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2005.07.31

7/31 『みんな大好き塊魂』(PS2)

言わずと知れた『塊魂』(PS2)の続編『みんな大好き塊魂』(PS2/ナムコ)をとりあえずクリア。

今回は2人プレイが可能になったが、それ以外に基本的なゲーム・システムの変更はない。その分、量的なグレードアップが図られ、ステージ数が増えたり、操作出来るキャラクター(王子のイトコたち)が増えている。前作同様に中毒性が高く、意味なく塊を転がしつづけてしまうが、それだけっちゃあそれだけだ。

ミッション失敗した時の“酷い言われっぷり”がネットでは不評のようだけど、まぁこんなノリでしょ、このシリーズは。それよりも音楽がちょっとトーンダウンしてるのが残念。前作が圧倒的なインパクトを持っていただけに、今回も期待してたんだけどなぁ…。

前作にハマった人ならやる価値ありだけど、前作に飽きちゃった人はやっても意味ないかもな。オレは好きだけど。

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2005.07.30

7/30 『WE WILL ROCK YOU』

新宿コマ劇場で『WE WILL ROCK YOU』を観る。

西暦2046年、地球ではロックが禁止され、全ての楽器は破棄されていた。グローバルソフト社のCEOであるキラークイーンは世界を牛耳り、ありとあらゆるものをコントロールしたガ・ガ・ワールドを作り上げていた。そんな中、ガリレオ・フィガロは自分の頭に浮かんだ奇妙なメロディを歌い始める。ガリレオとスカラムーシュは与えられた音楽ではなく、自分たちの歌を作ろうとし、隠された伝説の楽器“ギター”を求めて旅立った…。

いやあ、実にサックリと薄っぺらな物語である。
「音楽が禁止された世界で、音楽と自由を取り戻すために戦う」----これによく似た物語って、一体どれくらいあるかな?『ロックン・ルール』とかはモロに同じだし、ほかには何があったかな~?!思い出せないけど、ホントにいっくっらでもあるよね、ドモアリガット、ミスターロボット。
だからツマランとか言っているのではない。こんなにありふれた、手垢つきまくりの物語にもかかわらず、観客が一体となって盛り上がる。凄いぞクイーン。クイーンの名曲の数々をあらためて“名曲”だったと再認識させられた。

ただ残念だったのは、ヘンな日本向けリップ・サービス。
「ロックの偉大な先人たち」として様々なロック・ミュージシャンの写真が出てくる場面があるのだけれど、そこに尾崎豊やhideの写真が混じっている。尾崎やhideが偉大な先人かどうかはさておき、少なくともクイーンのメンバーが知っているとは思えない。さらに、「この服は“コナカ”で買った」なんて台詞は要らねぇだろう。きっと海外公演用パッケージとして、シナリオに組み込まれているんだろうな。
それ以外の部分では客いじりも上手いし、ステージ両サイドのオーケストラ・ピット(バンドピットとでも言うのか?)のメンバーが突然スポットライトを浴びたり、構成もなかなか面白い。

ちなみに生まれて初めて入ったコマ劇場は、ロック仕様に改装されていて、演歌歌謡ショーをやる空間ではなくなっている。この『WE WILL ROCK YOU』の公演が終了したら、元に戻すのかな?

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2005.07.29

7/29 激しく寝過ごす…

寝過ごした!寝過ごした!なんと10駅も寝過ごしちまったぁ!

新宿3丁目の「HENRY'S」で「あ、もう終電近いんで、これで上がります」なんて言って店出たのに、それで寝過ごしちゃあ仕方がない。2~3駅までなら時々あるが、こんなに寝過ごしたのは生まれて初めてだ。おまけに終電車は終わってて、上り電車もない。こんなことならもう2~3杯飲んでからタクシーで帰れば良かった。
それでもこの寝過ごしタクシー代よりも安く済んだよ。トホホ…。

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2005.07.27

7/27 『酒場の奇人たち~女性バーテンダー奮闘記』読了

『酒場の奇人たち~女性バーテンダー奮闘記』(タイ・ウェンゼル著/文春文庫刊)読了。

ファッション誌「コスモポリタン」の編集者を経て、N.Y.のバー「マリオンズ」のバーテンダーになったトルコ出身の著者による、酒場にまつわるエッセイ。

イスラムの女性が酒を呑むってだけでも十分に驚きである。それが酒場でバーテンダーなんぞしていて良いのだろうか?きっと家族もお怒りだったでしょう。

さて、そんなことはともかく、バーに現れるヘンな人や困った人、出来事を綴ったエッセイである。ここでいうバーは、日本人の想像するバーとはちょっと違う。日本でバーと言うと、カウンターのほかにテーブル席が数席程度の小さめのオーセンティック・バーや、ホテルのバーなどの静かな空間の印象が強い。だが、著者が働いていたマリオンズは、古い歴史を持つ由緒正しいバーではあるけれど、もっと賑やかな空間のようだ。よく映画に出てくるようなアメリカのバーをイメージすればいいんだろう。
有名人やギョーカイ人は引きも切らずに訪れ、夏になれば“カヒキ・ラウンジ”なるハワイアン・イベントが開催されたりもする。トイレでセックスしちゃう客も来れば、ゲロ吐く客もおしっこ漏らしちゃう客も、もちろん、好色オヤジもアル中もヤク中もやって来る。それらが面白おかしく紹介される。バーテンダーって面白くって、エキサイティングで、その上すっげぇ大変な仕事だなぁと思う。

