへ調査隊として派遣されたことがあった。そこは大量の宇宙船が浮かぶ宇宙の墓場になっており、調査のためにドッキングした宇宙船の中で怪物に襲われたクルーは全滅。トニーだけが生還したと言う過去があったのだ。そして今、アルファの前に宇宙の墓場が現れ、その中にはかつてのウルトラ調査船の姿もあったのだ・・・。

『サンダーバード』は、児童用書籍用に撮り下ろされたスチルのせいで「怪獣が出てくる番組だった」と誤解されることがよくある。『スペース1999』も同じように、よく番組紹介に使われているのがこのエピソードのモンスターの写真なので、勘違いされることが多いようだ。ホントは怪物なんてほとんど出て来ないシリーズなのにね。
ギラギラ光るデッカイ一つ目(?)にメデューサのような触手。いかにも西洋的な怪物だ。

宇宙の墓場に巣食う怪物。----モチーフだけを取り出せば『ウルトラマン』の「怪獣墓場」みたいな話だが、もちろんそんなウェットな話にはならない。どちらかと言えば、「それでも私は“そこ”に行った」と語っても、誰にも信じてもらえない『コンタクト』のジョディ・フォスターみたいな話。だから、今回はこの怪物が本当に存在したのかどうかが、物語のポイントである。だが、それが存在したからと言って、その存在理由が明かされる訳ではない。なんてったって、これは『スペース1999』の世界だから。

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2005.06.18

6/18 『怪傑ズバット』#13

第13話「少年殺し屋のバラード」
鼻ツマミ者の京介は、父殺しの噂まで立つ不良である。町の人々は彼を恐れ、かつ村八分にしていた。そんな彼を、毒さそり率いるさそり組は組織に引き入れようと画策していた。だが、彼を信じる者も居た。幼なじみ(?)の美恵子と、たまたま通りすがった早川健であった…。

「三郎太、お前は尺八ボウガンの使い手としては、日本で2番目だ!」

尺八に弓をくっつけただけの珍妙な武器“尺八ボウガン”ってのは、このズバット世界では普通の道具なんでしょうか?虚無僧の三郎太と早川、たった2人で順位争いをしているんじゃないのか?
わざわざ父殺しの濡れ衣まで着せてスカウトしたかったほど、京介は悪の才能のある若者だったんだな。そこまで惚れ込まれてんなら、素直にサソリ組に入った方が、きっと幸せだよ、京介くん。信じてくれる仲間のいる組織(会社)が一番だからね。

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2005.05.31

5/31 『スペース1999』#16

第16話「宇宙戦艦ミサイル発射!」

月は、人類が生存可能と思われる2つの惑星に遭遇した。この2つの惑星は1つの太陽を挟んでちょうど反対側にあった。その惑星のひとつ、ベータから巨大戦艦が発進し、月面でミサイルを発射。だが、ミサイルはアルファではなく、もう一方の惑星デルタに向けて発射されていたのだ・・・。

太陽を挟んで回っているため、互いの姿を見ることのない2つの惑星って設定は、アンダーソンの劇場映画『決死圏SOS宇宙船』(原題「Doppelganger」)と同じ。でも本作では、その2つの惑星が戦争をしているのがポイント。それぞれの惑星が敵にミサイル(核?)を撃ち込みたいんだが、太陽が邪魔してそれが出来ない。だから月を前線基地にしてミサイルを撃つ。まるでアジアに目を光らせるために日本に基地を展開するみたいな話だな。(ちょっと違うか?)
この戦ってる同士が、少なくとも画面上では男の星と女の星のように見える。設定からそうなっているのかは分からないが、その路線を推し進めてしまえば良かったのにとも思うんだが。それだと『超時空要塞マクロス』と同じか。

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2005.05.09

5/9 『スペース1999』#15

第15話 宇宙コンピューターの反逆
月に謎の光球が接近。テッドは、コンピュータが苦手だった筈のテッドは、突然猛烈な勢いでキーボードを叩き、そのまま息絶えてしまった。やがて球体からのメッセージによって、惑星トライトンからやってきたことがわかったが、教授によればトライトンは既に滅亡している惑星であった。そして今度はヘレナが光球によって洗脳されてしまった…。

どうすれば光球に現実を伝えられるのか?珍しく理路整然(そうでもないか?)と対処するアルファの隊員たち。でも、その媒介にヘレナを使っては、負荷が高すぎるんじゃないのかな。
光球に操られてのハイスピード・タイピングが、どう見てもテキトーにキーを叩いているようにしか見えないのはご愛嬌。でも、キートップに何も刻印されていないし、それ以前にいわゆるコンピュータ用のキーボードと言うよりも、電卓用にしか見えない。時代だねぇ。

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2005.05.08

5/8 『スペース1999』#14

第14話「宇宙によみがえった死者」
居住可能と思われる惑星テラ・ノバに調査隊を送ったアルファ。だが、還って来たイーグルには、「アストロ7計画」で5年前に木星付近で消息を絶ったヘレナの夫、リー・ラッセルの姿があった。検査の結果、リーは本物であることが判明する。彼はなぜ、こんなところに居たのか?!そしてリーは、テラ・ノバに移住しようとすれば全滅すると言い残して死んでしまった・・・。

いつもはコーニッグと仲良しさんなはずのヘレナが、死んだ筈の夫が帰って来たら旦那にベッタリ。そりゃコーニッグだって不機嫌になるよなぁ。

さて今回の最大の謎は、なんで5年前に行方不明になった夫が、こんな遠くに居たのか?ってことだと思うんだが、それについての解説は一切な~し!テラ・ノバが、実は“反物質惑星”だったという事に、いつの間にか論点がすり替えられてしまう。それはちょっとズルイよね。反物質って、きっとこんなもんじゃないと思うし。おまけに、リーが念じると、いつの間にやら時間も巻き戻されちゃう。ヘンなの。

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2005.05.06

5/6 『怪傑ズバット』#12

第12話「死刑執行10秒前」
町民会館建設費用の2億7千万円を預けられた西町郵便局。だがその夜、警察官たちが現れ、抵抗する郵便局員の中山を殺して、金を強奪してしまった。警察署長は暗闇組組長が変装したニセ者だったのだ。そして翌日、郵便局長は濡れ衣を着せられて、町の広場で公開処刑されることになってしまった…。

裁判もなしでいきなり公開処刑とは、一体どんな世界なんだ、ここは?

今回の殺し屋は日本で2番目のブーメラン使い、ブーメランジャック。釣り師やゴルファーよりは殺し屋っぽいかな。でも、そんなことよりも、今回の見所はいかにもワルそうな暗闇組組長。演じるはキャプテン・ウルトラこと中田博久だ。なんでこの人がヒーローやってた番組があるのか、オレには今でもわからない。

脚本は、メインライターの長坂秀佳ではなく、昭和ウルトラシリーズ後期の田口成光。そのせいで、何かいつもとトーンが違う。たまには毛色が変わっていいが、ズバットらしさがちょと薄い。話の壊れ方に違和感がある。(壊れてることは間違いないんだが)

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2005.05.05

5/5 『バトルスター ギャラクティカ/サイロンの攻撃』

DVDで『バトルスター ギャラクティカ/サイロンの攻撃』を観る。

人類の作った機械人間サイロンたちが、その創造主に反旗を翻して繰り広げられた戦争が終結して40年。人類は、戦後一度もサイロンたちの姿を見ることはなく、12のコロニーに住みながら、繁栄を謳歌していた。サイロンとの戦争にも参加した老朽艦、宇宙空母ギャラクティカは博物館船に改装されることになり、艦長のアダマの退任式典が行われていた。だが時を同じくして、突如サイロンが人類の前に帰って来た。彼らはコロニーに次々と核を落とし、宇宙艦隊を壊滅させてしまった。旧型艦であったがために生き残ったギャラクティカは、サイロンに反撃を開始するが…。

ホントかよ!?『ギャラクティカ』のくせにカッコイイぞ!
一部で話題だったリメイク版『ギャラクティカ』は、話題になるのも肯ける出来だ。

ストーリーの大枠は、78年に劇場公開されたTVムービー『宇宙空母ギャラクティカ』と大して変わらない。12のコロニーが破壊され、ギャラクティカを旗艦とするスペース・コンボイが、伝説の故郷「地球」へ向けて旅立つまでを描く、シリーズの序章である。
ギャラクティカ自体や艦載機バイパーなどのデザインは、旧作を今風に上手くリファインされ、さらに主要な登場人物たちの設定も微妙にアレンジしつつ同名で登場(役者は当然総入れ替え。なんとスターバックは女性になり、黒人のブーマーは韓国系女性になっている!このブーマー役のグレース・パークがなかなか可愛いんだな)させている。だが名前は同じでも、ディテールの作り込みが全く違うのだ。
旧作では、直線的で面白味の無かった登場人物たちが、それぞれに悩みを抱えていたり、微妙な立場にあったりと、濃い目の人間ドラマを作りだす。

限りなく似ているのに、別なものに分解再構築した換骨奪胎の仕方がまさに絶妙で、旧作へ払う敬意、愛の深さが素晴らしい。
例えばBGM。旧作のスチュ・フィリップスのメインテーマが掛かる場面があるのだが、その曲が掛かっていることに気付いた時、震えちゃったよ。オレ。
バイパーは機体ピッタリの幅の滑走路(?)から飛び立たなきゃウソだよね、とか、“ターボ・ボタン”を使わなきゃバイパーじゃないや、とか、そんな思い入れのあるディテールを、心憎いくらいお見事なタイミングで見せつけてくれる。
…とか言うと、オヤヂなファン向けに作られた、一見さんお断り作品みたいに聞こえちゃうが、そんなことは全然ない。あくまで今のリズム、現代のセンスになっているので、初めて観た人だって十分に面白いだろう。いやはや、参りました。

SFXに関しては、旧作もジョン・ダイクストラがILMから勝手に持ちだしたダイクストラ・フレックスを使って、当時としては非常に質の高いものになっていた。だが、それもデジタルで生まれ変わり、TVシリーズとしては恐ろしくハイクオリティなものになっている。そしてCGにも関わらず、まるで手持ちカメラで撮っているかのように、急ズームから被写体へのフォロー、手ぶれ、ピン送りなどが使われている。こうした演出をCGに用いると、ともすればウソ臭さが強調されてしまうものだが、その使い方も実に巧みである。
特典映像のインタビューの中で、『2001年宇宙の旅』『ブラックホーク・ダウン』を参考にしたと言っていたが、それだけではなく、スタッフに相当な日本アニメ好きが居るようで、ガンダム、イデオン、マクロスなどで観たような戦闘演出が、あちらこちらに散りばめられている。

ま、この作品をパイロットにして、現在第1シーズンがアメリカで放送中。第2シーズンも決定したらしいので、早く全話観られると嬉しいなぁ。頼みますよ、ユニバーサルさん!

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2005.05.02

5/2 『怪傑ズバット』#11

第11話「死ぬな友よ!危機一秒前」
東条刑事は、武器密輸をしているタイガー団のボス、ゴッドタイガーに近づくために、ミドリとオサムを巻き込んで囮作戦をを実行。だが早川は、彼らの身の危険を案じて、その作戦をメチャメチャにしてしまう。そして彼らの前に殺し屋ゴルファーの左丹が現れる…。

ああ、また訳の分からん殺し屋が…。ゴルフ勝負をする以外に、ゴルファーである必然性はゼロなんだよな。
さて、今回はズバットスーツの弱点----制限時間の5分をなくす----ってことが重要なポイント。でも、改造失敗して、結局そのまんまで終わっちまう。なんか、エピソードまるごと、あんまり意味がなかったような気がするな。

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2005.05.01

5/1 『スペース1999』#13

第13話「宇宙の破壊者 核爆弾船」
月に向かってまっすぐ進んでくる一隻の宇宙船。それは15年前に地球を出発した「ボエジャー1号」であった。その事実に興奮するバーグマン教授であったが、ボエジャーには高速中性子を噴出す“クエラー・ドライブ”が搭載されており、このままだとアルファは中性子で滅亡してしまうことが分かった。さらに、謎の宇宙船団がボエジャーを追跡していた…。

物語的には断片的にしか覚えてないのに、昔観た時に幾つかの要素のインパクトが一番強かったエピソード。そのひとつがエルンスト・クエラー博士の“クエラー・ドライブ”。

以前にOVA『ジャイアント・ロボ~地球が静止する日』を観て、シズマ博士の作った“シズマ・ドライブ”ってのが出てきた時に、「あれ?なんかクエラー・ドライブみたいだな」と思った。そして先日発売された『ハイパーウェポン~小林誠アートワーク集』モデルアート社刊)を見ていて「あっ!」と叫んでしまった。この本のP140にシズマ・ドライブのイメージ画が小さく出ているのだが、そこには「クエラー・ドライブ炉」と書かれていたのだ。なぁんだ、オレの印象は間違ってなくて、シズマ・ドライブはクエラー・ドライブだったんだ。なんだかとってもスッキリ。

さて、このクエラー・ドライブを積んで、宇宙を破壊しまくっているのがボエジャー1号である。この設定が素晴らしい。『スタートレック』の劇場版1作目の元ネタなんじゃなかろうか?
でも、最終的にはいつものごとく、好戦的に問題をクリアしちゃう訳だ。アルファの隊員はいつも相手を破壊しようとするよな。

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2005.04.21

4/21 『怪傑ズバット』#11

第11話「野球の敵を場外に飛ばせ」
プロ野球の石森選手の誕生日パーティがTVで放送される。その番組で「2人の地平線」を演奏するホワイトゴーグルズは、今日も練習に余念がない。だが、黒ヤモリは、全国のチビッコたちの夢を壊すために、石森選手の暗殺を計画。殺人トランペッターのトミーをホワイトゴーグルズに潜入させるため、元のトランペッターを殺害するが…。

早川とトミーの勝負に悶絶!トランペットの腕を競うはずなのに、トランペットから飛び出す吹き矢(?)で勝負をするのだ。「ボクちゃんの勝ちね」とか言っても、それはトランペットの勝負とは呼ばんだろうが。結局、クライマックスの対決でもちゃんと倒したところを見せないので、きっとトミーは今でも日本のどこかでトランペット型暗殺兵器を使って人を殺しているのだろう。

今回はスペシャルゲストが登場。なんと石森選手役は石森章太郎なのだ。スゴイです。まったくプロ野球選手には見えません。なんで野球選手って設定にしたんだろう?“子供たちに夢を与えるマンガ家”って設定でも全く問題がないように思うんだけどなぁ。白い水中眼鏡を付けて演奏をするホワイトゴーグルズも十分胡散臭いけれど、石森選手の胡散臭さも相当なもんだな。結局、「野球の敵を場外に飛ばせ」ってタイトルだけど、野球をする場面は一切ない。

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2005.04.18

4/18 『スペース1999』#12

第12話「赤い太陽、最後の日没」
地球の4倍もの酸素を持つ惑星エリアルに接近したムーンベース。このまま行くと、月は50%の確率でこの太陽系の軌道に乗り、またエリアルへの移住も可能であると思われた。そんな時、エリアルから月へ人工物が飛来した。訝るコーニッグたちの前で、その人工物が突然ガスを噴出し、アルファはパニックになる。だが、ガスだと思ったものは酸素で、次々に飛来した機械によって、月は大気を持つに至り、さらには雲が生まれ、恵みの雨まで降るようになった。隊員たちは宇宙服なしで居られる月面生活を満喫するが…。

月に大気圏を作るほどの量の酸素ってのが、一体どれほどのものなのか分からないが、その科学的考証なんて求める気はない。それよりも、惑星エリアルがなぜ月に大気をプレゼントしたのか?そこがこのエピソードのキモである。
突然のプレゼントに浮かれる隊員たち。雷雲に突っ込んで墜落し、サバイバル状態になるカーター、モロー、ヘレナ、サンドラ。ヘンなキノコを食って、狂信的な錯乱状態になるモロー。いつもは真面目で紳士なモローが、サンドラと2人でアダムとイブになることを夢見て暴れるなんてのも、他のエピソードでは見られない見せ場になっている。
でも、このエピソードが面白いのは、キモの部分を上手くはぐらかせて、クライマックスまでそれを明かさないところである。惑星エリアルは、地球人に隣人になって欲しくないから、自分たちの惑星に目を向けさせないためのエサとして、大気をプレゼントしたのであった。このシニカルなオチは、このシリーズにあって異彩を放っている。

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2005.04.15

4/15 『スペース1999』#11

第11話「宇宙の悪魔 地獄のマシーン」
月に無理矢理着陸し、高圧的に物資を要求する謎のタンク風宇宙船。コーニッグとヘレナ、バーグマンが宇宙船に入ると、そこにはコンパニオンと呼ばれる老人が居るだけだった。アルファに対して要求をしたのは、この宇宙船自体----巨大な人工知能として生きているマシン、グウェントだったのだ…。

自我を持った機械が主人となり、その機械を作った人間が従者となる。SFものでは古典的な設定である。こうした場合、コンピュータはあくまで冷静&冷酷であったりするのが普通だが、この人工知能がやたらと人間臭いのが面白い。怒り、挑発し、嘆き、悲しむ。(日本語吹き替えを内海賢二がやっているせいで、余計にそれが強調されているような気もするが)

また、グウェント自身でもある巨大な宇宙船の形状もユニークだ。巨大なリング状の車輪のようなものを回転させながら宇宙空間を飛行し、月面上では文字通りそれを車輪のようにして進んでくる。宇宙空間ではどんな形状でも飛んでることは出来るだろうけれど、このまま惑星にも降りるような感じなので、その時はそうすんだろ?バーグマン教授も「信じられないような形をした宇宙船」って言ってるしな。

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2005.04.13

4/13 『スペース1999』#10

第10話「宇宙洞窟 原始人の襲来」
惑星レサに向かった偵察隊が消息を断ち、アルファからのコントロールで帰還したイーグルの中には、1人の原始人の死体が残されていた。コーニッグはヘレナらを伴って先遣隊の捜索に向かうが、彼らも霧の中で消息を断ってしまう。さらに、着陸したカーターが仕掛けられた罠に引っ掛かってる間に、サンドラは原始人にさらわれてしまった…。

いやムリだって、この話は。霧に入った人間が原始人に退行してしまう。一緒に来てた服まで毛皮の原始人ルックに退行。クライマックスでは、もう一度霧に入ると全てが元に戻る。なんで?どうしてそんなことが起きたのかは、いつものごとく全く説明なし。

多分ね、原始人に退行したヘレナの容貌が、あんまりにも恐し過ぎたから、スタッフはサンドラのムッチリ姿に現実逃避したんだろう。そうしてたら、いつの間にかストーリーなんてどうでもよくなっちゃったんじゃないのか。ホントーに、サンドラの原始人姿以外に見所があるだろうか?いや、ないっ!サンドラ・ファンのオレとしてはOKだけどね(笑)。

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2005.04.11

4/11 『怪傑ズバット』#9

第9話「涙の河を振り返れ」
ガン特効薬の開発中に、新種の毒薬を作ってしまった仲根博士。ダッカー一味の鉄の爪は、その製法を教えなければ全く無関係な子供を殺すと彼を脅迫していた。仲根は、人類のためにも製法は渡せないと、一人で必死に殺害予告された子供たちを捜していたが、既に何人もの子供たちが犠牲になっていたのだ。そして次なる犠牲者に狙われたのはみどりだった…。

いくら「警察には言うな!」と脅されてても、既に犠牲者が何人も出てる状態で、1人で犠牲者を捜し続けるのはムリでしょう。おまけに「私の娘が行方不明で…」とか言うのも怪し過ぎ。この仲根博士、眉間を撃たれてもまだしゃべり続ける“撃たれ強さ”を見せる。スゴイぞ!

