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2004.03.30

3/30 『ロボット刑事』#12&13

第12話「マザーが狙われる!」

前話の続きで、ロッカーマンの罠にはまったK。バドーの目的は、マザーの破壊にあったのだ…。
てなことで、ロッカーマンを撃退したKの前に現れたのはスプリングマン。ビョンビョン飛び跳ねます。踏ん付けたり、キックします。でもそんだけです。万年筆に仕込まれた超小型水爆ってアイテムが、なんとも当時を思い出させて郷愁を誘いますなぁ。

第13話「悪魔の煙に気をつけろ!」
競馬場の売上金、そして銀行の現金輸送車を襲う依頼を受けたバドーは、ドクガスマンを差し向ける。だが、街を歩いて移動する(!)ドクガスマンのあからさまに不審ないでたち(着ぐるみの上から黒いコート&ソフト帽、マスク)に気付いた写真小僧がその写真を撮って…。
目立たないようにコソコソしてるドクガスマンが素敵だ。このドクガスマン、特に飛行する機構が付いているようには見えないのだが、ぶんぶん空を飛び回る。それじゃヒコーマンの立場がないじゃん。

ところで、バドーはなんで単独で犯罪を起こさないの?
取り分は依頼人と50%ずつの折半らしいけど、実行犯はバドーなのだから、殺人の依頼はともかく、強盗とか窃盗の類なら、単独でやったほうが実入りはいいし、リスクも少ないのにね。

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3/30 『ブラックハウス』下巻

『ブラックハウス』下巻(スティーブン・キング&ピーター・ストラウブ著/新潮文庫刊)読了。

さっくりしたあらすじは「3/19 『ブラックハウス』上巻」参照ってことで(笑)。

えらい面白いけど、すっごく悔しい。
それがこの本の感想である。それは17~8年も昔に読んだ『タリスマン』が、本当にウロ覚えでしかないこと。そして、この物語のバックボーンとして存在している『ダークタワー』シリーズを、多くのキング・ファン同様、第1巻『ガンスリンガー』で挫折していることである。オレの知っている『ダークタワー』の世界観は『スタンド』『アトランティスのこころ』などに描かれた断片でしかない。恐らく、この世界観や登場人物たちをきちんと把握している人ならば、この物語は3倍は面白く読めるんだろう。
今更読み返す気にはならないけれど。

だが、そうは言っても、流石はキング&ストラウブ組。その世界観がよく分からなくったって、上巻の2/3がかったるくたって、水準以上に面白い物語になっている。
少年少女連続殺人&人肉食というサイコキラー事件を軸に、ウィスコンシン州と異世界〈テリトリー〉を股に掛ける“多層世界のオマワリ”ジャック・ソーヤーの冒険は、痛い描写は徹底的に痛く(ジュディの爪がはがれちゃう場面がイタくてイタくて…)、エグい場面は徹底的にエグく(腸が、ねぇ…)描かれる。もちろん、そんなイタかったりエグかったりキツかったりする場面ばかりではない。何よりもキャラクターが抜群にイイ!
いくつもの声を使い分ける盲目のD.J.ヘンリー・ライデン、ヘルズエンジェルス風バイカー「サンダーファイブ」のビーザー、オンドゥル語(だって似てるんだもん)を話す謎のジジィ、チャールズ・バーンサイド等々、正も邪もどちらも一癖も二癖もあって実に魅力的。(主人公の風来ジャックがちょっと優等生過ぎる気もするがね)。

内容を知らないで読んだほうが面白いことだけは確かなので、これ以上ネタバレはしないけれど、もしも時間があるのなら、是非『タリスマン』から始めることをお勧めしたい。こちらも前半で投げ出しそうになると思うが、それを乗り越えれば猛烈に面白い小説だから。

ところで映画化の話は結局どうなったの?
キングの小説は失敗確率が高いから、映画化しなくてもいいんだけど…

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2004.03.29

3/29 『鬼が来た!』

レンタルDVDで『鬼が来た!』を観る。【ネタバレしてます】

1945年の旧正月を目前にした中国の寒村。ある夜、マー・ターサンのもとにある男が現れ、拳銃を突き付けた。男は晦日まで2つの麻袋を預かっておくように命令して消えてしまった。麻袋の中には、日本兵と通訳の中国人が入れられていた。マーは村人たちに相談し、約束の日まで2人を匿うことになるが…。

