« 10/21 マルスウイスキー 信州蒸留所 | トップページ | 10/31 四谷三丁目「ホワイトホース・セラー」 »

2005.11.08

10/22 サントリー 白州蒸留所

今日は朝から中央本線で小淵沢へ移動。
サントリー白州蒸留所「ウイスキーマスターズ」参加が目的だ。
駅からタクシーに乗り、途中シャルマンワイン(江井ヶ島酒造のワインブランドだ!)の立て看板なんぞを横目に見ながら、10分ほどで森の蒸留所に到着する。

とりあえずウイスキー博物館へ。
「国産ウイスキー80年の歴史展」が開催中。国産ウイスキーの歴史は、ある意味サントリーの歴史でもある訳で、サントリーの歴史展である。竹鶴政孝の写ってる写真はあっても、名前には一切触れていないし、山崎蒸留所を設計したのがムーア博士であるように書かれている。もちろん摂津酒造も、マルスを設計した岩井も出て来ることはない。こーゆーとこが、サントリーのケツの穴の小さいところだ。
でも、博物館の展示自体は非常に面白く、常設展の道具類、そしてサントリーCM集やアンクルトリスのアニメCM集など、時間の関係で全部観られなかったのが悔しい。2時間近くあって、全部見きれないなんて、思いもしなかった。
さて時間も迫ったので、「製造ベーシック編・ウイスキーと健康」と題された「ウイスキーマスターズ」(1000円)に参加。
まずはガイドツアー。通常だと30分程度で終るところ、1時間超のじっくりコース。これまでの蒸留所見学ではタイミングが悪く、ウイスキーを実際に作っているところはほとんど見れなかったが、今日は違う。マッシュタンをグルグル混ぜているところ、ボコボコ泡立つモロミ槽、熱気を放つポットスチルなどを、間近で見ることが出来て大満足。ポットスチルは日本の「MIYAKE」とスコットランドの「」の物が合計8基並んでいる。てっきり日本製スチルだけを使っていると思い込んでたよ、オレ。
樽貯蔵庫はあまりにも巨大で息を呑む。これで一番小さい倉庫なの?すげぇや。ちなみにサントリーでは、総数100万樽ものストックがあるんだそうだ。昨日のマルスが数百樽…桁違いもいいトコだ。
樽の再生作業も印象的。樽の内側をバーナーで焼いてリチャーして、それをたった柄杓1杯の水でパッと消火する。その職人技に、見学者一同「をををっっ!」と感嘆する。

10分ほどの休憩を挟んで、次はウイスキー製造工程に関する講義。
講義では、樽熟成による経年変化を見るバーティカル・テイスティングをさせてもらう。テーブルには未貯蔵、5年、10年、12年、20年の白州シングルモルトのテイスティング・グラスが、メスシリンダーと南アルプス天然水と共に並べられている。未貯蔵ものは生のアルコールなので、まるで“燃料”のようであるが、熟成が進むとドンドンまろやかで深い味わいに変化していく。山崎よりも白州の方がオレは好みかもしれないな。
最後は、北杜のハーフロックを呑みながら「ウイスキーと健康」。
最近、サントリーではウイスキーに含まれる“樽ポリフェノール”を前面に出して、ワインや焼酎に勝る健康アルコール飲料であることを打ち出そうとしている。バーでのスコッチモルトの小ブームとは全く関係なく、市場的にはウイスキーは大苦戦中な訳で、ここでサントリーが頑張ってくれないと、他のちっちゃなメーカーは立ち行かなくなってしまう。ガンバレ、サントリー!ウイスキー市場を蘇生させてくれ!

で、お土産に白州ミニチュアボトル1本とテイスティング・グラス1ヶをもらって、「ウイスイキー・マスターズ」は終了。
見学コースの内容から最後のお土産まで、山崎よりもサービス精神が旺盛で、こっちの方が楽しいな。

帰りに小淵沢駅までのタクシーに相乗りしたカップルは、杉並在住で近々港区でバーを開業しようとしているんだそうで、とりあえず個人名刺を渡しておく。ガンバッテ下さい。

これにて長野・山梨ウイスキー旅行が終了。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11883/6966080

この記事へのトラックバック一覧です: 10/22 サントリー 白州蒸留所:

コメント

コメントを書く