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2005.05.31

5/31 『スペース1999』#16

第16話「宇宙戦艦ミサイル発射!」

月は、人類が生存可能と思われる2つの惑星に遭遇した。この2つの惑星は1つの太陽を挟んでちょうど反対側にあった。その惑星のひとつ、ベータから巨大戦艦が発進し、月面でミサイルを発射。だが、ミサイルはアルファではなく、もう一方の惑星デルタに向けて発射されていたのだ・・・。

太陽を挟んで回っているため、互いの姿を見ることのない2つの惑星って設定は、アンダーソンの劇場映画『決死圏SOS宇宙船』(原題「Doppelganger」)と同じ。でも本作では、その2つの惑星が戦争をしているのがポイント。それぞれの惑星が敵にミサイル(核?)を撃ち込みたいんだが、太陽が邪魔してそれが出来ない。だから月を前線基地にしてミサイルを撃つ。まるでアジアに目を光らせるために日本に基地を展開するみたいな話だな。(ちょっと違うか?)
この戦ってる同士が、少なくとも画面上では男の星と女の星のように見える。設定からそうなっているのかは分からないが、その路線を推し進めてしまえば良かったのにとも思うんだが。それだと『超時空要塞マクロス』と同じか。

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2005.05.30

5/30 『奇術師』読了

『奇術師』(クリストファー・プリースト著/早川文庫刊)読了。

超常現象の取材ばかりをさせられているジャーナリストのアンドルー・ウェストリーは、彼宛に取材要請の手紙を送ってきた女性ケイト・エンジャから、思いも寄らない話を聞かされる。おたがいの祖先は生涯ライバル関係だった天才奇術師で、彼らの確執は今の自分たちにも影響を与えていると言うのだ…。

久々にグイグイと引き込まれる傑作ファンタジー。いや、SF…かな?まあ、そんなジャンル分けなどどーでも良い。

物語は5部から構成されている。
アンドリューとケイトの現代の出会い、アルフレッド・ボーデン(アンドリューの祖先)が書いた「奇術の秘法」と言う書物、ケイトの回想、ルパート・エンジャ(ケイトの祖先)の日記、そしてエピローグ。

形式的にはアンドリューが主人公になっているが、実質的な主人公はアルフレッドとボーデン、2つの手記の書き手である。一方が遭遇した、あるいは起こした出来事の数々が、他方から見れば全く異なったものとなり、それが確執や憎悪を拡大させていく。どちらもそれぞれの言い分があり、同じ出来事の印象が違うことで、読者はそのときその時でどちらにも感情移入したり、混乱させられたりする。特にルパートの日記を読んでいると、度々アルフレッドの書いた本を読み返すことになる。
「あれぇ?アルフレッドはこの時に何って言ってたっけ?」
作者は意図的に噛み合わない部分を作って、読者を深みに引きずり込んで行く。それは主人公2人のちょっとしたボタンの掛け違えが、確執の深みに引きずり込んでしまったように。

物語の核となるのは2人の奇術師の演目である。一方は「新・瞬間移動人間」。そしてもう一方は「閃光の中で」。どちらも名前は違えこそ、演者が瞬間的に別な場所へ移動するトリックである。互いに相手のトリックのネタが分からないし、読者にも分からない。そしてクライマックスでその謎が分かったときに、あっと驚かされる。それが非常に気持ち良いのだ。

物語を読み始めた時には、“ちょっと変わったミステリ”くらいの印象だったのが、結果的にはちょっと驚くダーク・ファンタジー……ある意味ではトンデモ的な物語になっている。
してやられましたな。

世界幻想文学大賞受賞作品で、「このミス」の2位だそうだ。

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2005.05.29

5/29 『キングダム・オブ・ヘブン』

新宿プラザで『キングダム・オブ・ヘブン』を観る。

12世紀のフランスの片田舎。子を失い、その悲しみから妻が自害してしまった鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)の前に、ある日騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)が現われた。彼は、自分がバリアンの実の父であり、共に十字軍の騎士としてエルサレムへ赴くよう告げる。バリアンは苦悩を抱えたままエルサレムへ向かうが…。

ああっ!クワイ=ガン・ジンが「I am your father !」って言ってる!

…って言うようなクダラナイことは置いといて(でも、外せないポイントだよな(笑))。

リドリー・スコットの歴史超大作は、本当に映像が素晴らしい。夜間戦闘での尾を曳き飛ぶ巨石の美しさ、昼間戦闘の崩れる砦と倒れる櫓。『ロード・オブ・ザ・リング』とも一味違う、大量の兵士たちによって繰り広げられる戦い。どれも見応え満点で大迫力のスペクタクルになっている。だが、それ以上に感心するのは、静の画作りの巧さである。前半、山道を歩く十字軍のシルエットの美しさにハっと息を呑む。ウマイ!巧いよ。オレの中のリドリー映画ベストテンでは、『デュエリスト~決闘者』が常に上位にあるのは、こういった静かで美しく、かつ緊張感のある画作りが好きだからでもある。ましてや、昔だったらカラーフィルターで処理したであろう場面も、今ではデジタル加工で作れるから、カメラのムーブもあまり気にせず使うことが出来る。デジタル技術を一番そつなく使いこなしている監督の1人なんじゃないだろうか?

と、映像的にはベタ褒め気味ではあるけれど、正直お話はあまり面白くなかった。十字軍ってものに対する知識が薄くて、どうも気持ちがついて行かないんだよな。『グラディエーター』は、剣闘士のことなんてよく知らなくっても十分面白かったんだが、テーマ性が強いこともあって、バックボーンが分かってないと入って行きづらいのは難点である。

『ロード・オブ・ザ・リング』以降、どの映画に出ても弓矢を撃っている印象があるオーランド・ブルームはキリリとして、これまでで一番男前だった。仮面を着けっぱなしのエルサレム王が、まさかエドワード・ノートンだとは思いもよらなんだ。よく受けたね、この役。

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2005.05.28

5/28 『ブレイド3』

ポール・アンダーソン・ファンのS藤君と一緒に、新宿オスカーで終わりかけの『ブレイド3』を観る。

あいも変わらずヴァンパイア・ハントを続けているブレイド(ウェズリー・スナイプス)。だがある日、ヴァンパイアだと思って殺した相手が実は人間で、そのために警察から殺人犯として追われることになってしまう。そしてアジトは警察の強襲を受け、相棒のウィスラー(クリス・クリストファーソン)も死んでしまった。警察に捕まったブレイドを救出したのは、ウィスラーの娘アビゲイル(ジェシカ・ビール)とハンニバル・キング(ライアン・レイノルズ)らのヴァンパイア・ハンターたち“ナイトウォーカー”であった。彼らはブレイドに、ヴァンパイアの始祖ドレイクが4000年の眠りから目覚めたことを告げる。ドレイクこそ、かの有名なドラキュラなのだ…。

『ブレイド』シリーズ完結編は、『キックボクサー2』『バーチャゾーン』、2本のアルバート・ピュン映画で脚本を手がけているデビッド・ゴイヤーの初監督作。

流石はピュン先生の愛弟子(?)。観ながら心に浮かんだ言葉は、「B級臭ぇ」って呟いてしまった。
前2作も決して超大作だった訳ではないが、B級臭さを今風のカメラワークや編集、技術でカバーしていた。でも今回はびっくりするくらい古っぽくて、なんだか80年代のB級アクション映画を観ているみたいだ。なんなんでしょうか、この安心して観てられる古臭さは?!

『ブレイド』らしさと言えば、なんと言ってもウェズ公の“見得切り”と“ナル”なキメポーズにある訳だが、今回はそれもない。ヴァンパイアの前に立ったら、必ず自分の一番カッチョイイ角度で刀を構え、斬ったら必ずキメポーズで〆る。それがウェズ=ブレイドだったのに、何か今回はクンフーに寄り過ぎで、アクションが全体に流れ気味。
でも、それを補うのが『バイオハザード2』ミラ・ジョボジョボにクリソツのジェシカ・ビールだったりする。初登場した直後の弓を撃つ場面で、何かよく分からないファスナーを開けるクローズ・アップがあるのだが、これがただ単に袖を開けて二の腕を出しただけってのが笑えた。いやあ、全く意味がないです。ナイフを靴の先に仕込んでるのは、まるで『マジック・クエスト』か『サイボーグ』だし、きっとゴイヤーは自分の中の“ピュン魂(ぴゅんだま)”を、ジェシカ・ビールに封入しようとしたんだ。そうに違いない!