今回の殺し屋は釣り師十兵衛。なんで釣り師が殺し屋なんだよ、とか思ったら、釣竿で手榴弾を釣り上げて相手に投げつけるのが得意技。いや、それは釣り師とか呼ばないのでは…。一応、最初の出会いでのお約束の場面では、「釣り対決」が行われる。だけど、この釣りもどちらかと言えば引っ掛け釣りだ。だからこそ手榴弾を釣れるんだろうけど、なんかなぁ…。

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2005.04.07

4/7 『怪傑ズバット』#8

第8話「悲しみのプロパン爆破」
市長選に出馬したマムシ平和会のミッキー蛇山。彼の悪事を知った市民グループの本拠のプロパンボンベが何者かに細工され、プレハブ小屋は人々もろとも爆破されてしまった。その爆破の瞬間を偶然撮影した写真に、早川は謎の人影を発見するが…。

スゴいサブタイトルですな(笑)。
もちろん本編の方もスゴイのでツッコミどころが満載。
冒頭、ショベルカーのショベル部分に乗ってギターを弾きながら現れる早川に、まず悶絶。貧乏臭いプレハブ小屋爆破とか、目撃者の少女に目潰しを食らわせて“眼血”を流血させる(この眼から地を流す辺りが東映調な気がする)マムシ平和会とか、なんだか物凄いことになってますな。
このエピソードの白眉は、なんと言っても殺し屋「地獄市」。目隠しをした(え?)盲の居合い抜きの達人(ええっ!)である。この地獄市、某有名キャラをモデルに…っつーか、まるっきり勝新の物真似なんですな。立ち居振る舞いもしゃべり方も。でも、それだけで終わらないのがズバットの凄いところ。なんで盲が目隠ししてるのかと思ったら、実は目明きなんですよ、この人。クライマックスでの早川との立ち回りで目隠しが取れ、「こっからは眼を開けたまま、やらせていただきますよ」って、なんじゃそりゃ~!

ところで、ミッキー蛇山と聞いて、ミッキー安川を思い出したんだが、あの人って今どうしてるの?

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2005.04.06

4/6 『ウルトラマンA』#52(最終回)

第52話「明日のエースは君だ!」
地球に不時着したサイモン星人を追って、ヤプールが帰って来た。ヤプールは、サイモン星人の引渡しを要求し、要求に応じない場合は攻撃を開始すると宣告する。サイモン星人を見つけた“ウルトラごっこ”をしていた子供たちは、最初はヤプールの要求に応じるべきだと言うが、北斗に「ウルトラ兄弟は弱い者の味方だ!」と言われ、サイモン星人を守ろうとする。そして、今までエースが倒した超獣の長所を集めた最強超獣ジャンボキングが現れ、町の破壊を始めるが…。

これで『ウルトラマンA』も終了なんだけど、こんな最終回だったっけ?
サイモン(の醜い姿)とジャンボキングの造形はよく覚えていたんだが、お話の方は丸っきり覚えていない。
最終回なので、北斗は自らの正体を明かし、地球人の姿で居られなくなって、宇宙へ還って行く。正体を明かさなければならなくなった理由は、子供たちが匿ったサイモンこそが実はヤプールの手先であり、北斗はテレパシーによる挑発でサイモンを殺してしまったためである。これは同じ市川森一の手になる、『帰りマン』の「天使と悪魔の間に…」と非常に良く似たエピソードである。ただし「天使と~」は、ゼラン星人の変身した姿が聾唖の子供だったと言う恐るべき物語だったが、今回は端から醜いサイモン星人なので、あそこまでのヘビィ極まりない印象にはならないし、二番煎じ感も否めないのでインパクトが薄れてしまっているのが残念だ。(だから覚えていなかったのかもしれない…)

最終回まで通して観て、これまでも「『ウルトラマン』~『帰りマン』までの流れが、『A』で急激に方向転換する」と、漠然と感じていたことが、まさにその通りだったことを知った。やはりここがターニング・ポイントだったのだ。
怪獣は超獣になり、兄弟が頻繁に登場し、さらに父親まで現れたことによって、本来の主人公は急激にパワーダウンする。物語は、自然災害物の延長としての怪獣や、人類への脅威としての侵略物ではなくなり、SFからファンタジーへと変質をしている。それがより明確にターゲットを子供に絞っていった結果であることは容易に想像が付くし、決して悪いことだとは思わない。だが、第一次特撮ブームで産湯を浸かった多くのオレらの年代の特撮ファン同様、“『ウルトラセブン』至上主義”に至らせてしまったのも事実だろう。

特典映像は、当時のスタッフやキャストへのインタビュー集。
色んな人がインタビューに答えていて面白いのだが、中でも夕子が月に還るエピソード、「さようなら夕子よ、月の妹よ」を撮った山際永三監督の談話に大爆笑。

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2005.04.04

4/4 『ウルトラマンA』#50&51

第51話「東京大混乱! 狂った信号」
北斗と山中は、パトロール中に八百屋の軽トラと事故を起こしてしまう。しかし、運転をしていた北斗も八百屋の姉ちゃんも、どちらも信号が青だったと言う。信号はレボール星人によって操られていたのだ。怪光線を放つ信号に、人々が次々と犠牲になっていく…。そして信号超獣シグナリオンも現れた…。

勝ち気な八百屋の姉ちゃんのことを山中が言う。
「いやあ、“1ヒメ・2トラ・3ダンプ”とは、よく言ったもんだ…」
このコトワザと言うか、慣用句ってナニ?当時そんな言葉が流行ってたっけか?

子供の頃、特撮映画やTVを観て育った者には妙な思い込みがある。口は炎を吐く器官で、パラボラ・アンテナは光線を放つもの、ライトや目はビームを出すところだってことだ。冷静に考えればそんな訳ぁないんだが、信号が怪光線を放つことになんの違和感も覚えない。凄い擦り込みだよなぁ。

今回もてっきり、八百屋の兄弟との交流がメインかと思ったら、意外にも真っ直な侵略物だった。

第51話「命を吸う音」
野球が大好きな春男少年。だが母親は名バイオリニストだった父の遺志を継がせて、無理やりバイオリンを習わせている。練習をしたくない春男は、バイオリンを捨てようとするが、その時怪しい光が走る。バイオリンがバイオリン超獣ギーゴンへと生まれ変わったのだ…。

『ファイヤーマン』のハーモニカ怪獣ハモニガンといい、このギーゴンといい、何で最終回の直前にこんなマヌケな楽器怪獣を出してくるのかね、円谷プロは。最終回に向かって、硬派な物語で盛り上げればいいのにとか思うオレは、第一期ウルトラ信者ってことなのか。
でも、ハモニガンは異様にシュールな物語にインパクトがあったが、こっちはバイオリンが超獣になっただけで、割と普通の展開。せめてエースがバイオリンを弾くシーンが欲しかったよなぁ。

この当時の子供番組では、教育ママの存在は定番だが、ここまで思い込みが強い母ちゃんも珍しい。あのバイオリンは壊させないわ!」と、北斗の銃を奪って突き付ける。結局ギーゴンとシンクロして、弦をエースに切られる度に胸を掻きむしって苦しむことになる。石堂脚本は、思い込みの強過ぎる一般人をスッパリ斬ってしまうのが得意だ。

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2005.03.31

3/31 『ウルトラマンA』#49

第49話「空を飛ぶくらげ」
とある田舎に、ギリシャ風トーガ姿で水瓶を担いだ1人の少女が現れた。少女は手からビームを発射し、自らを神だと名乗る。村人たちは少女を崇め奉るが、実は彼女は水瓶座からやって来た宇宙人で、地球人を奴隷にしようとしていたのだ。そして少女は、神の怒りに触れたくなければTACを捕らえと村人に命じた…。

高松繁夫演じる村人が、猛烈にバカっぽくていいなぁ。子供番組に出ると、この人はいつもこんな役ばっかりだ。
それにしても、この和洋折衷の宗教観もすごいね。宇宙人の姿形はギリシャ風なのに、捕まった美川たちを生贄にする時は、完全に和風の神棚に置く徳利みたいなヤツが置いてある。その前に平伏して、♪神を信じよ~♪とか言う即興っぽい歌を唄いまくる村人たちの姿は、アヤシイとしか言いようが無い。

それはさておき。水瓶座から来た宇宙人が、水瓶を持ってるって設定の素っ頓狂さは、どんなもんだろう?水瓶座が水瓶に見えるのは地球から見たからだろうし、第一「水瓶」って概念が宇宙人にあるのかっ!とか突っ込んでしまったが、ま、カニ座からカニ怪獣ザニカが来る世界だから、気にしちゃいけないんでしょう。

今回は超獣が2段構えになっており、まずはこの番組では珍しいクラゲ型の操演怪獣(名前は知らん)がTACに倒され、その後に少女が水瓶超獣アクエリウスに変身する。

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2005.03.26

3/26 『スペース1999』#9

第9話「月が巨大惑星と衝突!?」
月の進路に現れた小惑星の爆破になんとか成功したアルファ。だが、この作戦でカーターを乗せたイーグルが行方不明になってしまった。謎の声の導きによって、カーターは救出されたが、その直後、今度は月の進路上に巨大な惑星アセリアが忽然と姿を現した。アセリアの女王、アラーはコーニッグに「何もしてはいけない」と告げる。だが、刻一刻と巨大惑星は月に迫ってきている…。

小惑星爆破のエピソードは特に必要ないんじゃないのかな?いきなりアセリアが現れて、カーターはそのアセリアで行方不明になっても全く問題がないような…。
コーニッグを既知外だと思い込んで、誰も信じてくれないのが、なんとも痛々しい。毎度毎度、「科学で解き明かせないこともある…」とか言ってんだから、コーニッグの言ってる非科学的な話も信じてあげればいいのにな。もちろん今回も「不思議なことがあるねぇ」で終わってしまうんだが。

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2005.03.23

3/23 『ウルトラマンA』#47&48

第47話「山椒魚の呪い!」
山村に突如現れ、村を壊滅状態に追い込む液汁超獣ハンザギラン。消えた超獣を追っていた北斗は、ショウスケと名づけたアルビノ山椒魚と一緒に鍾乳洞に暮らす、少女サユリとその祖父に出会う。祖父は、自分を村から追いやった村人たちを憎んでいた…。

全く驚かないんだよな、TACの隊員。フツー、小学生の女の子が「おじいさんと一緒に鍾乳洞に住んでいるの」とか聞かされても、全然動じない。それにしてもこのジイサンは何者だい?農薬を使う村人たちから山椒魚を守るために、家まで売ってしまうとは!そのあげくに、村人たちを逆恨みってのも、なんだかなぁ…。
液汁超獣(すげぇ名前)ハンザギランは、見た目は全然山椒魚じゃない。なんつーか、もっとナメナメ、ヌメヌメと“液汁感”を出して欲しいもんだ。
エピローグで、家は鍾乳洞で、たった一人の身寄りであったジイサンも殺され、心の支えだった友達のショウスケとも分かれたサユリ。涙を流す彼女にヘラヘラと笑いかけるTACの隊員たち。デリカシーねぇなぁ。


第48話「ベロクロンの復讐」
北斗は、宇宙パトロール中に居眠りをして、ベロクロンの夢を見た。その後、地上に帰ってから、歯の痛みを覚えた北斗は、偶然通りかかったQ歯科医院に治療に行き、特殊なカプセルを歯に詰められる。そして、歯医者から出た北斗の前に、突如ベロクロンが現れた…。

北斗がなんで急に虫歯になると、ヤプールの残党は知っていたのか?それは歯痛からヤプールの仕業だったのか?!…なんてことはさておき、この時代の特撮ヒーローものにはよくあるエピソードだが、ヒーローが敵の策略によって既知外に思われてしまう。なんでこの手の話が多いのかな。虚を突かれると、ヒーローだって脆いんだとか、そんなことを言いたいのかな。
何はともあれ、市川森一復帰により、ちょっと硬派なエピソード。ここからクライマックスに向けて盛り上がってくれるといいんだが。
ベロクロン2世は、アトラク回りを一周してきた後なのか、なんだかやけにくたびれている。あの真っ赤で黒目部分がない迫力満点の眼差しも、シャープなのにボリューム感のあった背びれ(?)も、口の中のミサイル発射装置のギミックもない。第一話のベロクロンはカッコヨカッタんだけどなぁ。

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2005.03.15

3/15 『ウルトラマンA』#46

第46話「タイムマシンを乗り越えろ!」
突如街に現れては、TACを嘲笑うかのように姿を消す超獣。実はタイム超獣ダイダラホーシは時間を超え、過去と現代を行き来して姿を消していたのだ。そして攻撃をしたTACスペースも、美川と吉村と共に戦国時代にタイムスリップしてしまった…。

クワッ!これ勿体無ぇ話だよ。
「エース」にしちゃ珍しくSFっぽい話で、超獣の超能力のせいで過去に行ってしまった美川と吉村を助けるために、どうすれば過去に行けるかを真剣に悩む前半。そして、タイムパラドックスを起こさないように戦わなければならない中盤。と、プロトタイプ・タイムマシンをたまたま開発してた科学者がいる辺りのご都合主義はさておき、なんかマジな展開がイカス。おまけにあの隊員服で馬にまたがって、山賊みたいなのヤツラと戦ったりと、サービス精神も旺盛だし。
なのに、あんなにアッサリと、いい加減に現代に帰って来れちゃううんじゃあねぇ…。まぁ、放送時間の都合もあるんでしょうけど、そりゃあないぜ。
…と思ったら、これってヤプールを倒すために異次元に行く時と同じじゃん。あの時も、行きはすっごい悩んだのに、帰りはアッサリだったもんなぁ。

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2005.03.10

3/10 『スペース1999』#8

第8話「宇宙天国の誘惑」
惑星ピリに近付いたアルファ。調査に赴いたイーグルは、コンピュータの誘導に従っていたにもかかわらず、消息を絶ってしまう。コンピュータ不調の原因を探るために、コンピュータにジャックインしたカノも、コーニッグの目の前から消滅してしまった。コーニッグ自らピリへと調査に向かうが、その間にヘレナや教授はピリへの移住計画エクソダスを始めてしまう。惑星ピリには一体何があるのか…?!

結局のところ、生命の絶えたピリ文明に残されたコンピュータが、アルファのコンピュータに侵食し、さらに隊員たちも洗脳してしまったと言うお話。文明の残したガーディアンってのは定番だけれども、この時代の番組で、首筋のコネクタを使ってジャックインする描写があるのは画期的だ。
クライマックスでピリの守護メカを破壊し、無事脱出したところで、死に絶えていたはずの惑星に生命反応が戻ってくるのだが、これはガーディアンが生物の発生すらも抑制していたってことなんだろうか。それとも偶然?

それにしても、洗脳されてラリパッパになると、甲高い声で笑いながらクルクル回っちゃうのは古典的だよねぇ。

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2005.03.09

3/9 『ウルトラマンA』#45

第45話「大ピンチ! エースを救え!」
人工衛星ジュピター2号が地上に落下することが判明。その夜、“星バカ”と呼ばれる天文少年は、ガス会社の夜警をしている父と一緒に、ジュピター2号の落下を目撃する。だが、人工衛星の残骸の形状がガスタンクと区別がつかず(なんでやねん!)、さらに父親が一杯引っ掛けていたため、悪戯だと片付けられてしまった。だが、残骸の中にはガス超獣ガスゲゴンの卵が隠されていた…。

「や~い!星バカ、星バカ~っ!」
ヒドイことを言う子供たちですな。
それはさておき、このシリーズは初代マンやセブンと違って、まず“人ありき”で進んでいくエピソードが多く、事件はその人の周りでたまたま起こることが多い。今回も、星バカ君が他の子供たちからウソつき呼ばわりされて、それを北斗だけが信じる----なんて展開になりそうなのに、珍しくTACの対超獣作戦が展開される。ガイガー・カウンター風の機器で超獣の存在を確認する吉村、危険を避けるため他のガスタンクからガスを抜く今野、街中でガス爆発を起こすわけには行かないと、ゴールデンホークの使用をやめる竜隊長。なんだかいつもとは一味違う硬派な雰囲気だ。もっとこんなエピソードが多くても良かったのにね、このシリーズ。
最後は、エースが宇宙空間までガスゲゴンを持ち上げ、それをタック・ファルコンのビームで撃破。超獣を宇宙まで連れて行って倒すのも、これまた珍しい。

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2005.03.07

3/7 『ウルトラマンA』#43&44

第43話「冬の怪奇シリーズ 怪談・雪男の叫び!」
今週もまたスキー場で遊んでいる北斗とダン姉弟。その山には、住民に嫌われている“乞食仙人”と呼ばれる浮浪者が住み着いていた。そして、乞食仙人の恨みを飲み込み、吹雪超獣フブギララが現れる…。

てっきり、大泉晃演じる乞食仙人が話の核になるんだと思ったら、雪に飲み込まれてあっという間に退場。で、TACに責任を押し付けて責めまくる一般人たちのエゴって話になる。
「TACが来たら、このホテルが襲われる」「なんで逃げて来んだ!おまえらは外で戦え!」等々、罵詈雑言の嵐。いやはやヒドイ身勝手な大人たちですな。石堂淑朗って、こーゆー話が好きだよね。「自分が助かりたいために、他人を追い出すような人は最低だ!」みたいなことを言うダン少年が実に男らしい。汚い大人たちは、正論過ぎてグウの音も出ないぞ。


第44話「節分怪談! 光る豆」
孤児院・敬愛園に豆まきの豆を持って慰問に訪れた北斗。そこには、空手の全国大会優勝を目指す一郎もやって来ていた。その後、基地に戻った北斗は、豆まきを今や遅しと待っていた今野たちと一緒に、司令室でも豆まきを敢行。だがその後、北斗、今野、一郎の3人は、腕に全く力が入らない奇病にかかってしまう。彼らは豆に混じっていた赤い粒を食べていたのだ。そして街には鬼超獣オニデビルが現れた…。

豆は赤いだけで光りません。
それはいいとして、司令室豆まきの場面で今野隊員が、執拗に「オニはー外!」と美川隊員に豆をぶつける。どうしたんだ、今野?美川にフラれでもしたのか?“食い意地の張った力持ち”ってだけのキャラに成り下がってるから、フラレたんだとしても仕方がないが。
さて、今回もまたセブンに助けてもらうエース。豆喰った治療のために、わざわざセブンに助けてもらわんでも…と思うが、まぁ力が入らなきゃ地球は救えないからな。

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2005.03.02

3/2 『ウルトラマンA』#41&42

第41話「冬の怪奇シリーズ 怪談! 獅子太鼓」
ダンたちと一緒にかくれんぼをしている最中に、父のお獅子をかぶった新太。だが、「獅子舞をバカにした日本人に天誅を下してくれ」と、拾ってきた神像カイマ様に祈りを捧げた新太の父の願い通り、自身は邪神超獣カイマンダに乗り移られ、新太も獅子超獣シシゴランになってしまった…。

“冬の怪奇シリーズ”と言う割には、あんまり怪奇でもなければ怖くもない。なんつったって獅子舞の超獣ですから。劇中、ダンと新太が何度か「お獅子」と言う。そう言えば、昔は「お獅子」って言ったよなあ。最近は獅子舞って言葉しか聞かないような気がするけど、本来“獅子舞”ってのはお獅子を持って舞うことを指す言葉なんだろう。それとも、お獅子って今も言ってるのかな?