なんとも凄い映画である。
始まった瞬間から最後の最後まで、一体どこに着地するのか全く分からないまま、140分突き進んでいく。その間の緩急の付け方が、驚くほど巧みだ。

開巻、おもむろにかかる「軍艦マーチ」と、その勇壮かつちょっと調子っぱずれな音楽に乗って、画面一杯にはためく旭日旗。猛烈なインパクトで始まるこの映画の7割方は、コミュニケーション・ギャップで笑わせるコメディとして進んでいく。話題の『ロスト・イン・トランスレーション』(もちろん未見)を “日中版”にしたら、こんな感じなのか?だが、それが日本軍占領下の中国という特殊状況下にあるから、その引きつった笑いに拍車を掛ける。日本人としては、本当に笑いながら観ていていいのか?と、若干不安になりつつも、「軍艦マーチ」を必ず演奏しながら通る日本軍小隊や、最悪な侮蔑を中国語でしようとしてウソを教えられ「新年あけましておめでとうございますっ!」と叫ぶ花屋小三郎など、脚本の巧さと俳優の味のある芝居で、ともかく可笑しい。
予想していたよりも、日本人の極悪非道に描いているようにも見えない。しかし、映画も終盤に近付き、“キャプテン・サワダ”こと澤田謙也扮する、鬼のような将校が登場するあたりから、映画は一気に緊張感を増してくる。そして、一旦観客の緊張感が完全に解けたあたりから、突如急展開して始まる大虐殺。阿鼻叫喚の地獄絵図。そして更なる意外な展開。

この映画のタイトルの“鬼”(原題は『鬼子来了』)とは一体何を指しているのだろう?
日本人なのか将校なのか?この映画の製作をしているのは中国人であり、最も分かり易い形での憎悪の矛先としての日本人でもある。被害者側から描いている訳だから当然だろう。だがそれだけではなく、映画を最後まで観た時に、“鬼”とは戦争や政治と言うものが変えてしまった、人間そのものであることが分かる。

恐るべき衝撃的な1本。2000年カンヌ・グランプリも頷ける傑作である。
2度は観ないと思うけど。

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2004.03.28

3/28 ホテル グランパシフィック メレディアン

昔、今みたいになる前の台場には、たま~にロケ仕事で行ったりしたけれど、仕事も変わり、最近は仕事でビッグサイトに行く位で、普段は台場なんてほとんど行かない。で、たまに休日に行ったりすると、なんでこんなに人が多いのか驚いちゃうよね。みんな何しに来てんのかね?
大半はデートか家族で遊びに来てるんだろうけれど、なんかスゲェ人出だ。

ま、それはいいとして、今日は会社の同僚、もよよさんの結婚式で、台場の「ホテル グランパシフィック メレディアン」へ行った。駅をはさんだ向かいの「ホテル日航東京」は、これまた仕事絡みで何度か行ったことがあるが、グランパシフィックは初めて。こりゃまた大層立派なホテルですな。

披露宴は非常にいい感じの雰囲気で進み、料理もとても美味い(けど、高そう!デザートはちょっと甘過ぎだが)。
で、驚いたのが、お色直し後の新郎新婦入場。キャンドルサービスならばよく見るので驚きゃしないけれど、新郎新婦が何かボトルを持って入場するのだ。なんだろうと思ったら、これがライブなんかでよく使う「サイリウム」(ダイエット食品じゃなくって、透明の棒をパッキリ折ると、中の液体が混合されて発光するアレ)なんだよね。で、各テーブルに置かれた無色透明の液体が入った一輪挿し風の容器に、新郎新婦がボトルの液体を注ぐと、ブルーに発光する。そして最後に、ピラミッド状に詰まれたシャンパングラスに上から液体を注ぐと、それが順番に光っていく。
初めて見たけど、コレって最近はよくある演出なの?みんな色んなことを考えるねぇ。

↓上から注ぐと左図から右図のように、上から色が変わって発光し始めるのだな。ふぅ~ん。
wedding.jpg

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2004.03.27

3/27 花見

今日は家で花見だ。
別に我が家に立派な桜の樹がある訳ではない。家の前に桜並木があるから、それを見ながら酒を飲もうって趣向である。
だが、10日も前に開花しているにもかかわらず、ここんところ寒かったせいで、まだ満開になっていない。特に我家の前の桜の咲きが遅くって、残念なことにウチからでは咲いている桜がほとんど見えない。