デジタルFXの値段が下がっているのか、予算が増えてるのか知らないが、ヴァンパイアの炭化率はメチャメチャ上がってるし、派手なドンパチもあるのに、どうしても前2作よりも安っぽい印象になっている。ゴイヤーはこの後も『バットマン・ビギンズ』『ゴーストライダー』『ザ・フラッシュ』とアメコミ映画の製作・脚本が目白押しらしいけど、ホントに大丈夫か?
オレ的には“ピュン魂”入りアメコミ映画の極北として、ゴイヤー版『キャプテン・アメリカ』が観てぇ!

ピュンってのがなんだか分からない人は、「RADIOACTIVE HEAVEN」までどうぞ(笑)

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2005.05.27

5/27 『ダイ・ハード』

『映画秘宝』を読んでいたら、急に『ダイ・ハード』が観たくなって、DVDをかける。

L.A.のナカトミビルを占拠したテロリスト(アラン・リックマン)。その時、別居中の妻の会社のパーティに出席していたジョン・マクレーンが、ビルの中に潜みながらテロリストたちに嫌がらせをするのだった…。

…ってな、いい加減なストーリー紹介なんて書く必要もない映画だな。

ホント、久し振りに観たけど、やっぱり面白いやね、この映画は。
ジョン・マクティアナンって、これと『レッド・オクトーバーを追え』『ノーマッズ』の3本以外は、マジでどれもツマンネェ映画ばっかりだもんなぁ。その後の仕事全部が、この映画が面白かったって印象だけでオファーが来てるんじゃねぇの。『13ウォリアーズ』なんて、目を開けてるのが苦痛なくらいツマンナカッタし。
1本だけでも傑作があるのは凄いことだけどね。
この映画があったから、ブルース・ウィリスもアラン・リックマンもビッグに成れたんだし、まぁいいのか。

きっとこの映画はまた見直すこともあるだろう。

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5/27 『侍』

米版DVDで『侍』を観る。

万延元年の桜田門。水戸浪士星野監物(伊藤雄之助)ら同志たちは、登城する井伊大老(松本幸四郎)を狙っていたが、井伊は登城せず、暗殺計画は失敗してしまった。同志の中に密通者がいるらしい。調査の結果、尾州浪人新納鶴千代(三船敏郎)と上州浪人栗原栄之助(小林桂樹)が怪しいと睨んだ星野であったが…。

いわゆる「桜田門外の変」を題材にした1965年の岡本喜八監督作。
血筋は良いらしいのだが、妾腹の子供のために父親が誰かを知らずに、捻くれてしまっている豪胆な浪人、鶴千代。謹厳実直で勉強家の道場師範、栄之助。三船&小林は、ダブル主役として両極端の浪人を好演している。いかにも正反対そうなタイプキャストが、実に奏功している。
そしてこの主役だけでも凄いのだが、脇を固めるのが、伊藤雄之助、松本幸四郎(一代前の方ね)、新珠三千代、八千草薫、杉村春子、東野英治郎、平田昭彦、天本英世、藤田進、志村喬、黒沢年男、二瓶正也、沢村いき雄、etc、etc…と、今観るとある意味とてつもなく豪華なキャスティング(後半に挙げた人は特撮俳優が多いが(笑)。中でも伊藤雄之助の悪そうな星野監物が素晴らしい。こんなに胡散臭くて凄みのある存在感を出せる役者さんは、最近ではとんと見かけないんじゃなかろうか。

映画としては、ダラダラとカッタルイ部分も多いんだけれど、クライマックスでの集団殺陣がやたらとダイナミックでかっこいい。だが単にかっこいいだけではなく、本人が知らぬまま結局は父殺しをしてしまう重さがなんとも言えない。もちろん、史実に基づいている映画ではないので、こんなことは本当はなかったんだろうけれどね。

ちなみにこの映画は国内ではDVD化されていない。なんで日本のビデオ業界は、自分たちの昔の資産を大切にしないんだろう。アメリカじゃあ出てるのに、日本で出てない邦画DVDが多過ぎるよ。

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2005.05.26

5/26 新宿「BAR STING」

1度目は場所が分からず、2度目は混んでて入れず、3度目の正直と言うべきか、やっと新宿3丁目の「BAR STING」へ寄った。

今日は誰もお客さんが居なかったので、バーテンダーさんオススメのブレンデッド・スコッチを頂く。ホワイト&マッカイとデュワーズ、どちらも70年代のボトルである。オレらくらいの年代だと、70年代ってちょっと昔みたいな気がしてんだけど、ラベルのデザインとかを見るととてもレトロである。そうか、そんなに時は流れているんだなぁ。

非常に落ち着いた大人の雰囲気のお店である。一人でのんびりって時にまた寄らせてもらおう。

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2005.05.24

5/24 『ブレイド2』

『ブレイド3』を観る前の復習として、DVDで『ブレイド2』を観る。

ヴァンパイア・フロストとの戦いから一年が経った。ブレイド(ウェズリー・スナイプス)は新たにスカッド(ノーマン・リーダス)を相棒にヴァンパイアを狩り続けていた。そんなある日、ブレイドのアジトへヴァンパイアのリーダー・ダマスキノスの娘ニッサ(レオノア・ヴァレラ)が現れ、休戦を持ちかけてきた。実はヴァンパイアの変種“リーパーズ”によって、ヴァンパイアたちが獲物にされていると言うのだ…。

劇場で観て以来だが、やっぱり1作目には勝てないな。ヴァンパイアのリーパーズ・ハンターとして、ロン・パールマンとドニー・イェンが出ているのに、今ひとつ活躍しきれない。ドニーVSウェズのバトルが観たかったのにねぇ。ドニーさんは殺陣も担当してるから、きっと忙しかったんでしょう。仕方がないか。
どう動いているのかよく分からないカメラワークとか、ヘンに短いカット割のせいで、状況が把握し切れない印象は2度目でも変わらない。
リーパーズの裂ける口はデジタルで作られているが、すごくよく出来た特殊メイクみたいに見える。デザインがスタン・ウィンストンぽいのは何故だろう?

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2005.05.22

5/22 『炎のメモリアル』

新宿文化シネマ2で、“ほのメモ”こと(誰も言ってないって)『炎のメモリアル』を観る。

ボルティモア消防署のジャック・モリソン(ホアキン・フェニックス)は、ある日、穀物倉庫の火災現場で一人の男性を救出。だがその直後、爆発に巻き込まれたジャックは火災現場の真っ只中に転落してしまう。ジャックを救出するため、署長のマイク・ケネディ(ジョン・トラボルタ)らが必死の作業を開始する。一人取り残されたジャックの脳裏に、これまでの人生が走馬灯のようによぎって行く…。

なんの捻りもない、直球ど真ん中の剛速球みたいな映画。
『タワーリング・インフェルノ』みたいなパニックものでもなければ、『バックドラフト』みたいなサスペンスでもない。普通の消防士の普通の日常を描いただけの熱い映画である。
この映画の勝因は、ことさら大事件を扱っていないことにあるんだろう。ごく普通の家庭のお父さんが消防士だってことだけで、とても特殊な状態になってしまう。大事件や大事故じゃなくたって、消防士はいつでも危険と隣り合わせに生きている。だからこそ、仲間が家族のようになり、家族ぐるみの付き合いが生まれてくるんだろう。この映画の個々のエピソードもそんな家族や仲間の話が多く、どれもが実に地味なんだけど、それを積み重ねていくのが上手い。そしてアメリカ映画らしからぬラストまで、グイグイと引っ張って行く。
9.11以降ならではの消防士賛美な感じは否めないが、素直にいい映画であった。
オレは個人的に消防士の知り合いが居るんだけど、本物の消防士の目にはこの映画はどんな風に映るんだろう?ウソ臭いのか、猛烈ににリアルなのか?今度会った時に是非聞いてみよう。

主演はホアキン・フェニックスだが、なんだか太ったメル・ギブソンみたい。『サイン』で兄弟役をやったのも当たり前だってくらいによく似て来ている。
意外性で良かったのが、T-10000ことロバート・パトリック。彼の役柄としては、今迄で一番人間臭い役なんじゃなかろうか?これまではT-10000後遺症というか、どうもロボ臭い役柄ばっかりだったからねぇ

