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2004.06.22

6/22 『トロイ』

仕事帰りに新宿ミラノで『トロイ』を観る。

紀元前12世紀。ギリシャ連合とトロイの間では、長年に渡って戦いが繰り返されていたが、スパルタの王メネラウス(ブレンダン・グリーソン)の調停により、両国の間に和平が成立しようとしていた。だが、トロイのバカ王子パリス(オーランド・ブルーム)が、メネラウスの妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)に恋をして、さらってきてしまった。パリスの兄ヘクトル(デヴィッド・バナ)は、弟のバカっぷりにアタマを抱えるが後の祭り。
ギリシャ連合の王アガメムノン(ブライアン・コックス)は、元々和平よりもトロイを支配下に置くことを望んでいたので、これ幸いとトロイに攻め込むことを決意する。だがそれには、最強の戦士であるが自分に忠誠を誓わないアキレス(ブラッド・ピット)の力が必要だった…。

ホメロスなんて全然読んでないので、『イリアス』も『オデュッセイア』もよく知らん。だけど、「トロイ戦争」ってこんな話だったの?和平結びに行った先で、妃をさらって来ちゃアカンよね。

先日観た『デイ・アフター・トゥモロー』には負けるけれど、CGの完成度は極めて高い。予告にもあった、大海原を埋め尽くす船とか、大地を覆う5万人の兵士とか、城塞都市トロイの威容とか、もうどこからどこまでがCGで、どれが実景なのか全然区別が付かない。戦闘シーンもテンコ盛、マッチョなブラピも肉体美ひけらかしまくり、おまけに上映時間も2時間43分の大盤振る舞い。で、面白いのかい?いやぁ、大味でねぇ…。流石はウォルフガング・ペーターゼン監督作品だ。
大体、ペーターゼンの映画で大味じゃない----面白かったのって『Uボート』だけじゃない?観終わってから、なんかもーひとつ釈然としないのが多いんだよね。中でも“「なんだそりゃぁぁぁっ!!」度”が高かったのが『ネバーエンディング・ストーリー』『パーフェクト・ストーム』。それに比べりゃ、今回なんかは結構マシな部類ではある。演出の部分じゃなくって、スタッフ&キャストに相当支えられているとは思うが。

役者は、エリック・バナとショーン・ビーンが、感情移入しにくいヤな登場人物が多い中、地味ながら美味しいところを持って行く。ブラピは見事なナルっぷりを発揮するけれど、『M:I-2』でムダにクルクル回ってた人と違って、本気で身体を作っているので、まぁそのナルも許してやろうって気にさせる。エリック・バナVSブラピの対決シーンは迫力もあるし、ブラピの跳躍力もお見事だ。
オレとしてはヘレンを演じたダイアン・クルーガーのマジな美人ぶりに最初心惹かれたのだが、観ているうちにブリセウスを演じたローズ・バーンが段々と良くなってくる。美人は3日で飽きるが、ブスは3日で慣れるとはよく言ったものだ。この娘、『SW EPII』でパドメの召使ドルメってのを演ってたんだそうだけど、全然記憶にない。パドメの側近役は出世コースなのかな?

自然光を活かした絶妙な撮影は、以前ギリアム組だったロジャー・プラット。
そして、衣裳デザインは『エクスカリバー』『バットマン』のボブ・リングウッド。甲冑ものだからオファーが行ったんだろうけれど、円形盾もブラピのヘルメットの面頬も、きちんと戦闘で意味のあるものになっていて、流石に上手いよなぁ。

これで監督がペーターゼンじゃなけりゃあ…。おっと、それは言わない約束か。

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