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2004.10.09

10/9 『フランケンシュタインの花嫁』

DVDで『フランケンシュタインの花嫁』を観る。

燃え落ちる風車と共に死んだと思われたモンスター(ボリス・カーロフ)が生きていた。彼は森の奥に住む盲目の老人と知り合い、言葉を教えられ、人として生きることを知る。一方その頃、フランケンシュタイン博士(コリン・クライブ)は、プレトリアス博士(アーネスト・セシガー)から、第二のモンスター----モンスターの花嫁を造ろうと持ちかけられる。彼は、忌まわしい研究は二度としないと断るが…。

言わずと知れた1935年製作の続編。もちろん監督はジェームズ・ホエール。
一部では前作よりも評価・人気共に高いけれど、やっぱりオレは正編の方が好きだな。ボリス・カーロフ演じるモンスターが、前作よりも人間味があり過ぎちゃうのが、オレとしてはあまり好きではない。また、プレトリアス博士自身の創造物であるミニチュア人間が、「モンスターを造るよりスゲエんじゃないのか?って気にさせるせいもあるだろう。
この続編の人気の高さは、作品の出来よりも(もちろん出来も悪くないのだが)、エルザ・ランチェスター演じる“花嫁”故だろう。高く頭上に伸びたアタマに、波打つハイライトのようなアクセントになっている白髪(?)のライン。そして濃い目の化粧で鋭い眼光。でもこの花嫁、『宇宙水爆戦』のメタルーナ・ミュータントみたいなもんで、作品中での登場シーンはほんのごく僅かだし、出てきてもモンスターを見て悲鳴を上げるだけにもかかわらず、何か物凄いインパクトがある。この花嫁あったればこそ、『ロッキー・ホラー・ショー』のマジェンタも生まれた訳で、そーゆー意味でもエポックだし、個人的な思い入れはあるんだけれどもね。

この映画、冒頭に前作とはちょっと違った趣向が凝らされている。前作は冒頭でショッキングな内容に関する注意が入るが、本作は詩人のバイロン、メアリー・シェリーらが嵐の晩に語り合う場面から始まる。「あの物語には続きがあるのだ…」と。ここでメアリー・シェリーを演じるのが、これまたエルザ・ランチェスター。とても同一人物とは見えないところが面白い。

特典映像は約40分のメイキング。
これまた正編と同じく、映画史家や関係者の遺族が、生前の監督にインタビューした事柄を述べる内容で、構成も出てくる人もほぼ一緒。だけど唯一違うのは、ジョー・ダンテがホストになっているところだ。まぁ、最初と最後に出てきて一言語るだけなんで、わざわざ“ホスト”とか言うほどのものではないんだが。

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