基本的には最後まで面白く読めるんだけれど、訳者あとがきにもあるように“チップ”の話題が多過ぎるのが玉にキズ。日本とじゃ雇用形態が違うし、チップがなきゃ喰っていけない世界なのは分かるけど、エッセイでそこまで言わなくっていいよねぇ。

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2005.07.25

7/25 『ショップガール』読了

『ショップガール』(スティーブ・マーチン著/小学館刊)読了。

絵で食べていくことを夢見ながら、L.A.のデパートの手袋売り場で働く28歳のミランダ。妻とは別れた50代の大富豪レイ。偶然であった2人が恋に落ち、付き合い始めるが…。

煮え切らない男女----絵描きの才能があると思ってる貧乏女と、自分はソフィスティケートされていると思っている金持ち男、パッとしない貧乏童貞くん、全ての男は自分に惚れると信じている尻軽女----たちの日々の憂鬱と恋の物語。

なんでこんなしょーもないもんを読んだかと言えば、それは著者がスティーブ・マーチンだから。もうこれだけに尽きる。でもこの本、宣伝文句によれば「全米大絶賛」だそうだし、AMAZONの感想でも大絶賛の嵐。面白いですか、コレ?

読んでもいないのに文句言っちゃあいけないけど、『セカチュー』とか『AYU』とかが素晴らしいって論調と同じ文脈なのかもしれんなぁ。スティーブ・マーチンは、こんな本書いてる暇があったら爆笑コメディを作ってて欲しいもんだ。

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2005.07.24

7/24 『おたくのビデオ』

米版DVDで『おたくのビデオ 1982』『おたくのビデオ 1985』を観る。

1982年、大学1年のシティボーイ(死語)の久保は、テニスとデートに明け暮れる日々を送っていた。彼はある日、高校時代のクラスメートの田中に出会う。田中はコスプレ、自主アニメ制作、ガレージキット制作など、日々おたくな活動に没頭していた。そんなことに縁なく生きてきた久保は、次第にそのディープな世界に取り込まれていく…。

10年以上前に一度観たガイナックス作品。
オタキングこと岡田斗司夫とその周辺に居た大阪芸大、SF大会、ゼネプロ等のオタク仲間をモデルにした、「ああ、あったよね~。そ~ゆ~こと…」って痛懐かしい出来事を描いたアニメである。

今のように細分化されておらず、SF、SF映画、アニメ、マンガ、特撮、自主映画、必殺、プロレス、コスプレ、フィギュア、ミリタリー等々が、全く未分化のまま渾然一体となっていたオタク文化とファンダムの姿は、現在40歳以上の“ある種の人たち”に、共感と懐かしさと笑いと辛さを呼び起こす。この当時のそういった文化に触れていない、現在の若いオタクの人たちがこれを観た時にどう思うのだろう?
DVDはもちろんないし、ビデオソフトだってまだ多くはない。インターネットもなければ、携帯電話もない。通信手段は電話と手紙で、ファンサークルはアニメージュやスターログで仲間を集めている。同人誌はコピー誌がほとんどで、新宿やお茶の水の喫茶店で頭を寄せ合ってホチキス製本。コミケはもうやってたけど、ワンフェスはまだやってない。キャラや俳優のファンでもあるけれど、それ以上に作家やスタッフ、バックボーンにどんどん深く、ジワジワと広くなっていく興味。単純に文化の変化ではなく、気質自体もまったく違う気がする。
この作品の制作年が91年だそうなので、舞台になった時代から10年も経っていない。その時点で検証する意味があったのかどうかは分からないが、ヘンにリアルな描写の数々がもう可笑しくって痛くって…ねぇ。
これは“ある種”ではない人には、訳わかんないし、気持ち悪い青春像でもあるだろう。特に合間にインサートされるわざとらしくも自虐的なインタビュー映像の数々が、気持ちの悪さを倍化させる。

それにしても、こんなのまで米国でDVD化されるようになったんだね。良いんだか悪いんだか…。ちなみに発売は「Animeigo(アニメ英語)社」。米国で『座頭市』シリーズをリリースしているのと同じ会社だ。

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2005.07.23

7/23 『新座頭市物語 折れた杖』

米版DVDで『新座頭市物語 折れた杖』を観る。

事故で命を落とした老婆から形見の三味線を預かった市は、老婆の娘である錦木(太地喜和子)を訪ねて銚子の女郎屋“扇屋"へやって来た。市は錦木を身請けする金を稼ぐために賭場へ行くが、そこで貸元の鍵屋万五郎(小池朝雄)が漁師たちから金を巻き上げていることを知った…。

勝新太郎自らメガホンを取った1972年の第24作。
物語の印象はテンデンバラバラ。メインは市と錦木の話なんだが、要らぬ横道にばかり逸れていて、なんだか猛烈に散漫なのだ。吉沢京子と弟のエピソードとか、大滝秀治のエピソードなんて、別になくっても全然構わない展開なのに、不思議なほどウェイトが置かれている。だから本筋を見失いがちな映画なのに、なぜかつまらなくい映画ではない。

冒頭の婆さんが死ぬ場面の短いカットの積み重ねに、まるでホラー映画のショック・シーンのようなイヤなインパクトがある。勝新は意外と映像派の人だったのかな?
そして白眉はクライマックスの殺陣の緊張感である。流石に24本もやっているだけあって、勝新には自分の理想とする座頭市像があったのだろう。手を潰された市が雨の中で切り結ぶチャンバラの迫力は大したものだ。

太地喜和子の不思議な存在感と色気はいつもの如し。ところでこの人の死因って結局解明されたんだったっけ?