ところで、一部宣伝で「CGは全く使用してない」とか言ってるのはウソ。でも、ホントにちょっとしか使ってないからこそ、こんだけの迫力や熱気があるのは事実だけどね。

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2005.05.21

5/21 『Spanglish』

機内映画で『Spanglish』(日本未公開/吹替え版)を観る。

夫に家出をされたフローラ(パズ・ベガ)は、娘のクリスティーナを連れてメキシコからロサンゼルスにやって来た。そこでやっと見つけた仕事は、クラスキー家のメイドの仕事だった。主のジョン(アダム・サンドラー)とデボラ(ティア・レオーニ)は、良かれと思って色々とフローラたちの世話を焼くが、言葉が通じないためになかなか意思の疎通が出来ず…。

全く予備知識なく、アダム・サンドラー主演ってことでくだらないコメディを期待したのだが、タイトルロールで既にガックリ。だって、ジェームズ・L・ブルックス監督作なんだもの。くだらないコメディじゃなくって“ペーソス系人間ドラマ”なんでしょ?
…観たらやっぱり思った通りでした。
タイトルから予想できるように、スペイン語と英語のコミュニケーション・ギャップとか、メキシコ人とアメリカ人、金持ちと貧乏人の意識の違いとか、ついでに親子間&夫婦間のコミュニケーションまで、色んなギャップを取り混ぜてぶち込んで、それを埋めるのが人の善いアダム・サンドラー。ベタな展開やね。
ティア・レオーニは、猛烈に自己中心的な女が結構ハマッテいる。嫌いじゃない俳優ではあるんだが、こんな女が実際に居たらイヤだなぁ。

とりあえず、2時間の時間潰しにはなったから良しとしておこう。

ところで、JALの機内映画の吹替え版って、全部同じ声優さん使ってるのかな?なんか印象が全部同じなんだが。

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5/21 『After the Sunset』

機内映画で『After the Sunset』(日本未公開/吹替え版)を観る。

凄腕の盗賊マックス(ピアース・ブロスナン)とローラ(サルマ・ハエック)は、厳重な警戒をかいくぐって、ナポレオンの剣にはまっていたと言われる3つのダイヤの1つを盗み出した。FBIはマックスが犯人であることを確信していたが、証拠がないために逮捕することができない。そしてローラの希望により、2人は引退して南の島で余生を送ることになった。だがその島へ、FBIのロイド捜査官(ウッディ・ハレルソン)が追ってきた。実はこの島に、ナポレオンのダイヤが来ているのだ…。

『ラッシュ・アワー』のブレット・ラトナー監督によるユル~い映画。
厳重な警備をかい潜っての盗み、ハエックの過剰なお色気と恋愛展開、ハレルソンとのバディ・コメディと、色々な要素が入ってるんだけど、どれもこれもが中途半端で一体ナニをやりたい映画なのかよくわからん。出来ればダイヤを盗み出す場面だけでも、もっと綿密かつシャープなものにしてくれれば、もっと楽しめたのに、すっごい凡庸な映画になってしまっている。島の陰の実力者がドン・チードルってのも小物感溢れすぎだよね。

ピアース・ブロスナンがPDA風のメカを使って、他人の乗っているクルマを外部から操縦する場面があるんだけど、これって007のセルフパロディなのかな?ブロスナンもこんなんばっかりだな。ボンドのイメージを利用してばっかりだと、すぐ飽きられちゃうんじゃねぇの?

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2005.05.20

5/19 『Episode 3 Revenge of the Sith』公開

全米で『スター・ウォーズ Episode 3』が公開された。
折角公開初日にアメリカに居るってのに、それが観られない悲しさよ…。

昨日からこっち、TVでFOXチャンネルを付けてると年がら年中『スター・ウォーズ』のテーマが掛かる。チャイニーズ・シアター前のテント組がシネラマドームに移動する風景とか、劇場前でライトセーバー振り回すヲタクとか、なんかそんな映像ばっか。意外とTVスポットとかはなく、街にも看板類はない。バーガーキングのタイアップ・キャンペーンCMはよく見るんだけど、正直言ってそんなに宣伝費を掛けてる気がしない。何にもしなくっても客が入るって計算なんだろう。

ニュース番組でE3のことを“Geek heaven”、『Episode 3』の公開を“Geek cerebration”って言っていた。それじゃオレはGeekかいっ!ま、"Nerd heaven"とか言われるよりはマシか…。

アレ、麻紀ねぇさんはこっちに来てるのかな?初日にアメリカで観るって言ってたけど。

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5/16 『Shall we dance?』

機内映画で『Shall we dance?』(日本語吹替版)を観る。

ある日、シカゴの弁護士ジョン・クラーク(リチャード・ギア)が通勤電車の中から外を眺めていると、窓辺に一人の女性(ジェニファー・ロペス)が佇んでいるダンス教室が目に入った。彼はその女性に心惹かれ、妻(スーザン・サランドン)や子供にも内緒で、ダンス教室に通い始める…。

言わずと知れた、周防監督の『Shall We ダンス?』の米国リメイク。故淀川先生も大絶賛した『ヒア・マイ・ソング』のピーター・チェルソム監督だけあって、上手くリメイクはされているんだけれど、それでもオリジナル版には勝てない。ひとつには、ジャニファー・ロペスと草刈民代の佇まいの違いが大きい。草刈民代の儚げで幸薄そうな雰囲気が良かったのに、JLOではあまりにも肉感的過ぎる。関係ないが、この映画の中で『ダンシング・ヒーロー』でお馴染みの「パソ・ド・ブレ」を踊る場面があるんだけど、これってオリジナル版でもあったっけか?JLOだからラテン風味として入れたのかもしれない。
また、リチャード・ギアとその家庭もちょっと裕福と言うか、上流過ぎるんじゃなかろうか。役所広司の中流感っつーか、くたびれ加減てのも、あの映画の上手いところだったのにな。まぁ舞台が違うんだから、色んなところにアレンジが入るだろうし、リメイクとしては十分及第点だろう。

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5/16 『着信アリ2』

機内映画で『着信アリ2』を観る。

杏子(ミムラ)は友人と一緒に、恋人の尚人(吉沢悠)がバイトする中華料理店で食事をしていた。その時、携帯電話から気味の悪い着メロが流れた。それはかつて多くの人を死に追いやった、“死の予告電話”と同じ着信音だった。そして予想通り、友人は奇怪な死を遂げ、今度は杏子の携帯電話にも電話が掛かってきた。尚人は杏子を救おうと、この事件を追っていたルポライターの孝子(瀬戸朝香)と共に行動を開始するが…。

前作も最後にはメチャメチャになってしまったが、中盤までの恐怖演出は上手かったし、良くも悪くも三池崇史らしいメチャクチャ映画だった。でも、今回は物語がメチャクチャな上に、ただ単に凡庸。
アジア市場を視野に入れたためか台湾へ話が飛ぶのだが、これがまずムリがありまくりだよ。前作で電話をしていた怨念はミミコだったはずなのに、それ以前から台湾で同様な事件が起きていたとか言われても、じゃあミミコはなんだったんだ、としか思わない。壊れてた映画をさらに壊してど~すんのよ。孝子の恋人が台湾人だったってのも、あんまりにもトートツだしさ。元々続編なんて考えてなかった話なのは分かってるけど、もうちょっとどうにかまとめられなかったのかねぇ。
それでも恐怖演出が頭抜けてればそれでも良かったんだが、前作よりも50%くらいのパワーダウン。怖くもなんともない。
てんでダメですな。

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2005.05.19

5/19 E3 2005 2日目

E3は2日目。
これまでは前日着が多かったのが、今年はPS3カンファレンスの関係で前々日着だったため、妙に体感時間が長い。明日が最終日なのだが、明日飛行機に乗ってしまうので、1日早いが雑感とメモを。

