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2004.12.17

12/17 『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』読了

『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』(J・K・ローリング著/静山社刊)読了。

言わずとしれたベストセラー・シリーズ第5弾
今回は、なんだかず~っと暗いトーンであり、イヤな雰囲気の展開。その理由のひとつが、ハリーが年がら年中カンシャクを起こしていること。
自分だけ除け者にされただの、みんながボクを信じないだの、いろんな理由でイライラし、しょっちゅうロンとハーマイオニーに当り散らす。いつまでも無邪気な子供ではなく、成長の過程として描いているのは分かるけれど、こんなにイライラしっぱなしの主人公は、あまり気持ちの良いものではない。
もうひとつの理由は、物語展開自体の暗さである。
前作で“例のあの人”の復活を目撃したハリーと、その言葉を信じたダンブルドアが、魔法大臣コーネリウスに徐々に包囲され、身動きが取れなくなっていく。そしてシリウスがあんなことになったり、クライマックスで遂に例のあの人とハリーの関係性が明らかになったりと、非常に重い展開が待っている。まるで『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』である。個人的にはこんな展開は嫌いじゃないんだが、それをダンブルドアの口から語らせてしまうのは、ちょっと安直だったんじゃないのかとも思う。
逆に、今回で非常に小気味良いのは、フレッドとジョージの双子である。シリーズを通して、割とうっとおしいキャラクターだっただけに、今回の大活躍は非常に楽しいものになっている。
全体としてハリーのイライラに振り回されっぱなしな印象が強いが、まあ相変わらずツルツルっと読めちゃうからまあいいか。

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