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2004.09.24

9/24 『ハイウェイマン』

新宿トーアで『ハイウェイマン』を観る。

モリー(ローナ・ミトラ)はある日、交通事故に巻き込まれ、その現場で'72年型キャデラック・エルドラドに轢き殺されそうになった。間一髪のところで、パトカーのサイレンが近付き、犯人は彼女の写真を撮って、去って行った。恐怖に震えグループ・セラピーを受ける彼女の前に、1人の男が現われた。5年前、彼は同じ'72年型キャデラック・エルドラドに妻を轢き殺されて以来、犯人を追っているレニー(ジム・カヴィーゼル)であった。轢き逃げ犯は殺人を楽しんでおり、次のターゲットがモリーであると確信するレニー。やがて2人は協力して、'68年型プリマス・バラクーダに乗って犯人を追い始めるが…。

“心臓急停止。青春の最終章”のコピーでお馴染みの『ヒッチャー』のロバート・ハーモン監督が、久々に古巣に帰って来た。たとえどんなに話題になっていなくったって、観客がオレを含めて8人(!)しか居なくたって、これは観ずには居れまい!
映画の冒頭、レニーの奥さんが轢き殺される場面の異様な迫力と編集の上手さに、「ををっ!!流石はロバート・ハーモン!」と思わされる。だけど、あっという間に失速していくんだよなぁ。
『ヒッチャー』では、犯人ジョン・ライダーを演じるルトガー・ハウアーの怪演ぶりが際立っていた。だけどそれだけでなく、映画全体を支配するなんとも言えないイヤな雰囲気、恐怖感に満ちていた。ところが本作にはそれがない。それは、異様なまでの執念深さで追っているのが、犯人側ではなく、被害者側だってことであり、また犯人造形がちょっとやり過ぎで笑いと紙一重なところにある点だろう。かなり早いタイミングで犯人の姿が明かされてしまうので、あえてネタバレとか気にせずに書いてしまえば、全身ギブス&義手&義足で電動車椅子に乗った男が犯人なのだ。えええっ?その状態で人を轢きまくってんのぉ?そりゃいくらなんでもムリだべぇ。
コピーが“全米ドライバー心臓停止”(笑)で、音楽だって『ヒッチャー』と同じマーク・アイシャム。でもね、最大の違いは、脚本がエリック・レッドじゃないことなんだな。改めて彼の巧さを実感した次第である。
ヒロインのローナ・ミトラは、キャスリン・ゼタ・ジョーンズからゴージャスさと高飛車さを抜いたみたいな女優で、主演のジム・カヴィーゼルは、いつものごとく辛気臭いぞ。

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