第38話の「復活!ウルトラの父」と同じく石堂淑朗脚本。38話の時は「西洋かぶれの日本人に鉄槌を!」と叫んだナマハゲは粛清されてしまったが、今回「獅子舞をバカにする日本人に天誅を!」と叫んだ獅子舞オヤヂは救われ、TAC本部で舞いまで見せる。この心境の変化が何に由来するのか、それとも何か狙いがあるのかな。
特撮は川北紘一で、ミニチュア特撮に非常に力が入っている。手前にミニチュアの町並みを配して、その奥で戦うエースと超獣を狙う横移動のトラックショットがカッコイイ。


第42話「冬の怪奇シリーズ 神秘! 怪獣ウーの復活」
故郷の村に帰ろうと飯田峠を越える良平と小雪の親子の前に、氷超獣アイスロンが現れた。良平は娘を守るため囮になり、命を落としてしまう。偶然にも北斗とダン兄弟も、飯田峠にスキーに来ていた。翌日、旅館の主と共に峠に調査に向かった北斗は、遭難した雪子を見つけるが、そこへアイスロンも現れた。良平の魂は雪子を守るため、怪獣ウーとなってアイスロンの前に立ちはだかるが…。

なんでいまさら“ウー”なのかはよく分からないが、とりあえず子供を守ると言えば“ウー”である。
今回のエピソードでは、ほとんど触れていないのだが、宿屋の主と良平の関係が微妙である。何十年も会っていない息子の帰郷と初めて会う孫って設定も不思議だし、息子はこの村の出身のはずなのに、地元の人間が立ち入らない筈の峠になぜかズンズン入ってしまう。一体この親子の関係は何なんだ?
お父さんに「この銃で野うさぎや山鳥を撃つんだ」と聞かされて、「雪子、なんだか楽しくなってきたわ!」と答える都会育ちの女の子もちょっとブキミ。
もしかしたら、この何かイヤなものを想像させるバックボーンが、“冬の怪奇”なんだろうか。

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2005.02.20

2/20 『ウルトラマンA』#39&40

第39話「セブンの命! エースの命!」
身寄りのないダン&香代子の元に、叔父の三郎が帰って来た。しかし、実は三郎の正体はファイヤー星人で、姉弟を利用し、TACの新秘密兵器「シルバーシャーク」が狙いだったのだ…。

トロけたような造形で、全然強そうに見えない火炎超獣が驚くほど強い。なんてったって、炎の剣をもうブッスリとAにブッ刺しちゃうくらいだからね。今、子供番組であんな表現できるのかな?
そんでま~た、すぐにセブンが助けに来ちゃう。
もしかしたら、梅津姉弟の兄弟話だからウルトラ兄弟の話に掛けてるのかな?


第40話「パンダを返して!」
正月早々、街からパンダグッズが次々と消えていく。パンダ既知外として知られるパンダ堂薬局のオヤジも被害にあった。犯人は、これまたネジが外れているとしか見えない、時速60kmで走る黒マントの怪人。怪人は宇宙超獣スチール星人で、地球のパンダブームに目をつけて、全てのパンダを奪おうとしていたのだ!(ヲイヲイ…)

来ました!キテます!!キレテます!!!
「怪盗ラレロ」こと、青空あきお演じる薬局パンダ堂の主人VS宇宙人役の時は、いつも狂いっぱなしの大村千吉が、ぬいぐるみ&着ぐるみ(設定的には本物)のパンダを奪い合う!パンダを奪って、地球人を落胆させるって、なにしに来てんだか、スチール星人。いやあ、スゴイ話だなぁ。ある意味、Aなんて居なくったっていいんじゃないの、この話。
ランラン&カンカン来日に沸いていた、当時の日本の空気を感じるエピソード。

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2005.02.17

2/17 『ウルトラマンA』#37&38

ちょっと間が空いてしまったが、久し振りにDVDで『ウルトラマンA』

第37話「友情の星よ永遠に」
北斗の幼馴染みの加島は、マッハの壁を破る新型レースカーの設計に命を賭けている、人間嫌いの“スピードの虫”。だが、そんな彼を見つめる女性、真弓が居た。ある日、鈍足超獣マッハレスが現れ、新幹線を襲った…。マッハレスは高速移動の音が嫌いらしいのだが…。

真弓は誰かからプロポーズをされてるらしいが、加島のことを放っては置けない。で、加島にぴったりと寄り添っているが、加島は「スピードと研究した男」(by 北斗)であり、真弓を顧みる気はない。
「孤児で育ったオレは、金と地位と名誉が一番大切なんだ。その後でオレに相応しい女を選べばいい!貧乏なオレを笑ったやつらを見返してやるんだ!」
当然のように、最後は金や地位ではなく、自分を愛してくれる女が一番だと結論付けることになるのだが、なんだかドロドロですな。大人向けのドラマなら分かるんだが、子供向けの30分物にしてはちょと難しくないかい?
最終的に真弓を選んだにしても、アメリカが5億で買うって言ってる設計図を川に捨てなくたっていいのにねぇ。


第38話「復活!ウルトラの父」
孤児院春風園をクリスマス慰問した北斗とダン兄弟。だが、その朝、見知らぬ男が置いていった発泡スチロール雪だるまから、雪超獣スノーギランが現れ、怪光線によって春風園のゆかり先生(美人)を盲にしてしまう。さらに超獣は巨大化し、街中の人間を盲目にし続ける。そんな中、サンタクロースの格好をした謎の老人が春風園に現れた…。

ツッコミドコロが多すぎて、一体どうしたらいいのか分からんエピソード。
♪今だっ!変身!北斗と南~♪と、北斗自身が番組内で自らの正体を唄っちゃう場面は有名だが、それ以外にも色々満載。
孤児院のクリスマスのお芝居は、「え~んえ~ん、お父ちゃんは死んじゃったし、お母ちゃんは蒸発して、お兄ちゃんとお姉ちゃんは東京に行っちゃった。アタシはどうすればいいのぉ?え~んえ~ん」ってそんな自虐的な芝居をこどもにさせるのかいっ!
楽しく笑う子供たちの描写が、妙に広角かつドアップなので、まるで狂った人々を表現する演出みたいだ。
取り立てて強そうにも見えない超獣に、あっさりやられてしまうAはどうなのか?
スノーギランを操ってる“ナマハゲ”って妖怪?それとも秋田出身の普通の人?
そのナマハゲが「八百万の神を奉らずに、サンタクロースなんてのをありがたがる西洋かぶれどもを踏み潰せ!」とか言うのは、ただの国粋主義者のオヤヂなんぢゃねぇのか?
そんな等身大の国粋オヤヂに、いきなり巨大な体でビームを発射するウルトラの父はどうなの?…etc、etc

ありとあらゆるところにツッコミどころが隠されていて、息つく間もないエピソードだ。そんなスキだらけ加減が面白いとも言えるんだがね。

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2005.01.24

1/24 『ウルトラマンA』#35&36

第35話「ゾフィからの贈りもの」
ダンの同級生アキラは寝小便癖が直らないため、友達から仲間外れにされている。或る日の寝小便染みは、奇妙な形をしていた。それは、彼の夢に現れる超獣ドリームギラスそっくりだった…。

「自分も9歳まで直らなかった」と、寝小便について語り合う北斗とアキラ。なかなか夜尿症の直らない子供を勇気付けようと言う狙いは分かるが、そんなに熱く語らんでも…。また、アキラを村八にする子供の言い草がヒドイ。
「寝小便たれはチームに入れらんないよ!試合の最中に漏らされたら困るもん」
いや、彼は寝小便はしても、真昼間の起きてる時間に小便漏らしてはいないんじゃないのか?
題名にもなっている“ゾフィからの贈り物”は、湖の水を干上がらせちゃうビーム。水中戦闘の苦手な弟への兄の心遣い…なんだろうけど、兄ちゃん、甘やかし過ぎだ。


第36話「この超獣10,000ホーン?」
街を我が物顔で走るカミナリ族の若者たち。時を同じくして、街に忽然と姿を現し、またかき消すように消えてしまう謎の超獣サウンドギラー。カミナリ族は北斗の制止にもかかわらず、日々暴走を繰り返すが…。

街を暴走する若者たちが、実は幼児に好かれたがっていた…。目が・になるようなエピソードだ。でも、「キミたち、本当はみんなに好かれたいんだろう?」と、すぐにそれを察知する北斗も凄い。エピローグで幼稚園児たちと楽しそうに遊ぶ、老け顔&革ジャンのカミナリ族が何か物悲しい
ところで、誰が付けたか知らないが、超獣の名前はサウンドギラー。なのに、この超獣が“音”に反応していることに誰も気付かない。呑気な時代だなぁ。

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祝!『アウターリミッツ』初の完全ソフト化!!

ついに遂に!『アウターリミッツ』が完全ソフト化!
待ってましたよ!この日が来るのを!

『トワイライトゾーン』はビデオ、LD、DVDと、メディアが変わっても毎度毎度リリースされるのに、なぜかいつも不遇な『アウターリミッツ』。日本で発売されたソフトは、ポニーキャニオンがビデオ発売した全6巻・12話だけ。全49話をいつか観たいと思って、やっとそれが叶う日がやって来る。
このTVシリーズは、純粋にSF的な面白さを追求していて、それ故にアンハッピーエンドだったり、刹那だったりするのが魅力。説教オヤヂのロッド・サーリングと違って、モラルを説いたり教訓を語ったりはしないところがいいところだ。かの『世界の中心で愛を叫んだけもの』のハーラン・エリスン脚本だの、『宇宙戦争』のバイロン・ハスキン監督作だの、ジーン・ウォーレンのSFXだの、豪勢なスタッフ組みで見所一杯。毎度のように宇宙人も登場し、おまけにあの『ターミネーター』の元ネタ・エピソードだってある。
いやぁ、本当に楽しみだ。ありがとうジュネオンさん!
これでポニーキャニオン版(それもβだ)のビデオをやっと捨てられる。

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2005.01.16

1/16 『ウルトラマンA』#33&34

第33話「あの気球船を撃て!」
気球船バアロン号とその乗組員が配る風船は、ワンパク小僧どもおとなしくさせる効果があった。
母親達から絶大な支持を受けるバアロン号。その正体は気球船超獣バッドバアロンだったのだ…。

子供のアタマを良くするとか、大人しくする効果のある何か----塾だったり、道具だったり----を親が競って奪い合い、それが実は子供を洗脳したり、生気を吸い取るものだった…ってのは、当時の特撮番組ではよくあるネタだ。それだけ“受験戦争”だの“教育ママ”だのが、話題になっていた時代だったってことだな。俺もその時代に生きてきた割には、そんなにキッツイ状態だったような気がしない。なんでだろう?そんなにノンキにノホホンと生きてた訳でもないと思うんだがなぁ。と、ちょっと遠い目をしてみる
教育ママ役には、もちろん塩沢とき!当時のこの手の役と言ったら、この人しかないでしょ!
「超獣反応(どんな反応だろう?)」があって出撃したのに、ただの気球だと決め付ける北斗と、慎重に行動しようと言う吉村の対比がちょっと面白い。気弱な吉村の主張なんぞ、北斗は聞き入れないけどな。


第34話「海の虹に超獣が踊る」
星司はタンカー沈没現場付近でユウジという少年を発見する。ユウジの父はタンカーの船長だったが、事故で死んでしまったのだ。ユウジの姉は父の死を告げられず、虹色の貝殻を千枚集めると父親が帰って来ると教えていた。そしてユウジはそれを信じ、必死に貝殻を集めていたのだ・・・。

気持ちは分かるよ、気持ちはさ。だけどそんなウソついても、バレた時に困るでしょ、お姉ちゃん。そんな必死のウソを踏みにじる北斗もひどいぞ!
…とか、どっちつかずのことを考えながら観てたら、この姉ちゃんどっかで見た事があることに気付いた。ああ、そうか。『ウルトラマンレオ』でおおとりゲンの彼女演ってる丘野かおりだ。調べてみたら、『ウルトラマンタロウ』『ミラーマン』『仮面ライダー』『V3』『イナズマン』、そして『丸出だめ夫』まで、円谷&東映を股にかけ、特撮番組にやたらとゲスト出演してる人なんだね。個別のエピソードが何だったのかは覚えてないけど、そりゃ見た事ある訳だ。
結局、貝殻(着色済み帆立貝か?)は、虹超獣カイテイガガンのウロコだったことが分かる。この超獣、バカそうな見てくれの割に意外とアタマが良くって、TACの囮タンカー作戦をあっという間に見破ってしまう。人を見てくれで判断してはいけないって教訓だ(ウソ)。

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2005.01.09

1/9 『ウルトラマンA』#32

第32話「ウルトラの星に祈りを込めて」
突如飛来した宇宙船。出撃した北斗は宇宙船からの怪光線を浴び操縦不能になるが、山中がなんとか撃墜する。北斗は翌日から特訓を受けることになるが、そんな時、星野アキラという少年が現れる。だが、少年は撃墜された宇宙船に乗っていた超獣人間コオクスだったのだ…。

物語は全く覚えていなかったが、何故か怪獣の造型だけ異様に鮮明に覚えていたコオクス。穴が開いてる飛び出た前歯と、ウルトラ兄弟チックなアタマの形状が妙に印象的だったんだよな。なんか、もうちょっとカッコよかったような気がしてたんだけど、別になんてことないですな。

今回もまた、北斗の自宅の描写がある。このシリーズは、なぜか自宅のマンションだか団地が描かれることが多い。隊長もそうだったし、ヘンに生活感があるから、SFっぽさが出て来ない気がする。

宇宙人が変身しているアキラ少年は、バキシムの時に宇宙人が変身した少年と同じ子だ。宇宙人の間では、この顔に変身するのがブームだったとか?

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2004.12.31

12/31 『ウルトラマンA』#31

第31話「セブンからエースの手に」
謎の黒い彗星が飛来して数日後、TAC基地に少女ミオが現れる。彼女は、動物園のバクとバクおじさんなる人物を星司が助けてくれると約束したと言う。星司は全く身に覚えがないが、竜隊長の計らいで彼女の望みを叶えようとする。そんな時、獏超獣バクタリが町に現れた…。

星司が、なんでそんな約束をしたのか、あるいはなんで約束を覚えていないのか、全く説明がない。実はミオが宇宙人で…とか言うのなら分からないこともないのだが、これが別になんの他意もない少女だったりするから困る。ほかにも、なぜ?な展開が多く、非常に困った脚本である。
でも、その分カメラと編集が非常に凝っており、このシリーズらしからぬ雰囲気を出すことに成功している。狭い通路を歩く防衛軍の隊員たちやバクおじさんをトラックバックしてフォローする画や、風で揺れる赤い風船越しに並ぶ銃殺隊、バクに向かって叫ぶバクおじさんの手前で立つ陽炎とか、とてもかっこいい画作りされていて好印象な一篇。

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2004.12.20

12/20 『ウルトラマンA』#30

第30話「きみにも見えるウルトラの星」
東京K地区に超獣警報が発令され、エリアを封鎖するTAC。警備にあたっている北斗の前に、危篤患者を乗せた1台の救急車が現れた。まだ超獣が姿を現していないからと、北斗は通行許可を与えるが、黒雲超獣レッドジャックが救急車に襲い掛かり、殺されてしまう。母を亡くした娘はTACをなじり、北斗に謹慎処分が下される…。

超獣レッドジャックの存在って何なんだろう?ダン少年の高慢ちきでイヤな自慢と勇気にウェイトが置かれていて、超獣自体の目的とかは、何も描かれない。ただの天災扱いだ。せめて北斗の判断の誤りと、ヒーローとしての苦悩でも描けばまだしもだが、直情熱血型ヒーローだからそんな部分はサラリと流されてしまう。
TACだけでなく物語自体が、ウルトラの星が見えると言う小僧に振り回されてしまうのがイヤだな。

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2004.12.15

12/14 『スペース1999』#7

第7話「巨大宇宙都市出現!」
全長32Km、全幅8Kmの巨大な物体が月の付近に現れた。その巨大都市宇宙船からの救助信号を受信したコーニッグ指揮官は、自ら陣頭指揮を執り、捜索隊を送る。だがイーグル1は、強制牽引されて宇宙船に捕らえられてしまう。そして宇宙船の中は廃墟と化していた。そして内部探査のために3グループに分かれた彼らを待っていたのは、蛮族と高度な文明を持つダリア人たちだった…。

あまりにも巨大な宇宙船の中で、違う種族(厳密には退化した種族だが)が住んでて、一方を神と崇めているって設定は、ハリイ・ハリスンの『宇宙兵ブルース』にも似ている。で、あっちはパロディSFだけど、こっちはマジ。900年生きてきたダリア人が、蛮族たちを喰って生き長らえてきたってのは、なかなかアブナゲで面白い。
でも、そんな歴史と種族間の捕食関係があった上で、コーニッグに「仲良く暮らせ!」とか言われても、そりゃあムリだべ。

番組的にはしょうがないんだろうけど、どうしてこーゆー時に指揮官はじめ、主任クラスばかりで構成された捜索隊を編成しちゃうんだろうね。主要メンバーじゃない人が殺されちゃうのが、視聴者にはバレバレだと思うんだがなぁ。

今回はラッセル博士の黒下着風衣裳がサービスカット…つっても別に嬉しくないんだがな。

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2004.12.13

12/13 『スペース1999』#6

第6話「宇宙冷凍人間の正体」
アルファに近付く謎の発光体によって、全ての人々の時が止まってしまう。だが、エネルギー・セクションのザレフ隊員だけは時間が止まらず、発光体によって気を失ってしまう。そして時は通常に戻ったが、コーニッグをはじめ、誰も時が止まっていたことに気付く者はなかった。一方ザレフは、異様な寒気に襲われるようになる。そして彼の周辺で奇怪な事件が起こり始める…。

久し振りに『スペース1999』だ。
ザレフに取り憑いてたのは結局エネルギー生命体のようなものらしいのだが、結局のところ分からずじまい。ま、このシリーズでは、オチがウヤムヤなのはいつものことだから仕方がない。それでもこのエピソードは非常に面白い。エネルギーを吸い取らないと生きられない身体となったザレフの行くところ、次々と停電が起き、あまつさえ人間の身体からも熱エネルギーを奪って凍死させてしまう。もう、こんな勢いで人死に出してたら、アルファの運営自体が難しくなるんじゃないかって、人他人事ながら心配になるくらい。そして、コーニッグたちは彼を追いつめて行くが、妻のエバだけが彼を助けようとする。デヴィッド・トンブリンの演出が良かったってこともあるけれど、オチとか設定をもっとどうにかすれば、換骨奪胎してリメイクだって可能な内容だ。
それだけに、いつものごとく「宇宙には不思議なことがあるねぇ…」で済ませちゃうのが残念。

ところで、アルファには日光浴ルームなんてあるんだな。そりゃ宇宙空間にずっと居るんなら必要か。

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2004.12.07

12/7 『ウルトラマンA』#29 

第29話「ウルトラ6番目の弟」
地底超人アングラモンは、人類の地下水汲み上げに怒り、地底超獣ギタギタンガを使って人類を脅迫して消える。その行方を追っていた星司は、TACパンサーの前に飛び出した少年・梅津ダンを危うく轢きそうになる。ダンは、クルマの前に飛び出す勇気があるとうそぶいて、友達からウソツキ呼ばわりされ、さらに2年前に酔っ払い運転で死んだ父と同じく、酔っ払っているとまで言われていたのだ…。

夕子の代わりに登場した新キャラ、ダン少年が登場。嘘つきと言われるのは良いけども、酔っ払い運転の父親のことを持ち出すのはイジメとしてはヒドイなぁ。
地下水汲み上げに怒る地底人ってのも珍しいが、うまくやれば『ノンマルトの使者』にもなれそうな話だけに、ダン少年の方にばかりウェイトが行ってしまっているのが惜しいエピソード。

ところで、ダンの風貌が『帰マン』の次郎君に似過ぎだと思うのはオレだけか?

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2004.12.06

12/6 『ウルトラマンA』#28

第28話「さようなら夕子よ、月の妹よ」
パトロールの最中に突如クルマを降り、月に向かって走る夕子。そして、月表面に光が走るのを見て、誰ともなく言う。「ルナチクスが現れるのね」
まさにその言葉通り、満月超獣ルナチクスが地表をブチ破って現れる。実は夕子は、ルナチクスによってマグマを吸い取られて滅亡した、月からやってきた月星人だったのだ…。

シリーズ前半のクライマックス。女の子と一緒じゃ怪獣ごっこできないとか、男同士で怪獣ごっこしてると、力関係の弱い方の子が「おまえ夕子役な!」とイジメに近い扱いを受けるとか、怪獣ごっこで合体しちゃった後に1人余っちゃうとか、様々な事情とテコ入れによっての路線変更。それにしても、夕子が月星人だったってのはあんまりにも唐突。これまで複線らしい複線が一切なかったこともあって、これまでずっと観て来た番組の主人公の一人が消えてしまうのは、当時も寂しかったなぁ。
きっと今なら、主人公の1人が死んでその遺志を継いで残された1人が戦うってことにするだろう。

ところで、マグマ層の中に棲み、マグマを吸って生きている超獣ルナチクスが、溶岩の中に投げ込まれただけで火がついて、あっさり死んじゃうってのはどうなんだい?

