« 8/13 群馬遠征 | トップページ | 8/14 『初体験 リッジモント・ハイ』 »

2004.08.14

8/14 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

新宿ピカデリーで『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』を観る。

いつものごとく、叔父さん一家のイジメにあって、ホグワーツに戻ったハリー(ダニエル・ラドクリフ)。そのハリーの命を、“例のあの人”の一番の部下、シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)が、アズカバンから脱獄して狙っていると言う。シリウスを追う吸魂鬼ディメンターが飛び交うホグワーツで、ハリーに何が起こるのか…?

シリーズ第3弾は、監督がクリス・コロンバスからアルフォンソ・キュアロンに交代。原作は、これまで出ているシリーズ中では、一番面白い作品なだけに、どうなるのかと不安になっていたが、クリ・コロの無難なだけで面白味のない演出から、もうちょっと“大人ムード”(主演の3人組が大人になってる所為もあるんだが)を醸し出す作品になっている。その一番の要因は、随所に滲むブラックな笑いと、これまで以上にダークで重厚感溢れる美術と撮影のおかげである。とりあえず、映画3作の中では一番面白い。

とは言え、いつものごとく物足りなさが残るのも事実。あんだけの分量の原作を2時間ちょっとでまとめるために、猛烈に駆け足になってしまうのはいたしかたがないことではあるけれど、面白いエピソードがサラっと終わっちゃったり、キャラクター描写が満足に出来ない(ルーピン先生の重要さが、最後になるまで全く分からないなんて!)とか、不満はあるけど仕方がないんだろう。やはりこの原作は、TVのミニシリーズかなんかにした方が正しいと思うなぁ。

ところで、「クリ・コロとは違うよね」とカミさんに言うと、「あんた、昔はクリ・コロ好きだったじゃない!」と指摘される。う~む…そうだった…。
『グレムリン』『ヤング・シャーロック』の脚本書いてた頃はとっても期待してたし、初監督作『ベビーシッター・アドベンチャー』(この映画のエリザベス・シューはサイコーだ!)は拍手喝采だったのに、多分『ホームアローン2』あたりから、なんだか毒っ気よりも、無難なファミリーテイストが勝ってしまって、オレの中の“どうでもいい監督リスト”に入ってしまったのだ。
クリ・コロは、今回も製作には噛んでいるが、直接監督をしなかったのが勝因か。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11883/1228715

この記事へのトラックバック一覧です: 8/14 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』:

» 【ヤング・シャーロックピラミッドの謎】続編作って欲しいくらい... [ハイセンス雑貨市場 デザイナーズ 家具 照明 インテリアから]
コナン・ドイルの原作にはない、若き日のシャーロック・ホームズとワトソンの活躍を描いています。日本での劇場公開は'86年。大してヒットもしませんでしたが、CGが効... 続きを読む

受信: Dec 15, 2004 1:42:11 AM

コメント

コメントを書く