やってきたのはクリストフ夫妻、M田さん、N西さん、TAKE4さん、謙羊君、泥棒ヒゲの7人。
真昼間っから、七輪でアブラガニと帆立を焼き、酒を飲んでバカ話。クリストフ奥さん(美人)と飲むのは初めてだが、フランス人モード全開で暴走するクリストフに、絶妙のツッコミを入れていて可笑しい。おまけに酒強いし。
桜はイマヒトツだったものの、なかなか楽しい飲み会でした。

皆さん帰ったところで、酔っていた私はバタンキュー(死語)。

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2004.03.26

3/26 携帯電話

アロマティック・パープルとかってよく分からん色の携帯電話、P209iSを使って4~5年?くらいになる。オレはこの携帯のデザインが割と気に入っているのだが、最近よくバカにされる。みなさん色んなことを言ってくれるが、結局のところ「そんな古い携帯使ってるヤツぁ居ねぇよ」ってことらしい。

メールはPCばっかりで、携帯はほとんどメールには使ってない。カメラ付き携帯って便利なの?デジカメだって持ってるのに、とか、“iアプリ”なんて要らないじゃん、とか、なんでみんなそんなに新しい携帯に買いかえる訳?バッカみたい、と思っていた。結局、オレにとっては「電話ができりゃいいじゃん」ってことに尽きるのだ。
だけど、このお気に入りのP209iSも、そろそろバッテリーの保ちが悪くなってきちまった。よっぽどバッテリーだけ買おうかとも思ったが、ご存知のように新規契約で最新携帯を買った方が、てんで安いのだな。

そこで一念発起(そんなオーバーな話でもないが)して、SO505iSを買った。
最新の携帯って液晶がデカくてキレイなんだね、だの、機能が多すぎてなんだかわかんねーよ、だったり、400時間も待受け出来んだ!と、とても今の人とは思えないような具合に感心しきり。
「電話できりゃいいじゃん」じゃなかったのか、オレ?

きっと4~5年後に、「まだそんなの使ってんの?」って、またバカにされてんだろうなぁ(笑)。

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2004.03.25

3/25 突如『WONDER WALL』を思い出す

仕事の話なので詳しくは書けないが、今日の会議の席でのこと。

進行役 「なにか質問はありますか?」
オレ   「えーと、これはなぜ○○なんでしょうか?」

目の前50cm位の何もない空間を、まるで何かが存在するかのように見つめ、眼球すら微動だにしない担当プロデューサー。

なんてスゴイ知らんぷりなんだ!

と、“心の中心でツッコミを叫んだけもの”になったところで思い出した。
これって植岡喜晴監督の自主映画、『WONDER WALL』の台詞じゃん。
この映画の中で、自分に都合が悪いことはまったく聞こえない振りをする「監督」なる登場人物が居て、それを見た別の登場人物が前述の台詞を叫ぶ。
この場面と、拗ねて殻に引きこもる(本当に繭だか卵だかの中にこもってしまう)「監督」を外に出すために、
「♪出でませカントク、出でませカントク…♪」
と呪文のように唱えながら、周囲を回る場面。
なにせ20年以上も前の8mm映画だし、ほとんど覚えてないが、この2つだけは何故か強烈に心に残っていたらしい。

それにしても、これまで会議の席でこんな台詞が浮かんだことはない。


なんてスゴイ知らんぷりなんだ!

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2004.03.24

3/24 『ロボット刑事』#10&11

第10話「バドーのみな殺し作戦」
前話の続きで、今週はマッハ8(あれ、前回8.5って言ってなかった?)で飛行可能なSSTを設計した葉山博士の息子が、ハリサスマン(針刺すマン)にさらわれる。
黒幕が“社長”とだけ分かった時点で、
新条「日本中の社長をしらみ潰しにあたってみますか?」
芝 「日本には何万人って数の社長が居るんだぞ。10年掛かっちまう」
いや、そんな問題ではないのでは…。
ハリサスマンが、突如尻から吹きだす白い煙はナニ?とか、なんか今回もツッコミどころが多いぞ。