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2005.07.22

7/22 六本木「トリプル・トゥエンティ」

UT木さん、M田さん、O田さんと、3人分のオメデタさん送別会をまとめて開催。
仕事柄、彼女たちの接触していた人数が多く、なんと110人もの大人数が参加である。なかなか入れるハコがないんで、六本木のダーツバー「トリプルトゥエンティ」を貸切にしての送別会になった。

六本木最大級…ってスケールが小さいが、ダーツが10台以上あるからかなり広めのダーツバーだ。
飲み放題で、料理も無難なものばかりだったけれど、店のサイズと値段を考えれば結構いい選択だったのかもしれない。特にイベントを設けなくても、暇な人はダーツで間が持つしね。

主賓の3人は、みな身重ってことで1次会で退場。
2次会はいつものごとくパセラ。今日は朝までコースにならずに、電車のある時間で終了。
飲み足りなかったのでK坂さん、M田君と西新宿の「ARGYLL」でさらに飲んで、気付いたら3時過ぎだった…。

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2005.07.21

7/21 西新宿「ARGYLL」

先週金曜日に行ったら一杯で入れなかった、西新宿・小田急ハルク裏にあるバー「ARGYLL」へ行ってみる。

どこかのバーでいい店ですよと聞いてやって来たんだが、この場所は一人ではとても見つからない。雑居ビルの3階にあるこじんまりとしたお店で、カウンターのお客さんは常連さんらしき人ばかり。オレは一見客なんだが、それでも不思議と落ち着くなぁ。常連さんたちはあんまり他の人に教えたくないお店なんじゃないだろうか?

品揃えはスコッチモルトに集中して、ブレンデッドとかは殆ど置いてないみたいだ。きっと常連さんたちもモルト・フリークばっかりなんだろう。そんな店でも、とりあえずサイドカーを一杯頂く。スッキリして美味い。その後ドライフルーツをつまんで、バーテンダーの李さん、小田さんと楽しくお話しながらジュラを頂く。
はぁ、ノンビリ…。

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2005.07.18

7/17 『ウェディング・デート』

コミコンは今日が最終日だが、一日早く帰路に着く。
帰りの機内映画で『ウェディング・デート(The Wedding Date) 』(日本未公開/吹替え)を観た。

カット(デブラ・メッシング)は、妹の結婚式の介添を頼まれて憂鬱になっていた。新郎側の介添をするのが、自分の昔の彼氏だったからだ。今は彼氏の居ないカットは、家族や昔の男への見栄のために、大金を払ってエスコートサービスのニック(ダーモット・マローニー)を雇い、自分の婚約者の振りをさせて一緒に結婚式に出席するが…。

まぁ、普通にラブコメですよ。
前の彼氏とヨリが戻るのか、それともエスコート・サービスの男との間に愛が芽生えるのか、結局のところそのどっちかにしか転がりようがない。
でもただの軽いノリなんだろうと思ったら、昔の彼氏が実は自分の妹と寝たことがあったり、もちろんそれを新郎が知らなくってドロ沼になったり、親が変わり者だったりと、意外と飽きずに観れましたが。
日本未公開作だけど、これ日本じゃ公開しないで終わりなんじゃないかな。

なんでこんなにもオレらしくない映画を観てんのかと言えば、これ以外の映画はもう殆ど観ちゃってたからである。
ホントはもう一本、木下恵介監督による三國連太郎初主演作の『善魔』(51)を観ようと思ったんだが、睡魔に負けてしまった。

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2005.07.17

7/14-7/16 「Comic-Con International 2005」

さて、今回サンディエゴに来ているのは「Comic-Con International 2005」をやっているからだ。もちろん仕事で来てるんだが、いわゆる仕事部分の割合が多くないので、半分は視察である。一度は来てみたかったイベントなので、ちょっと嬉しい。

初日の朝10:00の開場時間にコンベンション・センターに到着すると、そこは人人人、デブデブデブ、タクタクタク…と猛烈に濃ゆい異空間が出来上がっている。流石は全米最大のヲタク・イベント。俺らは一般入場の4日間パスを持っているだけなので、列の長さにグッタリゲンナリしていると、要領よく某フィギュアメーカーから出展社パスをゲットしてくるM尾さん。素晴らしい!
さて、仕事があったり色々しつつのコミコンだったけれど、とりあえず仕事以外の備忘禄&感想。