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2004.12.01

12/1 『ウルトラマンA』#26&27

第26話「全滅!ウルトラ5兄弟」
突如現れて、脈絡なくウルトラマンA引渡しを迫る地獄星人ヒッポリト。これまた意味なく、戦いもしない内から「こんな強敵見たことない…」とすっかり負け犬になってるTACの面々。そして予想通り全く勝てない。人々は「Aを引き渡しゃ、オレたちは助かるんだ」と言い始める。そしてAは戦いに挑むが、あっさりとカーボン・フリージング状態に…。

第27話「奇跡!ウルトラの父」
…で、助けに来たウルトラ4兄弟も、何にもしないうちに同じくカーボン・フリージング。そこへ これまた脈絡なく、息子を助けにウルトラの父がやって来る!

前後編の大作。
兄弟全滅----それもコンクリート詰めみたいになって死んじゃう----で、ウルトラの父が助けにやって来るって展開は、子供心にとても印象深かった…はずなんだが、こんないい加減な話だったっけ?兄弟はやって来て、な~んも活躍しないままイキナリやられちゃうし、オヤジは一応Aだけ助けるけど、すぐ死んじゃう。もしや兄弟は、父の葬儀のために地球に来たのでは?そうんなことまで思ってしまった。
「ウルトラマンAなんて、宇宙人の言うままに差し出せばいい」ってテーマだけを見れば、『ウルトラマン80』の最終回(これは重い話ではないが)や、『ザンボット3』にも通じるようなヘビィなものなんだが、なんかさら~っと流して終わっちゃう。勿体無いなぁ。

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2004.11.30

11/30 『怪傑ズバット』#7

第7話「悪い風だぜ 港町」
今週もまだ指宿でズルズルとくすぶっている早川健。彼が偶然知り合った少年は、秀水園野球チームのメンバーだった。そして、秀水園はダッカー参加のマイナス団から脅迫を受けていた…。

2話連続の指宿慰安ロケはいいのだが、「ヤツらは、この町で一番湯量の多いこの宿を狙っている」だの、悪人をプールに放り込んで「このプールは冬でも泳げる温水プールだ」だの、あんまりにもタイアップ臭強過ぎ(笑)。
不死身の道斉って和風の名前のボスなのに、モンゴリアンみたいな衣装の力持ち、グレートコング(あ、ミスター珍だー!)ってのが用心棒なのも解せない。大体、このコングってのは、どういうジャンルで世界で2番目なのかしらん。力持ちってことかな?
『ダイヤモンドアイ』の早川編集長こと久野四郎がホテル支配人役でボコボコにされる(笑)。

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2004.11.22

11/22 『ウルトラマンA』#25

第25話「ピラミットは超獣の巣だ!」

学校の校庭から謎の赤いガスが噴出し、小学生が次々に倒れる事件が起きた。だが、そのガスの中でも全く異常のない女、ミチルが居た。彼女は星司の輸血を拒み、病院を抜け出してしまう。夕子はミチルを不審に思うが、星司は彼女をかばう。彼女はオリオン星人の工作員だったのだ…。

なんで「ピラミッ」じゃなくて「ピラミッ」なのか?当時はゴッ・イグアナだったり、意外と濁点には頓着してないことも多いので、気にしても仕方がないか。
今回はオリオン星人を理由もなく庇う星司と、それに焼もちを焼く夕子ってのがポイント。ここんところのエピソードは、もうすぐ夕子が帰っちゃうからなのか、やたらと星司に夕子がからむエピソードが多くなっている。何話か前でも「星司さんはデートにも誘ってくれない」とか言ってたしね。その辺りをもっとツッコムんで、宇宙人の三角関係とかになるともっと面白くなりそうなんだが、そう成り切れないところが、このシリーズの弱点でもあるな。
古代超獣スフィンクスは、まるっきり名前の通りの超獣。ライダー怪人のエジプタスが大きくなったようなもんだ。

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2004.11.21

11/21 『怪傑ズバット』#6

第6話「海にほえるマシンガン」

港町の銀行を襲う、海賊キッドの手下たちを阻止した早川健。しかし、相手の覆面を銃で撃ち落したために、強盗に捕まっていた人々が犯人の顔を目撃してしまう。そのため、今度は彼らが目撃者として命を狙われる羽目に。さらに世界で2番目のトマホーク使い、レッドボワが早川の前に立ち塞がる…。

いつものごとく意味不明な登場の仕方をする早川健。今回は船の舳先に乗って、ギターを弾きながら現れる。バカッコイイぜ!銀行で戦ってたと思ったら、カット変わりでいきなり海辺に居たり、どう見ても日本人にしか見えないインディアンの酋長とか、これまたいつもながらの突っ込みどころ満載。
宣伝タイアップの指宿秀水園は、今も健在らしい。看板アップはもちろん、東条刑事がわざわざ、宿名を言う場面まである。大らかな時代ですな。指宿に行くことがあったら一目見てみたいが、きっと雰囲気が全然違うんだろう。

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2004.11.18

11/18 『ウルトラマンA』#24

第24話「見よ!真夜中の大変身」船乗りの父を持つ少年、早川健太(ズバットか?)は、母と2人で父の帰りを待っていた。ある日、父から手紙が届き、その中には妻への安産の贈り物の赤いガラス片も入っていた。時を同じくして、日本に赤い雨が降る。その雨を浴びた母は、夜な夜な家を空けるようになり、不安になった健太が後をつけると、そこには地獄超獣マザリュースを我が子と呼び、踊り狂う母の姿があった。ヤプールは死んだが、異次元人マザロン人(誰?)は死んでいなかったのだ…。

前回で死んだと思われたジジイが、海に浮かびながら、またも「オマエはオ~レを信じなさい…」と唄っている。そう、これは「ヤプール死すとも超獣は死なず~っ!」と、どこかで聞いたようなフレーズを叫んだヤプールの最後っ屁話であり、エピローグなのだ。
岸田森のナレーションは、いきなり「マザロン人は死んでいなかったのだ」とか言い出すが、マザロン人なんて名前は初登場。誰のことなのかサッパリわからんが、まぁそれはそれでいいんでしょう。
ついでに、外洋航路の貨物船に乗っている父が、「もうすぐお前もお兄さんになるのだから…」とか「安産のお守りに…」とか手紙に書いてきてるのに、お母さん全くおなかが大きくなってません。

ドラマや映画でお馴染みの岩本多代さんが、優しいお母さんから、なんか憑いちゃったお母さんに豹変するのが物凄く怖くて、子供だったら泣いちゃうよね。個人的には、一度だけお仕事でお会いした(実際には“生で見た”って程度だが…)ことがあるので、とっても良い方なのもなんとなく知っているだけに、役者さんって凄いなあと思う。
市川森一脚本でもないのに、怪しい宗教色の強いエピソードだった。

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2004.11.15

11/15 『ウルトラマンA』#22&23

第22話「復讐鬼ヤプール」
ある夜、ひとつの隕石が地球に落ち、そこから現れた仮面の男がTAC基地に侵入して破壊工作を行った。バイクで逃走する男を追った山中は、事故を起こし同乗していた美川が死んでしまった。動転する山中だったが、酒井と名乗る芸術家に助けられ、奇跡的に生き返った美川。彼女は酒井にすっかりお熱になってしまう。その酒井は、幼稚園で子供たちのために、「ブラックサタン」と言う超獣の像を作り始めるが…。

前回と今回、2話連続で川北紘一が特撮を担当。恐らくこれが、初めて特撮監督作品だろう。2話とも特撮シーンに勢いがあり、ちょっと凝ったカメラワークを見せてくれる。若さゆえの才気とでも言うようなものが感じられ、こーゆーのを作ってたから未来を嘱望されて、『さよならジュピター』の抜擢へと繋がって行くんだろうと思わせる。だが、その後の本編での冴えない仕事ぶりを考えると、この人はスクリーンサイズよりもブラウン管サイズの方が能力が発揮できたのではないかとも思う。

今回は美川隊員の浴衣姿とか、妙にエリがでかいブラウス&ミニスカート姿を見ることができる。美川ファンはたまらんな(笑)。

「バイクに乗った仮面が!」って台詞は、きっと同時期にO.A.されてウルトラシリーズを脅かしていた『仮面ライダー』を意識してのもんだったんだろう。


第23話「逆転!ゾフィー只今参上」
♪オマエはオ~レを信じなさい、ホレ!信じなさい、ホレ!信じなさい…♪
異様な歌とともに、世界中で目撃される謎の老人。彼は末世を説きながら、町を踊りながら練り歩く。そして、ハメルンの笛吹きのように、子供たちがその老人の後を追い、そして消えていく。その現場を北斗は目撃するのだが、いつものように皆信じてくれない。実はその老人こそヤプールだったのだ…。

ヤプール編のクライマックスは、子供の頃に一番インパクトのあったエピソード。ボロボロの老人が、地の底から響くような声で唄う歌のインパクトは強烈で、大人になってからもヤプールと言えば、この歌がアタマの中でグルグルとエコーする。
今になって見返してみたら、おっそろしく前衛的な演出で驚かされた。カメラ・アングル、編集、色調、展開、どれもこれもがなんだか意味が分からんほどシュール。ついでに、メビウスの輪の説明から、「これを人間に応用すれば、異次元に行ける」って説明も意味不明なら、それを応用したマシンが、北斗をグルグル回すだけなのも訳わかんないし、夕子を異次元に送り込んじゃうために突如現れるゾフィーも全くもってよくわからん。
これくらい訳わかんない展開だったから、子供心にトラウマになってたんだろうと再認識しました。

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2004.11.07

11/7 『ウルトラマンA』#21

第21話「天女の幻を見た!」

意外に質素に団地住まいをしている竜隊長が、出勤しようと家を出ると、謎の女が立っていた。
「私をお手伝いさんとして雇ってください!」
団地住まいでお手伝いさんもねぇもんだ、とこのアブナイ女を追っ払った竜隊長。そして女は、近所の根暗そうな金持ち青年の家で雇ってもらうことに成功する。だが、彼女はヤプールによって破壊された乙女座からやってきた宇宙人で、天女超獣アプラサールへと変身をしたのだった…。

特撮番組の中で、生身の人間のまんま巨大化してる風景ってのは妙に怖い。『ウルトラマン』のメフィラス星人の回に巨大化したフジ隊員。『帰マン』のドラキュラスの回で巨大化してる吸血女。『アイアンキング』のタイタニアン。『フランケン対地底怪獣』のフランケン。特撮セットの中に立ってる円谷英二のスチル。着ぐるみを着てれば全く違和感がないのに、普通のカッコ(いや、あんまり普通じゃない場合が多いんだが)で居ると異様な雰囲気になる。
このエピソードのアプラサールも、超獣の姿をしていた時よりも、普通の女の姿になってからの方が、子供心に怖かった。今観てもなんかイヤだな。
ついでに、アプラサールを匿う根暗青年はもっとイヤだが、こっちは子供の頃はイヤさがよく分かってなかった(笑)。

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2004.11.01

11/1 『ウルトラマンA』#20

第20話「青春の星 ふたりの星」
パトロール中、北極星のあたりから突如大型客船スカンジナビア号が空中に現れるのを目撃した北斗。だが竜隊長は信じず、疲れ過ぎのせいだとして、夏季休暇を取らせる事にした。休暇を利用して、客船が着水した沼津にやってきた北斗は、スカンジナビア号----別名ステラ・ポラリス号で機関士をしている篠田一郎(篠田三郎)と出会う。彼は、3年前から港に停泊してホテルとして使われているこの船を、再び動かすのが夢だと言うが…。

ウルトラマンタロウこと篠田三郎がゲスト。こいつが表情や感情がコロコロ変わり過ぎで、はっきり言ってちょとコワイ。今笑ってたかと思うと、急に怒りだす。おまけに思い込みも激しいし、実際に居たら困ったタイプの人だ。
結局、スカンジナビア号が飛んだ原因は、大蝉超獣ゼミストラーの力によるものだとは分かるのだが、何故飛ばしていたのかの目的は、分からずじまいで終ってしまうのだった。
だいたい、なんでセミの超獣が火を吹いたり、超能力を持っているのかも分からないし、篠田一郎がなん船を動かすのにイカリを上げずにイカリの鎖を爆破してたのかも分からない。何から何まで分からないエピソードですな。

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2004.10.27

10/27 『ウルトラマンA』#19

第19話「河童屋敷の謎」
母親がラーメン屋台を引いているためにいじめられ、そのせいでウソツキになっているヤスオが超獣を目撃した。超獣が消えた場所には、プール付きの豪邸が建っているだけだった。そして、その豪邸のプールで泳いだ級友たちは、みな“ヘソ”がなくなってしまっていた。ヤスオは必死に説明するが、誰も彼の言うことを信じない。そして星司は、もしもヤスオの言うことが本当だったら、プールに飛び込んでヘソを取り返してくると約束するが…。

あ、『光速エスパー』のお父さんだ!とか言っても誰も分からんだろうが、豪邸に住む怪しい春川夫婦の旦那さんを演じてるのが、『光速エスパー』でお父さん役をやってた細川俊夫って役者さんなのだ。以上。

さて、ツッコミどころ満載のエピソードである。
アタマがプールになってる河童超獣キングカッパーってのは、発想の元は恐らく落語の『頭山』あたりだろうし、腹の部分が顔になってるデザインはもちろん腹芸が元ネタでしょ?着ぐるみ怪獣のアタマに、本当に水が入ってる造型は実に野心的だと思うけれど、このコンセプトのムチャさ加減とあいまって、他に類を見ない超獣になっている。
超獣がそんなんだから、話もムチャ。カッパなのになんで“ヘソ”を取るのか?尻子玉を抜いたらんかい、尻子玉をっ!で、約束を守ってプールに飛び込む星司も一緒にヘソを取られたらどーすんだろ?
前話に続き、高野宏一の特撮はけっこう野心的なんだが、話がどーにも笑いを誘ってしまうなあ

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2004.10.26

10/26 『ウルトラマンA』#18

第18話「鳩を返せ!」
技術班(?)の梶は、どんなところにも行ける画期的な無人機を開発したが、機体の回収方法に悩んでいた。星司は、パトロール中に出遭った鳩狂いの少年サブローを思い出し、鳩の帰巣本能を利用することを提案する。TAC基地から遠く離れた所で放されたサブローの伝書鳩コジローは、順調に基地へ向かって飛び、実験は成功するかに思われた。だが、ヤプールはコジローを捕獲し、その脳髄で大鳩超獣ブラックピジョンを作る。そしてブラックピジョンは、サブローの吹く鳩笛に向かって進み始めた…。

なんとも言えず“イヤ~ン!”なノリが、『スペクトルマン』みたいなエピソード。
いつもは、地球の生物と宇宙生物をそのまんま掛け合わせて超獣を作ってるのに、なぜゆえ今回は脳髄だけなの?
その所為で、持って行き様によってはすごくいい話になりそうな雰囲気もありつつ、猛烈にイヤな後味のエピソードになっちまった。Aも、初代マンがよくやってたみたいに、せめてブラックピジョンを宇宙に連れてって放すくらいにしておけばいいのに、殺しちゃうもんなぁ。

ところで梶の作ってる“無人機”って、一体どんなのなんだろう?
「空を飛べて、月にも行けて、海中にも潜れて、やり方によっては地中にも潜れる」って説明するけど、それの回収を伝書鳩がするの?鳩は、月にも海中にも地中にも行けないと思うけどね…。

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2004.10.19

10/19 『ウルトラマンA』#17

第17話「夏の怪奇シリーズ 怪談・ほたるヶ原の鬼女」

とある夜、足の不自由な少女タミコの枕元で不思議な声が響く。「母に逢いたければ、このホタルンガを持って行け…」そして、タミコは巨大なホタルを手に入れた。
時を同じくして、ほたるヶ原では毎晩のように原因不明の交通事故が頻発するようになる。どの事故も必ず深夜2時に起こっていることに気付いたTACは、星司と夕子を現場に派遣する。このほたるヶ原バイパスは、TACの新型秘密兵器の輸送路でもあったのだ…。

当時の特撮モノは、どうもこの手の交通事故(時代的には交通戦争って言うべきか)に対する警鐘みたいな話が多い。『ウルトラQ』のヒドラとか、『スペクトルマン』のクルマニクラスとか。
で、今回は珍しく夕子が単独で主役(?)の物語。タミコと夕子の心の交流を描くようでいて、丘の上から車イスを突き飛ばして、スっ転んだタミコを見て「ごめんなさい、本当は歩けるんじゃないかと思って…」とか言っちゃう夕子。鬼女はお前だ!
その後、うやむやのうちに歩けるようになったタミコと2人で、大蛍超獣ホタルンガの尻の発光体に吸い込まれちゃうのに驚くが、その体内でマスクもなしに毒ガス兵器を使ってしまう夕子の大胆さにはもっと驚かされる。
全体的になんかヘンだが、「夏の怪奇シリーズ」の中ではイチバン怪奇色が強いかな。

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2004.10.13

10/13 『ウルトラマンA』#16

第16話「夏の怪奇シリーズ 怪奇・牛神男」
お盆休暇で岡山・吉備津に帰省する吉村隊員は、列車の中でヒッピー風の男、高井(蟹江敬三)と知り合った。ひょんなことから、故郷を案内することになった吉村は、数百万頭分もの牛の「鼻ぐり」(牛の鼻輪)を奉った鼻ぐり塚にやってくる。高井は、吉村が止めるのも聞かず「アクセサリーに丁度いい」と、鼻ぐりを1つくすねてしまう。それを異次元から見ていたヤプールは、これ幸いと高井に牛の怨念を取り憑かせてしまう。翌日、吉村と母が、番組タイアップ先のオリーブマノン化粧品のオリーブ園を見学している頃、高井は牛神超獣カウラへと姿を変えていた…。

なんと言っても、蟹江敬三とオリーブマノン化粧品に尽きる。
若かりし蟹江敬三は、いくら70年代の若者のステレオタイプとは言っても、こりゃやり過ぎでしょ。まるでバカじゃん。変身してる途中は、まるで『極道恐怖大劇場 牛頭』(それは名古屋だけじゃなくて岡山にもあったんだ)状態だしね。
そしてオリーブマノン化粧品。実にあからさまなタイアップ振りが微笑ましい。社長さんは出てくるわ、オリーブ園見学ではベタに説明をするわ、カウラはご丁寧にロゴ入りオリーブオイル・タンクを破壊するわの大盤振る舞い。大らかな時代だねぇ。

今回は、もう16話にもなるってのに、今まで全く目立てなかった吉村隊員が主役。意外と男前なんだけど、やっぱりパッとしない役者さんだね。

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2004.10.10

10/10 『ウルトラマンA』#15

第15話「夏の怪奇シリーズ/黒い蟹の呪い」
父を海で失った少年・夢二は、海で拾った巻貝から不思議な声を聞いた。それは亡き父の魂が宿ったカブトガニの声だった。父は、あるカブトガニが何者かに改造され、海を汚す人類への恨みを募らせていると言う。そして倉敷の海に大蟹超獣キングクラブが現われる…。

お得意、「夏の怪奇シリーズ」の第一弾。
どこら辺が“怪奇”なのかと言うと、多分死んだ父ちゃんの声が聞こえてくるところでしょう。きっとそうだ、全然怖くないけど。持ってき方によっては『セブン』の「ノンマルトの使者」みたいなヘビィな話にもなるところだが、そこはそれ『A』ですから、そんな風にはなりません。どっちかって言うと、タイアップの「鷲羽山ハイランド」とかの印象の方が強く残る。HPで検索したら、この遊園地ってまだあるんだね。キングクラブがあんなに焼き尽くしたのに(笑)。
最近の“ウリ”は、本場のブラジルサンバでチューピーでチュ~!!だそうで、

いつも元気元気♪本場ブラジルのサンバチーム!! 陽気でノリノリ~なサンバでレッツダァ~ンス♪ 365日!!踊りまくりぃ~でチュ!!