第11話「バドー基地の秘密!!」
バドーの殺人ロボット、ロッカーマン登場!
ロッカーですよロッカー、奥さん!もちろん、ミュージシャンのロッカーじゃなくて、物をしまうロッカー。いかにも事務機然としたグレーの四角い箱に、手足が生えている実も蓋もないデザインのロボだ。何をどーすると、こんなファンキーなヤツを考えつくんですかい?コイツが自分の手で扉を開けて、中に犠牲者をしまっちゃって、扉を手で閉じる。するってぇと、中で犠牲者が処分されちゃうって寸法だ。画期的な仕組みだが、このロボはどこにメカが入ってんの?…なんて野暮なツッコミはしちゃいけないんだろう。
“しまっちゃうオジサン”思い出しちゃったな。


コイツだ↓
なんか可愛い…。

LockerMan

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3/24 『APPLESEED アップルシード』

東宝試写室で『APPLESEED アップルシード』を観させて頂く。

西暦2131年、大戦終結後の未来。破壊しつくされた世界に、唯一の文明都市として残されたのは“オリュンポス”のみであった。だが、この理想郷の人口の半分は“バイオロイド”と呼ばれるクローンであった。大戦終結も知らぬまま、荒廃した都市で戦いを続けていたデュナン・ナッツ(小林愛)は、ある日捕獲され、“オリュンポス”に連行される。そこで彼女が目にしたのは、昔の恋人ブリアレオス(小杉十郎太)の姿であった。彼は大戦で身体を失い、機械化され治安警察E.S.W.A.T.の隊員となっていた。一方その頃、オリュンポス軍のクーデター計画が着々と進んでいた…。

正直、観始めた時には猛烈な違和感を感じた。もちろん、トゥーン・シェーダーがどんなものかなんて分かっているし、仕事でも趣味でも山ほど見ている。なのに、なぜか感じる違和感。しばらく観ていて、その原因の1つに気がついた。眼球である。ポスターや予告などでも、よくデュナンのアップが使われているから、見た事のある人も多いだろう。全体のヴィジュアルは一見2Dのセルアニメ調にも関わらず、眼だけが少女マンガチックな描き方を少しリアルにしたような、独特の描写がされている。多分、それだけならさして違和感を感じなかったのだろうが、その眼が実に良く動く。もちろん、2Dアニメであんなに眼が動くことはありえない。逆に、俳優を撮った実写であれば動くのは当然だが、その分もっと眼が小さいから目立たない。そのアンリアルとリアルの微妙な境界線に、ヘンな違和感を感じていたのだ。

だが、そんな違和感を乗り越えて、この映画は素直に面白い映画になっている。
ある意味うざったいほどにネームとト書きの多い原作を、非常に分かりやすく整理し、ストレートなアクション・ラブストーリーに仕上げた構成が巧い。観客を楽しませようとしている作り手側のセンスと努力が、きちんと作品に現れている。また、フルCGでありながら、技術的には驚くほど既存の技術のみで作られている映画である。使っている3DCGソフトもXSI、MAX、Lightwaveと、ごく普通に市販されているものばかりで、特殊なソフトを開発した訳でもない。製作期間もたかだか10ヶ月、スタッフ数もハリウッドCG映画の1/3とか1/4くらいしか居ない(スタッフロールの短いこと短いこと!)らしい。それでもこれだけのものが作れるのである。同じフルCG映画でも、ブランドとしてのタイトルと技術力に自沈していった『ファイナルなんとやら』などとは比べるべくもなく、正しく映画プロフェッショナルの技を見せつけてくれる作品である。
デュナンとブリアレオスの物語が、ラブストーリーと呼ぶには若干弱いが、アクションは小気味良く、浪花節はちゃんと浪花節になってて、クライマックスは怪獣映画ばりのスペクタクルを見せてくれる。
これがすばる座だけでの公開なんて勿体無い。せめてニュー東宝シネマ系列あたりで公開してあげればいいのに。

同じ士郎正宗原作で、同時期公開の『イノセンス』と比較されることも多いだろう。恐らく、熱狂的に支持され、10年後でも名前が残っているのは『イノセンス』だろう。確かに、物語も世界観も、映像の深さでも『イノセンス』の方が上だと評価されるだろう。だが、作家性ではなく、素直にエンターテインメントに徹し、かつきちんとカタルシスを感じさせる盛り上がりを作った『アップルシード』を、オレは評価したい。

あえて難を言えば、デュナン役の小林愛の声が少年ぽく、幼過ぎる気がする。もう少し年齢が上の方が良かったんぢゃないの?また、これは素朴な疑問だが、なんでデュナンのモーションを三輪明日美がやってるの?

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3/24 又野誠治死す!

