« 5/21 『Spanglish』 | トップページ | 5/24 『ブレイド2』 »

2005.05.22

5/22 『炎のメモリアル』

新宿文化シネマ2で、“ほのメモ”こと(誰も言ってないって)『炎のメモリアル』を観る。

ボルティモア消防署のジャック・モリソン(ホアキン・フェニックス)は、ある日、穀物倉庫の火災現場で一人の男性を救出。だがその直後、爆発に巻き込まれたジャックは火災現場の真っ只中に転落してしまう。ジャックを救出するため、署長のマイク・ケネディ(ジョン・トラボルタ)らが必死の作業を開始する。一人取り残されたジャックの脳裏に、これまでの人生が走馬灯のようによぎって行く…。

なんの捻りもない、直球ど真ん中の剛速球みたいな映画。
『タワーリング・インフェルノ』みたいなパニックものでもなければ、『バックドラフト』みたいなサスペンスでもない。普通の消防士の普通の日常を描いただけの熱い映画である。
この映画の勝因は、ことさら大事件を扱っていないことにあるんだろう。ごく普通の家庭のお父さんが消防士だってことだけで、とても特殊な状態になってしまう。大事件や大事故じゃなくたって、消防士はいつでも危険と隣り合わせに生きている。だからこそ、仲間が家族のようになり、家族ぐるみの付き合いが生まれてくるんだろう。この映画の個々のエピソードもそんな家族や仲間の話が多く、どれもが実に地味なんだけど、それを積み重ねていくのが上手い。そしてアメリカ映画らしからぬラストまで、グイグイと引っ張って行く。
9.11以降ならではの消防士賛美な感じは否めないが、素直にいい映画であった。
オレは個人的に消防士の知り合いが居るんだけど、本物の消防士の目にはこの映画はどんな風に映るんだろう?ウソ臭いのか、猛烈ににリアルなのか?今度会った時に是非聞いてみよう。

主演はホアキン・フェニックスだが、なんだか太ったメル・ギブソンみたい。『サイン』で兄弟役をやったのも当たり前だってくらいによく似て来ている。
意外性で良かったのが、T-10000ことロバート・パトリック。彼の役柄としては、今迄で一番人間臭い役なんじゃなかろうか?これまではT-10000後遺症というか、どうもロボ臭い役柄ばっかりだったからねぇ

ところで、一部宣伝で「CGは全く使用してない」とか言ってるのはウソ。でも、ホントにちょっとしか使ってないからこそ、こんだけの迫力や熱気があるのは事実だけどね。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11883/4284368

この記事へのトラックバック一覧です: 5/22 『炎のメモリアル』:

コメント

コメントを書く