●コミコンってのは、SF大会とコミケとワンフェスを足したようなイベントだな。でも“Con”って付いてるだけあって、やっぱり元々はファンのお祭り的な色合いが最も強い。それはここ数年の傾向として、エンターテインメント系の企業がドンドン流入してきて、今のカオスが出来あがったんだろう。
●日本でコスプレするのは、ある程度以下の年齢のオタクが殆どだが、アメリカ人のコスプレイヤーには、年齢も体型も関係ない。禁欲も摂生にも全く無縁な巨漢のジェダイがゾロゾロいる。
●ルーカスのブース展開の巧さに驚く。自社ブース自体はさして大きくもないのに、周りに『スター・ウォーズ』関連商品を出しているメーカーのブースをキッチリ並べることで、一大SWゾーンが出来上がっている。流石はあきんど。
●仕事の付きあいのあるM野さんの配慮で、スタン・リーの新会社POW! Entertainmentのカクテル・パーティに入れてもらう。ワオ!生スタンだぁっ!80過ぎなのに、ムチャクチャしゃっきりしてるスタンが目の前に居る。信じられん!握手してサインをしてもらうオレはすっかりただのミーハー。スタンはペンを異様なまでに斜めに傾けて使う人で、オレの渡したペンが書けないと文句を言われる。いやあ、そんなに斜めにしたら、ボールペンは書けないですよ…などと言える訳もない。
●同じM野さんにサイモン・ビズレイを紹介してもらう。と言っても、バーのカウンターですっかり出来あがって上機嫌のサイモンは、その巨体を揺らしながらグワッハッハッ!と笑ってオレのアタマをグチャグチャに撫でまわしただけだが(苦笑)。
●ピージャク版『キングコング』とタイアップの「コング本」のプロモーションでハリーハウゼンが出席したトークショーを見る。
質疑応答で、「CGが全盛の中で、アードマンやティム・バートンがストップモーションをやっている。これについて何か思うところはあるか?」との質問に対する返答の最後に「Stop motion is forever!」と応えて拍手喝采。
●その後、ダークホースのブースでハリーハウゼンのサインをもらう。至福。
●ホールを歩いていたら、ニール・アダムズ・ドットコムのブースがある。よく見たらなんと本人が!すぐさま「SAVAGE Sketch Book」を購入してサインしてもらう。ああニール、なんで貴方ほどの人のブースがガラ空きなの?!
●ニール・アダムズと違って、えらく人だかりしているブースがある。覗いてみると、マイク・ミニョーラが!時代は移り変わっているんだねぇ。
●ブライアン・フロウドとティム・バートンの中間点みたいな作風が割と好きなグリス・グリムリーのブースで限定150部の「JORDAN RAY'S MUDDY SPUD SKETCH BOOK」を購入。本人が居て、画付きのサインをしてくれる。え?こんな人なの?!
●そのブライアン・フロウドの「Goblins!: A Survival Guide and Fiasco in Four Parts」を購入。こんな本出てたんだ。知らなかった。
●額装されたアレックス・ロスのリトグラフに惹かれる。ああ、欲しい…だけど高い…から諦める。
●コミコン名物の“セレブ・サイン会コーナー”。皆、1人$20でサインを書いてくれる。もう終っちゃった有名人ばっかりなんで、高いんだか安いんだかビミョ~だが、琴線に触れる人ばっかり(笑)。
思わずサインしてもらっちゃったのは…
・マイケル・ベック&デボラ・ファン・フォルケンバーグの『ウォリアーズ』コンビ。
・『ゾンビ』のSWAT隊員ケン・フォリー。
結局サインもらわずにウロウロと前を行ったり来たりしてしまったのは…
・『マッド・マックス2』の女戦士ことヴァージニア・ヘイ。
・「ゴー!フラッシュ!ゴー!!」のサム・ジョーンズ
・唯一無二のレジー役者、『ファンタズム』のレジー・バニスター
・みんなお馴染みエルヴァイラ(でも2代目の方)。
・『ギャラクチカ』からアポロ(リチャード・ハッチ)とブーマー(ハーブ・ジェファーソンJr.)。
・『バック・ロジャース』のウィルマ中尉(中尉だっったっけ?)ことエリン・グレイ
・マーゴット・キダー、サラ・ダグラス、ジャック・オハローランの『スーパーマンII』3人組み(ロイスよりもゾッド将軍が居るべきな組合せだよな)。
・世界のSFジイサン、フォリー・アッカーマン。
・コミコンには欠かせないケヴィン・スミス。
・$20じゃなくて、本を買ったらサインするブルース・キャンベル。
サイン会をやってるのを気付かなくて、シマッタ!と悔やんだ人たち
・デヴィッド・クローネンバーグ
・『エンダーのゲーム』でお馴染みのオースン・スコット・カード
・そしてなんと!御大レイ・ブラッドベリ!

…とまぁ、仕事じゃない話を書いてたら、なんかすげぇミーハー。まぁしょうがないや。ヲタクだもん(苦笑)。
またいつか、このイベントには参加したいね。今度は完全にプライベートで。

※コミコン関係の写真を一部アップしてみた。

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2005.07.13

7/13 『デンジャラス・ビューティー2』

機内映画で『デンジャラス・ビューティー2』(吹替版)を観る。

ミス・アメリカ・コンテスト爆破予告事件を解決したFBI捜査官グレイシー(サンドラ・ブロック)。以来、実際の捜査にはあまり関わらせてもらえずに、FBIの広告塔となっていた。そんなある日、ミスコンで仲良くなったミス・アメリカが何者かに誘拐されてしまった。グレイシーは、フラー捜査官(レジーナ・キング)と共に独自捜査を開始するが…。

1作目も機内で観たんだったなあと思い出す。これまたユルユルのコメディ。

前作は、捜査のためにミスコンに参加することになったFBI捜査官って設定の面白さがあった。だが今回は、ミスコンで有名になったが故にFBIの“お飾り”になってしまった捜査官の物語だ。新たに黒人女性捜査官フラーが加わり、一種のバディ・ムービーになっちゃいるが、これがどうにもハジけない。フラーのグレイシーに対する反目も、単にちゃらちゃらしてる女が気に入らないってくらいのことで、あんまり実がない。だから2人の争いにも意味が出てこない。なんとなく気に入らないなんてことは、実生活ではよくあることだけど、映画なんだからもうちょっとハッキリと語ってくれないと、感情移入も出来んよね。予想通り、険悪だった2人が段々とお互いを認めて、最後は仲良しになる。あんまりにもお決まりの展開なんだよね。
元々前作もいまひとつであはあったが、これじゃあねぇ…。