・昨日も書いたが、そんなにヘボいゲームなんて殆どない。
・特に米国メーカーの力技が凄い。数年前なら、「日本製のセンスには勝てないよね」とか言っていられたのだが、今は全くそんなことはない。各タイトルが、表現でも物量でも圧倒している。日本ではヒットしないものも多いだろうけれど、これから世界で勝って行くのは米国製だろう。
・韓国のNC SOFTが華々しく展開しており、完全に日本メーカーのお株を奪っている。
・地味メーカーのちっちゃなブースが集まるケンティア・ホールでは、地味ながら台湾勢が健闘。大丈夫か?日本。
・XBOX360はメディア関係のみ、PS3はシアタースタイルで、「Revolution」は一切展示なし。もっとみんなに見せてよ。
・続編モノは相変わらず目立つ。そんな中、おっ!と思ったのは『QUAKE』の外伝『QUAKE WARS』。ムービーのみの出展だったが、そのムービーの出来が素晴らしい。それにしてもidは『QUAKE』と『DOOM』しかない会社だね。あBLIZZARADも『War Craft』と『Star Craft』しかないか…。
・FPSは佃煮にするほど出展されているが、結局のところ敵がモンスターなのか、兵隊なのかって違いしかない気がする…。
・レイティング「M」対応のゲームが猛烈に増えている。「E」レイティングのゲームが何本あったのか、数えたいくらいだ。
・SCEの『Shadow of Collossus(ワンダと巨像)』(PS2)は、予想通りお見事。『ICO』がコケちゃったから、今回は売れるといいね。
・EAのゲームはどれも出来がいいし、ブースの派手さでもソフトメーカーの中では群を抜いている。ただ、この会社の----っつーかアメリカの会社のゲームって、どうしてモーションがカッコ悪いんだろう?。
・THQの『Mr.インクレディブル』の協力プレイが結構楽しい。
・ナムコ、コナミ、セガは、なんとなく集客はしてるけど沈みがち。ブースの作りがいまひとつなせいもあるが、出てるタイトルもパっとしないような…。
・ルーカスアーツは次世代機用に『インディ・ジョーンズ』の製作をアナウンス。最近オリジナル・タイトルでも頑張ってるのに、それ以外は『スター・ウォーズ』ばっかり。
・アタリは『The Matrix:Path of the Neo』を出展。でも全く話題にならず。今更遅過ぎだろ…。ところで『Matrix Online』ってどうなったんだ?
・老舗メーカーは、どこも自社の過去のアーケードやファミコンタイトルを1本にまとめたソフトを出している。お手軽に作れて、それなりの売り上げが見込めるからだろう。
・見かけたサイン会:スタン・リー、クライブ・バーカー、ピーター・チャン、『ファンタスティック4』のシングとヒューマントーチ(役者の名前は知らん)。
・そのピーター・チャンにサインをもらう。『イオン・フラックス』と『アニマトリックス』の監督だ。
・クライブ・バーカーとジョン・ウーのコンビで『Demonic』ってゲームを作るんだそうだ。これのメーカーMagescoは『ジョーズ』、『タクシー・ドライバー』、『イオン・フラックス』と映画ゲーが目白押し。
・『バットマン・ビギンズ』のバット・モービル(実物)の展示があったが。これが予想外にカッコイイ。バット・モービルだと思うと「ええぇ?!コレがぁ?トラクターじゃん」と思ってしまうのだが、全然別なSF映画に出てたら全く問題のないイカすデザインだ。
・昨日はカフェも出店BBQもメチャ混みで昼飯食えず。西館の一部が停電してたんだそうで、そっちのフードコートが開かなかった影響がモロに出た。ゲームのイベントで停電って…。

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2005.05.18

5/18 E3 2005 1日目

今日からやっとE3のエキジビジョンが開幕。
ゲーム屋としての感想も色々あるんだけど、それはとりあえず置いといて。

今年はいつにも増して映画ゲームが多いような気がする。新作映画に合わせている『Episode 3』や『ナルニア』、『マダガスカル』、『ハリー・ポッター』、『キングコング』、『イオン・フラックス』なんてのはもちろん当たり前。そうではなく、旧作映画のゲーム化が多いのだ。『ゴッドファーザー』、『007ロシアより愛をこめて』、『タクシー・ドライバー』、『スカーフェイス』、『ウォリアーズ』、はては『ジョーズ』までゲーム化するのだ。特に『ジョーズ』には驚いた。シャーク・ハントをするゲームかと思ったら、自分がサメになって人間を襲うゲーム----“サメ・ゲー”ですよ、“サメ・ゲー”!
好意的に解釈すれば、ゲーム機の表現力が上がったってことになるんだろうけれど、ぶっちゃけ言ってしまえば、ネタがねぇんだなぁって感じだ。

その証拠にそれ以外は、マーベルを中心としたコミックス原作、日本からのアニメ原作、そしてスポーツゲームばっかり。で、元ネタのないオリジナルものは、ドゥーム系のFPS、後方視点のアクション・アドベンチャーだらけだ。

どこも技術力は上がっているから、パッと見の印象ではそんなにヘナチョコなものなんて存在しないし、同じようなジャンルばかりだからゲーム内容でも差別化できない。だから少しでも有名な原作を持って来ようってことなんだろう。でもこればっかりだとヤバイよね。
いや、オレも人のことは言えないんだが(苦笑)。

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2005.05.17

5/17 Nintendo Revolution

今日はコダック・シアターで行われた任天堂のカンファレンスを見に行く。
話題の3大次世代ゲーム機の1つ、「レボリューション」の発表である。

だが、なかなか「レボリューション」の話題には行かず、『ゼルダ伝説:トワイライト・プリンセス』(GC)や新型GBA「GBA MICRO」(日本では“ミクロ”ってなってる記事を見たけど、そう読ませるのか?)、そしてもちろんDSの新作ソフトなどの話題ばかり。やっと「レボリューション」になっても、スペックの話とデザインだけで映像はなし。

ファミコン~GCまで、全ての任天堂家庭用ゲーム機のソフトが遊べるってのは凄く魅力的だし、いかにも近年の任天堂らしいハードだとも思う。だけどやっぱり映像が欲しかった。
PS3のハードルがあまりにも高そうだっただけに、なんとか任天堂に頑張って欲しいのが本音だけど、スペック勝負じゃ完全に負けてるしなぁ。だからこそ、「ゲームはスペックじゃない。ソフトだ!」と力説してたんだろうし、その通りだとも思う。でも一般ユーザーは高スペックに惹かれちゃうだろうし…。

その後、コダックシアター上のレストランを借り切ってのレセプション。
知り合いにチョコチョコと挨拶をしていたら、本日の目玉マルーン5のライブが始まった。最近の音楽は疎いのでよく知らないんだけど、今年のグラミー賞を獲った(ノミネートか?)グループだそうだ。ボーカルの横4mくらいのごく近から見てしまいました。音楽は悪くなかったけど、時々顔がベン・スティラーの“マグナム!”になってるような気がする…。まぁいいんだけど。

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2005.05.16

5/16 PLAYSTATION3

16日夕方発のJALで成田からL.A.へ。
今週から開幕の「E3 2005」へ参加するためである。昨年は来なかったので2年ぶりだ。

ホテルにチェックインして、早々にソニー・ピクチャーズのスタジオへ向かう。PLAYSTATION3のカンファレンスを見るのだ。

行ってみると、もう人が溢れ返っている。そりゃあ話題の新ハードだものな。当たり前か。会場は撮影用のスタジオである。この中に階段状の客席と、大型のスクリーンが多数設置されている。

さて、スペックはどっかで調べてもらうとして、感想を言ってしまうと「まいったなぁ…」の一言に尽きる。現段階で見せられた映像が、実際のローンチ時のものと同じではないのは分かっている。開発段階のものだし、結局実機では出せない部分もあるだろうけれど、みんなこんなレベルを目指して作ってるんだ。今日見せられた映像クオリティでゲーム1本作ったら、一体何人でどれくらいの時間掛ければいいわけ?PS2は20人以下でも作れるけど、これはきっと最低でも40人くらいは必要だよね。
「クリエイターの想像力がそのまま映像になります」
それは資本がある場合であって、ちっちゃいメーカーじゃ持ちこたえられないだろうな。オレもただの1ゲーマーなら大喜びだったんだろうけどね。

まあ、全ての映像がとてつもないものだった訳ではなく、ごく一部だけどPS2に毛が生えたくらいのものも混じっていたのが唯一の救い。どれとは言わないけど。

ほとんど全ての映像がネットに上がっているので、まあ見てみて下さい。

どうでもいいようなことだけど、なんで「PLAYSTATION3」のロゴが、映画版『SPIDERMAN』のロゴにそっくりなのはなぜ?同じソニーだからなのか?

