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2004.09.02

8/28 『子連れ狼 死に風に向う乳母車』

米版DVDで『子連れ狼 死に風に向う乳母車』を観る。

大五郎(富川晶宏)を乳母車に乗せ、旅をする元公儀介錯人拝一刀(若山富三郎)。彼らは、街道脇で、三人の“渡り徒士"が旅の母と娘を犯し凌辱する現場に出くわす。だが“渡り徒士"の一人、孫村官兵衛(加藤剛)は、犯された母娘と “渡り徒士"の1人を斬り捨て、この一件を無きものとする。現場を目撃した一刀に官兵衛は立合を所望するが、それを断って去っていく。そんな一刀が宿泊した宿屋に、自分を買った女衒の舌を噛み切って殺してしまった女、お松が飛び込んでくる…。

若山・拝一刀による『子連れ狼』シリーズ第三作で、監督は三隅研次。
オレにとって『子連れ狼』と言えば、萬屋錦之助のTVシリーズである。だからこの映画版シリーズは、昔TV放送でチョロっと観ただけ。ちゃんと観るのは今回が初めてなのだ。

それにしても実に殺伐とした映画だ。いや、TVでさえもあんだけやるんだから、映画版がもっと凄いってのは分かっちゃいたことなんだが、犯すは、舌を噛み切るは、折檻するは、大五郎を囮にする(これはいつものことか)は、お殿様は既知外だは…と、昔の時代劇はホントに大らかですなぁ。

映画自体の面白さはさておき、今回の収穫はなんと言っても浜木綿子である。この人って、こんなにイイ女だったんだ!「忘八者(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の8つを忘れてしまったようなならず者ってことなんだそうだ)」の頭領として登場するのだが、キリっとした表情で「忘八者には忘八者の掟がござんす」と、淡々と語る木綿子姐さんがおっそろしくカッコイイ。ホームドラマでの印象ばかり強いので、なんかとっても新鮮。

この忘八者たちによる折檻が「ブリブリ(どんな字なのかは知らん)」と呼ばれている。どんな罰かと思ったら、荒縄で縛って逆さ吊りにした人間の周りを皆で囲み、竹刀だが木刀だかで叩き続ける。なんで“ブリブリ”って言うのかと思ったら、周りで叩く人たちが
「ぶ~りぶり!ぶ~りぶり!ぶ~りぶり~の~ぶ~りぶりっ!」
って掛け声を掛けるのだ。なんだソレ?
攻めを受けてる人はズタボロの酷い状態なのに、なにかマヌケ感が漂う折檻である。「カバディ」みたいなもんか?

2004.09.02 in 映画 カ行, 映画・テレビ | 固定リンク

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