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2004.07.06

7/6 『ラッキー・ブレイク』

レンタルDVDで『ラッキー・ブレイク』を観る。

ジミー(ジェームズ・ネスビット)とルディ(レニー・ジェームス)は、銀行を襲撃するが、2人そろってドジを踏み、あっという間にブタ箱入り。トラブルを起こしながらも数年間は大人しくしていたが、ある日、ミュージカル好きのモーティマー所長(クリストファー・プラマー)が囚人のモラル向上を目的に、所内で自作のミュージカル公演を催すことを発表。主役に選ばれたジミーは、芝居の稽古をしながら、脱獄の計画を練り始めるが…。

『フル・モンティ』のピーター・カッタネオ監督第2作。
前作みたいな作品かと思ったのだが、なんだかキレの悪いコメディになっている…っつーか、これってコメディ?笑いドコロが恐ろしく少なくって、物語は全体的に結構暗め。
「唄って踊りながら、いかにして脱獄を成功させるか?」って映画だと思ってたんだが、看守のイジメとか、すぐキレる主人公とか、マジで更生を解くヒロインとか、笑いに持っていけそうなネタが、全部マジメ方向に振られちゃってるもんだから、どうにも重い。有名役者はほとんどいないが、皆いい味を出しているだけに、笑わせるつもりがあるのかないのかよく分からないまま進んで行くシナリオが痛い。
痛いといえば、ティモシー・スポールの役がちょっとあざと過ぎ。この役者さんは、イギリス映画でちょくちょく見かける人で、最近は『ラストサムライ』なんかにも出てたけど、ダメ人間を演じさせると実に上手いバイプレイヤーである。本作でも全く救われないダメ人間で、なんか痛々しすぎる。おまけにエンディングは、このスポールのピアノ弾き語りだし、監督の意図は「ここで泣け!」ってことなんだろうけど、ちょっとねぇ。

どうでもいい話だが、主役のジェームズ・ネズビットって、マイケル・キートンとジョン・リスゴーを足したような顔じゃない?

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