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2005.05.14

5/14 恵比寿立ち呑み屋巡り

今日はhekutinさん、bransonさんと恵比寿の立ち呑み屋巡り。

「立呑」
恵比寿銀座通りにあるモツ焼き系の立ち呑み屋さん。
5:00開店の店に5:40に着いたら、もう中はほぼ満杯。コの字型カウンターに30人のお客さんがビッチリと並んでいる。
このお店で面白いのは、名前を聞かれること。飲み物は口頭で注文し、料理は伝票に書き込んで注文するのだが、この伝票にも名前を書く欄がある。で、何かあると「雷電さん、お代わりの焼酎です」とか、「雷電さん、ご注文のタン焼きが遅れてごめんなさい」等、その度に名前を呼ばれる。そこそこ行き着けの店で顔を覚えられてても、名前までは覚えられていないことが多いが、この店では一見さんでもちょっとした常連気分を味わうことが出来る仕掛けだ。
ジックリ腰を落ち着けて飲む店ではないが、ヤキトンは新鮮で美味いし、店員さんは威勢がよく、適度(?)にギウギウに人がいて、なかなかいい感じだ。

「恵比寿18番」
恵比寿銀座通りの奥にあるスペインのバルをイメージした店。2/3は着席できるようになってるから、厳密には立ち呑み屋さんではない。でも、スペイン風とか言ってもスカシてる訳ではなく、ワイワイガヤガヤとしてて、焼酎も置いてあったりする気楽なお店だ。こちらもギッシリお客さんが入ってるが、女性率が随分と増している。
お勧めメニューのマッシュルームの陶板焼きと野菜スティックをつまみながら、芋焼酎をロックで頂く。
ちなみにこの店と上記の「立呑」は同じ経営のお店。どちらもいいお店である。

「whoopee」
恵比寿駅前にある立ち呑みワインバー。ここはその立地が面白い。駅前のごくごく庶民的なスーパー「えびすストア」の魚屋の奥に入っていくと店があるのだ。こんなところ、知らなかったら絶対に入れない。いわゆるバーっぽい薄暗い照明が、今のお店の場所を忘れさせる。
カウンターとちょっと広くなったところにテーブルが置かれたL字型の店は一杯である。立地の所為もあるんだろうけれど、常連さんが多そうだ。
自家製コーンビーフを食べたかったのだが、生憎と品切れだそうだ。しょうがないので、スペインの赤ワインをグラスで頂く。
お店の雰囲気は好きなのだが、ワインの店だからそんなに来ることはないだろう。ワインは嫌いじゃないが、なぜか銘柄とかが全くアタマに入らないのだな、オレは。

「Vision」
恵比寿西の五三叉路そばにあるバー。三鷹、吉祥寺、武蔵関にあるバーと同系列のお店で、以前から1度行こうと思っていた店だ。
「地上3階・地下1階。地下と1階はスタンディングで、2・3回は着席。そして狭い」と聞いてて、お店がさっぱりイメージ出来なかったのが、やっと理解できた。ホントに説明の通りだ。
スコッチモルトが驚くほど揃っていると聞いていたので、ボトラーズのタリスカーを出してもらったら、出て来る出て来る6~7本かな?ついでに、昔武蔵関店に居たバーテンダーのA田さんも出て来た。
品揃え、雰囲気、そして驚きの低価格と3拍子揃ってて、確かに評判になるだけのことはあるお店である。恵比寿に来たら、また絶対に来るだろうな。

「今尽」
広尾高校そばの居酒屋さんで、昔hekutinさんが行きつけだった店。今日はここだけ立ち呑みではないが、とてつもなく小さな店。客は8人でギュウギュウ状態。足を開いて座ることもできないが、その狭さが不快ではない。みんな常連さんばっかりで、店中みんなで話している感じだ。でも、一見だったら絶対に入れないだろうなぁ。
マスターが気さくな人で面白い。
料理とお酒はごく普通に居酒屋さんである。ホッピーを呑みながら、焼き鳥を頂く。

結局、今日はなんと5軒のハシゴ酒。以前に浅公と吉祥寺バー巡りをした時とタイ記録かな?…あ!あの時は浅公と別れてから、さらに1人で1軒寄ったから6軒か!呑まない人から見るとバカとしか言い様がないだろうけれど、1~2杯飲んで次の店に河岸を変えていくのも楽しいもんだ。ただし、チャージをシッカリ取る店だと不経済でしょうがないけどね。

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2005.05.13

5/13 麻布十番「まとや」

久々に金ちゃんと会い、麻布十番の宮崎料理屋「まとや」へ。

入ってみるとそれほど宮崎を強調したメニュー構成ではなく、ごく普通の小奇麗な和食居酒屋さんである。でも、ここはアタリ。焼酎の値段がこの辺りの相場よりも安めに設定されているのも魅力だが、料理がどれもボリュームがあって美味しかった。

金ちゃんは昨年会った時よりも、スッキリと細くなっていた。聞いてみると、血糖値を気にしてウェイトコントロールをしているんだそうだ。おまけにこんなに酒飲みなのに、γ-GTPもそんなに高くないらしい。なんでだ?
映画の話をアハハとして、次は6月に近県の酒蔵巡りに一緒に行くことを約束して今日は分かれる。

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2005.05.12

5/12 新宿「チュンポン」

甘栗男と歌舞伎町の裏手にあるタイ料理「チュンポン」へ。

ビニールシートで仕切られた入り口を入ると、カラオケスナックを改造したラーメン屋(どんな店だ!?)のような店。料理はどうやらタイ北部/北東部のものらしい。
シークロン・ネームともネーム・カドゥとも違う、ゴマをまぶした豚ナンコツ揚げが旨い。
唐辛子マークが2個ついている牛肉と野菜の炒め物を頼むと、全然辛くない。辛くないと伝えたら、唐辛子を入れて作り直してくれた。そうだよ、タイ料理は辛くなくっちゃ!

その他、ガイヤーン、ゲンパーガイなど、いつものお気に入りを食べるが、どれも割といい。歌舞伎町でタイ料理を食うなら、ここかカオケンだな。

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2005.05.11

5/11 『真夜中の弥次さん喜多さん』

ユナイテッドシネマとしまえん9で『真夜中の弥次さん喜多さん』を観る。

ヤク中の喜多さんにぞっこんの弥次さん。そんな彼らの元にお伊勢参りのDMが届いた。弥次さんは喜多さんのヤク中を治すために、2人でお伊勢へと旅立つが…。

観ながら『発狂する唇』を思い出した。
作風が似てるとかってことではない。人気脚本家が制約とか状況とかを一切考えずに、やりたい放題やった映画な雰囲気。メチャメチャ面白い場面もあるけれど、全体的には観客のことなんか眼中になく作ったメチャメチャな映画。そんな印象だ。

話にも繋がりにも整合性なんてないが、そんなことは一切気にしていない。プロローグから竹内力までは快調なんだが、そこから後は急に失速。ツボに入る人は大絶賛するのかもしれないが、どうしてもこのカタルシスのなさが好きになれない。後半の重さもね、なんだか前半とチグハグな印象だしねぇ。

キャスティングが『下妻物語』と被ってるところも、オレとしてはマイナスだ。あっちがメチャメチャなようでいて、きちんと映画的な盛り上がりを追求してたのに、本作にはそれがないのがイタイ。宮藤官九郎って天才なんでしょ?そんだったら折角の監督デビュー作なんだからちゃんとやろうよ。

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5/11 沼袋「Shot Bar ZERO」

フラリと沼袋駅南口の「Shot Bar ZERO」に入る。

まだ開店から3週間しか経っていない出来たてほやほやのお店なんだそうだが、既に常連さんが何人も居る。
お酒の種類は一通り揃ってはいるが、そんなに種類が多い訳ではないし、最近のバーならスコッチモルトを揃えそうなもんだが、ごく一般的なものが並んでいるだけだ。でも常連さんに作り始めたカクテルを見て、思わず何作ってるんですか?と聞いてしまう。
浦霞にコアントローとライムジュースを入れてシェイクを始めたのだ。
「日本酒しか飲めないお客さんのために、ぼくが考えたオリジナルです。名前は付けてません」

パッと見は正直あまり特徴のないバーだけど、それでもたった3週間でこんなに常連さんが付いているのは、「ホントですか!」が口癖のバーテンダー、境橋さんの人徳なんだろう。
サイドカーとSCAPAを頂いて、ほろ酔いながら帰宅する。

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2005.05.10

5/10 『銀座の酒場 銀座の飲り方』読了

『銀座の酒場 銀座の飲り方』(森下賢一著/角川文庫刊)読了。

この本はいわゆるグルメ本の類とは違って、過去を振り返ったエッセイになっている。時代的には1960~1990年代。著者の森下氏とオレは約30歳違うから、90年代には十分呑ん平ではあったけれど、この本に出てくるようなバーの大半は、実際に行ったり、空気を感じたりしたことはほとんどない。行ったことのある店はごくごく数軒でしかないが、それにも関わらずなんとも懐かしい気にさせる。それは、慣れ親しんだ「日活無国籍アクション」に出てくるような、バーやキャバレーを彷彿とさせるからだろう。

酒場の奇人変人だったり、独特な先輩・後輩関係等、煩わしいこともあるだろうが、それを補って余りある、なんとも楽しそうな空気が羨ましい。今、バーに行ってももちろん楽しいのだが、この時代の楽しさとは全く異なるんだろうなぁ。
それとも、銀座の老舗バーに行ってみれば、今でもこんな光景が繰り広げられているんだろうか?

