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2005.04.25

4/25 『笑伝 林家三平』読了

『笑伝 林家三平』(神津友好著/新潮文庫刊)読了。
戦争から復員し、父正蔵の後を歩きながら、全く異なる芸風で“昭和の爆笑王”になって行く林家三平の波乱万丈の人生を、放送作家・神津友好氏が描いた評伝。

ウチの親父は三平師匠をバカにしていた。
“古典をやらない”、“「どぅもスイマセン」だけで芸がない”
古典芸能好きで頑固なウチの親父が、いかにも言いそうなことだ。子供の頃、オレも「そんなもんかな…」と思っていた。

だが、今から十数年前に、たまたま三平師匠のビデオを観る機会があって驚いた。すこぶる(死語)面白いのである。確かに古典は殆どやらない…と言うか、ネタらしきものも多くはない。だが、その絶妙な“客弄り”の凄さに腹を抱えて笑い、かつ敬服した。

そんな三平の人生が、女癖の悪さも含め、面白可笑しく、時に哀しく語られる。病気後の復帰時に、満を持して用意していた「源平盛衰記」を結局やらずに、客弄りに終始してしまうエピソードが、三平師匠の人柄を実によく現している。ああ、そんな人生だったのか、と感慨深い。

ところで、この本はこぶ平の正蔵襲名にタイミングを合わせて復刊された本である。でも、なぜかビデオの類は絶版のままで、多分今見ることの出来る芸は何もない。たまにCD(「よしこさん」とか「バチバチ」などの歌が入っている)は聞くけれど、是非高座も観たいもんだ。根岸企画は何で再販してくれないんだろう?

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