前作同様、ウィリアム・シャトナーが出演。ついでにトリート・ウィリアムズも出ているが、観終わるまで気付かなかったよ…。

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7/13 『キャプテン・ウルフ』(The Pacifier)

成田を夕方に出発し、ロス経由でサンディエゴへ。
機内映画で『キャプテン・ウルフ(The Pacifier)』(日本未公開/吹替版)を観る。

海軍特殊部隊のシェーン・ウルフ大佐(ヴィン・ディーゼル)は、人質奪還作戦遂行中に人質である教授を殺され、自分も負傷してしまった。彼に次に与えられた作戦は、教授の妻が不在の間、その5人の子供たちを警護することだったが…。

アクション系俳優ってのは芸域を広げようとして、この手のコメディ映画に手を出しがちだけど、やめときゃいいのにね。シュワルツェネッガーの『キンダーガートン・コップ』を髣髴とさせるような、ゆる~いファミリー・アクション・コメディになってて、多分ヴィン・ディーゼルのフィルモグラフィの中でも消えてしまう一本だろう。
凄腕だがカタブツの軍人が、ルーズでヤンチャな子供たちと付き合って、それぞれが家庭の温かさと真面目な生活に目覚める。…つまんなさそうでしょ。実際つまんないんだよ、これが。この脚本じゃあ、ディーゼルはカタブツの軍人ってよりも常識のない筋肉馬鹿にしか見えないし、子供たちもヤンチャってよりもただのクソ餓鬼だ。赤ん坊のウンコまみれのオムツ替えやゲップで笑いを取ろうってのが、志の低さを物語る。大体、父親の救出に失敗した軍人に、その子供たちが懐くなんてストーリー自体にムリがある。
これまで、そこそこ作品選択眼があると思われていたディーゼルだけど、今回は大失敗っぽい。

ところで、教授の開発した「GHOST」って極秘プログラムがどれほどスゴイものだったのかもわからずじまい。なんだったんでしょうねぇ?

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2005.07.10

7/10 ブラインド・テイスティング

Scotch Shopの「第7回ブラインド・テイスティング」ってのをやってみる。

1200円也を支払って申し込むと、A~Dとだけラベルが貼られたミニチュア瓶(約20ml入り)が4本届く。それをテイスティングして、蒸留所を六択で、数年幅がある熟成年数を五択で選び、さらにズバリの熟成年数を答えた上で、香りと味に点数を付け、コメントを添えてメールで送り返すのだ。
今回の一等賞には、ケルティック・クロスの「マクダフ 1972 (32年)」が贈られる。

一等賞が取れるどころか最下位かもしれないけれど、バーで呑んだら約1杯分の値段で、4種類のモルトを呑めるってだけでもお得感があるし、こんなに真面目に真剣にお酒を味わうこともないので面白い。7月中旬に結果発表があるらしいので、ドキドキしながら待とう。

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2005.07.09

7/9 『怪傑ズバット』#14

第14話「白羽の矢 涙の別れ」
狒々大権現(ヒヒダイゴンゲン)の生け贄として白羽の矢が立った村娘のミト。彼女を救おうとするシゲキに助太刀したのは、もちろん通りがかりの早川健。実は狒々大権現の生贄と言うのは嘘っぱちで、ダッカー幹部の赤耳が村娘たちを外国へ売り飛ばしていたのであった…。

美しい女を海外へ売り飛ばすって物語、最近は聞かなくなったなぁ。昔はドラマで普通に描かれてた-----子供番組でだってしょっちゅうだったもんな。おまけに今回は宗教のフリをしての人身売買。いまどきはなかなか出来ないネタだ。

さて、今回のスットコドッコイな用心棒はカーペンター甚十郎。
三度笠を被った大工に「カーペンター」も無ぇもんだが、期待に応える“特撮大工勝負”を見せてくれる。文字で説明するのもバカバカしいので、是非一度ご覧になって下さい。

まさかタイトルの白羽の矢ってのが、本当に矢が飛んでくるんだとは思わなかった(笑)。

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7/9 『スペース1999』#17

第17話「宇宙墓場の怪獣現わる!」
幻覚に襲われたトニー・チェリーニが、イーグルを奪って発進しようとし、コーニッグに捕らえられた。トニーは昔、惑星ウルトラへ調査隊として派遣されたことがあった。そこは大量の宇宙船が浮かぶ宇宙の墓場になっており、調査のためにドッキングした宇宙船の中で怪物に襲われたクルーは全滅。トニーだけが生還したと言う過去があったのだ。そして今、アルファの前に宇宙の墓場が現れ、その中にはかつてのウルトラ調査船の姿もあったのだ・・・。

『サンダーバード』は、児童用書籍用に撮り下ろされたスチルのせいで「怪獣が出てくる番組だった」と誤解されることがよくある。『スペース1999』も同じように、よく番組紹介に使われているのがこのエピソードのモンスターの写真なので、勘違いされることが多いようだ。ホントは怪物なんてほとんど出て来ないシリーズなのにね。
ギラギラ光るデッカイ一つ目(?)にメデューサのような触手。いかにも西洋的な怪物だ。

