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2004.06.07

6/7 『フューリー』読了

『フューリー』(ジョン・ファリス著/三笠書房刊)読了。

言わずと知れたデ・パルマ監督作の原作本。とうの昔に絶版になっている筈だが、フラリと入った古本屋に置いてあったので、即ゲット。おまけに「大正海上本店文化部」の蔵書印が押してあったから¥100でイイってことでラッキー!

初めて読んだ原作は、大まかな筋立ては映画とそう離れていないのに、ディテールや細かなエピソードの違いで、印象がかなり異なるものになっている。もちろん超能力話であるのは変わらないけれど、より怪しい雰囲気が強いのだ。ギリアンとロビンが“サイキック・ツイン”であったり、相手の周囲に生霊を飛ばして訪霊(ビジット)を繰り返す。ギリアンは年がら年中(ってほどでもないが)周囲の人間から出血させまくり、ロビンは“力”に物言わてセックスに明け暮れる。ロビンの父、ピーターは、映画以上に優秀な元工作員ぶりを発揮する。登場人物は、誰も彼も感情移入しにくい、感じが悪かったり極端な人ばかり。

アラブ人満載の観覧車(?)破壊シーンや、リバース・シューティングしたギリアンの走る場面も、クライマックスの人体破壊など、映画で印象的だった場面はどれも原作にはない。
この原作も面白いとは思うけれど、映像的な“ケレン”に満ちていた映画の方がオレは好きだな。

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