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2004.08.20

8/20 『巨大アメーバの惑星』

『特撮秘宝』DVD-BOX「エイリアン編」の『巨大アメーバの惑星』を観る。

通信不能状態にあった探検船MR1号が、火星から帰って来た。だが中に居たのは、紅一点のアイリスと、謎の緑色の物体に侵された船長のみで、他の2名の乗組員は居なかった。火星で彼らに一体何が起こったのか?

イブ・メルキオール監督の60年のSF映画。オールド・ファンには、大伴昌司センセ命名の“コウモリグモ”こと“Rat-Vat-Spider-Clab”でお馴染みの映画である。今まで、『SF映画100年史』みたいなビデオ等でハイライト・シーンの一部は何度も観ているのだが、実は全編を通して観たのはこれが初めてなのだ。

映画の内容は、断片的に観ていたものから想像していた通り。
どチープで、セットはスカスカだし、科学考証なんて微塵もない、とんでもないB級である。だがそんなところも含めて、これは胡散臭い魅力に溢れた映画でもある。
何よりも印象的なのは火星の描写だ。ロケットの中では通常の映像なのだが、ロケットを一歩出ると、そこは強烈に真っ赤っ赤な世界。現像処理で着色とソラリゼーションを施された映像は、チープさに拍車を掛けつつも、特撮ののアラは誤魔化してしまう。宇宙服のヘルメットにシールドすらなく、むき出しの顔が出ていることも、よく観なければ気付かないほどに(笑)。
ツッコミどころも満載-----火星の風景を眺めながらアイリスが言う。「気持ち悪いわ…。草一本動かない」----それは火星の風景がただの書割で、絵だからだよ。それ以前に、火星にジャングルがあんのかよ!----いやいや、そんなことを言ってはいけない。これは愛すべき映画なのだから。

それにしても、こんなんまでDVDになるんだから凄いもんだ。嬉しい反面、金がいくらあっても足りないぞ。

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