オレも今度倉敷に行ったときには、踊りまくりぃ~でチュ~!!だ。(ウソ)

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2004.10.06

10/6 『ウルトラマンA』#13&14

第13話「死刑!ウルトラ5兄弟」
殺し屋超獣バラバに兄を殺された少年。だが、警察はいつものごとく超獣出現を信じない。そして、突如空に「ウルトラ兄弟はゴルゴダ星に集結せよ!」とウルトラサインが輝く。サインに従ってAがゴルゴダ星に行くと、そこにはゾフィー、マン、セブン、帰りマンも現われた。だが、誰もウルトラサインを出した者は居ない。そして目の前に現われるウルトラ5兄弟の十字架。全てはヤプール人の罠だったのだ…。

子供のときには結構興奮したエピソードだった。なんてったって、ウルトラ兄弟5人が初めて勢揃いするんだから、興奮するなって方がムリな話だ。だけど今観ると、実にテキトーな話だね。ヤプール人にやられて“ハラホロヒレハレ”な4兄弟もナニだし、みんな揃ってオヤヂ声で話してるからなぁ。
ウルトラ兄弟の兄弟愛と、兄を殺された少年の兄弟愛を平行して描こうとしたんだろうけれど、兄を殺された少年はハッキリと蛇足で、まったく本筋と絡んでいない。だけど、そのまま後編へ突入!

第14話「銀河に散った5つの星」
ウルトラ4兄弟を人質に取られている為、バラバに負けてしまうA。そして地球防衛軍本部からやってきた司令官は、宇宙ミサイルNo.7によってゴルゴダ星破壊を命じる。北斗は地球を守ってきたウルトラ兄弟を見殺しにするのか?!と迫るが、決定は覆らない。一方その頃、ゴルゴダ星ではウルトラ兄弟から、M78光線、スペシウム、エメリウム、ウルトラブレスレットを奪い去った、異次元超人エースキラーが誕生。その間にも有人ミサイル発射の刻限が迫るが…。

ミサイルの有人部分の切り離し装置が故障と知るや、即座に「そのままゴルゴダ星に突入せよ!」と命令を下す司令官は漢過ぎる。そして上官をブン殴る竜隊長もまた漢だ。
それにしてもエースキラーだ。なんか凄く強くなかったっけ?だってウルトラ兄弟の必殺技(M78光線ってなんだ?)を全て身に付けてるんだぜ。それがAの新必殺技スペースQであっという間に木っ端微塵だよ。もっと苦戦したような記がしたんだが、子供の記憶なんて実にいい加減なものだ。

この前後編、何でか知らないが脚本家が1人ではない。前編が田口成光で後編が市川森一。ゴルゴダだの十字架だの言ってるから、てっきり両方とも市川脚本だと思ったのにな。

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2004.10.04

10/4 『快傑ズバット』#5

第5話「花売り少女と白い粉」
新宿の裏通りに佇む一人の少女。「お願い…お花を買ってください!マッチを買ってください!」
あまりに時代観も世界観もズレた少女にド肝を抜かれたミドリとオサムは、少女から花を買おうとする。だが、少女はそれを拒んで逃げ、ミドリとオサムを怪しい男たちが取り囲む。少女は、紅薔薇連合の紅グモの手先として、合言葉を言った客に麻薬を売っていたのだ…。

タイトルもアレだが、内容もまたナニだ。マッチ売りの少女!クラクラくるような設定ですなぁ。
「やめてっ!おじちゃんは悪い人じゃないわ!だって私を育ててくれたんだものっ!!」とても現代の話とは思えない。凄いぞ、長坂!
今回はビリヤード名人のハスラー(これが名前だ)が登場。ビール瓶の上に乗せられた2個のボールを、クッション・ボールでジャンプさせて落とす。もちろん早川はこれを上回る技を披露して「お前は日本で二番目だ」ってことになる。

紅グモは髪型と言い、服装といい、手塚治虫マンガから抜け出て来たようなキャラクター。このセンスで『ブラックジャック』も実写化すれば良かったのに。

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2004.10.01

10/1 『スペース1999』#5

第5話「怪奇!宇宙の子供誕生」
アルファに初めての子供が生まれ、隊員たちはみな歓声を上げた。だがその直後、病室の母シンシアが絶叫した。生まれたばかりの赤ん坊ジャッキーは、たった数分で5歳児に成長してしまったのだ。それでも隊員たちは、アルファ初の子供を可愛がった。だが、コーニッグ指揮官は、その子供に何か不審なものを感じ始めていた。そして時を同じくして謎の宇宙船が月に迫っていた…。

『エンブリヨ』かいっ!と思わず知らずツッコミを入れてしまうエピソード。子供の成長の理由は、他の生物に乗り移ることで行き続ける謎の不定形生命体(精神生命体?このシリーズ、それが多いからなぁ…)だったって話なのだ。いやまぁ、それはいいとして、5歳児が中年オヤヂ宇宙人ジャラクへ成長する時、ベッドに寝てるだけでいつの間にか宇宙人服(ほら、よくある銀色の服)に変っちまうのはどうなんでしょ?

逃亡宇宙人ジャラクを追って来た謎の宇宙船が、ディスカバリー号(もちろんシャトルじゃなくって『2001年宇宙の旅』の方ね)にそっくりなのはご愛嬌。

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2004.09.28

9/28 『快傑ズバット』#4

第4話「涙の敵中突破」
農道を走っていたトラクターの前に、突然、飛鳥の妹・みどりが倒れこんだ。驚いた運転者の誠は、高熱のみどりを自分の家まで連れていく。だが誠の家には、鬼勘一家の鬼の勘三とその手下たち、そして用心棒の拳法使いワルツ・リーであった。鬼勘一家はイカサマ賭博で、周辺の農民から土地を巻き上げていたのだが、誠だけは鬼勘の策略に引っかからなかったのだ…。

トラクターから始まるから、「お、『渡り鳥』だから『赤いトラクター』かな」なんて思って見始めたのだが、女を樹に吊るして棒でメッタ打ちの拷問だの、古寺でのイカサマ賭博だの、医者の居る町への逃走劇だの、日活アクションかと思ってたら、これじゃ大映時代劇だよ。
「こりゃあヒドイ…。手の骨が粉々に砕けてる…」
って、ヲイ!子供番組の拷問でそこまでしなくってもいいだろっ!

拳法の達人ワルツ・リーは、灯篭を壊して見せるが、早川は灯篭を倒立させた上で真っ二つに叩き割る妙技を見せる。アホや…。

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2004.09.26

9/26 『快傑ズバット』#3

第3話「悲しき純金の天使」
「金バッチ連合」のナイフ投げの名人、殺し屋ジョーに追われていた女性しずかを助けた早川健。しずかの兄は金バッジ連合のボス・金仮面を追っていて殺されたのだ。そして金の大好きな金仮面は次のターゲットとして、時価300億円と言われている「純金の天使」を狙っていた…。

時価300億の純金像をライトバンの後ろに乗せっぱで、一晩明かしてしまうとは、さすがはズバット、豪気だぜ。
今回イチバンのお気に入りは、ナイフ対決よりも金ずくめで金歯の金仮面の前に現れた早川の台詞。「金だ金だと金歯が騒ぐ。キラキラ狂った金仮面。キラキラ金で飾っていても、貴様に似合うのはバイキンだ!」
カッコイーッ…のかなぁ…?

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2004.09.24

9/24 『スペース1999』#4

第4話「黒い太陽 ブラック・ホール」
月への衝突コースに乗っていた小惑星が、突如進路を変え、宇宙空間で消滅した。そして、月自体も進路を変え、ある天体へと吸い寄せられて行った。その“黒い太陽”はブラックホールだったのだ。バーグマン教授は、アルファの周囲に立てられた反重力タワーを利用してバリアーを張り、基地をブラックホールの高重力から守ろうと考えるが…。

今回は宇宙人も出てこない、一種のディザスターもの。
第2話の「もう地球に帰れない」同様、誰かがアルファから脱出出来る状態になり、それをコンピュータで選ぶことになるのだが、そこで「オレを選んでください!」と言い出すのがカーター。誰かにこんな台詞を言わせたかったんだろうけれど、シモンズ・コミッショナーみたいな超利己主義な人が居ないせいで、ちょっとツライ展開だね。
ブラック・ホールを抜ける時、コーニッグとバーグマンが老ける描写がある。これっきっと『2001年宇宙の旅』の影響なんだろう。でも、いつものように「いやぁ不思議なこともあるもんだ」ってなノリで、ウヤムヤで決着が着いちゃう。折角哲学的になった話もすっかりオジャンだ。

最近、知人から『ウルトラマンA』を借りて観てるので、なんだか“嵯川哲郎まつり”状態だなぁ。

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2004.09.23

9/23 『海底大戦争 スティングレイ』#1

『海底大戦争 スティングレイ』のDVDが到着したので、早速観ることに。

第1話「海底魔王タイタン」
世界海軍の潜水艦が撃沈される事件が相次ぐ。WASPの原子力潜水艦スティングレイが調査に向うが、事件現場付近で巨大な魚型潜水艇メカニカル・フィッシュの攻撃を受けてしまう。そして艦長のトロイ・テンペストとフォンズ中尉は、海底魔王タイタンの前に引き出されるが…。

『サンダーバード』ほどではないが、プラモで子供の頃から馴染んだあの『スティングレイ』が、初の全話ソフト化された。本放送はオレの生まれた年なので、もちろん観ていない。幼稚園の頃に見た覚えがあったのだが、再放送は67~68年だそうだ。お、記憶が正しいじゃん。
バリー・グレイの勇壮かつアップテンポな音楽に乗って始まる本国版オープニングが、メチャクチャカッコイイ。うぉっ!燃えるなぁ。
第1話はスティングレイと海底帝国タイタニカの紹介編。
無難にキャラを紹介しつつ、スティングレイのカッコよさを見せるのが趣旨。タイタニカのご神託魚の名前が“ギントト”ってのはどうなんザンショ?
昔、江口寿志が『すすめ!パイレーツ』の中で、ペネロープを口のきけないキャラに描いてたことがあったが、あれは『スティングレイ』のマリーナとゴッチャになってたんだなと、今更ながら思い出した。

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2004.09.22

9/22 『快傑ズバット』#1&2

遂に出ちゃったよ『快傑ズバット DVD-BOX』
カミさんが「またそんなクダラナイものをっ!」と怒ってますが、しょーがないじゃん、アナタのダンナはそーゆーアレな人なんだから。
○| ̄|_されても、どーにもなりません(笑)。

第1話「さすらいは爆破のあとで」
ふたば幼稚園の保母みどりが川原で園児たちと遊んでいると、特に意味なく地獄組の地獄竜がクルマで突っ込んでくる。そこに颯爽と現われ地獄竜の手下を倒したのは、“山登りが好きな貧乏学者”ことみどりの兄・飛鳥五郎。だが二挺拳銃の男が現われ、五郎に狙いを定めた。絶体絶命の五郎。そこへギターの音色が聴こえて来る。
「地獄竜の用心棒ランカーク。日本じゃあ、二番目の拳銃使いだ。」

この調子で書いてくと、たった1話分の話を延々書くことになるので、この辺りで切り上げとこう。何しろこの第1話、異常なまでの密度とテンポなのだ。この後、拳銃対決、バス爆破、飛鳥入院、病院爆破、飛鳥暗殺、泣きながらの絶唱、秘密兵器開発、拉致監禁&拷問、脱出、大立ち回り、旅立ち…と続いていく。小林旭の「渡り鳥シリーズ」を再現しようとしたのは有名な話だが、映画1本分、約1時間半の内容を23分程度に凝縮しているから、もう説明もへったくれもなく、見せ場ばかりで繋がってる。信じられないほど濃密なエピソードなのだ。そしてそれを演じる宮内洋の“バカッチョよさ”は、今更語る必要もないだろう。
それにしても、あのタイトル・コールの「かぁいぃけぇぇつぅ… ずぅばぁぁぁぁっとっ!」の“かぁいぃけぇぇつぅ…”部分の情けなさはどーにかならんのか?

第2話「炎の中の渡り鳥」
どこからともなく馬に乗って現われた早川健は、とある田舎町の牧場で老人が吊るされている場面に出くわす。この町に巨大カジノを建設しようと目論む、ブラックハート団のブラックスターによって、町の住人たちは嫌がらせを受けていたのだ。そして早川の前に着流し(?)の男が現われた。
「ヒュー!大した腕だな。見たところ日本じゃ2番目の居合斬りだ。」

アタマがイタイ…。前話が都会で馬にも乗ってないのに、靴に拍車を付けたランカークだったのに、今回は完全に西部劇調(正確には日活無国籍アクション調だが…)にも関わらず、何故か居合斬りの達人。この浪人、風流之助を演じるのはザンバラ髪の天本英世なのだ。日本で2番目の居合いのはずだが、刀捌きが遅い遅い。まぁ、天本英世はあんまり殺陣が得意じゃないだろうから仕方がないが。
さて、前話で親友を殺された早川だが、この2話目で完全に飛鳥五郎の復讐のために戦っている男であることが分かる。別に悪の組織を倒すとか、世界平和のために戦っているのではない。成り行きで、“ダッカー”と呼ばれる秘密組織の手下(地獄組とかブラックハート団)と戦っているだけなのだ。だから毎度毎度、「おまえが飛鳥を殺したのかっ?!」と問い詰めることになるのだな。行き当たりばったりに戦ってても、仇討ちは成就しないのでは…?

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2004.09.21

9/21 『ウルトラマンA』#11&12

第11話「超獣は10人の女?ユニタング」
くの一超獣ユニタングが現われ、TAC第3レーダー基地が破壊される。超獣が姿を消した山中で、コンノらは「ハチのムサシは死んだのさ」を歌いながら走る10人の大東女子大サイクリング部とすれ違う。北斗は潜入捜査を開始するが、南隊員以外は「若い女の色香に迷っただけだ」と北斗を信じない…。

かなーりお年を召した女子大生たちが、自転車に乗ったままピラミッド型に合体して超獣になるってのが、ド肝を抜かれるエピソード。ある意味、カーミットが自転車を漕ぐことよりも驚きだ。ヘンな針みたいなのを刺されてコントロールされちゃう、ラリラリの北斗も見所。
「やったぞ、北斗と南を離した。これでAは現われない!」とか言われちゃってるけど、もうヤプールに合体変身はバレちゃってるんだったっけ?

第12話「サボテン地獄の赤い花サボテンダー」
超獣を撃退したTACとA。だが、倒したはずのさぼてん超獣サボテンダーは、小さなサボテンに変身し、夜店のサボテン屋の売り物に紛れてしまう。テキヤの息子三郎は、そのサボテンが蛾を食べるのを見て、“サブロテン”と名前をつけ自分の物にする。翌日、三郎の学校では用務員と鶏が何者かに食われてしまった…。

あっと驚くほどゲストが濃ゆいエピソード。
テキヤのオヤジに高品格、殺されちゃう用務員さんに沢村いき雄、捜査に来る刑事に“刑事くん”こと桜木健一、一生懸命説明してるのに無視されちゃう植物学者に近藤正臣と、やたらに豪華である。
サボテンダーのピョコピョコ弾むような動きや、息子を追いかける高品格など、コメディタッチの演出が多いのも特徴だ。

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2004.09.18

9/18 『ウルトラマンA』#10

第10話「決戦!エース対郷秀樹」
突如現われた一角超獣ザイゴンが街を破壊する。その逃げる人々の中には、『帰ってきたウルトラマン』の坂田次郎も居た。次郎とルミ子が危なくなったその時、彼らを救ったのは、あろうことか郷秀樹であった。TAC隊員たちはMATの郷を知っており、TACに迎えようとする。だが北斗は、郷を不審に思い…。

外人風貌でスラリとしたモデル出身の団次郎(=郷秀樹)と並んでしまうと、気のいい近所のアンちゃん風の高峰圭二(=北斗星司)ではいかにも分が悪い。「あぁ、郷秀樹ってなんてカッコ良かったんだろう。それに比べて…」と、思わずにおられない。もちろん、郷秀樹がニセモノで、ヤプールの手先(この場合はアンチラ星人ってのだけれど)だなんてことは、子どもでもすぐ分かることなんだけどね。
ところでルミ子って誰だっけ?『帰マン』は途中で死んじゃう榊原ルミ(=坂田アキ)の印象が強くって、この娘が誰だったか思い出せない…。

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2004.09.16

9/16 『ウルトラマンA』#9

第9話「超獣10万匹!奇襲計画」
超獣出現の際に、大気に異常が起きることを突き止めたTACは、超獣を待ち構えた。コンノ隊員も超獣の写真撮影をすべく待機していたが、そこへ1人の女性カメラマンが現れた。2人が言い争う内、忍者超獣ガマスが出現。彼女だけが超獣の写真撮影に成功する。TACのRXミサイルでガマスは撃退できたかに見えたが…。

写真に撮られ、焼き増しされることで増殖する超獣ってアイデアは面白い。
でも、コンノ隊員はなんであんな高慢ちき女に惚れるんだろうとか、いくらイヤな女だからって、いきなり女を殴る北斗ってのもどうなのかとか、人間描写が面白かったりする。中でも、ゲスト出演の「少年ボーイズ」(だったかな?)の“独身でお金持ちで親切な編集長”草野大悟が美味し過ぎるぜ。
婚約者が殺されちゃったばかりだからかもしれないが、恐らく生まれて初めての恋人が出来たコンノのことを「いっちょ、とっちめてやる!」とか言い出す山中隊員はやっぱりヤなヤツだなぁ。

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2004.09.13

9/13 『ウルトラマンA』#7&8

第7話「怪獣対超獣対宇宙人」
謎の妖星ゴランが、地球へあと1週間で衝突することが判明。ゴランを破壊するため、迎撃ロケット・マリア1号を発射しようとするが、突如現れたメトロン星人Jr.が破壊してしまう。梶研究員がマリア2号の開発に取り掛かるが、TAC基地に山中隊員の婚約者マヤに化けたメトロン星人Jrが侵入する…。

メトロン星人Jr.が下品でイヤです。
『狙われた街』の時の、四畳半でちゃぶ台を挟んでセブンと語り合った知的な雰囲気の宇宙人と違って、いきなり巨大化して出てロケットをブン投げるメトロンなんてヤだい!
妖星ゴラン(ヲイヲイ、その名前は…)衝突が、メトロンの仕業だとしたら、なんで地球を破壊したいのか動機が見えないし、ヤプールは作戦もへったくれもなく蛾超獣ドラゴリーを便乗して出してくるだけだし、さらに全く脈絡なく魚怪獣ムルチが出てくるのもどうなのか?
星児と夕子のどちらかが体力のほとんど消耗してしまう「ウルトラバリアー」って設定は面白いんだが…。
それにつけても山中だ。ウザいよ山中。婚約者が出来て浮かれたからって、周りが見えてなさ過ぎ。『マッハバロン』のガンさんみたいなナイスガイかと思ったのに、全然違う嫌な男のようだ(笑)。

特撮は佐川和夫が担当。陽炎揺らめくマリア1号打ち上げ準備は、流石は佐川特撮。でも、映像的にはほかにあまり見所なし。
で、後編に続く!

第8話「太陽の命・エースの命」
メトロンJr、ドラゴリー、ムルチとAの大混戦。だが、たまたまぶつかったムルチに逆上したドラゴリーが、ムルチを意味なく惨殺。残った2匹をなんとかウルトラバリアーで封印した。だが、そのせいで夕子は危篤になってしまった。バリアーの有効時間は1日。その間にロケットは完成するのか?そして夕子は?