俳優の又野誠治氏が、昨日逝去されたと知って驚いた。
43歳と言う若さだったことも、殺しても死ななそうな(褒め言葉です)の強烈な役者さんだったからということもある。

だが、それ以上に驚いたのが、昨日昼飯の際に、たまたま彼の話題で盛り上がっていたからである。
10年位前に歌舞伎町の飲み屋で、たまたま成田祐介監督とお話する機会があり、その時に成田監督が「又野って1人で映ってるとかっこいいんだけど、2ショットになるとアタマがでかくってなぁ。スチル撮る時、あいつだけ、2mくらい後ろに立たせないと、スケールが合わないんだよ…」なんて話題である。

私は又野氏のファンだった訳ではないし、思い返す限り、ここ5年くらい「又野誠治ってさぁ~」なんて話をした覚えがない。それなのに亡くなった日に、ちょうど話をしていたなんて、何か非常に不思議なものを感じる。
又野誠治氏のご冥福をお祈りします。

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2004.03.23

3/23 『クレイジー・ワールド』

レンタルDVDで『クレイジー・ワールド』を観る。

突如、時代の兆児となったビリー・バーン。東京、ベルリン、ロンドンと駆け巡る彼の一挙手一投足に、世界が注目をする。しかし、そのセレブな日々も一夜にして終焉を迎えた。評論家も大衆も、今度は一斉に彼の“アート”をこきおろし始めたのだ。挫折と絶望感に打ちひしがれながらも、再起を狙うビリーだが…。

開巻、『フェリスはある朝突然に』ではないが、観客に向かって語るビリー・バーン。
「寿命を仮に90年として、人は何週間意味のある時間を生きているか?最初の4年と死ぬ直前の6年を抜いて、寝ている時間を抜いて…あとこれっぽっちしか残ってない!ところで、今週何をした?」
余計なお世話だ!!でも、その後の全く何が起こっているのか分からないまま進んでいくイントロも含め、掴みとしては悪くない。
ところが、映画が進めば進むほどに、みるみる失速していくのがツライ。特に、主人公の一人よがりで、芸術家気取りの鼻持ちならなさが、イタタタタ…。(ある意味、ぜひこの映画を見て欲しい人も居るなぁ…)

『デスマシーン』でデビューし、『ブレイド』で第一線に踊り出たスティーブン・ノリントンが、実写版『AKIRA』の挫折の後に撮った映画…と、状況を分かって観てしまうと、この映画のビリーは、まるっきりノリントン自身の心情を反映したものなのかもしれない(だがこれが本当にノリントンの分身なら、随分とヤなヤツだね)。そう考えたら、どんどん暗い気持ちになってきちゃったよ。
地下世界の奇妙な雰囲気だったり、コマ落としや照明を上手く使った映像など、ノリントンらしい面白い場面もある。パーシーが突然唄い始めるシーンも可笑しい。だけどそれだけじゃあ、このとてつもなく愚痴っぽくて、ツマラナイ話を引っ張って行くほどのパワーはないよ。
こんなのを撮ってウップンが晴れたんなら、ノリントンには心機一転小気味の良いアクションを撮って頂きたいもんだね。

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3/23 「こだわり角煮かつ定食」

ほとんどチェーン展開していないので、知らない人も多い松屋フーズ系の「チキン亭」
BSEで牛めし、インフルエンザでチキンカツ(これは今も販売中)と、松屋フーズも大変だね。これで豚コレラが本格的に来ちゃったら、どうするんだろ?そうなったらファーストフードだけでなく、普段の食事もヤバイが。
やっぱり日本人はクジラを食おう!(まだ言ってる…)

で、元々カツとカレーの店であるチキン亭に新登場したのは、当然のようにトンカツである。ただ普通のトンカツだけでは芸がないと思ったのか、豚角煮を揚げたのが「こだわり角煮かつ定食」(¥490)だ。
これはなかなか微妙なメニュー。決してマズイ訳ではないのだが、これって一体何をかけて食うのか?ソースとカラシでは角煮の味が消えてしまう。大根おろし(つけ合せ)と醤油だと甘味とぶつかる。で、何にもかけないと、おかずとしてはちょと薄味。
角煮をもっと濃い目の味付けにして何もかけないのがいいんじゃないのか?
いや、ま、どーでもいいんですがね。珍しいメニューだったもんで。

