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2004.05.03

5/3 『眠狂四郎無頼控 魔性の肌』

レンタルビデオで『眠狂四郎無頼控 魔性の肌』を観る。

眠狂四郎(市川雷蔵)は、闕所物奉行朝比奈修理亮(金子信雄)から京都御所への献上品搬送を懇願された。それは、島原の乱の際にポルトガルから天草四郎に送られた黄金のマリア像であり、キリシタンが転じて邪教徒になった黒指党の首領・三枝右近(成田三樹夫 )がその像を狙っていた。狂四郎は最初は依頼を断ったものの、朝比奈の娘ちさ(鰐淵晴子)の操を要求し、依頼を承諾する。そして京都を目指す狂四郎たちの前に、次々と刺客が現われる…。

まだまだ続く“池広一夫まつり”(笑)で、眠狂四郎シリーズ第9作目。
相変わらず、眠の旦那は女好きでゲスな。仕事の代償に「そちの娘の“操”を頂こう」なんて台詞、普通のヒーローなら口にしないよ。

見所は、中盤の旅に出てから。
次々と襲い掛かる刺客の嵐。斬り掛かる黒指党の侍はもちろん、茶屋で毒茶を飲ませようとするジジイ、体と引き換えに仇討ちをしてくれとだますオバハン、色仕掛けで迫って毒風呂に落とそうとする女、竹を転がして足をすくうトラップなどなど、本当に矢継ぎ早に次から次へと手を変え品を変え狂四郎に襲い掛かってくるのが面白い。
そしてクライマックスの死闘がまたお見事。友禅染のたなびく河原で、敵をバッタッバッタと斬り倒す殺陣は、ケレン味たっぷりで、いかにも池広演出。
もちろん、得意の真俯瞰ショットや走る主観など、随所に池広節が散りばめられて、オレとしては大満足。

女優は、久保菜穂子、長谷川待子、渚まゆみと、美人どころをぞろりと揃えているのだが、中でも鰐淵晴子の可憐さには驚かされる。昔はこんなに可愛かったっんだなぁ。

音楽は、後年『キューティー・ハニー』『ガンダム』を手掛ける渡辺岳夫。当時の時代劇の劇伴としてはちょっと斬新でカッコイイ。

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