まるで『ウルトラファイト』みてぇ…。なんのために出てきたのかね、ムルチは?超獣の凄さを見せたかったのかもしれないが、あまりと言えばあまりにヒドイ。口から2枚に開かれ、足もいでポイッ!可哀想なムルチ。
山中は今回も暴走して、隊長命令を無視。ああ、ホントにイヤな男だ。
ゴランの接近で地上が破壊されるシーンは、何から持ってきたバンク素材かな?

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2004.09.12

9/12 『ウルトラマンA』#5&6

第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」
よみうりランドで、振興住宅地で、銀座のド真中で、女性が蟻地獄に吸い込まれて消えてしまうという事件が発生。調査をするが何も出てこないため、TACは集団で夢でも見たのではないかと、一笑に伏す。だがそれは大蟻超獣アリブンタの仕業だった…。

信じてやれよ、TAC!
毎週毎週怪獣や宇宙人と戦ってる人たちが、「夢でも見たんじゃないですか?」とか言ってのけるのは、自分たちの存在の否定ではないの?特撮番組ではこの手の展開がよくあるけど、子供の頃からの疑問だな。
ピンチになると、すぐに兄弟を呼んでしまうAの心の弱さもどうかと思うし、すぐに駆けつけて来るゾフィもどーなのよ?まぁ、子供のときは大喜びだった訳で、大人になったオレがゴチャゴチャ文句を抜かす筋合いひゃないが。
疑問ついでに、アリジゴクではなく、アリの超獣が蟻地獄を作るのはなぜ?


第6話「変身超獣の謎を追え!」
日本初の有人月探検船が帰還。搭乗員が帰宅したが、息子は父親の様子がおかしいのに気付く。だが、TACはまたも一笑に伏す。実は隊員は変身超獣ブロッケンに乗り移られていたのだ…。

信じてやれよ、TAC!
毎週毎週怪獣や宇宙人と(以下略…)
田口成光脚本なので物語はありがちで凡庸。だが演出的には、注目に値するエピソードである。ダイナミックで臨場感のあるカメラ・アングルと、短いカッティングの積み重ねが、70年代のTVドラマとは思えないほどシャープでカッコイイ。特撮的にもこれまであまり使われていないテクニックが使われているが、慣れてないだけにチープでもある。そこを編集が補い、アラを巧みに御魔化している。本篇班と特撮班のセンスの一致、綿密なリンケージだけが成し得る快作だ。監督の真船禎って、今まであまり意識したことがなかったけど、意外とイケてるのか?!
ムラマツ・キャップこと小林昭二がゲスト。

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2004.09.04

9/4 『ウルトラマンA』#3&4

第3話「燃えろ!超獣地獄」
とある山奥をTACアローでパトロール中に、南夕子は吊り橋の上に黄色い帽子の少年を見かける。その時、超獣バキシムが現れ、吊り橋を破壊し、たまたま通りがかった旅客機を撃墜する。TAC隊員たちは、南の言うことを信じないが…。

“人間は子供に甘い”と、子供を使うヤプール。まるで『帰りマン』の「天使と悪魔の間に」を思い起こさせるようなエピソードだが、残念なことに深みに欠ける。『帰りマン』では、さらに“身体が不自由”って要素を入れ、郷が必死にそれを訴えて既知外扱いされていたから、余計にどうにもならない空気に満ちていたのだが。
バキシムは、放送当時に割と好きだった超獣。今見ても造型がシャープでカッコイイ。


第4話「3億年超獣出現!」
美川隊員は、幼馴染みの売れっ子マンガ家、九里虫太郎(清水紘治)の家で開かれる同窓会に出席した。実は九里は、幼い頃から美川に惚れており、美川1人しか招待しておらず、彼女にクスリを飲ませて監禁してしまう。そして街には、九里の想像力が産み出した古代超獣ガランが出現する…。

とてもジャリ番とは思えないアブネェ話だなぁ。『コレクター』と、モンティ・パイソンの牛乳屋ネタを思い出しちゃったよ。
ガランって超獣は覚えていたけど、こんな話だったとは。超獣が出て来る必然性がないエピソードだし。
やっぱり子供にとっては、怪獣が最大の関心事なんだと痛感させられる。だってもうちょっと大人になってたら、絶対に怪獣よりも、このストーリーの方がインパクトあるもの。清水紘治のストーカー演技のヤバさは、最近のジャリ番じゃ絶対出来ないよね。
それにしても、美川隊員の高慢ちきな美女っぷりがいいねぇ(笑)。

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2004.09.01

9/1 『ウルトラマンA』#1&2

第1話「輝け!ウルトラ五兄弟」
突如現れたミサイル超獣ベロクロンによって、地球防衛軍は壊滅し、九州地方には甚大な被害を受ける。パン屋の運転手・北斗星児と看護婦の南夕子も死んでしまった。だが、これまた突如現れたウルトラ兄弟が、彼らに“生命”と“大いなる力”と“ウルトラリング”を託す。
彼らは結成されたばかりのTAC(Terrible Monster Attaking Crew)に志願し、正義と自由のために闘うことを決意する。

こんなんだっけ?『A』って意外と再放送観てないから、あんまり覚えてないんだよな。ベロクロンはもっとカッコ良かった気がするし、北斗がパン屋だったなんて丸っきり忘れてた。猛烈に唐突感のある始まり方だけれど、前の週まで『帰ってきたウルトラマン』を観ていた子供たちには、これくらいいきなり始まった方が良かったんだろう。
シリーズ構成が市川森一だけあって、出て来る施設がやたらにキリスト教っぽいぞ。


第2話「大超獣を越えてゆけ!」
工事現場に現われた謎の銀の卵。時を同じくして、突如空中に現われる金の卵。これら2つの卵が合体して、金と銀のまだら模様の巨大卵となった。文献により、アトランティスを滅ぼした超獣カメレキングの卵であることを突き止めたTACは、孵化する前に中身を焼き殺そうとするが…。

北斗と南の歓迎会をやるTAC。ロシア民謡の替え歌を「ちゅらちゅらちゅらちゅらちゅらちゅらら~っ」と唄う隊員はノンキそのもの。こんな人たちに地球の平和を任せてて大丈夫なのか?!おまけに北斗が撃墜したはずの金の卵が再出現して「おまえ、早く歓迎会に出たいばっかりに、適当な報告して帰ってきたんだなっ!」って、そんなに仲間が信じられないのもイヤです。

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2004.08.27

8/27 『スペース1999』#3

第3話「宇宙船団大戦争」

月がとある惑星に近付いた時、謎の宇宙船団が突如現われた。その宇宙船は、地球のマークIXホークにそっくりだった。アルファからの呼びかけにも応じないため、仕方なく迎撃するイーグル編隊。だが、次々と襲い掛かるホークによって、月は修復不能なほど破壊されてしまう。コーニッグは和平を申し入れようと、イーグルでその惑星に向けて旅立つのだが…。

いかにも『スペース1999』らしい、精神攻撃宇宙人のエピソード。地球の宇宙船にそっくりだって時点で、何かがおかしいと思っても良さそうなもんだが、どうもバーグマン教授が好戦的なもんで、すぐに撃ち落すことになってしまう。この宇宙船、前番組である『UFO』のSHADO次期戦闘機として開発されたって設定が面白い。元々『UFO2』として企画されていた番組だった名残なんだろう。1回しか出ないゲストメカなのに、プラモデルまで発売されてたしね。それを言ったら、出て来もしない…と言うか、イマイで勝手に作ったサンダーバード・メカのプラモ「Xカー」なんてのもあったよね。いつ登場するのか心待ちにしてた子どもたちは、一度もその雄姿を見ることが出来なかった(泣)。

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2004.08.24

8/24 『スペース1999』#2

第2話「もう地球へ帰れない!」

月に不時着したカルドー星人の宇宙船。彼らは不毛となった母星を捨て、移住のため地球に向かっていた。コーニッグたちは彼らの機器の操作を誤って、コールドスリープ中のカルドー星人を1人死なせてしまった。だが、彼らはそれを咎めず、1人分空いたスペースに1人だけなら地球人を乗せられると提案するが…。

第1話から既に鬱陶しいシモンズ・コミッショナーが、エゴ剥き出しで地球に帰りたがるエピソード。皆が地球に帰りたいと思う中で、あくまで公平なクジ引きにこだわるカーターと、「地球に返して、厄介払いしちゃいましょう」と提案するモローの対比が面白い。
カルドー星人のザンター船長を演じるのは、クリストファー・リー。この頃は、ドラキュラ役者からの低迷時期にあたり、映画の第一線に復帰してくるのはまだまだ先のことだ。

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2004.08.22

8/22 『サンダーバード』

日劇PLEX3で『サンダーバード』を観る。【思いっきりネタバレ】

ぼんやりと空を見つめ、落書きをしている少年、アラン。実は彼は、世界中で救助活動を行う秘密組織、「国際救助隊 サンダーバード」を運営するトレーシー一家の末息子であった。彼にとって「国際救助隊」は自慢の種であったが、その反面、自分がまだ一員にしてもらえないことが不満であった。
ある日、国際救助隊に怨みを持つ悪漢フッドが、サンダーバード5号をミサイルで攻撃、ジェフたちが救助に向かった隙を突いて、トレーシー島を乗っ取ってしまった。折りしもその頃、シンガポールには未曾有の大型台風が迫っており、人々はサンダーバードの助けを呼んでいる。島に残っていたアランは、レディ・ペネロープ、ティンティン、ブレインズの息子の助けを借りて、宇宙に取り残された家族を助けようとするが…。

バリー・グレイのオリジナル楽曲をアレンジしたメインテーマに乗って、オープニングが始まる。
「ををっ!これはっ!」
驚くほどセンスの良いタイトルバックに、ほとんど持っていなかった期待感が急にアタマをもたげ始める。
…そして約1時間半後、映画が終った。

これは…期待はしていなかったとは言え、オリジナルの『サンダーバード』ファンとしては憤りを覚える映画である。
軽いノリのファミリー向けアクション映画としては、ギリギリ及第点かもしれない。だが、『サンダーバード』のリメイクとしては丸っきり落第だ。

本作のスタッフは、根本的に『サンダーバード』がどんなものなのかが理解できていない。“国際救助隊は救助こそが目的である”----これは口を酸っぱくしてジェフ=パパが言い続けた、彼らの大命題である。
本作の中で、フッドがTB2を使ってロンドン銀行を襲おうとする。大変な事件だが、この時点では救助の必要な事件など起こっていない。フッドの操縦するTB2が着陸したとき、ご丁寧にもTVレポーターが「救助の必要な事件は起こっていないのに、なぜサンダーバードはやってきたのでしょう?!」と言う。そう、救助が必要なはずなのは、“台風に襲われているシンガポール”のはずなのだ。だが、本作ではシンガポールがどうなったのかは、劇中では2度と言及されない。まるでそんな事件はなかったかのように。

ビル・パクストンではなく、僕らの馴染みの“パパ”であれば、フッドは後回しにして(あるいはペネロープに任せて)、まずシンガポールに1号を急行させた筈だ。そしてモノレールに事故が起きてから、ロンドンに向かい、ついでにフッドの件を処理させる。もしも本作のように、アランがフッドを追いかけて事件を解決したとしても、間違っても正式隊員になどしないだろう。逆にパパは、得意満面のアランの鼻を叩き折り、説教をしたはずだ。
「我々の任務は悪人を捕まえることではない。それは警察に任せれば良いことだ。我々の使命は人命救助なのだ」と。

これ以外にも、釈然としない、納得の行かない点は多々ある。

オリジナルでは、パパと5人の息子、ペネロープとパーカー、ブレインズには、それぞれ明快な役割分担があった。
基本的には、まずジョン(あるいは交代要員のアラン)が5号で救助信号を傍受し、パパに連絡する。パパはHQであるトレーシー島で戦略を練る。それに従って、スコットがまず1号で現場に急行、状況確認と戦術を立てる。その後バージルが2号で(必要に応じてゴードンやアランを連れて)現場に到着する。ブレインズのアドバイスを受け、救助を開始する。同時にペネロープとパーカーが支援行動----情報収集や、逃げるフッドを追う等----を行う。
メカにはそれぞれ役割があり、メンバーにも皆役割がある。
だが本作では、登場人物の役割分担はおろか、メカと登場人物の対応さえはっきりとはしない。それもそのはずである。アランを除く全員が、ジェフまで含めて、揃って3号に乗り込んで5号の救出に向かってしまうからだ。だから、家族の中で活躍するのはアラン一人。それも今回はおミソの筈のアランが、だ。これでは、役割分担どころか、誰がバージルで誰がスコットなのかも分からない。

また、やたらと小者然とした発言を繰り返すペネロープにもウンザリ。
元々ペネロープは大富豪の筈である。そんな彼女が、やれネイル・ケアは高いだの、これはブランドものの服だ、だの、そんな昨日今日金持ちになったエセ富豪、プチ成金みたいなことを言ってたまるか!

オレがいくら『サンダーバード』が好きだからと言って、このリメイクが全くの別物であるのなら、こんなに目くじらを立てる気はない。だが、オリジナルの設定を引きずりつつ、納得の行かない展開ばかりをするから腹が立つのだ。

そして一番イヤだったのが、敬愛の気持ちの感じられないオリジナルへの揶揄である。
超能力で操られて、ギクシャクと歩くブレインズをあざ笑ってフッドが言う。
「なんだその歩き方は。まるで人形みたいだな」
こんな台詞を、誰が喜ぶと思っているのだろう?

もうひとつ、ファンへの目配せのつもりなのか、妙な描写が1カットある。
ロンドンに向かうTB1の中でスロットル・レバーを握る人間の手の横で、糸の付いた人形の手が同じスロットルをそっと握る場面がある。どんな意図があるのか分からないが、前述のような台詞があった後では、それはファン・サービスになど、なりはしない。

本作の出来と興行的な失敗によって、御体ジェリー・アンダーソンが準備中のフルCG版『キャプテン・スカーレット』には、確実に暗雲が立ちこめることになるだろう。ワーキング・タイトルのティム・ビーヴァンは、数々の佳作を作ってきたが、SF向きのプロデューサーではない。だからこそジョナサン・フレイクスに白羽の矢を立てたのだろうが、こんなジーン・ロッデンベリーとジェリー・アンダーソンの区別も付かないような“スタトレ野郎”を起用したのは大間違い。
フレイクスは、インタビューで「ジェリーに会った時、素晴らしいシリーズを作ってくれてありがとう、と言った」と書かれていた。だが、あんたがジェリーに言うべきなのはお礼じゃない。謝罪だ。

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2004.08.21

8/21 『スペース1999』#1

第1話「人類の危機!宇宙基地大爆発」

惑星メタから届いた謎の信号を解明するための第1次調査隊は、原因不明のまま失敗。第2次調査隊をメタに送るため、ムーンベース・アルファの司令官に新たにジョン・コーニッグが就任した。だが、月では謎の死亡事故が続発していた…。

『謎の円盤UFO』が終了したので、そのままの勢いで『スペース1999』を開始。やっと終ったってのにアホだな、オレ(苦笑)。
今回は、月が地球の軌道から離れてしまうお馴染みのプロローグ編。ブライアン・ジョンソンの手になるメカ特撮は素晴らしいの一言に尽きる。ただ、昔初めて観た時から気になっていたのだが、月の空が電磁波のせいで光る場面は、合成ラインがハッキリずれててちょいとダメ。時間がなかったにしても。ジョンソンの仕事としては荒っぽ過ぎる。

このDVD、ジェリー・アンダーソン物の中で唯一、東北新社ではなくパイオニア(現ジュネオン)から発売されている。そのためパッケージ・デザインも違えば、クオリティも違う。東北新社の一連のシリーズはデジタルリマスターで5.1chなのだが、この作品はデジタルマスターでドルビーデジタル・モノラルなのだ。出来れば他の作品同様、CARLTONのデジタル・リマスター・バージョンだと嬉しかったのだが。
それ以外に残念なのが、日本語吹き替え音声はTV放映時と同じなのに、オープニングがTV放映時と違うこと。これから2シーズン分も観れば、きっと慣れてしまうんだろうけれど、とりあえず今は違和感ありまくり。

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8/21 『謎の円盤UFO/The UFO Document』

『謎の円盤UFO DVD-BOX2』の特典映像を観る。

スタッフや俳優のインタビューを中心にまとめた52分のドキュメンタリー。
まず、オープニングからして本篇そっくりに作られており、このドキュメントのスタッフの意気込みが伝わってくる。

前半は第22話の「SHADOはこうして作られた」の映像をベースに、キャスト、スタッフを紹介し、それぞれのインタビューへと繋いで行く。登場するスタッフは、ジェリー・アンダーソン、美術のボブ・ベル、そして今は亡きSFXのデレク・メディングス(インタビューを受ける彼の背後に『銀河伝説クルール』の手裏剣が!)ら。キャストは、エド・ビショップ(ストレイカー)、ジョージ・シーウェル(フリーマン)、ドロレス・マンテス(ニナ)、ブラデク・シェイバル(ジャクソン)である。あの精悍だったストレイカーがこんな老人になっているかと思うと、特典自体は嬉しいのだが、淋しい気持ちにもなる。エリス中尉のガブリエル・ドレイクやレイク大佐のワンダ・ベンサムが今はどうなっているのか、とても見たい気もするが、きっと美しい姿の思い出のまま、大切に取っておいた方がいいのだろう。

当時はメイキング・ビデオなんてない時代だが、現場のスチールとそれに対応した本編映像をカットバックで見せる事で、まるでメイキングを見ているような気にさせる編集も上手い。
ジェリー・アンダーソンのオフィシャル・ファンクラブでもある“FANDERSON”が制作しているだけあって、非常に愛に満ちた仕上がりだ。

このビデオ、最後に「To be continued」と出るのだが、続きはあるんだろうか?あるんだったら、何かの特典に収録して欲しいものだ。今度出る『海底大戦争』のDVD-BOXにでも入れてもらうことは出来ないんだろうか?

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2004.08.18

8/18 『ウルトラ警備隊 MONSTER ATTACK』終了

『ウルトラ警備隊 MONSTER ATTACK』(AGB/ロケット・カンパニー)終了

なんと言いましょうか、科特隊とウルトラ警備隊とMATを題材にした『スパロボ』です。
でも、かなり手抜き。作戦ごとにもらえるお金で、ただ単にメカの性能や火力を強化していくだけで、キャラクター(搭乗者)は経験値を得たり成長したりすることはない。各TVシリーズの要所になるようなエピソード(例えばバルタン星人とか、メトロン星人とか、シーモンス&シーゴラスとか)をピックアップして、それらしく台詞を散りばめてシナリオ化している。バランスもあまりよくないし、正直なところ作業感は極めて強い。なのに最後までクリアしたのは、オリジナル素材を使っているって一点に尽きる。随所で表示されるのは、TVシリーズの怪獣や隊員たちの写真。そして、音楽も宮内国郎と冬木透のものが使われている。「ワンダバMAT」とか掛かると、こんなゲームでも条件反射的に燃えてしまうのが悲しい。
もしも続編を作るのなら、1ステージにゼットンが4体も出てきたり、再生怪獣のようにツインテールをなんども出したりするのは、何とかして欲しいものだ。

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2004.08.17

8/17 『謎の円盤UFO』#26

第26話(最終話)「眠れる美女の怪奇」

ある日、ストレイカーの元に1人の女性が昏睡から目覚めたと連絡が入った。10年前、その女性はロンドン郊外の田舎道で、突然ストレイカーのクルマの前に飛び出し、はねられたのだった。その時彼女は「円盤が…」と一言いい残し、そのまま意識を失っていたのだ。彼女は10年前に何を目撃したのか…?

