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2005.02.26

2/26 『二階堂卓也・銀座無頼帖 銀座旋風児』

DVDで『二階堂卓也・銀座無頼帖 銀座旋風児(ギンザマイトガイ)』を観る。

“銀座旋風児”の異名をとる二階堂卓也(小林旭)。職業は装飾デザイナーだが、銀座では粋な伊達男として誰一人知らぬ者のない人気者だ。ある日、卓也は情報屋の政(宍戸錠)から、中国人の王徳宝(芦田伸介)がダイヤを売りさばき、キャバレー“モナコ"の建築資金にしていることを知らされた。王を追って香港に渡った卓也は、王を狙う明子(浅丘るり子)と知り合った。彼女の父は戦時中、王たちによって無実の罪を着せられ、殺されたのだと言う。日本に帰った2人は、王たちの悪事を暴こうと身辺を探り始めるが…。

人呼んで“銀座旋風児”、またの名を“ギンザマイトガイ”、そして“銀座退屈男”にして“装飾業界の麒麟児”(笑)!
二階堂卓也は、カッチョイイんだかワルイんだか、凄いキャッチフレーズが多すぎて困っちゃうヒーローだ。確かに、それも頷けるカッチョ良さではあるんだが、なんでそんなに人気者で有名でモテモテなのかは、映画を観ているだけでは全く分からないところが、この男の魅力でもあったりする。ついでに、物語自体はヘンに煩雑だし、なんで二階堂卓也がそんなに頑張っちゃってるのかもいまひとつ分かりにくい。だが、それでもカッチョ良さだけで押し通してしまう。流石は最盛期のアキラだぜ。
それに、ルリ子ちゃんがやたらと可愛くて参る。香港(実は横浜で撮影してるが)で少年っぽいチャイナ服姿で初めて登場した場面と、クライマックスでバンドマンに扮装している時の可憐な姿は、マジで痺れちゃう可愛さである。惚れるぜ、ルリ子ちゃん。
その他、卓也の手足となって働く政の軽妙さ、いつも呑んだくれてる西村晃も絶品だ。

さて、この映画を観ていると、気になるフレーズが何度も出てくる。「日本人なら~」とか「同じ日本人として~」とか、妙に“日本人”を強調した台詞が多いのだ。それもその筈、この映画の原案・脚本は、かの川内康範大先生。ある種、国粋主義的に日本と亜細亜を憂いている人だからなぁ。『怪傑ハリマオ』から『レインボーマン』、『コンドールマン』へと、脈々と息づいて行くいかにもな“康範節”である。

監督は、『流れ者』シリーズや赤木“トニー”圭一郎の『拳銃無頼帖』シリーズの野口博志。知らなかったんだが、この人は後年、野口晴康と改名している。そう、幼い頃から何度となく観ている『大巨獣ガッパ』の監督と同じ人だったのだ。今回DVDの特典を見て、初めて気がついた。

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