宇宙の墓場に巣食う怪物。----モチーフだけを取り出せば『ウルトラマン』の「怪獣墓場」みたいな話だが、もちろんそんなウェットな話にはならない。どちらかと言えば、「それでも私は“そこ”に行った」と語っても、誰にも信じてもらえない『コンタクト』のジョディ・フォスターみたいな話。だから、今回はこの怪物が本当に存在したのかどうかが、物語のポイントである。だが、それが存在したからと言って、その存在理由が明かされる訳ではない。なんてったって、これは『スペース1999』の世界だから。

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7/9 『ダニー・ザ・ドッグ』

新宿ピカデリー3で『ダニー・ザ・ドッグ』を観る。

ダニー(ジェット・リー)は、高利貸しのバート(ボブ・ホスキンス)に飼われていた。彼は首輪をはめられ、感情もなく目の焦点さえも合わず、バートの命令にのみ従う文字通りの“番犬”であった。だがある日、盲目のピアノ調律師サム(モーガン・フリーマン)と出会い、徐々に人間らしさを取り戻し始めるが…。

ジェット・リーの念願の企画だそうだが、どうなんだい、コレ?
まず根本的な疑問として、欧米人がこの映画のジェット・リーを見て何歳だと思うんだろう。オレ等は『少林寺』っから知ってるから、いくら童顔とは言え大体の年齢は知っている。でも、『リーサル・ウェポン4』以降にリーを知った彼らは、まだ20代だとでも思ってるんじゃなかろうか?
子供の頃から闘犬のように教育され、殺人マシンとして生きて来た男が、盲目のピアノ調律師家族と出会い、人間らしさを取り戻す。それはそれで良いんだが、このダニーさん、30年以上も犬男として扱われてるんですよ。思考能力は限りなくゼロに抑え込まれ、しゃべることもおぼつかない。それがいきなり普通の人間に戻れますかね?サムは盲目だから良いとしても、その義娘のヴィクトリア(18歳)はこんな犬オヤヂをいきなり家族として迎え入れられますかね?ここで最初の疑問に戻る訳だ。欧米人はジェット・リーを幾つだと思ってんだろう?せめて20代ならまだ人間に戻れるかもしれないけどさ。
ジェット・リーの映画なので、もちろん見せ場はアクション。でも、いつもの流れるような華麗なアクションではない。髪の毛掴んでコブシでメッタ打ちとか、アタマをホールドして嵐のようにヒザを叩きこんだりと、実に粗暴な喧嘩ファイトを繰り広げる。珍しい。たまにはこんなファイトも面白いけれど、やっぱりいつもみたいな華麗な方が好みだな。

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2005.07.08

7/8 武蔵関「ARASHI~嵐」

武蔵関の「ARASHI 嵐」に入ってみる。

1ヶ月前にオープンしたばかりのカウンターだけのショット・バー。
本格的かつリーズナブルな「VANE」の斜め前ってのはいかにも分が悪い。若いバーテンダーさんと話をしたら、オープン前に全くリサーチしなかったんだそうで、「VANE」の存在を知らなかったんだって。壁に掛けられた液晶TVには映画が流れ、洋楽が割と大きめの音でかかっているカジュアル志向の店だから、若いカップルが酒を飲みに行くんならこっちの方が入り易いだろう。
酒を愉しみたい人は「VANE」に行くだろうし、これくらいテイストが違えば住み分けも出来るかなとは思う。
マティーニとクエルボ・ゴールドのロックを頂く。

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2005.07.06

7/6 『OZ~Over Zenith』(PS2)

借り物で『OZ~Over Zenith』(PS2/コナミ)をプレイ。

バレーボール風(?)アクション----とか言っても意味わからんだろうが、そんなゲームなのだ。プレイヤーが連れている2人のNPCがミソ。戦闘中に特定のコマンドを入れると、その敵がNPCにトスされる。それがさらに別のNPCにトスされ、さらに自分に返って来てアタック…やっぱり意味がわかんねぇな。ともかく、3人のキャラが連続で敵をドツキ回すほど派手な技が出て、より大きなダメージが与えられる仕組みになっているのだ。でもドツキ回し過ぎると、その間に敵が死んじゃって、肝心のキメ技を出せずに終ってしまう。技が決まった時は気持ち良いんだけど、相手のHPを確認しながら、死なない程度に抑えてトスを上げるのはちょっと煩わしい。
慣れればいいんだろうが、そこまでやり込んじゃいないからなぁ。

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2005.07.05

7/5 『宇宙戦争』(スピルバーグ版)

有楽町日劇1で『宇宙戦争』を観る。

レイ(トム・クルーズ)は、ニュージャージーの港湾施設で働く普通の男。別れた妻が息子のロビーと娘のレイチェル(ダコタ・ファニング)を連れ、面会にやって来た。レイは、ごく普通の気まずい週末を過ごす予定だったが、突然異変が起こった。一転俄かに掻き曇り、激しい雷が次々に地面に落ち、そして地中で何かがうごめき始めたのだ…。

ネットでは大変な不評の嵐が吹き荒れているみたいだが、オレはそうは思わない。ある意味、スピルバーグが自分の趣味を前面に押しだした映画だと思う。

オリジナルの53年版は、ヨーロッパでナチス侵攻を目の当たりにしたジョージ・パルが米国に渡った後、冷戦下に製作した映画であり、ウォーマシンの侵攻はそのまんまナチス侵攻による恐怖の再元であった。それはパルのパペトゥーン作品『Tulips shall grow』で描いたスクリューボール軍によるオランダ(?)侵攻と同じ物である。この『Tulips shall grow』で、征服者であるスクリューボール軍は、力によって全てを蹂躙するが、結局は雨によって撃退されてしまう。暴力に対して暴力が勝利を得るのではなく、なんてことない小さな力が勝利し、そしてチューリップ(=民衆)は屈することなく育ち続けるのである。これは細菌が火星人(ベガ星人)に倒され、その後の復興を暗示する『宇宙戦争』と非常に似ている物語であった。

