« 5/27 『ダイ・ハード』 | トップページ | 5/29 『キングダム・オブ・ヘブン』 »

2005.05.28

5/28 『ブレイド3』

ポール・アンダーソン・ファンのS藤君と一緒に、新宿オスカーで終わりかけの『ブレイド3』を観る。

あいも変わらずヴァンパイア・ハントを続けているブレイド(ウェズリー・スナイプス)。だがある日、ヴァンパイアだと思って殺した相手が実は人間で、そのために警察から殺人犯として追われることになってしまう。そしてアジトは警察の強襲を受け、相棒のウィスラー(クリス・クリストファーソン)も死んでしまった。警察に捕まったブレイドを救出したのは、ウィスラーの娘アビゲイル(ジェシカ・ビール)とハンニバル・キング(ライアン・レイノルズ)らのヴァンパイア・ハンターたち“ナイトウォーカー”であった。彼らはブレイドに、ヴァンパイアの始祖ドレイクが4000年の眠りから目覚めたことを告げる。ドレイクこそ、かの有名なドラキュラなのだ…。

『ブレイド』シリーズ完結編は、『キックボクサー2』『バーチャゾーン』、2本のアルバート・ピュン映画で脚本を手がけているデビッド・ゴイヤーの初監督作。

流石はピュン先生の愛弟子(?)。観ながら心に浮かんだ言葉は、「B級臭ぇ」って呟いてしまった。
前2作も決して超大作だった訳ではないが、B級臭さを今風のカメラワークや編集、技術でカバーしていた。でも今回はびっくりするくらい古っぽくて、なんだか80年代のB級アクション映画を観ているみたいだ。なんなんでしょうか、この安心して観てられる古臭さは?!

『ブレイド』らしさと言えば、なんと言ってもウェズ公の“見得切り”と“ナル”なキメポーズにある訳だが、今回はそれもない。ヴァンパイアの前に立ったら、必ず自分の一番カッチョイイ角度で刀を構え、斬ったら必ずキメポーズで〆る。それがウェズ=ブレイドだったのに、何か今回はクンフーに寄り過ぎで、アクションが全体に流れ気味。
でも、それを補うのが『バイオハザード2』ミラ・ジョボジョボにクリソツのジェシカ・ビールだったりする。初登場した直後の弓を撃つ場面で、何かよく分からないファスナーを開けるクローズ・アップがあるのだが、これがただ単に袖を開けて二の腕を出しただけってのが笑えた。いやあ、全く意味がないです。ナイフを靴の先に仕込んでるのは、まるで『マジック・クエスト』か『サイボーグ』だし、きっとゴイヤーは自分の中の“ピュン魂(ぴゅんだま)”を、ジェシカ・ビールに封入しようとしたんだ。そうに違いない!

デジタルFXの値段が下がっているのか、予算が増えてるのか知らないが、ヴァンパイアの炭化率はメチャメチャ上がってるし、派手なドンパチもあるのに、どうしても前2作よりも安っぽい印象になっている。ゴイヤーはこの後も『バットマン・ビギンズ』『ゴーストライダー』『ザ・フラッシュ』とアメコミ映画の製作・脚本が目白押しらしいけど、ホントに大丈夫か?
オレ的には“ピュン魂”入りアメコミ映画の極北として、ゴイヤー版『キャプテン・アメリカ』が観てぇ!

ピュンってのがなんだか分からない人は、「RADIOACTIVE HEAVEN」までどうぞ(笑)

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11883/4311042

この記事へのトラックバック一覧です: 5/28 『ブレイド3』:

» ブレイド3 [no retreat, no surrender, no turtle positionから]
ブレイド3 原題 \"BLADE: TRINITY\" 監督: デヴィッド・S・ゴイヤー 主演: ウェズリー・スナイプス アクション番長最後の戦い!今度の敵はヴァンパイアの先祖ドラキュラ。ヴァンパイアの 策略に嵌り、殺人罪で番長は捕まってしまうが、新たなる仲間のジョボジョボもどき達 に救われドラキュラに再び挑む。... 続きを読む

受信: Jun 14, 2005 11:47:59 PM

コメント

ピュン魂、会社で読んでて吹きだしそうになりました。
キャプテンアメリカも良いですが流行り?の対決物として
「ブレイドVSアレックス・レイン」なんて如何でしょうw

投稿者: sepul (Jun 14, 2005 11:50:39 PM)

コメントを書く