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2004.03.22

3/22 『怪談』

米国版DVDで『怪談』を観る。

仕官した男が、本当に愛していたのは、京に捨ててきた妻であることに気付き、妻の元に帰る「黒髪」。
山で雪女に遭うが、命だけは助けてもらった男の「雪女」。
平家の亡霊に取り憑かれ、夜な夜な琵琶を聞かせる「耳なし芳一」。
茶碗に映る不思議な人影。それを飲み干した男が遭遇する奇妙な出来事を描く「茶碗の中」。
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの手になる怪奇譚を、小林正樹が監督した4話のオムニバス。

物語は、基本的には誰もが知っているようなものばかりなのだが、小泉八雲の原典を読んでいる訳ではないので、初めて知ることもあった。例えば、耳を取られた芳一が、その後大金持ちになったなんて全然知らなかった。

この映画、4話目以外はほぼスタジオセット(?)で撮影し、非常に様式的な美しさを追求した作品である。特に1~3話目までは、映画というよりもまるで舞台の如く展開していく。極彩色の書き割りや、シンメトリーな構図などが鮮烈である。恐らくその辺りが評価されて、65年のカンヌ審査員特別賞を受賞したのだろう。だが、それゆえに臨場感は乏しい。“怪談”と言っても、怖がらせることが目的ではなく、人間の情念を描くことがテーマだから、臨場感は不要なんだろうけれど。
逆に、他の3本とテイストが違うのでちょっと浮いた感じのする「茶碗の中」だけは、役者の演技と相まってなんだか迫力がある。特に鬼気迫る中村翫右衛門の高笑いの場面は印象的。また、佐藤慶、天本英世ら3人組の殺陣は、カメラ、照明、オプチカルのトリッキーな使い方が特徴的で、様式的ではない面白さがある。3人が並んだ画ヅラが、『ゴーストハンターズ』の“嵐3人組”みたいで、カッコよくもちょっと可笑しい。

最大の見所となるのはその美術であるが、今観ると猛烈に豪華な俳優陣にも驚嘆する。
三國連太郎、新珠三千代、渡辺美佐子、岸恵子、仲代達矢、菅井きん、千石規子、浜村純、中村賀津雄、志村喬、丹波哲郎、岸田今日子、林与一、田中邦衛、中村翫右衛門、杉村春子、中村鴈治郎、仲谷昇、佐藤慶、天本英世、田崎潤、奈良岡朋子、田崎潤、神山繁…ふぅ…疲れた。もちろん、多くの役者が今ほどのビッグネームではなかった時代ではあるけれど、ここまで豪華なキャスティングは珍しい。今こんだけの俳優を集めたら(故人も多いので集めようがないが)一体幾らかかるんだい?流石は制作費3億5千万円の超大作だねぇ。

なお、今回観たのは米国クライテリオン版の160分バージョン。国内DVDは、初公開時の原版が見つかったとかで、完全版の180分バージョンで20分も長いらしい。あと20分も何があるんだろ?

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3/22 芽吹く季節

ここんところの急激な冷え込みのせいか、家の前の桜並木は今だ二~三分咲き程度だ。
予想通り、今週末くらいに満開か?

昨年夏から水練鉢の中に植わっている、ヒメ水練とアサザが一斉に新芽を吹きはじめた。
去年は時期的に間に合わなかったが、今年は花を見れるだろうか?

プランターに植えた島ラッキョとアサツキは元気になってきた。
島ラッキョは来年の夏まで食べられないらしい。

ピンクユキヤナギの花がどんどん開いている。もうそろそろ満開だ。

プランターに撒いたブロッコリと青ジソの種から芽が出た。
まだ1cmにも満たない、ちみっちゃい芽だ。しばらくしたら間引かないとな。

ポット苗で買ったイチゴ信州娘の花が咲いた。
…と思っていたら、もう小さな実が1個付いていた。

沖縄の土産物屋で買ったハイビスカス(直径2cm、長さ10cmくらいのただの棒)は、説明書通りに下から2cm位水に漬けているが、全く変化がない。

同じく沖縄土産のミニパインが、説明書に書いてあるように実が萎んでこないで、なんだか葉っぱが萎れて来た。仕方がないので、実が萎む過程はすっ飛ばして、鉢に植えてみた。