まるで魔法みたいな物語である。科学的にどうなってんの?とかツッコミたいトコロではあるが、まあ野暮は言いっこなしってことで。
今回はキャラがいつもとちょっと違う。ジャクソン医師が非人道的なのは毎度のことだが、フォスターが自白剤を打とうとするのは、いつものキャラ設定から考えるとちょっと意外。その代わりにストレイカーが躊躇する。これっていつもと逆の役回りなのでは?
10年間昏睡していたキャサリンの回想シーンが、いかにも70年代風のラリパッパ映像で、なんともノスタルジック。
一応、日本版最終話になるので、ラストは無理やり最終回っぽいナレーションで締める。

なんで一応かと言えば、本国と日本では放映順が異なり、このDVDは日本放送順にエピソードを収録しているので、実質の最終話はもう見終わっていたのだけれどね。昔の海外のドラマでは、シリーズを最後まで観ても、全体としての決着がつかない場合が多いが、この番組もご他聞に漏れず、何も解決する訳ではない。UFOがどこから来たのか、目的は何だったのか。SHADOは個々の作戦ではUFO撃退に成功しても、最終的に勝利できるたのかどうかは誰にも分からない。
きっと今でも、ストレイカーたちはロンドンの基地からUFO撃退に発進しているのだろう。

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2004.08.12

8/12 『謎の円盤UFO』#25

第25話「宇宙人、地球逃亡」
SHADOの防衛ラインを猛スピードで突破した一機のUFO。UFOから降りた宇宙人が迷い込んだのは、英国の片田舎に住んでいる盲目の老婦人の家だった…。

地球に逃げてきた宇宙人のエピソードなんだけど、宇宙人はどうしようとしてたんだろ?
今までのエピソードで、宇宙人は地球の大気では生きられないとか色々言っていたから、地球に来ても宇宙服は脱げないし、どうやっても長生き出来そうにないんだがなぁ。
そんな設定的なことを気にしなければ、そこそこ面白いエピソードなんだけどね。

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2004.08.03

8/3 『謎の円盤UFO』#24

第24話「UFO時間凍結作戦」
SHADO司令部で突然暴れだすストレイカー。彼はフォスターらの制止を振り切り、司令部を飛び出した。撮影スタジオ内をさまよった末、とある建物の屋上で取り押さえられたが、そこには気を失って倒れているレイク大佐が倒れていた…。

最終回まで残すところあと僅か…ではあるが、本国とは放映順が違うのでなんとも言えないが、今回は緊張感のあるエピソード。
「××ってしまった」(吹き替え音声が潰されている)としか思えない行動を取る司令官ってのは、いつもの“沈着冷静”がウリのストレイカーらしくなく、それだけでも珍しい感じがして面白い。そして今回は、レイク大佐の出番が多いのが嬉しいところ。いやぁ、知的なのにお色気ムンムンなのが堪りません。

サブタイトルにもあるように、UFOが時間を止めて、その間に攻撃をしてくる話は面白い。だけど、そんな技術があるんならもっと早くから使ってれば、地球なんてあっという間に征服できたのにねぇ。

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2004.07.30

7/30 『謎の円盤UFO』#23

第23話「フォスター大佐死刑」。

次々と新聞に漏れるSHADOの極秘情報。その情報を外部に流出させることが可能だった人物は、ストレイカーと、フリーマン、そしてフォスターの3名しか居なかった。そして、フォスターは軍事法廷に掛けられるが…。

今回もまた、SFでもなんでもないUFOも宇宙人も登場しない。
フォスターを信じてやりたいが、立場上はそうも言えない2人の上官(あれ?そう言えばフリーマンもフォスターも、どっちも大佐だから上官じゃないのか?)の苦悩と、関係なく攻めまくる準レギュラーのヘンダーソン長官とジャクソン医師のやり取りが、大人のドラマらしさを強調する。
面白いけど、地味なエピソードだなぁ。

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2004.07.27

7/27 『謎の円盤UFO』#22

第22話「シャドーはこうして生まれた」

SHADO司令部のクルーの1人に子供が生まれた。喜ぶその男を見て、ストレイカーとフリーマンの胸に去来するのは、SHADO設立の際のストレイカーとその妻メアリーのことであった…。

今回は宇宙人もUFOも、メカも一切出ない。
ストレイカーは妻を愛しているのに、妻に仕事のことは一切言えず、日々午前様。妻はそれにブチ切れるが、それでも言えない中間管理職の哀しみよ。てな話である。仕事で遅くなってるのに、「浮気してきたんでしょ!キーッ!」って言われるストレイカーが辛くってねぇ。
「なぁ、カミさんに教えちゃダメかなぁ?」とフリーマンにすがるストレイカーには、沈着冷静な雰囲気は一切ない。
それにしてもフリーマンはイイ奴だなぁ。

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2004.07.08

7/8 『ロボット刑事』#25&最終回

第25話「兇悪ガトリングマンのバドービールス作戦!!」
特殊な伝染病のワクチンを発明した博士を誘拐するガトリングマン。病気を直すためには、バドー製のクスリを使うしかなく、ガッポガッポと大儲けって寸法だったが、いつものようにKに阻止される話。

今回の見所はガトリングマンに尽きる。ガトリング砲が頭のテッペンに付いてるんだが、この銃口が前ではなく真上を向いている。だから、攻撃する時は地面に寝そべらないと、銃が撃てない。それだけじゃ、あんまりにも機動力が低いと思ったのか、なぜか右手にはカッターが装備されている。それもオルファだかNTだかの赤いカッターを、まんまデカくしたヤツ。何故?なぜカッターなの?そのカッターをパキパキ折って「カッター爆弾!」とか言って投げつける。なんだか意味が分からない。
最終回目前だってのに、盛りあがらないことおびただしい。


最終話「バドー火星に死す!」
あらゆる水分中の水素を水素爆発させる兵器を作りだしたバドー。これで日本中の水を爆発させ、さらには海水まで爆発しようとする。それを阻止しようとするKと新条の前に現れたのは、自称世界最強のロボ、ハグルマン。芝の2人の娘奈美と由美がさらわれ、さらに芝自身も捕われてしまった。どうするK!?

…ってことで最終回である。
全ての水を爆破するって計画は、スケールが大き過ぎて何がしたいのかよくわからん。Kも疑問に思ったようで「そんなことをしたらバドー自身も生きていられないぞ!」と問いかけると、「バドー様にとっては、地球は沢山ある星のうちのひとつに過ぎない!」と答えるハグルマン。え?ちょっと待って。バドーってただの日本人なんじゃなかったっけ?
そんな侵略宇宙人みたいなこと言っても、地球がなくっちゃ困るんじゃあ…。
灯台を改造(?)したロケットで火星に飛び去るバドー。なぁんだ、火星に基地かなんかがあったんだと納得したのも束の間、火星にはただの野っ原だけ。基地なんかありゃしないし、地面には造成したブルドーザーのキャタピラ跡だらけで、おまけに草も生えている。どうもこの火星は、多摩地区あたりの住宅造成地にあるらしい。
最後の死闘で、Kの強さ、凄さを悟ったハグルマン(最強なのにハグルマなの?)は、「おまえは素晴らしいロボットだ。オレはバドー様と共に死ぬ!」と、どんな論理で考えたのか全く分からないことを言って、バドーと無理心中。「やめろ~ハグルマン!」でドッカーン!悪の首領の最後が、まさかこんなんだとはボーゼンとするなぁ。

『ロボット刑事』もこれにて終了。
本放送以来観ることの出来なかった番組は、恐ろしいほど盛り上がりに欠いたクライマックスで終ってしまった。でもこれって、今の技術を使って、ハードな内容でリメイクしたら面白いんじゃないのかな?

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2004.06.29

6/29 『ロボット刑事』#24

第24話「バクライマン焦熱作戦!!」

突如爆発炎上するビル。会社は、爆発の巻き添えを食って負傷した警備員が居眠りしてたために起きた事故だと、警備員を責める。だが、それは火災保険会社をゆするために、バドーのバクライマンが、やったことだったのだ。

新しい作戦ですな。
これまでは依頼を受けて(無理やり依頼させて?)、儲けを山分けってのがバドーのやり方だったのに、今回は「保険金を払うような目に遭いたくなければ、金を払え!」と、ストレートな恐喝だ。

バクライマン(爆雷マン)ってのは、自分の体の周りにバドーマーク付きの空き缶みたいなのが一杯くっついてて、それを投げるロボ。その投げた爆雷を、Kが素手キャッチして、手から消化液をかけると、何故か爆発しなくなる。アレ?爆雷ってそーゆーもんだっけ?
残すところあと2回しかないのに、なんだか盛り上がってこない番組だな。

今回の黒塗りサイボーグは山口 暁!そうですよ、ライダーマン=結城丈二が悪役なのだ。ついでに警備員の息子は川口英樹(なんだけど名前が出てない。改名したのか?)!そうですよ、帰りマンの次郎くんだ!なんか特殊な意味でゴージャスなゲストだなぁ。

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2004.06.23

6/23 『ロボット刑事』#23

第23話「センスイマン水中の恐怖!!」
磯遊びをしていた子供たち、そしてスキューバを楽しんでいた男たちが、謎のロボットに襲われた。たまた通りがかったKと新条の前に姿を現したのは、バドーのセンスイマン!

…と、先日の沖縄慰安旅行篇から、なぜか“海ネタ”の多いロボット刑事。
前回から、“赤ロボ”にブローアップしたKだったが、こんなんだったかー。今まで「ゴーッ!」の掛け声と共に赤ブレザーを脱捨てていたのが、今回からは「ブロー・アーップッ!」の掛け声と共にブレザーを脱ぐ。すると、中身がいつの間にか真っ赤なロボに変身しているのだ。朧な記憶で、ずっと赤に成りっぱなしだと思い込んでた。

今回のシャネルズ・サイボーグは、なんと黒部進!黒塗りの顔で真面目に芝居されても…ねぇ?!

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2004.06.21

6/21 『ロボット刑事』#21/22

第21話「恐怖デンネツマン マザー撃沈!!」
なんかよくわからんが、三木さん一族(誰だ?三木さんって)を根絶やしにしようとするバドーのデンネツマン。そこにたまたま通りがかったKが陰謀を阻止するが、いつものごとく眼をやられてしまう。さらに新条も電気流されるわ、芝は撃たれるわ、マザーは爆発するは、もうシッチャカメッチャッカの前後編の前編。

デンネツマンってのは、電熱器風に渦巻いた電線が体中を走ってるロボだが、そこに熱が発生する訳ではなく、電気を流す発電ロボだってトコがこの番組らしいところ。バドーにサイボーグ化された男が、変装の皮をペロペロっと剥くと……靴墨で顔を塗った“シャネルズさん”なだけなのに、「あ、キサマはサイボーグ!」とか言っちゃうとこが可笑しい。サイボーグって黒い人なの?
マザー!マザー!叫びながら戦うKもマザコン丸出しだしなぁ。

第22話「恐悪ミサイルマン バドーの正体!!」
前編でバドー島とともに爆破された、Kとマザーの破片を探すために現われるミサイルマン。そして姿を現すマザーの正体・沙織。遂にこの物語が、壮絶な兄弟喧嘩でしかないことが分かってしまう、重要なエピソード。

捕らえた芝の娘・奈美を、バドーのサイボーグがムチでシバキながら一言。
「おまえがKを呼び出す手紙を書けば、痛い目にも遭わないで済むし、

美味いもんだって喰える!」

いやぁ、美味いもんが喰えるからって、屈服はしないでしょ、フツー。

エアパッキンのカーテンの向こう側で話すバドーとか、恐ろしく感じの悪い沙織とか、“乗降り自在型ガンタンク”のミサイルマンとか、まぁツッコミどころはテンコ盛りなんだけれど、やはり最大のポイントは、このエピソードの後半で、いよいよKが赤く「ブローアップ!」することだ!
…でも、そのKの姿をチラリと見たカミさんが一言、「醜い」。いいじゃんか!Kは赤くなって、きっとカッコ良くなったんだよ…多分。

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2004.06.10

6/10 『ロボット刑事』#19/20

第19話「沖縄の海に謎を追え!!」
新宿副都心にバドー・マーク入りの風船が落ちる。子供たちが拾ったその風船には、特に仕掛けも何もなかった。謎の中国人美女が、この風船に関わっているようだが…。

東京に風船が落ちた……それだけで予想が付くが、バドーの今回の作戦はいわゆる“風船爆弾”。沖縄で飛ばした風船に水爆(!)を積んで、東京まで飛ばすのだ。70年代の作戦とは思えませんなぁ。
ところで、この番組の放送が73年だから、72年の沖縄返還の1年後。そのタイミングで沖縄にロケに行くとは、当時の特撮番組として破格の大盤振る舞いだなぁ。もちろん、勿体無いから2回続きの沖縄慰安旅行編----おまけに今回は出し惜しみで、大島汽船の船の中までがメインで沖縄上陸殆どなしだ。
敵はギョライマンだが、このシリーズで強烈なロボを見た後なのでインパクト弱し。

第20話「水爆飛行船東京へ!」
前話の最後で現れた“カラテマン”がKの行く手を阻み、遂に水爆飛行船が飛び立ってしまう!どうするK?!

空手着を着て、頭が拳型のロボってデザインはどうなのか?まぁ、カラテマンだしなぁ。

物語とは関係ないが、Kたち一行がタイアプで泊まるのはパシフィックホテル沖縄。アレ?これはどこかで見たような…と思ったら、2月にオレらが沖縄旅行に行ったときに泊まったホテルだった。改装はされているけれど、雰囲気は全然変わらない。特撮クンは沖縄旅行の際に是非行きましょう(笑)。

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2004.05.10

5/10 『ロボット刑事』#18

第18話「バドーの冷凍作戦!!」

川で釣りを楽しむ高校生(には全く見えないが)の兄と小学生の弟。その前に突如現われたバドーのレイトーマンは、冷凍ガス(?)を吹きかけて兄弟を抹殺しようとする。兄は弟をかばって凍死するが、弟は奇跡的に助かった。兄弟は幼くして両親を失い、今は億万長者の祖母とその後妻(若くて、一応美人)の下で暮らしていたのだった…。

…と、読んだ瞬間に分かるように、真犯人は後妻だ。
最終的には後妻も脅迫されて、バドーとの契約を結んだってことにはなっているが、でも後妻の気持ちは分かるなあ。だって、いくらお爺さんの元お手伝いさんだったからって言っても、義理の祖母になった人にむかって「ありがとう、タミエ」なんて言う、クソ感じの悪い義理孫なら殺そうと思うって。兄貴が殺されても、祖父さんが殺されても平気な顔してるんだぜ、この糞餓鬼!
Kは前回は溶解液に対抗するために手からシャワーが出たが、今回は冷凍ガスに対抗するため、手から火炎放射をする。まるで“1人レインボーマン”!

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5/10 『謎の円盤UFO』#21

第21話「ムーンベース応答なし!」

ムーンベースに接近する3機のUFO。だがUFOは、インターセプターが発進すると、一目散に逃走してしまった。時を同じくして、1つの隕石が月面の研究所のそばに落ちる。それは民間のダロテック社のもので、ストレイカーが建設に反対した研究所であった…。

月面と通信が途絶してしまう理由は誰にでも察しが付くとは言え、それなりに緊迫感のある好エピソード。特撮的にも、ルナモジュールの爆発シーンがド迫力で、さすがはメディングスと唸らせる。
でも一番感心したのはフォスターの生き様だな。
ムーンベースが危機的状況にあるってのに、かっちりと隣の月面基地のオネェちゃんをナンパしてる。どんな時でも、ナンパを忘れない、まるでカーク船長みたいなやっちゃな(笑)。おまけにこのナンパするネェちゃんが、『スペース1999』のマヤにソックリ!きっとジェリー・アンダーソンの好みでもあるんだな
画面がストップしてモノクロになるのも、他のエピソードにはない演出でちょっとしたアクセントになっている。

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2004.05.09

5/9 『謎の円盤UFO』#20

第20話「謎の発狂石」

太陽黒点の活動による電波障害に乗じて襲来したUFO。ムーンベースは万全の態勢で迎え撃つが、なぜかUFOは月面で自爆してしまった。調査から帰ったコンロイは、なぜか基地内で幻覚を見て暴れだし、やむを得ず殺される。続いて今度は、地球指令部のビーヴァーも突然暴れ、レイク大佐を人質に取る。一体彼らに何が起こったのか…?

原題の「MINDBENDER」なら、“何が原因か?”ってドラマになるのに、日本版サブタイトルの「謎の発狂石」じゃああ、物語冒頭で、コンロイが拾った月の石に原因があるってモロ分かり。どうもこのシリーズは、日本語サブタイトルがまるっきりネタバレなことが多くて興醒めだなぁ…。
発狂した人たちは、本人にとっての関心事の幻覚を見る。ムーンベースにポンチョとソンブレロのメキシコ山賊たちが現れる、コンロイの幻覚がナイス!

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2004.05.07

5/7 『ロボット刑事』#17

第17話「魔の泡に消されるな?!」

頭にドリルの付いた、バドーのモグルマンによる銀行金庫襲撃事件。…は、いつものような作戦なので別にいい。このモグルマン、名前の通り地面に潜れるロボ(でも水には潜れない)だが、なぜか溶解泡を横っ腹から吹き出す装置付き。その能力でやることがスゴイ!
公園で遊んでた子供を2人溶かし、続いて園児満載の幼稚園バス丸ごと溶かし去る。銀行襲撃シーンでも警備員2名を溶解液で抹殺。
これって、TVの特撮ヒーロー番組中、空前絶後の大殺戮なんじゃないのか?幼稚園バスが巻き込まれるのはこの手の番組の常だが、誘拐されたりするんじゃなくて、イキナリ消されちゃうのなんて見たことねぇよ!
バス消滅を目撃した芝の娘・奈美の言葉を聞いても、父ちゃんはいつものごとく「幼稚園バスが消えるなんて、ある訳ないじゃないか」とか言うし。K、芝、新条の3人組は、その消えた幼稚園バスや子供のことは一切気にせず、銀行襲撃事件として犯人を追う。
犯罪としては十数人の子供たちの抹殺の方がデカいんじゃないのか?

千葉治郎、高品格のスケジュールの都合なのか、ドラマ部分より戦闘シーンの方が多い構成も不思議だ。

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2004.05.05

5/5 『ロボット刑事』#15&16

第15話「標的は原子番号79?!」
芝たちが護衛中にも関わらず、40億もの金塊をバドーの強盗ロボ・ノコギリマンに奪われる。
奪われてずいぶん経ってから、「ようし、ゴールド探知機のスイッチを入れよう」ってKもどうなんだか…。
ノコギリマンのノコギリは、モーター回転音のSEは鳴ってるものの、実際は回ってなくて、ノコギリマンが時々手で回してるのが情けない。そしてクライマックスで突如現れる、次回エピソードの粉砕ロボ・タイホウマン。「失敗するヤツに情けは要らん!」と、Kではなくバドーがまさに粉砕してしまうのが潔い。

第16話「バドーから奪え!!」
…で、前話の続きで、タイホウマンの大砲を食らったK。毎度のごとく視覚回路をやられ、新条、芝の2人も負傷してしまう。新条は怪我を押してタイホウマンの後を追う。
タイホウマンは、背中に巨大な大砲を背負ってるデザインなので、狙いをつけながら話すときはずっとお辞儀状態。それがなんともマヌケ感が漂ってカワイイ。

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2004.04.28

4/28 『謎の円盤UFO』#19

第19話「UFO大編隊接近中」

地球に程近いあるポイントにUFOの大編隊が集結。しかし、様子を伺うかのように、全く動きを見せない。一方その頃、海底で水温が異常上昇している地域があることが発見された。2つの出来事の間には、何か関係があるのか?

緊迫気味のエピソードでなかなか面白い。
海底の温度上昇の原因が、UFOの秘密基地ってとこは誰でも予想が付くのだが、そこからがちょっと予想外の展開。なんでストレイカー自らが出張って行かなけりゃならんのかはよく分からんが、まぁその方が面白いからいいか。毎度毎度、3機で飛来するUFOを、必ずと言っていいほど1機撃ち損じるのに、50機ものUFOが来たらどうするんだろう?インターセプターの武装は、“核1発”しかないのに…。半分を撃墜するだけでも25機もインターセプターが…居る訳はないか(笑)。スカイ1で殆どを墜とさなきゃならないじゃん!

