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2004.10.08

10/8 『海のトリトン』読了

『海のトリトン』(手塚治虫著/秋田書店刊)全3巻読了。

トリトン族の生き残りトリトンと、海の支配者ポセイドンの戦いを描く大河ドラマ。
アニメ版は、主題歌はカッコイイので好きだけれど、中身はあまり真剣に観てなかった。だからこんな話だったかどうか、記憶が定かではない。

それにしても悲惨な物語である。
ポセイドンから迫害を受け続けたトリトン一族の味方はイルカだけ。トリトンは恨みを晴らすために、ポセイドンの34人の子供たちを、次々に殺して回る。そしてやっと和解が出来たと思ったら、今度はポセイドンの姦計に嵌って、人間たちに追われるようになってしまう。ラストシーンで残されたピピ子たちは、果たして幸せなんだろうか?

横山光輝とかもそうだし、まんがだけでなくTVの特撮番組とかも、昭和40年代の少年向けSFは、なにか厭世観とでも言うような、異様に重いテーマがある。それ故に、長く生き残っているのも事実だし、面白かったりもするのだが、時にやりきれない気持ちにもなる。今更ながらに、こんなのばっかり読んだり観たりして、俺らは大人になってきたのだなぁと思わされる作品だ。

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