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2004.11.03

11/3 『シークレット・ウィンドウ』

新宿文化シネマ2で『シークレット・ウィンドウ』を観る。

作家モート・レイニー(ジョニー・デップ)はスランプだった。妻エイミー(マリア・ベロ)は間男(ティモシー・ハットン)に寝取られ、お気に入りだった自宅も妻に取られてしまった。彼は行き詰りながらも、湖畔の別荘で新作小説を創作中だったが、そこへジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)と名乗る男が現れた。彼はモートが以前に発表した小説『秘密の窓』は、自分の小説の盗作だと言うが…。

原作の『秘密の窓、秘密の庭』(スティーブン・キング著/文藝春秋刊/『ランゴリアーズ』収蔵)は読んでいるのだが、何故かきれいさっぱり忘れている。作家の盗作話で…なんだったっけ?スズメのヤツ?あれは『ダーク・ハーフ』か。じゃあコレはどんなんだった?うう~ん、思い出せない…。
映画観てやっと思いだしたよ。ああ、こんな話だった。ストーリーが面白いってよりも、キングらしいディテール描写と雰囲気で保たせていた原作だったような気がする。だから、映画もストーリーが面白いって訳でもない。
パンフレットには帯を掛けて封印してあり、“ネタバレ禁止”感を煽っている。その宣伝部の意向に沿って、ここでネタバラシはしないけれど、ちょっと勘の鋭い人なら、オチは予想が付くようなものである。
てなことで、見所は役者に集約される。キング原作の映画なのに、なんだか女性客が多いのは、もちろんジョン・タトゥーロ目当て…んは訳はなく、“パイレーツ効果”で最近は婦女子から大人気のジョニー・デップ。この“曲者演技”巧者な2人が出てることこそが、この映画の面白さ。
特にタトゥーロの不気味な南部オヤヂ演技は秀逸。こんなオヤヂが家に現れて、オマエはオレのものを盗んだ」なんて言ってきたら、本当にイヤだ。
さらに本作には、チャールズ・ダットンにマリア・ベロ、そしてティモシー・ハットン(!)と実に微妙な俳優たちも出演している。主演の2人も含めて、数年前ならどう考えてもミニシアター公開映画の雰囲気を醸し出す、とてもメジャー作品とは思えない顔ぶれだ。

監督・脚本のデヴィッド・コープは、『ミッション:インポッシブル』『スパイダーマン』など、超大作を多く手掛ける脚本家。でも、この人は監督にはあんまり向いてないかもね。

そう言えば、最近キングの新作が出ないな。そろそろなんか出してよ。文春or新潮さん。

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