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2004.04.25

4/23 『ロボット刑事』#14

第14話「光る眼の恐怖!!」

宝石泥棒の計画を企てている男たちを知ったバドーのガンリキマンは、勝手に押しかけて無理やり契約を締結。次々と宝石店を襲撃。芝は新条とKに捜査を任せるが、Kはガンリキマンのガンリキ光線(?)によって目を潰されてしまう…。

何故かは知らんが、本放送の時の印象が一番強いロボ、ガンリキマン。きっと、真っ赤な真ん丸い目が強烈だったんだと思う。でも、この歳になって見直すと、ガンリキマンの変装のインパクトが凄過ぎる。
トレンチコート姿の着ぐるみロボがチューリップハット被って、片目の直径が20cmは超えている巨大サングラスをかけ、白い三角布の口を隠して、街中を歩いている図ってのは、想像するだにマヌケ感が溢れている。ガンリキマンに対抗するKもまた、巨大なサングラス姿で街を歩く。こんな変装で騙されちゃうような時代だったっけ?(そんなことないって!)

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2004.04.24

4/23 『謎の円盤UFO』#18

第18話「ムーンベース衝突コース」。

女記者から、映画会社重役として取材を受けるストレイカー。取材が終わった後、彼女は部屋にテープレコーダーを置き忘れ、そこにムーンベースからストレイカーへの通信が録音されてしまう。慌てたストレイカーは彼女を調べるが、記者クラブには彼女の登録がなかった。フリーマンに後を任せ、彼女を追うストレイカー。その頃、ムーンベースには謎の車両が迫っていた…。

UFOも出てくるけど、それはあんまり物語に関係なく、今回は珍しく女にメロメロになるストレイカーのエピソード。でもこの女記者よりも、エリス中尉とかレイク大佐の方が美人だと思うんだが、あの胸が大きく開いてるミニのワンピース姿にグッと来ちゃったのか、ストレイカー?!
月面にソ連基地があるとは思わなかったが、ソ連が全くのアホみたいに描かれてるのも時代性かな。

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2004.04.01

4/1 うしおそうじ死す!

ここんとこ、なんか訃報が多くてヤんなっちゃうが、あの「うしおそうじ」氏が昨日82歳で亡くなったそうだ。

「うしおそうじ」ってダレ?って人も多いだろうけれど、今40歳前後の特撮クンたちには忘れることの出来ない、あのピープロ-----『マグマ大使』に始まり『宇宙猿人ゴリ』『怪傑&風雲ライオン丸』『電人ザボーガー』『鉄人タイガーセブン』と、クラクラ…っとクルようなマイナーテイスト溢れる特撮番組を作り続けた会社-----の社長であり、漫画家でもあった人だ。
子供心にも、“ウルトラの円谷”、“ライダーの東映”、“熱いけどちょっとカッコワルいピープロ”と把握していた。だって、ねぇ?大きなオトモダチになってから観た『豹マン』とか『ピューママン』のパイロットも凄かったし。なんでみんなネコ科なの…。
なぜ、この人をそんなに覚えているかと言えば、それは取りも直さずスタッフロールにたった一人、「うしおそうじ」とオール平仮名で書かれていたためである。何する人かまったくわからない幼稚園児や小学生でも、否応なしに読んで覚えてしまう名前なのだな。今回お亡くなりになって、その名前を漢字で書くと「牛尾走児」(本名ではない)であったことを始めて知った。

それにしても、もう一本くらい「ネコ科ヒーロー」番組(『直立!ミーアキャットマン』とかどうでしょうか?)を観たかったような、観たくなかったような、そんな気になった。(『電脳なをさん』あたりのネタみたいだな…)
ご冥福をお祈りします。

ところで、うしおそうじ氏と『宇宙猿人ゴリ』に関しては、『ピープロ(ジェクト)X / 巨人の星よりも輝け! ネビュラの星 ~「宇宙猿人ゴリ」~』が、かなりの力作で面白い。
興味のある方は是非観に行って下さい。

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2004.03.30

3/30 『ロボット刑事』#12&13

第12話「マザーが狙われる!」

前話の続きで、ロッカーマンの罠にはまったK。バドーの目的は、マザーの破壊にあったのだ…。
てなことで、ロッカーマンを撃退したKの前に現れたのはスプリングマン。ビョンビョン飛び跳ねます。踏ん付けたり、キックします。でもそんだけです。万年筆に仕込まれた超小型水爆ってアイテムが、なんとも当時を思い出させて郷愁を誘いますなぁ。

第13話「悪魔の煙に気をつけろ!」
競馬場の売上金、そして銀行の現金輸送車を襲う依頼を受けたバドーは、ドクガスマンを差し向ける。だが、街を歩いて移動する(!)ドクガスマンのあからさまに不審ないでたち(着ぐるみの上から黒いコート&ソフト帽、マスク)に気付いた写真小僧がその写真を撮って…。
目立たないようにコソコソしてるドクガスマンが素敵だ。このドクガスマン、特に飛行する機構が付いているようには見えないのだが、ぶんぶん空を飛び回る。それじゃヒコーマンの立場がないじゃん。

ところで、バドーはなんで単独で犯罪を起こさないの?
取り分は依頼人と50%ずつの折半らしいけど、実行犯はバドーなのだから、殺人の依頼はともかく、強盗とか窃盗の類なら、単独でやったほうが実入りはいいし、リスクも少ないのにね。

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2004.03.24

3/24 『ロボット刑事』#10&11

第10話「バドーのみな殺し作戦」
前話の続きで、今週はマッハ8(あれ、前回8.5って言ってなかった?)で飛行可能なSSTを設計した葉山博士の息子が、ハリサスマン(針刺すマン)にさらわれる。
黒幕が“社長”とだけ分かった時点で、
新条「日本中の社長をしらみ潰しにあたってみますか?」
芝 「日本には何万人って数の社長が居るんだぞ。10年掛かっちまう」
いや、そんな問題ではないのでは…。
ハリサスマンが、突如尻から吹きだす白い煙はナニ?とか、なんか今回もツッコミどころが多いぞ。

第11話「バドー基地の秘密!!」
バドーの殺人ロボット、ロッカーマン登場!
ロッカーですよロッカー、奥さん!もちろん、ミュージシャンのロッカーじゃなくて、物をしまうロッカー。いかにも事務機然としたグレーの四角い箱に、手足が生えている実も蓋もないデザインのロボだ。何をどーすると、こんなファンキーなヤツを考えつくんですかい?コイツが自分の手で扉を開けて、中に犠牲者をしまっちゃって、扉を手で閉じる。するってぇと、中で犠牲者が処分されちゃうって寸法だ。画期的な仕組みだが、このロボはどこにメカが入ってんの?…なんて野暮なツッコミはしちゃいけないんだろう。
“しまっちゃうオジサン”思い出しちゃったな。


コイツだ↓
なんか可愛い…。

LockerMan

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2004.03.19

3/19 『ロボット刑事』#9

第9話「電気椅子スパイ!!」

コンコルドの2.5倍のスピードを出せる超音速SST。その設計図を盗むように依頼されたバドーは、スパイロボット“コシカケマン”を送り込んだ!
…コシカケマン!コシクダケになっちゃうようなイカすネーミング!その名を活かすために、登場人物が“座る”って言葉をほとんど使わず“腰掛ける”って言うところがミソか?!大体、イス型ロボットって発想が凄いよな。
Kの1人野球(ピッチャーをやりながら、打たれたら1塁送球して、走って球を追い越して、キャッチしてアウト!そんなら、最初っから球を持って1塁に走るだけでいいんじゃないの?)とか、「おじょ~さん、腰掛けませんか?」と声を掛けるコシカケマンとか、突っ込みどころが多すぎちゃってどーしたもんやら、なんともかんとも…。
さぁて次回は、ハリサスマン(針刺すマン)だ!…お、お脳が痛くなりそうなネーミング…。

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2004.03.13

3/13 『ロボット刑事』#8

第8話「雷が殺した?!」

電気ショックで人間を殺す“カミナリマン”が登場。バドーと契約した真犯人は、遺産を狙って親戚の子供3人を狙うごうつくババァ。子供番組にしちゃあヘヴィだ(笑)。
意外と弱いKは今回もカミナリマンにやられ、マザーに泣き付く。すると、逆流コイルなる新回路をつけて貰って、カミナリマンの技を封じ込めてしまう。なんかKって、自己努力なく(苦悩はするけど)どんどん強くなるヒーローだよな。いいのか、そんなにいつも母親頼みで?!

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2004.03.09

3/9 『ロボット刑事』#7

第7話「頭上の恐怖」。

空飛ぶロボット・ヒコーマン(相変わらず実もフタもないネーミング)が、某社社長の命を奪う。それを目撃したヒロシ叔父さんも殺され、シゲル君は「ゴメンヨ、おじさん」と一言残して逃げてしまう。ヒロシ君の命が危ない!…ってな、困ったヒロシ君の話。
真っ赤な丸アタマに水中メガネみたいなヒコーマンのデザインが妙にカワイイぞ。やられそうになって、すぐにマザー呼ぶKのマザコンぶりと、すぐ助けちゃうマザーの親バカぶりも見所。
サブタイトル「頭上の恐怖」にわざわざ「づじょうのきょうふ」とルビを振ってるのは何故なんだ?!

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2004.03.02

3/2 『謎の円盤UFO』#16

第16話「人間爆弾」

SHADOの防衛網を突破して1機のUFOがイギリスに着陸した。UFOは謎の光線で、着陸地点付近に居た3人の人間を洗脳。彼らを利用して、基地やスカイダイバーの破壊を予告、全面降伏を迫るが…。

いつものごとくサブタイトル通りで、洗脳された人間は恐るべき人間爆弾と化す。だが、彼らを検査しても武器も爆発物も出てこない。彼らは精神力と体内の微弱電流、宇宙エネルギー(?)を使って、爆薬類を持っていなくても自らを爆破できるのだ。スリリングかつ悲惨な話ではあるけれど、UFOに催眠状態で操られて自爆するので、『無敵超人ザンボット3』の無自覚なまま自爆する人間爆弾のエピソードほど陰気ではない。

人間爆弾にさせられる社長秘書シモンズ嬢の、異常なまでに短いミニスカートがえらく扇情的(笑)。膝上何cmってより、股下数mmってかんじだもんなぁ。こりゃフォスターがメロメロになる訳だわ。

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2004.02.21

2/21 『謎の円盤UFO』#15

第15話「人間ロボット殺人計画」
突如、宇宙船が謎の故障に遭うコリンズ。折りしもその時UFOが来襲し、監視衛星SIDが重大な損害を受ける。8週間後、消息不明のまま死亡扱いにされたコリンズが奇跡の生還を果たす。だが、彼は以前とはどこか違っていた…。
邦題を見ただけで、コリンズが改造だか洗脳だかされちゃったんだなと、すぐに分かっちゃう。どうもこの番組のサブタイトルって、ネタバレが多くて困っちゃうなぁ。
ストレイカー&コリンズがSID修理に向かうロケットが、『決死圏SOS宇宙船』のバンクフィルムのような気がするのは気のせいかな?でも、なんで多段式ロケットで行かなければならないんだろう?ルナモジュールで修理に行く訳には行かないのか?
“白人版坂上二郎”みたいなコリンズが、美人のレイク大尉と付き合ってたってのが納得できん!

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2004.02.20

2/20 『ロボット刑事』#6

DVDで『ロボット刑事』を観る。

第6話「恐怖の処刑マシーン!!」
前話のナナツマンの仕事を受け、「錠なしの松」との契約を遂行するコワシマン。だが、松が契約を反故にしたため、コワシマンは一転処刑ロボに。
コワシマンがガンガン踏みつけたんで、Kの反応が鈍くなったって説明に笑う。科学捜査に追いつけない高品格が淋しい顔で辞表を書く場面が良いね。バドーと松の会話を、石垣にポツンと座って待ってるコワシマンの姿が可愛い。
次回はヒコウマンだ。

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2004.02.14

2/14 『謎の円盤UFO』#14

DVDで『謎の円盤UFO』を観る。

第14話「UFO攻撃中止命令」
UFOが防衛ラインを突破したのに、敢えて迎撃を中止するストレイカー。一方そのころ、英国南部の片田舎では不倫カップルが、夫の殺害計画を企てていた…。
ここから第2シーズン。日本じゃ子供番組っぽい扱いだけれども、こんなエピソードがあるところが、本国では大人向けのドラマだって証明だな。不倫相手の脚をねっとり撫でたり肩にキスする描写が、子供心にはかなりエッチに映るだろう。不倫三角関係に巻き込まれる宇宙人てのも悲しいねぇ(笑)。

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2004.02.13

2/13 『ロボット刑事』#5

DVDで『ロボット刑事』を観る。

第5話「二重犯人の謎」
都内某所で宝石泥棒があった。その手口から、おやっさんは以前に自分が捕まえた“錠なしの松”の仕業ではないかと睨むが、Kはロボットが犯人の可能性を示唆する…。
そうか、Kは悲しくなると目が青くなるのか。デフォルトの黄色と、怒りの赤は覚えていたが、青は全く忘れてたよ。
7つ道具ロボの「ナナツマン」ってのは、ネーミングセンスがあんまりにもカッチョ悪いぞ。おまけに、次回は何でも壊すコワシマンだ(笑)。

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2004.02.12

2/12 『ロボット刑事』#4

DVDで『ロボット刑事』を観る。

第4話「壁に消えた殺人者」
姿を自在に消すことが出来るバドーの殺人ロボット、カメレオマンが次々と殺人を犯す。
不動産会社社長が、自社の社員であり娘婿でもある男2人に5千万円ずつの保険金を掛けて、さらに彼らの独立の資金提供をしようとしていた男も殺すってのは、子供番組としてどうなのか?流石は『ロボット刑事』。いちいちエピソードが陰気で生臭いぜ(笑)。
バドーの殺人ロボが、殺人を依頼された被害者の家までの道を、「青木さんの家はどこか知ってるか?」とかって、近所で遊んでた子供に聞いたりするのが可笑しい。まぁ、ポエムを作るロボが居る世界ですから、何があっても不思議ぢゃないが。

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2004.02.10

2/10 『謎の円盤UFO』#13

DVDで『謎の円盤UFO』を観る。

第13話「UFO月面破壊作戦」
SHADO内に宇宙人に洗脳されている隊員がいて、そいつがさらに別な隊員を脅迫して、重要なデータを盗み出す話。名誉挽回のために、UFOに一人で挑む隊員の姿がカッコイイが、全般には暗めの物語でいまひとつ。

これにて「BOX1」終了なので、特典映像を観る。
ノンテロップ・エンディングとか、第1話の編集違いオープニングとか、未使用シーンとか、マニア仕様だけれどあまり面白くないもの。そんな中で見所は、なんと言っても「広川太一郎&羽佐間道夫対談」である。その進行を担当するのが「とり・みき」ってのはすごいなぁ。インタビュアー(あるいはMC)慣れしてないから、進行的にはイマひとつではあるけれど、吹替えに関する知識と愛は他の追随を許さない人なので、人選としては非常に正しい。
広川太一郎が「ボクがアドリブとか入れてるのは、全体の10~20%くらいなのに、とりさんが広めたからまるで全部アドリブで言ってるみたいに思われちゃう」ってのは可笑しいなぁ。でも、10~20%じゃきかないこともあると思うよね。

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2004.02.09

2/9 『謎の円盤UFO』#12

DVDで『謎の円盤UFO』を観る。

第12話「宇宙人捕虜第2号」
UFO迎撃のために発進したインターセプターの1機がUFOに撃墜され、UFO自体も地球に不時着、エリス中尉、マークらに落ち度がなかったかを検査するって話。
どう考えてもエリス中尉の指示の遅れで、インターセプターが1機逃げ遅れたように見えるんだが、違うのか?
久々に地上に下りて、銀のスーツじゃないエリス中尉が見られるのはいいが、あんた相変わらず化粧が濃ゆ過ぎ!

ところで、もしも自分の上司になるんなら、沈着冷静なストレイカーよりも、フリーマン大佐の方が良いよねぇ。どっかの会社の上司(『UFO』のLDボックス持ってるらしいから、是非見直してくれ!)にも見習って欲しいもんだわ。

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2/9 『ダイヤモンドアイ』#25、最終話

DVDで『ダイヤモンドアイ』を観る。

第25話「秘密工場大作戦」
最終話「キングコブラ大決戦」
前話のラスト、カボ子が磔にされてダイナマイトを仕掛けられているところからの続き。
ダイナマイトに覆いかぶさり、身を挺してカボ子を守ろうとするライコウ。だが、アイがあっさり解決。んでもって、ついでにオニカブトン(=キルト)もあっさり撃破。蘭花も「ええい!ダイヤモンドアイめ~っ!」と怒るだけ。あんなに自分を思ってくれてた部下なんだから、ちょっとくらい悲しんでやれよ…。それにしても、このシリーズで2話またがった時って、なんだか前回の引きをアッと言う間に終わらせちゃうなぁ。
その後、カボ子と仲良くやってるライコウを見て、疎外感を味わっていじける五郎とか、全ての日本人を奴隷にするための「頭脳改造工場」を爆破したりとか、色々あっていよいよ最終話のクライマックス!
キングコブラにライコウはじめ、カボ子、五郎、早川編集長まで捕まり、アイもステッキを奪われる。
進退きわまったな…。
そこでのライコウの台詞がイカス。
「おまえらみたいな得体の知れないバケモノに殺されるくらいなら、人間の心を持った蘭花に殺されたい。さぁ蘭花、一思いにやってくれっ!」
「あぁ、私には出来ません!」
え?!それが肩から袈裟懸けに一太刀浴びせた後で言う台詞か?
まぁ、後は概ね予想通りってことで…(笑)。

『愛の戦士レインボーマン』ほどの狂いっぷりではなかったが、何か異様なノリが楽しいシリーズだった。
これでもう蘭花さまに会えないかと思うと非常に残念だが、大団円で良かった良かった。

さて、『コンドールマン』のDVDはいつ出るのかね?

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2004.02.08

2/8 『ダイヤモンドアイ』#24

DVDで『ダイヤモンドアイ』を観る。

第24話「ダイナマイト大作戦」。
熱海後楽園ホテル全面協力の下、スタッフ&キャストの熱海慰安旅行篇。当然のようにシャボテン公園や熱海城、ロープウェイと観光地巡りである。それでいて蘭花様も源海龍もスケジュールが取れなかったのか、メインはカボ子ちゃんとキルトのお話だったりする。最終回目前だってのに…。

今回はカボ子ちゃんの不幸な生い立ちが語られ、本名が明かされる。さらに、いつもの“まん丸メガネ”を外すと…昔の少女マンガぢゃあないが、結構美人なので驚く。

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2004.02.02

2/2 『ダイヤモンドアイ』#23

DVDで『ダイヤモンドアイ』を観る。

第23話「アイ抹殺大作戦」。
前話は、アイの放った“ロイヤルパンチ”が、ヒメコブラに当たる瞬間で「つづく」。
で、今回はその瞬間から始まるのだが…、突然ヒメコブラの前に躍り出る前世魔人たち!んでもって、爆死。
うおぉ、凄ぇよ!前世魔人が“腹マイト”してるっ!!腹マイト前世魔人の集団に自爆テロを敢行され、ボロボロになるアイ。さらにステッキを奪われて、いじめられッ子状態に!もう~ムチャクチャでごじゃりまするがな~。
その後、魔倫がこの番組としては恐ろしく真っ当な作戦を立てるが、ヘンに潔癖な蘭花様が邪魔して作戦失敗。魔倫もケロキャットに変身するが……。

残すところあと3話。目が離せませんな。


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