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2006.05.08

4/26 『トム・ヤム・クン』

シネマミラノで『トム・ヤム・クン』を観る。

カーム(トニー・ジャー)と父は、タイの田舎の村で象と一緒にのどかな暮らしを送っていた。象を国王に献上することは、彼らにとって最大の栄誉であった。ところが、献上するための2頭の象が、動物密輸組織によってオーストラリアへと奪われてしまった。カームは、家族同然の象を救うため、単身オーストラリアへと飛ぶが…。

『マッハ!!!!!!!!』のトニー・ジャー主演によるムエタイ・アクション映画。

お話は前作同様、あって無きが如し。
前作が仏“像”を取り返す話で、今回は“象”を取り返す話。「イ(ニンベン)」が付いてるかどうかだけの違いでしかない。全編を通じてトニー・ジャーは、「ボクの象はどこだ?象を返せ!」って台詞ばっかり。

もちろん物語に見所なんて無い(と言い切る)。
トニー・ジャーのアクションを観たくて、映画館にやって来た観客を裏切らない物凄さ。
チャオプラヤ川でのボートバトル、Xスポーツ小僧どもとの対決、カポエラ&剣術&カンフー使いとの3連戦、螺旋状の塔を登りながらの4分間ノーカット連続バトル、45人連続骨折り、レスラー&オカマの鞭使い戦等々…と、110分間戦いっぱなし。
どこもかしこも、前作よりも凄いことをやってるのに、初めてトニー・ジャーの技を見た時のインパクトがデカ過ぎたため、今回はそこまでの驚きがないのが残念。『マッハ!!!!!!!!』が凄過ぎたからねぇ。
さらに難を言えば、4分間ノーカットバトルがちょっと残念だった。4分間闘い続けるアクションは驚きなんだけど、4分間戦い続けるために、前半からスピードが抑え気味。トニー・ジャーの凄さのひとつは、速さとジャンプ力にあるのに、それを押さえちまっちゃあ、意味がない。カット割ってもいいから、ハイスピード&驚愕滞空時間バトルをもっと見せて欲しかった。
もうひとつの見せ場のカポエラ使い戦は良かったんだけど、そのまま燃える寺院で連続で戦うのは面白みに欠ける。予算の都合もあるんでしょうが、ステージは変えて頂いたほうが良かったですな。

なんにせよ、トニー・ジャーを堪能できたから、これはこれでOKだ。

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