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2005.05.09

5/9 『スペース1999』#15

第15話 宇宙コンピューターの反逆
月に謎の光球が接近。テッドは、コンピュータが苦手だった筈のテッドは、突然猛烈な勢いでキーボードを叩き、そのまま息絶えてしまった。やがて球体からのメッセージによって、惑星トライトンからやってきたことがわかったが、教授によればトライトンは既に滅亡している惑星であった。そして今度はヘレナが光球によって洗脳されてしまった…。

どうすれば光球に現実を伝えられるのか?珍しく理路整然(そうでもないか?)と対処するアルファの隊員たち。でも、その媒介にヘレナを使っては、負荷が高すぎるんじゃないのかな。
光球に操られてのハイスピード・タイピングが、どう見てもテキトーにキーを叩いているようにしか見えないのはご愛嬌。でも、キートップに何も刻印されていないし、それ以前にいわゆるコンピュータ用のキーボードと言うよりも、電卓用にしか見えない。時代だねぇ。

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2005.05.08

5/8 『ドッジボール』

新宿グランドオデオンで『ドッジボール』を観る。

ピーター(ヴィンス・ヴォーン)の経営するおんぼろスポーツジム“アベレージ・ジョー”は、隣に出来たホワイト(ベン・スティラー)の経営する最先端の“グロボ・ジム”によって経営難に陥っていた。さらにホワイトはアベレージ・ジョー買収を企み、ピーターが30日以内に5万ドルを支払わなければ、アベレージ・ジョーはホワイトのものになってしまう。ピーターはこのジムを愛する会員たちと共に、優勝賞金5万ドルのドッジボール大会に出場することを決意するが…。

ああっ!ドッジボールのルールが全然違~う!これってアメリカ式なの?
まぁ、ルールが違っても真面目なスポーツ映画じゃあないので、別に問題なんて何もない。それにしても期待通りにクダラナイ映画である。小学生レベルのギャグばっかり。ベン・スティラーのレベルの精神年齢の異様に低いギャグって好きさ。でも精神年齢だけじゃなく、身長もこんなに低かったっけ?

内容を説明するような映画じゃないからしないけど、『ギャラクシークエスト』のオカッパ女エイリアン、ラリアリを演じたミッシー・パイルが謎の外人選手として登場したり、ドッジボール協会会長役でウィリアム・シャトナーが出演している。トレッキーは必見だね。(オレはトレッキーじゃないよ)

とりあえず、こんなくだらなくて楽しい時間を過ごしたから、オレも一言お礼を言っておこう。
「サンキュー!チャック・ノリス!」
観てないとわかんねぇよ…。

でね。映画自体は良かったんだが、映画館がサイアク。上映中に2~3回、音声レベルが変わる----と言うか、あからさまに音が奥に引っ込んだり、戻ってきたりするのだ。恐らくドルビーのスイッチを間違ってON/OFFしてるんだろう。もうサイテー。だから東亜興行の映画館はイヤなんだよ。

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5/8 『スペース1999』#14

第14話「宇宙によみがえった死者」
居住可能と思われる惑星テラ・ノバに調査隊を送ったアルファ。だが、還って来たイーグルには、「アストロ7計画」で5年前に木星付近で消息を絶ったヘレナの夫、リー・ラッセルの姿があった。検査の結果、リーは本物であることが判明する。彼はなぜ、こんなところに居たのか?!そしてリーは、テラ・ノバに移住しようとすれば全滅すると言い残して死んでしまった・・・。

いつもはコーニッグと仲良しさんなはずのヘレナが、死んだ筈の夫が帰って来たら旦那にベッタリ。そりゃコーニッグだって不機嫌になるよなぁ。

さて今回の最大の謎は、なんで5年前に行方不明になった夫が、こんな遠くに居たのか?ってことだと思うんだが、それについての解説は一切な~し!テラ・ノバが、実は“反物質惑星”だったという事に、いつの間にか論点がすり替えられてしまう。それはちょっとズルイよね。反物質って、きっとこんなもんじゃないと思うし。おまけに、リーが念じると、いつの間にやら時間も巻き戻されちゃう。ヘンなの。

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2005.05.07

5/7 吉祥寺「Screw Driver」

連休になると帰って来る友人のHロシと呑む。今日は浅公、甘栗男も一緒。
この面子だとちょっとナニな思い出のある、吉祥寺南口の「鳥良」で手羽先唐揚げを喰ってから、近鉄…じゃなかった大塚家具横の「Screw Driver」へ。

雑居ビルの急な階段を4Fまで上がらなきゃならないから、ちょっと見つけにくいんだけれど、山小屋風の内装と店員さんの愛想の良さが妙に居心地が良くって、また来たくなるお店である。
ここの得意は200種類近いラム。それとテキーラとバーボン。この中から、こっちのテキトーな要求に応じてお酒を見繕って出してくれる。今日はクエルボ・ゴールドに始まり、ポルフィディオ・ラムとかいくつかラムを頂いて、最後にアハ・トロ・アネホに戻る。

話題はいつものごとくヲタクなことばかり。40過ぎてこんな話ばっかりってのも、どーにもアレだよなぁ(苦笑)。

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5/7 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』

ユナイテッドシネマズ・としまえん4で『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』を観る。

ある日、裕福なボードレール家の3兄弟は、不幸のどん底に突き落とされる。お屋敷が火事で燃え、両親も焼け死んでしまったのだ。天才発明少女のヴァイオレット、あらゆる本を読んで記憶しているクラウス、どんなものにでも噛み付くサニーの3人は、遺産の管理をする銀行家のミスター・ポーに連れられ、親戚のオラフ伯爵の元に預けられることになったが、伯爵の目当ては3人の遺産だった…。

強欲で悪辣な伯爵、間抜けでアタマの回らない銀行家、毒蛇の研究に没頭する叔父、あらゆるものに恐怖を感じる恐怖症の叔母さん、人食いヒルに、タンツボで作ったパスタ…。悪趣味でビザールなセンスに溢れ、かつ魅惑的なジュブナイル・ファンタジーである。家族連れで観に行ったら、親は眉をしかめつつも、この先がどうなるのか知りたくなり、子供は恐怖を感じながらも、大はしゃぎするような映画だ。

このところブームになっている児童小説原作の映画化と言えば、あまり面白くもない(原作は嫌いではないが)のに大ヒットしている『ハリー・ポッター』シリーズ、日本人には受け入れ難いDr.スーズの『グリンチ』『ハッとしてキャット』、そしてキャラの気持ち悪さが半端じゃない『ポーラー・エクスプレス』など、どうでもいい映画が多い中で、本作は非常に楽しかった。

冒頭のワザとらしく明るく楽しい人形アニメ(それとも人形アニメに見せかけたCGなのか?)に始まり、エンドロールの切り紙風アニメに至るまで、画面に凝りまくった映画である。本編の隠々滅々と重苦しい美術と映像、ケヴィン・イェーガーとKNBエフェクツグループによるお見事なメイクと、それに支えられたジム・キャリーのクドくてバラエティに富んだ芝居。どれをとっても人工的極まりなく、ナチュラルじゃないところが素晴らしい。
美術担当がリック・ハインリクスだから、映像の雰囲気は限りなくティム・バートンっぽい。それが良いか悪いかは好き好きだけど、オレはこの重厚なウソ臭さは好きだなぁ。

物語もキャストも知らないまま、予告編の雰囲気に惹かれて観に行ったのも良かったのかもしれない。
一体何本共演してんだろうってくらい、しょっちゅうコンビ出演してるティモシー・スポールとビリー・コノリー、メリル・ストリープのいつもながらの“演技マシーン”振り、思わぬ大物ダスティン・ホフマンのカメオ出演、シルエットしか出て来ないジュード・ロウと、意外な上に大金のかかったキャスティングも予想外。なんだ、力が入ってんじゃん、ドリームワークス。そう言えば、同じドリームワークスの『マウス・ハント』を思わせるような雰囲気も持ってるよね。

監督のブラッド・シルバーリングって誰だっけ?と思ったら、『キャスパー』の人だったのか。なんとなくナットク。映像派の好きな人は、子供向けだとバカにせずに一見の価値アリだ。

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2005.05.06

5/6 『怪傑ズバット』#12

第12話「死刑執行10秒前」
町民会館建設費用の2億7千万円を預けられた西町郵便局。だがその夜、警察官たちが現れ、抵抗する郵便局員の中山を殺して、金を強奪してしまった。警察署長は暗闇組組長が変装したニセ者だったのだ。そして翌日、郵便局長は濡れ衣を着せられて、町の広場で公開処刑されることになってしまった…。

裁判もなしでいきなり公開処刑とは、一体どんな世界なんだ、ここは?

