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2004.09.20

9/20 『アイ,ロボット』

新宿プラザで『アイ,ロボット』を観る。

2035年のシカゴ。ロボットが普及し、ごく街中のありふれた情景となった世界。USロボティックス社が新型NS-5の発売を目前に控えたある日、同社のロボットの設計を担当するアルフレッド・ラニング博士が、密室で謎の死を遂げた。シカゴ市警のスプーナー刑事(ウィル・スミス)は、博士の部屋に潜んでいたサニーと名乗るNS-5に疑いの目を向ける。しかし、USロボティックス社のロボット心理学者スーザン・カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン)は、“ロボット3原則”を理由に、サニーの無罪を主張するが…。

『クロウ/飛翔伝説』『ダーク・シティ』と、出来はいいけどマイナー感の強い映画ばかりのアレックス・プロヤスが撮った、初のメジャー感溢れる映画。でも、予算的には超大作だろうけれど、ウィル・スミス、ブリジット・モイナハン主演では、キャスティング的にはイマイチだな。

開巻から、JVCのCDプレイヤー、CONVERSEの“2004年型ヴィンテージ”のバッシュ、FedExの配達ロボット、AUDIのRSQと、『A.I.』を思い起こさせるような、 “つるべ打ち”のタイアップの数々がいきなり展開。このままタイアップだらけで進んでいく“企業CM映画”なのかと、ちょっとドキドキ。でも、この4社まででとりあえず終了なのでほっと一安心。

さて映画自体は、同監督の前2作ほどの才気は感じさせないものの、オレはコレ好きだな。まず、どうでもいいようなSFガジェットの散りばめ方が気持ち良い。駐車場でのクルマのしまい方、警察の黄色い進入禁止ホログラフ・テープ、走行しながら走行方向を90度回転できるトレーラー、街中を普通に歩いている夥しい数のロボットたち…等々、さりげない描写の数々が楽しい。
設定的にどうなの?とか、ロボット三原則の使い方が巧いか?とか、ブリジット・モイナハンがババ臭過ぎじゃないか、とか、ウィル・スミスの無意味なシャワーシーンなんて観たくない、とか、マイナスの要素も多々あるけれど、なんか楽しいんですよ。大して難しくはないけれど、ただひたすらドンパチやってるだけのブラッカイマー映画みたいなのよりは全然イイでしょ。
最大の不満は、ロボットNS-5のデザインがイヤっぽいことかな。旧型のNS-4の方がロボット、ロボットしてて断然愛嬌がある。あのロボットたちが、廃棄コンテナの中から顔を覗かせるシーンがとても切なくていい。廃棄すんなら電源切っとくだろうって、真っ当なツッコミもあるだろうが、情緒的に好きなんだよね、あーゆー画。

ラスト、観客次第で意味を幾つかに取れるのもいいところ。

関係ないけど、『ヴィレッジ』って『ダーク・シティ』にちょっと似てるんじゃないか?

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コメント

ロボット関連の記事をTBさせて頂きました。よろしくお願いします。

投稿者: メジロ飼い (Nov 14, 2005 4:14:27 PM)

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