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2004.05.14

5/14 『MAY -メイ-』

シアター・イメージフォーラムで楽日の『MAY -メイ-』を観る。

幼い頃から斜視のメイは、人と接することが苦手。彼女の唯一の話し相手は、母にプレゼントされた人形のスージーだけだった。大人になり動物病院で働くようになっても、メイ(アンジェラ・ベティス)はやはり上手くコミュニケーションが出来ない。そんなある日、彼女は美しい手を持つ青年アダム(ジェレミー・シスト)と知り合い、恋に落ちる。また同僚でレズビアンのポリー(アンナ・ファリス)が彼女にモーションを掛けて来る。だが、彼女の行き過ぎた愛情に、段々とアダムは嫌気がさしてくる。また、ポリーは別な女と浮気を始める。またも孤独になったメイは“友だちなんか自分で造ればいい”と思い始める…。

イタタタタタ…。こりゃまた、なんつーイタイ映画なの。人を好きになったことがない、好かれたことがない女の子の、初めてのボーイフレンドってネタフリからして、なんともイタ過ぎ。
“負の『アメリ』 『トランス 愛の晩餐』風味”とでも言えば、分かってもらえるだろうか(別に『トランス』みたいに人を喰う映画じゃないんだけど、なんかトーンがね)。
この映画の勝因は、なんと言ってもアンジェラ・ベティスの好演…と言うか怪演。オドオド、ギクシャクした仕草がイチイチリアルで、不気味なんだけど時々キュート。「ああ、こんなコワレタ女の子居そうだよなぁ」と思わせる。
メイの惚れるアダムも、「これから『トラウマ』って映画観に行くんだよ」とか言って、部屋中にポスター貼ってるダリオ・アルジェント・マニアって設定がまたイタイ。おまけに最初のデートが、アダムの働いてる自動車修理工場の廃車の中ってのが、可笑しいやら哀しいやら。

色々と荒いところも多いんだけど、このイタさが意外と面白かった。

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