日当たりが悪いせいもあってか、ルピナスの成長が遅い。
もっとも、花が咲くとデニス・ムーアに♪るんるんるんっ♪と、盗まれてしまうのだろうけれど。

鉢植えのボケは、今朝、花も葉っぱも全てロビー(ウサギ)に食われてた…。

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2004.03.21

3/21 『テキサス・チェーンソー』

新宿グランドオデオンで『テキサス・チェーンソー』を観る。
(ニュー東宝まで行こうかと思ったが、2日続きで有楽町はちとメンドイ)

1973年8月18日、テキサスの田舎道。ダラスで行われるコンサートを目指し、ドライブをする5人の若者たち。そんな彼らの前に、突如放心状態で道を歩く少女が現われる。心神喪失状態の彼女をクルマに乗せるが、「みんな死んでしまった・・・」と言い残し、少女は自らの頭をブチ抜いて自殺をしてしまう。途方に暮れた彼らは、近くのガソリンスタンドに助けを求めるが…

『悪魔のいけにえ』のリメイクだぁ?で、監督は監督デビューのMTVの巨匠ぉぉ?そんなのどうせ特殊メイクとCGを駆使して、今風に作った腑抜けホラーでしょ。
と、タカをくくって観に行ったら………、くわぁぁぁ~~~~っっ!こりゃまた、キッツイ映画を作ったねぇ!
こんだけハイテンションで、気の休まらないホラーを観たのは久し振りだ。ビックリドッキリ演出は抑え目なので、イスから飛び上がるようなことはほとんどない。そんなビックリホラーなら、先日観た『ゴシカ』とか『着信アリ』の方が上。だけど『テキサス・チェーンソー』は、飲み込んだ息を吐くタイミングを忘れっちゃうような、実にイヤンな緊張感を強いる“極上のホラー”になっている。これは驚き!あの傑作『悪魔のいけにえ』のストーリーラインを基本的にはなぞりつつ、似て非なる恐怖を作り出すことに成功している。多分賛否が分かれるとしたら、ひたすら怖く作っちゃったことだろう。オリジナルにあったヘンなユーモアとかは一切排除して、ともかくイヤな感じに突き進んでいく映画になっているからね。
観る前は、てっきりトム・サビーニの『死霊創世記』みたいになっちゃうと思ってたのに、いい意味で予想を裏切られた。
これ以上詳しいことは書かないが、オリジナル至上主義の人も、騙されたと思って観るべし!オリジナルを超えはしないが、結構いい線行ってるぞ。
ついでに、“怒鳴り親父・リー・アーメイ”ファンも必見かも!?

ところで、『テキサス・チェーンソー』に続いて公開されるリメイクもの、『ドーン・オブ・ザ・デッド』の宣伝文句に、
『死ぬまでにしたい10のこと』 サラ・ポーリー主演」
って書いてあるけど、アレはギャグ?あ、ゾンビだから死なないのか。

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3/20 今日の色々

今日は朝から異常に寒い…と思ったら、ミゾレにまでなってるよ!
なんだそりゃあ?!

『NIN NIN 忍者ハットリ君 THE MOVIE』
ティザー予告が流れ始めた。うーん…予想通りダメ臭い…。あのほっぺたのウズマキは、シールでも貼ってるの?

・おまけつき前売り券
おまけつき前売りが色々発売になってたので、どうせ観ようと思っている映画なのでまとめて購入。
「シュレック2」キューブリックが4種類。2枚買ってフィオナとクッキーマンをもらう。
主役をもらわないあたりがヒネクレ者か?
「スチームボーイ」大友描下ろし絵葉書2枚つき。
あんまり面白くないオマケだ。
「ドーン・オブ・ザ・デッド」完全シールドパッケージ IDカプセル。血液型とか連絡先とか書いて入れておく金属製ロゴ入りカプセル。これでゾンビになって身元が分からなくなっても安心(笑)。今回はヘラルドじゃなく東和配給だけど、いかにもなハッタリ感溢れるオマケに好感。予告もいい感じだ。

・いかりや長介、死す!
最近はいい味の役者になってたので残念…。ご冥福をお祈りします。

・七輪焼
ネットでオーダーした食材が届いたので、今週も愛用の「切出し七輪」(笑)が出動。
究極黒豚ホルモン」ってのが、もうメチャメチャ旨い。モツ焼は割と好きなんだけれど、どちらかといえばコリコリ派で、クニャクニャ系はそれほどでもなかったオレだが、このホルモンは旨過ぎるなぁ。でも、500g売りってのが、ちょいと多すