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2004.12.30

12/30 『黒い傷あとのブルース』

DVDで『黒い傷あとのブルース』を観る。

堤組の若頭渡三郎(小林旭)は、傾いた組を立て直す資金繰りのために、小牧(大坂志郎)の持ってきた拳銃密輸取引の罠にハメられてしまう。そして刑務所に入っている間に、組長は亡くなり組も解散。5年後、小牧への復讐だけを胸に出所した渡は、小牧が横浜に居ることを聞きつけた。弟分の丈二(郷えい治)と共に、小牧の行方を追う渡。今は小牧がスーパーマーケット経営で成功している突き止めるが、同時に偶然知り合ったバレリーナの洋子(吉永小百合)が小牧の娘がであることも知る…。

珍しくアキラと吉永小百合が共演した61年の野村孝監督作。
復讐譚としてはいまひとつパンチには欠けるけれど、無難な佳作である。

本作では神山繁演じる茂原が一番の悪役であり、妙にテラテラしたトッチャン坊やっぽさが、いかにも悪そうである。だが、より注目すべきは小牧を演じる大坂志郎だろう。大坂志郎と言えば、善良そうな小市民役が多いが、その気の弱そうな表情の奥に潜む“小者な邪悪感”がよく出ている映画だ。本作でも本人が悪な訳ではなく、巻き込まれて悪事に手を染めてしまう役柄ではあるが、オドオドと銃を構える姿や、自分たちの幸せのためには平気で人を踏み台にするイヤな雰囲気が絶妙だ。

アキラはいつものごとくだが、今回はちょいと陰りの強い役柄で、郷えい治は一本気な弟分を好演。
久々に見る若い頃の小百合ちゃんは凄く可愛い。だけど、やっぱりアキラにはルリ子ちゃんの方が似合うよな。
そう言えば、吉永小百合は上品に老けたけれど、浅丘ルリ子はいくつになっても強烈な付けまつげと化粧で、なんか下品に老けちゃったのが悲しい。笹森礼子は、今どうなってんだろ?美しく老けてて欲しいなぁ。

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