今回の殺し屋は日本で2番目のブーメラン使い、ブーメランジャック。釣り師やゴルファーよりは殺し屋っぽいかな。でも、そんなことよりも、今回の見所はいかにもワルそうな暗闇組組長。演じるはキャプテン・ウルトラこと中田博久だ。なんでこの人がヒーローやってた番組があるのか、オレには今でもわからない。

脚本は、メインライターの長坂秀佳ではなく、昭和ウルトラシリーズ後期の田口成光。そのせいで、何かいつもとトーンが違う。たまには毛色が変わっていいが、ズバットらしさがちょと薄い。話の壊れ方に違和感がある。(壊れてることは間違いないんだが)

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5/6 新宿「居留地」

クールと一緒に「大陸」で餃子を食った後、3丁目のウェスタン・バー(スナック?)「居留地」へ。

以前に店の前を通りがかった時はカントリー・ライブの際中で、中の盛り上がり振りに惹かれつつも、一見さんとしてはなんとなく入りにくく、敬遠した店である。今日はライブもなく、数人のお客さんがカウンターに居るだけだ。
いかにもカントリー&ウェスタンなマスターのREDさんは、常連さんらしきお客さんたちと話しており、オレらは最近の仕事のウンザリ感を語りあう。
最近は1人でBARに入って、初対面のバーテンダーと無駄話をしていることが多いので、この適当な“放っとかれ感”ってのも、意外と居心地が良いもんだなと思う。

久し振りにイライジャ・クレイグなんぞをクイっと呑んで帰宅。

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2005.05.05

5/5 『バトルスター ギャラクティカ/サイロンの攻撃』

DVDで『バトルスター ギャラクティカ/サイロンの攻撃』を観る。

人類の作った機械人間サイロンたちが、その創造主に反旗を翻して繰り広げられた戦争が終結して40年。人類は、戦後一度もサイロンたちの姿を見ることはなく、12のコロニーに住みながら、繁栄を謳歌していた。サイロンとの戦争にも参加した老朽艦、宇宙空母ギャラクティカは博物館船に改装されることになり、艦長のアダマの退任式典が行われていた。だが時を同じくして、突如サイロンが人類の前に帰って来た。彼らはコロニーに次々と核を落とし、宇宙艦隊を壊滅させてしまった。旧型艦であったがために生き残ったギャラクティカは、サイロンに反撃を開始するが…。

ホントかよ!?『ギャラクティカ』のくせにカッコイイぞ!
一部で話題だったリメイク版『ギャラクティカ』は、話題になるのも肯ける出来だ。

ストーリーの大枠は、78年に劇場公開されたTVムービー『宇宙空母ギャラクティカ』と大して変わらない。12のコロニーが破壊され、ギャラクティカを旗艦とするスペース・コンボイが、伝説の故郷「地球」へ向けて旅立つまでを描く、シリーズの序章である。
ギャラクティカ自体や艦載機バイパーなどのデザインは、旧作を今風に上手くリファインされ、さらに主要な登場人物たちの設定も微妙にアレンジしつつ同名で登場(役者は当然総入れ替え。なんとスターバックは女性になり、黒人のブーマーは韓国系女性になっている!このブーマー役のグレース・パークがなかなか可愛いんだな)させている。だが名前は同じでも、ディテールの作り込みが全く違うのだ。
旧作では、直線的で面白味の無かった登場人物たちが、それぞれに悩みを抱えていたり、微妙な立場にあったりと、濃い目の人間ドラマを作りだす。

限りなく似ているのに、別なものに分解再構築した換骨奪胎の仕方がまさに絶妙で、旧作へ払う敬意、愛の深さが素晴らしい。
例えばBGM。旧作のスチュ・フィリップスのメインテーマが掛かる場面があるのだが、その曲が掛かっていることに気付いた時、震えちゃったよ。オレ。
バイパーは機体ピッタリの幅の滑走路(?)から飛び立たなきゃウソだよね、とか、“ターボ・ボタン”を使わなきゃバイパーじゃないや、とか、そんな思い入れのあるディテールを、心憎いくらいお見事なタイミングで見せつけてくれる。
…とか言うと、オヤヂなファン向けに作られた、一見さんお断り作品みたいに聞こえちゃうが、そんなことは全然ない。あくまで今のリズム、現代のセンスになっているので、初めて観た人だって十分に面白いだろう。いやはや、参りました。

SFXに関しては、旧作もジョン・ダイクストラがILMから勝手に持ちだしたダイクストラ・フレックスを使って、当時としては非常に質の高いものになっていた。だが、それもデジタルで生まれ変わり、TVシリーズとしては恐ろしくハイクオリティなものになっている。そしてCGにも関わらず、まるで手持ちカメラで撮っているかのように、急ズームから被写体へのフォロー、手ぶれ、ピン送りなどが使われている。こうした演出をCGに用いると、ともすればウソ臭さが強調されてしまうものだが、その使い方も実に巧みである。
特典映像のインタビューの中で、『2001年宇宙の旅』『ブラックホーク・ダウン』を参考にしたと言っていたが、それだけではなく、スタッフに相当な日本アニメ好きが居るようで、ガンダム、イデオン、マクロスなどで観たような戦闘演出が、あちらこちらに散りばめられている。

ま、この作品をパイロットにして、現在第1シーズンがアメリカで放送中。第2シーズンも決定したらしいので、早く全話観られると嬉しいなぁ。頼みますよ、ユニバーサルさん!

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5/5 『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』

新宿アカデミーで『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』を観る。

ある日、心理学者のデビッド(デ・ニーロ)の妻アリソン(エイミー・アーヴィング)が、浴室で手首を切って自殺をした。9歳の一人娘エミリー(ダコタ・ファニング)は、これがトラウマになって、心を閉ざしてしまう。デビッドは事件を忘れるために、娘とともに郊外へ引っ越すことにした。だがエミリーの心の傷はなかなか癒えず、彼女にしか見えない友達チャーリーと遊びはじめるが…。

これはかなりダメっぽい。
デ・ニーロとダコ・ファニは上手い役者だと思うし、芝居的には問題はないんだが、あんまりにも脚本が…。この手のドンデン返しって、ここ数年で何本観たかな?ええっと、アレとアレと…ああ、アレもそうだった。大抵の人が前半で、「もしかしたら○○が××だったって話かな?いや、そんなベタなんじゃないだろう」と考えてた通りの展開になり、ある意味観客の予想を裏切るドンデン返しではある。
その上、宣伝で謳ってた「『シックスセンス』を超える“超感動スリラー”」ってのがまた頂けない。『シックスセンス』を微塵も超えてないってのは、あくまで宣伝文句だから100歩譲ってOKだが、どこの場面で感動するのかが全く分からない。これで感動するヤツが居たとしたら、ソイツは壊れてるだろう。

ところで、デ・ニーロの奥さんがエイミー・アーヴィングで、その子供がダコ・ファニで、デ・ニーロがちょいと惹かれる女がエリザベス・シューってのは、年齢的にメチャメチャじゃないのか?

