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2005.05.29

5/29 『キングダム・オブ・ヘブン』

新宿プラザで『キングダム・オブ・ヘブン』を観る。

12世紀のフランスの片田舎。子を失い、その悲しみから妻が自害してしまった鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)の前に、ある日騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)が現われた。彼は、自分がバリアンの実の父であり、共に十字軍の騎士としてエルサレムへ赴くよう告げる。バリアンは苦悩を抱えたままエルサレムへ向かうが…。

ああっ!クワイ=ガン・ジンが「I am your father !」って言ってる!

…って言うようなクダラナイことは置いといて(でも、外せないポイントだよな(笑))。

リドリー・スコットの歴史超大作は、本当に映像が素晴らしい。夜間戦闘での尾を曳き飛ぶ巨石の美しさ、昼間戦闘の崩れる砦と倒れる櫓。『ロード・オブ・ザ・リング』とも一味違う、大量の兵士たちによって繰り広げられる戦い。どれも見応え満点で大迫力のスペクタクルになっている。だが、それ以上に感心するのは、静の画作りの巧さである。前半、山道を歩く十字軍のシルエットの美しさにハっと息を呑む。ウマイ!巧いよ。オレの中のリドリー映画ベストテンでは、『デュエリスト~決闘者』が常に上位にあるのは、こういった静かで美しく、かつ緊張感のある画作りが好きだからでもある。ましてや、昔だったらカラーフィルターで処理したであろう場面も、今ではデジタル加工で作れるから、カメラのムーブもあまり気にせず使うことが出来る。デジタル技術を一番そつなく使いこなしている監督の1人なんじゃないだろうか?

と、映像的にはベタ褒め気味ではあるけれど、正直お話はあまり面白くなかった。十字軍ってものに対する知識が薄くて、どうも気持ちがついて行かないんだよな。『グラディエーター』は、剣闘士のことなんてよく知らなくっても十分面白かったんだが、テーマ性が強いこともあって、バックボーンが分かってないと入って行きづらいのは難点である。

『ロード・オブ・ザ・リング』以降、どの映画に出ても弓矢を撃っている印象があるオーランド・ブルームはキリリとして、これまでで一番男前だった。仮面を着けっぱなしのエルサレム王が、まさかエドワード・ノートンだとは思いもよらなんだ。よく受けたね、この役。

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» ■キングダム・オブ・ヘブン [ルーピーQの活動日記から]
 12世紀のフランス。妻子を亡くし失意のどん底にある鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)の元に、十字軍の騎士・ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)が訪れて、自分が父親だと告げる。バリアンは父に従い、聖地エルサレムへと旅立つ。当時、聡明なキリスト教徒の..... 続きを読む

受信: Jun 17, 2005 10:56:06 PM

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