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2005.04.19

4/19 『ローレライ』

日比谷スカラで『ローレライ』を観る。

1945年、米軍は広島に原子爆弾を投下し、更なる原子爆弾を準備していた。これを知った朝倉大佐(堤真一)は、独断で絹見少佐(役所広司)に南太平洋の原爆搭載機の基地を奇襲する命令を下す。そしてその作戦のために準備されたのは、特殊兵器ローレライを搭載したドイツの潜水艦「伊507」であった…。

「これは実写映画ではない。まるでアニメだ」
そんな意見を否定的な論調で語る人も多いけれど、いいんじゃないんですかね、別に。
原作の福井晴敏が、「『ガンダム』がどんなに素晴らしい食材であっても、それがお子様ランチの器に乗っていたら一般の人は食べてくれない。だから器を漆塗りのお椀に代える。お子様ランチで培ったスキルを、高級料理店でどう生かすかだ」みたいなことを語っている。
樋口真嗣と福井晴敏の狙いは、アニメの手法・技術と言った自分たちの最も得意とするものを、フジテレビ、役所広司、妻夫木聡、柳葉敏郎などの一般的にも受け入れられるオブラートに包んで出すことにあったのだろうし、それが成功しているのは興行成績を見れば明らかだ。丸っきりアニメキャラとしか言いようのないパウラとか、どこかで見た様な描写や展開とか、妙に熱く語るキャラとか、ツッコミを入れるのは自由だけど、ツッコんでも仕方がないんじゃない?それって狙ってやってる部分だと思うから。アニメや特撮に全く興味がなくて、ほとんど観たこともないような世代の人なら、狙いどころが分かんなくてツッコミ入れまくっても仕方がないかもしれないけど、少なくとも、包むべきオブラートの種類を間違えちゃったみたいな『キューティー・ハニー』とかよりも、全然上手くやっていると思う。

難点は、CGが非常にチャチなことだな。『サブマリン707』を思わせるような潜水艦戦の特撮演出自体は、樋口真嗣らしくカッコイイのだけれど、単純に出来がよろしくないのが残念。

賛否両論あるけれど、オレとしてはOKだな。

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