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2005.06.04

6/4 大人の遠足・社会科見学

金ちゃん、ナノ座長と一緒に、今日は遠足(笑)。先日の秩父酒蔵巡りの話をしたら、是非一緒に行こうって話になったのだ。
池袋駅で10:30に待ち合わせて東武東上線で約90分、埼玉は小川町まで遠征してきたのだ。曇り空だってのに、40オヤヂ3人がデイパック背負って、なんとなくウキウキ。

松岡醸造
嘉永4年(1851年)創業の清酒「帝松」を作っている酒蔵。今日は休業日だってのに、社長の松岡良治さん自ら丁寧に酒蔵内を案内してくれる。シーズンオフとは言えほとんど全部----もろみ室まで見せてくれた。ああ、すいません。昔は税務署の担当者の詰め所だったと言う部屋が、大正時代の趣きを残すなんともいい雰囲気の部屋だったのが印象的。お役所ってのはいつの時代も横柄なもんだ。
最後に仕込み水になっている井戸水を飲ませてもらってから、お楽しみの試飲へ。6種類のお酒を頂いて、その中でも特に気に入ったのはやっぱり大吟醸。ウマイよね。
「ぴっかり酎」なるリキュールも並んでいたので聞いてみると、最近の焼酎ブームに日本酒が押されているから仕方なく作ったとのこと。「でもホントは日本酒だけやってたいんだけどね」と社長さん。焼酎も美味いけど、オレは日本酒の方がいいなぁ。
「帝松 純米大吟醸」と「樽だし生原酒」を購入。
最後にはなんと社長さんがクルマで駅まで送ってくれてしまった。何から何まで申し訳ないです。

晴雲酒造
明治35年(1902年)創業の比較的新しい酒蔵。
事前連絡した段階で、「10人以上じゃないと案内付き見学は出来ない」と聞いてはいたけれど、ホントに何も案内されないし、勝手に資料部屋を見るだけ。試飲も若い男の子が面倒くさそうかつぶっきらぼうに酒をちょびっと注いでくれるだけ。直前に行った松岡醸造が実に丁寧だっただけに、余計に好対照だ。
「純米吟醸 おがわの自然酒」を購入。

武蔵鶴酒造
最後は今日見学させてもらった中では一番小さな酒蔵で、文政2年(1819年)創業なんだそうだ。その名の通り武蔵鶴ってお酒を造っている。
人の良さそうなオヤジさん(社長?)が親切丁寧に中を案内してくれた。古い蔵の中はヒンヤリとして、プゥンと酒の香りが漂っている。いいなぁ、こーゆー雰囲気。非常に古そうな四角柱の煙突も趣き深い。中を見て回っていると、急角度な階段を上がって蔵の2階まで連れて行ってくれる。こんなところに上げてもらったのは初めてなので、なんだか嬉しい。
ここでは奈良漬も作っているそうで、そのために他の酒蔵よりも、酒の絞り方が弱い----酒粕にアルコール分を多く残すようにしているんだそうだ。なるほどねぇ。だからここの酒粕で甘酒を作る時には、普通よりもアルコール度数が高くなるので気をつけなきゃいけないらしい。
試飲ではお祖母ちゃんらしき人から、「さけ武蔵」、「和紙の詩」、「酒蔵物語」など5種類ほどを飲ませて頂く。ついでに奈良漬まで出してくれた。ありがとう、ばあちゃん。
「大吟醸 酒蔵の宴」と生姜と青梅の奈良漬を購入。

女郎うなぎ 福助
武蔵鶴のオヤジさんに聞いたら別に名物って訳でもないらしいが、この町にはやたらと鰻屋の看板がある。最近うな重がマイブームだと言うナノ座長の希望もあって、どこかで鰻を食おうじゃないかと店を選ぶ。皆、一番インパクトのある看板の“女郎うなぎ”に目を付けていたら、武蔵鶴のオヤジさんもそこがオススメだと言う。
案内されたのは2階の客室。ここは実は割烹旅館で、食事も旅館の客室で取るようになっているのだ。降り出した雨に濡れる小庭を見ながら、卓袱台を前にダラダラと酒を呑み、キモ焼き、ホネ焼きをつつくオヤヂ3人。最近珍しいほどノンビリとした空気である。
酒をチビリと呑んじゃあ、「いやぁ、今日は楽しかったなぁ」、「オレらもこんなのが楽しい年頃になったのね」などと、爺臭くも幸せなユルユル時間を過ごす。女は居ないが『居残り佐平次』気分満喫だ(笑)。最後にうな重で〆て、何故か記念品のタオルまで貰う。

ここんところ幾つかの酒蔵を見に行っているから、日本酒造りの基本的な工程は分かっている。だけど、その酒蔵ごとにこだわり方が違うのが面白い。こりゃ当分止められないな。次はマルスウイスキーか、ニッカ宮城峡か、ともかくウイスキーのところに行って、寒い時期になったらまた日本酒酒蔵に行こうと約束して、今日の大人の遠足は終了。

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