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2004.07.04

7/4 『下妻物語』

テアトルダイヤで『下妻物語』を観る。【ネタバレあり】

茨城県下妻市に住む高校2年の桃子(深田恭子)。見渡す限り田んぼだらけで、住民は日用品からファッションまで、全ての買い物をジャスコで済ますこの町で、桃子は全身フリフリのロリータ・ファッションに身を包み、友達も作らず我が道を歩んでいた。ある日、彼女は服代を稼ぐため、ヤンキーな父親(宮迫博之)がかつて商売にしていた、ベル○ーチのバッタモンの個人販売を始める。するとその服を買いに、特攻服でロケットカウル原チャリをかっ飛ばすヤンキー娘・イチコ(土屋アンナ)がやってきた…。

やっぱ時代はジャスコですよ、ジャスコ!

オレも「ジャスコ 安いもの市」に行かねば!

ゲラゲラ笑って、熱く燃えて、じんわりと目頭を熱くする…なんか評判が良いらしいってのは聞いていたが、まさかこんなにも良いとはぁぁっ!
ある意味映画文法を破壊しまくってるし、いかにも最近のノリの演出の数々が受け付けない人も居るだろう。けれど、オレ的には絶賛の嵐ですよ。石井克人に似てるって意見もあるようだが、そんなの全然わかってないヤツの意見だ。全篇“ウンコネタ”で笑いを取ろうとする石井克人も同じような文法破壊をするけれど、決定的な違いはちゃんと面白いってことだ。(この映画でも1個だけ“ウンコネタ”はあるが)
ともかくハイテンポ、ハイテンションの演出が圧巻である。また、デジタルでいじくってるんだと思うけれど、独特の人工的な色調も、この映画の魅力のひとつだ。あのウソ臭い青空が気持ちいい~!

役者もみな美味し過ぎ。
まずは深田恭子がサイコーにハマリ役。演技力のあるなしなんてこの際関係ない。流石はマリー・アントワネットの生まれ変わり(自称)だけあるぜ。そして、ド鋭ぇガン飛ばしにメロメロになっちまった土屋アンナが猛烈にキュート!『セブンティーン』とか『装苑』なんてもちろん読んでないので、オレはこの子全然知らなかったんだけど、ヘンに存在感があって、魅力全開バリバリ仏血義理だぜ。いやぁ、もう“できちゃった婚”しちゃったんだって?惜しい、惜しいよ!もっと映画に出てくれよ。
脇役は、荒川良々、阿部サダヲ、生瀬勝久をはじめとして、数々のクセモノが笑いをさらっていくが、中でも一番パンチの効いているのが篠原涼子。登場シーンのジェット・ゲロ(『イーストウィックの魔女たち』か?)から始まり、その登場シーンの全てが美味しい。う~ん…、なんだかヘンな役者として活路を見出しちゃったのね。

いやはや、兎にも角にも大したもんだ。
中島哲也に、ビっとキメられてギャフンと言っちまったよ!


御意見無様だ、ともかく見れ!

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