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2004.11.11

11/11 『女を忘れろ』

DVDで『女を忘れろ』を観る。

田所修(小林旭)は元プロボクサー。学生ボクサーからプロに転向したが、対戦相手の関口(牧真介)を失明させてしまった。そのため早々に引退してキャバレーのドラマーになり、彼の入院・手術費用を稼いでいた。そんな修に惚れ抜いて同棲している女が居た。キャバレーで働く年上の雪枝(南田洋子)である。ある日、修は店で女子大生尚子(浅丘ルリ子)と知り合った。彼女は士建屋の大沢(安部徹)にアパート建築を頼んでいたが、資金が不足して工事が中断されていると言うのだ。その苦境を救おうと思い立つ修だったが…。

遂に「マイトガイ・アキラ・コレクション」が始まってしまった。
マイトガイと言えば、もちろん小林旭である。日活がアキラの芸能生活50周年に満を持して放つ(…っつーか、今まで出すタイミングがなかったんじゃ…)、DVD連続リリースである。第一弾は『女を忘れろ』『海から来た流れ者』『赤い夕陽の渡り鳥』『南海の狼火』の4本。おまけに“マイトガイ・プライス”(笑)で1本税込2940円だ。『渡り鳥』シリーズはLD-BOXを持ってるから悩んだんだが、リマスターだってことで、ええいっ!買っちまえ!ってなもんだ。

で、今日は59年の舛田利雄監督による『女を忘れろ』だ。
「アキラのブレイクのきっかけになった作品」とか書いてあるのを読んでいながら、実は今回が初見なんだな。
アキラもまだ若く、初々しさが残る青年顔の好青年。いつものごとく素のままと言うか、演技してないと言うか、“そのまんまアキラ”としか言いようのないスタアな芝居。だけど、演じるのは結構複雑なキャラクターだ。ボクシングの対戦相手の手術費用まで出してやってるのに、同棲相手の女の金品をちょろまかしたりもする。その上、その女には靴下まで履かせてもらう甘えっぷりなのに、別な女によろめいて、半殺しの目にあったりする。一種の性格破綻者?

結局、アキラが頼ることになるヤクザの吉野を演じるのは金子信夫。ヤクザと言っても今回はアキラのために一肌脱ぐ良い人で、阿部徹に向かって「黙ってろ小僧!」なんて言ってサマになる人はなかなか居ないよね。でもこの吉野が実はトンでもない役で、なんと裏で海外の諜報機関と繋がっていたってぇんだから驚く。どこの国の諜報機関なのか、オレは知りたいゼ。

ムチャクチャな話ではあるが、これはこれでなかなか面白い。この頃の日活アクションはやっぱいいなぁ。

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