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2004.12.18

12/18 『MUSA -武士-』

DVDで『MUSA -武士-』を観る。

14世紀、高麗から明朝へ友好使節団が南京へやって来たが、彼らはスパイ容疑で逮捕され、砂漠へと流刑されてしまう。だが、鎖に繋がれて流刑地に向かう使節団を、蒙古軍が襲撃し、明の兵士を皆殺しにしてしまった。生き残った使節団のチェ将軍は、故郷・高麗へと向かうことを決める。食料も水もなく、次々と帰らぬ人となる使節団。彼らは水を求めて立ち寄った村で、蒙古のランブルファ将軍と、将軍たちに捕らわれた明のブヨン姫に出会う。このブヨン姫が居れば、明との交渉を再開できると考えたチェ将軍たちは、彼女を奪還するが…。

公開時の宣伝を見て、もっと熱く燃えるような映画を想像していたのだが、意外と淡々としている。
明と蒙古の間で、自分たちの思うように動けない高麗軍の兵士たち。確かに、「生きて祖国に帰りたい」って想いはずっとあるし、自分たちの決断で動いているようではあるのだけれど、結果としては常に状況に流されてしまう人々の物語になっているせいだろう。
そんな中、一本芯が通っているのは、奴隷であったが故に“国”と言う価値観に縛られない主人公のヨソル。槍を構えた姿に迫力があり、殺陣もかっこいい。だが、ここで問題になるのはテクノロジーである。この映画、どうやらデジタル・カメラで撮影しているらしく、槍や刀の軌跡がストロボ撮影の残像のように残り、目がチカチカしてくる。通常の場面での風景の色合いは美しいし、撮影部が頑張っているのにも拘らず、派手で動きの速い合戦シーンが非常に観づらいものになってしまっている。そんな画なのに、クローズアップ・カットが多いから余計にツライ。最近はデジタル・ムービー・カメラが急速に進歩して、色んな映画で使われるようになってきているが、どんな画作りをするのかをよーく検討した上で、カメラを採用して欲しいもんだ。

チャン・ツイィーが出てることもあって、『HERO』みたいなものを期待していたから、肩透かしを食ったってのが正直な感想かな。

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