対するスピルバーグ版は“9.11”のWTCテロを経験した後の映画である。53年版のウォーマシンが、丁寧かつシラミ潰しにキチンキチンと端から地域を蹂躙していたのと異なり、ある意味神出鬼没に現れ、徹底的な破壊と殺戮を繰り広げる。本作のトライポッドは、ナチスのようなはっきりとした敵ではなく、突然かつ無差別に攻撃するテロリストなのである。旧作はまさに戦争を描いているから、侵攻するウォーマシンに対して軍隊が----効力がなかったとは言え----対応していた。そして本作では、テロに対して為す術なく殺されてしまう民衆が主人公なのである。だから53年版と違って、この映画では軍隊の存在感が極めて希薄なのだ。

主旨を取り出せば、53年版と本作は全く異なる映画である。
だが、ディテール描写やエピソードは、驚くほど53年版と似ている。
小屋に火星人の電子アイが侵入する場面や、クライマックスで火星人の手がハッチから出てくる場面など旧作にそっくりだし、主人公が暴徒に車を奪われる場面もある。旧作で主役だったジーン・バリーとアン・ロビンソンがカメオ出演しているのもそうだ。そして、多分不評のひとつの理由であろうオープニングとエンディングのナレーションは、旧作に代表される50年代SFで非常によく使われる手法である。

本格SFは多くないとは言え、スピルバーグはこれまでもSF志向の強い作家である。この年代のSF志向の強い作家は、ジョー・ダンテやジョン・ランディスを例に挙げるまでもなく、最近の若いジャンル監督よりも過去の作品へのリスペクト度が高いのが特徴である。そんな中スピルバーグは、ディズニー好きは顕にしても、意外にSF趣味をさらけ出してこなかった。
だが本作はそうではない。
スピルバーグは、H・G・ウェルズの原作、そしてジョージ・パル/バイロン・ハスキンによる53年版に対して、驚くほどのリスペクトをしてみせたのである。ダコタ・ファニングがヒステリックでウザイとか、ティム“デコッパチ”ロビンスは必要だったのかとか、ボルチモアは何故無傷なんだとか、ツッコミどころは色々とある。
最大の謎は、火星人が繁殖させた赤い草だ。どう考えてもテラフォーミングのためだろうに、そこまで用意周到な火星人がバクテリアで死んじゃうの?赤い草の描写が余計だったんじゃないのか?とか。

でもね、そんなことはいいの。
みんながこの映画をどんなにダメだって言ったって、旧作と原作へのリスペクトをこんなにしてくれたから、オレにはある意味感動的ですらあったよ。

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2005.07.04

7/4 青山「ニッカ ブレンダーズ・バー」

青山のニッカ本社B1にある「ニッカ・ブレンダーズ・バー」に行ってみる。

ちょうど開店一周年なんだそうで、7月中は余市&宮城峡のシングルモルトが割引中だった。折角安くなってるんだし、普通のモルトを飲むよりも、と、70th Anniversaryのマスターブレンダーズ・ブレンドと、宮城峡、余市のそれぞれ12年を頂く。初めて飲んだのだが、通常の12年物とは深み・厚みがぜんぜん違う。これは美味しいや。
バーテンダーさんに聞くと、「同じ12年と言っても、周年記念で特別に選んだ樽だし、12年以上のモルトもかなり使われている」とのことだ。

このバーテンダーさんがなかなか気さくな方で、「ウイスキーマガジンLIVE!」の話や蒸留所の話などを非常に楽しく聞かせてもらった。来年のLIVEで是非お会いしましょう。
あ、その前に、また今度このお店に寄らせてもらおう。
1周年記念のテイスティンググラスまで頂いて、足取りも軽く帰宅する。

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2005.07.03

7/3 『バットマン ビギンズ』

新宿ピカデリー1で『バットマン ビギンズ』を観る。

大富豪の一人息子ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は、少年時代に両親を目の前で殺されてしまった。数十年経ってもそのトラウマは消えず、犯罪を犯したりしながら世界を放浪していた。ある日彼は、刑務所の中でデュカード(リーアム・ニーソン)と出会い、チベットでラーズ・アル・グール(渡辺謙)率いる“影の同盟”へと誘われることになるが…。

これは意外にいいじゃない。ティム・バートン版----特に『バットマン・リターンズ』には及ばないが、ジョエル・シューマカー版なんぞより1000倍は面白い。

バートン版では、過去とも未来ともつかないようなゴシック調のダークな世界に狂った人たちを配した、内省的でマッドな雰囲気のダーク・ファンタジーであった。だが今回は、現実の先にありそうな暗い世界を舞台に、思い詰め易いけれど狂ってはいない人たちを配した近未来SFになっている。どちらもフランク・ミラーの『ダーク・ナイト・リターン』をベースにしながら、方向性がまったく違うのが面白い。
先日のE3でバットモービルの現物展示を見て、「意外とカッコイイじゃん!バットモービルだと思わずに、別なSF映画のビークルだと思えば」と思ったのもあながち間違いではなく、これは『バットマン』と名前は付いているものの、これまで映像化されたものとは世界を異にする別なSF映画なのである。