あ、エリザベス・シューはやつれてるけど、それでも可愛いっス。

そう言やあ、今日は自殺ネタな映画を2本ハシゴした訳だな。妙なシンクロニシティ…。

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5/5 『コンスタンティン』

新宿ピカデリー1で『コンスタンティン』を観る。【ネタバレかな?】

世界は、地獄と天国の狭間に存在している。そしてジョン・コンスタンティンは、異界から来た者を見分けることが出来、日々悪魔たちを地獄に送り返していた。彼はかつて自殺を試みたことがあり、そのせいで死んだら地獄に行くことが決定していたが、死後に天国に行くために戦っているのだ。そんなある日、LAPDの刑事アンジェラの妹、イザベルが自殺をした。アンジェラは妹の死を不審に思い捜査を続ける中で、コンスタンティンと出会うが…。

もったいない映画だねぇ。アクション、ホラー、SF、どこに振ってももっと面白くなりそうなのに、なんだかどれもこれもが中途半端になっちゃってて、今ひとつ弾けない。

プロローグの悪魔祓いのシーンでは「ををっ!」とか思わせるし、イザベラと地獄で出会うシーンとか、アンジェラがビルから引っこ抜かれるシーンとか、いわゆる映像的な見せ場の部分にはテンポとカッコよさがあるのに、それを繋ぐ部分が妙にユルユルしてて、緊張感に乏しいんだよねぇ。もっとゴリゴリ押してきゃいいのに。
そんでクライマックスはピーター・ストーメアでしょ。いや、ストーメアは好きな役者だし、この映画でも美味し過ぎるんだが、最後の最後の締めはジョン・コンスタンティン本人が、ガッツリとカッコよくキメて欲しかった。

本当に惜しかったし、勿体無いからこそ色々と文句を言いたくなるんだけど、まぁ新人監督だし、次回は頑張って欲しいもんだ。

撮影はなんとフィリップ・ルスロー。
最近はVFX映画の仕事もよくやってるけど、昔みたいな情景描写の美しい映画こそがルスローの本領発揮なので、たまにはそーゆーのやって欲しいな。個人的には、『戦場の小さな天使たち』とか『エメラルド・フォレスト』『スターダスト』の撮影が好きなんだがねぇ。

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2005.05.04

5/4 ナノ.グラムの方々

家に遊びに来たナノ座長と、日本酒をベロベロと飲む。
で、酔っ払った座長が、自分のトコの劇団員を呼ぶって話になり、突如、N澤さん、A原さん、Y木さんを呼びつけることになってしまった。オレはもう出来上がってたから全然構わないんだけど、本人たちは迷惑ではなかったのかしら?座長がイイって言ってんだから気にしないことにしようか。
皆さん舞台の上とは雰囲気が違って、当たり前のことではあるけれど、やっぱり役者さんなんだなぁと、しみじみ思う。

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2005.05.03

5/3 遂に公開『銀河ヒッチハイクガイド』

アメリカで『銀河ヒッチハイクガイド』が遂に公開されて、初登場第1位!やったぜ!でも予告編を観ると、妙にゴージャスでちょっと不安になる。原作を読む限りでは、スケールがデカいのに、貧乏臭い感じがいいんじゃないのかな。
とりあえず、秋に日本公開の予定らしいので、その日を楽しみに待とう。
ついでに新潮社は、絶版になってる原作3部作を復刊しておくように。わかったね!

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5/3 隠岐の岩牡蠣

今日はオレとカミさんの両親を招いて食事。

みんな牡蠣が好きなので、隠岐の岩牡蠣を取り寄せてみたが、これがすげぇデカくて美味かった。2Lサイズで1ヶあたり約400g。一口では喰えない大きさである。5Lサイズだと1ヶあたり1Kg近いらしい。冬のシーズンは終わってしまったけれど、ここからは夏場の岩牡蠣がシーズン。美味いんだけど、ちょっとお高いのだよなぁ。

義母から頂いたシャンパン、父からもらったキウイワインなんかを飲んでいるうちに、いつの間にか寝てしまう。身体、肝臓、それに気疲れと、色々溜まってるかな、オレ。

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2005.05.02

5/2 『アビエイター』

定時で仕事を上がり、丸の内ルーブルで今日で終わりの『アビエイター』を観る。

父の事業を引き継いだ大富豪のハワード・ヒューズ(レオナルド・ディカプリオ)は、単身ハリウッドに乗り込み、その財力を注ぎ込んで航空映画「地獄の天使」を製作した。3年がかりの超大作は、ハリウッド業界人から冷ややかな目で見られていたが、大ヒットを記録。さらなるヒット作を作りながら、今度は航空会社TWAを買収する。飛行機と映画に、自らの夢を託すハワードだったが…。

ハワード・ヒューズの名前は知ってても、実際に映画を観た事なかったし、航空業界での彼のこともほとんど知らなかった。いかんなぁ、不勉強で。でも、ハワード・ヒューズ自体への理解度が低かったからこそ、この映画は面白かった。

どんなに状況が悪くても、どんな批判をされても、妥協をせずに作られていく『地獄の天使』の舞台裏。モノを作る人間は、本来こうでなくっちゃいけないんだろうけれど、こんだけの大金を出せる人間が居ないのもまた事実。現代だと、私費で『スター・ウォーズ』を作っちゃうジョージ・ルーカスくらいか?(もちろん、ハワード・ヒューズの方がスケールが全然デカいんだろうけど)
で、映画が成功したら、今度は航空機産業へ進出。題名にもなって居るくらいだから、映画以上に情熱を傾けていたんだろう。機体をネットリと撫でる姿は、まるで女性の裸体を撫でるかのようなエロさがあって、なんともイヤラシイ。それほど愛した飛行機だからこそ、その行く手を阻むパンナムとの争いに激高したんだろうなぁ。そんなハワードが、どう考えても勝てない状態の公聴会で追い詰められ、それを一気に巻き返していく弁舌がまた小気味良い。この手の映画の王道と言ってしまえばそれまでだけれど、法廷モノのクライマックスって好きさ。

3時間の長尺作品だが、飽きることなくグイグイと引っ張られてしまった。やっぱり上手いよスコセッシ。

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5/2 『怪傑ズバット』#11

第11話「死ぬな友よ!危機一秒前」
東条刑事は、武器密輸をしているタイガー団のボス、ゴッドタイガーに近づくために、ミドリとオサムを巻き込んで囮作戦をを実行。だが早川は、彼らの身の危険を案じて、その作戦をメチャメチャにしてしまう。そして彼らの前に殺し屋ゴルファーの左丹が現れる…。

ああ、また訳の分からん殺し屋が…。ゴルフ勝負をする以外に、ゴルファーである必然性はゼロなんだよな。
さて、今回はズバットスーツの弱点----制限時間の5分をなくす----ってことが重要なポイント。でも、改造失敗して、結局そのまんまで終わっちまう。なんか、エピソードまるごと、あんまり意味がなかったような気がするな。

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2005.05.01

5/1 『スペース1999』#13

第13話「宇宙の破壊者 核爆弾船」
月に向かってまっすぐ進んでくる一隻の宇宙船。それは15年前に地球を出発した「ボエジャー1号」であった。その事実に興奮するバーグマン教授であったが、ボエジャーには高速中性子を噴出す“クエラー・ドライブ”が搭載されており、このままだとアルファは中性子で滅亡してしまうことが分かった。さらに、謎の宇宙船団がボエジャーを追跡していた…。

物語的には断片的にしか覚えてないのに、昔観た時に幾つかの要素のインパクトが一番強かったエピソード。そのひとつがエルンスト・クエラー博士の“クエラー・ドライブ”。

以前にOVA『ジャイアント・ロボ~地球が静止する日』を観て、シズマ博士の作った“シズマ・ドライブ”ってのが出てきた時に、「あれ?なんかクエラー・ドライブみたいだな」と思った。そして先日発売された『ハイパーウェポン~小林誠アートワーク集』モデルアート社刊)を見ていて「あっ!」と叫んでしまった。この本のP140にシズマ・ドライブのイメージ画が小さく出ているのだが、そこには「クエラー・ドライブ炉」と書かれていたのだ。なぁんだ、オレの印象は間違ってなくて、シズマ・ドライブはクエラー・ドライブだったんだ。なんだかとってもスッキリ。

さて、このクエラー・ドライブを積んで、宇宙を破壊しまくっているのがボエジャー1号である。この設定が素晴らしい。『スタートレック』の劇場版1作目の元ネタなんじゃなかろうか?
でも、最終的にはいつものごとく、好戦的に問題をクリアしちゃう訳だ。アルファの隊員はいつも相手を破壊しようとするよな。

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