そんな新しい世界で、新シリーズを始めるために、驚くような豪華キャストが配されている。主役のクリスチャン・ベイルはそれほどビッグだとは思わんが、脇の固め方が凄い。 アルフレッドにマイケル・ケイン、戦いの師匠デュカードにリーアム・ニーソン、武器製造担当がモーガン・フリーマン、お馴染みゴードン警部にゲイリー・オールドマン、ウェイン社社長にルトガー・ハウアーと、なんだかよくわからんが豪勢なことになっている。中でも出色はマイケル・ケインのアルフレッド。ヨロヨロのジイ様が飄々とバットマンを助けるのではなく、はなっからスマートなマイケル・ケインがバットマンを助けるのは意外性があって良かった。
え?話題の渡辺謙はどうしたのかって?いやぁ、ラーズ・アル・グールは出番少ないし、結局は“○○者”だったってことでしょ? 別に大した役じゃないんでガッカリ。この役ってケリー・ヒロユキ・タガワが演った方が向いてると思うなぁ。

とまぁ、全体としては面白かったんだけど、最大の不満は格闘アクション・シーンである。元から暗い映像なところに持ってきて、被写体に寄り過ぎで、かつカット割が細かいので、一体全体何をやっているのか分からないシーンが多過ぎる。「誰かが誰かを殴ったな」とか思ってると、いつの間にか決着が着いてしまう。この辺りはきちんとアクション演出できる人がサポートしないと、クリストファー・ノーランだけではしんどかったんでないの?

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7/3 90000HIT!

おっと、気付いたらアクセス数が9万を超えてた。
誰が見に来ているのかよく分かりませんが、どなたかご贔屓にしてくださってる方は、毎度ありがとうございます。
10万に乗るのはいつになるのかな?

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2005.07.02

7/2 『ウォリアーズ』

DVDで『ウォリアーズ』を観る。

“グラマシー・リフス”の呼び掛けで、ブロンクス公園にNY中のストリート・ギャングが集結した大集会で、カリスマ的リーダーのサイラス(ロジャー・ヒル)が殺された。集会に参加していたスワン(マイケル・ベック)ら“ウォリアーズ”は濡れ衣を着せられ、全てのチームから命を狙われる羽目になってしまった。彼らは自分たちの縄張り、コニー・アイランドに辿り着くことが出来るのか…?!

何度観てもカッチョイイよな、この映画。
敵地のど真ん中から、自分たちのテリトリーに戻るって、たったそれだけのシンプルな話だけに、ストレートに燃える映画になっている。出てくる敵対グループも“ベースボール・フューリーズ”(KISS風メイクをした野球ユニフォームのグループ)をはじめとして、バカバカしいと言ってしまえばそれまでだが、撮影と編集がスタイリッシュなんで全然飽きずにグイグイと引き込まれる。
途中から“ウォリアーズ”と合流するアバズレ女は、『ストリーツ・オブ・ファイヤー』のデボラ・ファン・フォルケンバーグ。あっちではトム・コーディのイカシた姉貴だったが、こっちはホントにすれっからしな雰囲気なのがいいねぇ。
一番脂の乗ってた時期のウォルター・ヒル作品だもん、かっこよくないわけがない。『GTA』のロックスター社がゲーム化するらしいけど、面白いゲームになるといいなぁ。

久し振りに観てあんまり面白かったので、ついでに『ストリート・オブ・ファイヤー』もエレン・エイムのシーンだけ飛ばし見しちゃったよ(笑)。

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2005.07.01

7/1 『東京の暴れん坊』

DVDで『東京の暴れん坊』を観る。

巴里帰りの清水二郎(小林旭)は、銀座の洋食の老舗「キッチン・ジロウ」の粋でいなせな若旦那。銀座を歩けば、全ての女性が振り返るほどの人気者(またかい…)である。大学の後輩で松の湯の娘・秀子(浅丘ルリ子)とはいい仲だが、二人とも照れ臭くってそれを認めない。ある日、お店に元総理大臣の一本槍鬼左衛門(小川虎之助)のクルマが突っ込んだことを発端に、花の銀座はテンヤワンヤの大騒ぎに…。

以前にイベント上映で観た『夢が一杯暴れん坊』と同じ、「銀座の二郎長シリーズ」(「暴れん坊シリーズ」とも言う)の第1作。
このシリーズは明朗快活なのが身上。言ってしまえば小林旭版『若大将』みたいなものだ。
いかにも都会のボンボンなアキラは元レスリング部って設定だし、そんなアキラとおキャンなルリ子ちゃん、三枚目の近藤宏、口角泡を飛ばす小川寅之助の掛け合いが楽しい。
近藤宏は「台風くらぶ」と呼ばれる銀座のヤクザ(チンピラ?)の一員なのだが、1960年当時はこんな間抜けな名前設定でもOKだったのかしらね。

ルリ子ちゃんの見合いの相手がロクでもないスケコマシで、あわや結婚ってところまで行ってアキラ、ルリ子、近藤の3人組がぶち壊す。その時のルリ子ちゃんの立ち姿が実に凛々しくも可憐である。『銀座旋風児』の助手の明子を髣髴とさせるボーイッシュな雰囲気が堪らない。どんどん浅丘ルリ子好きになって行くな、オレ(笑)。

監督はお馴染みの斎藤武市。

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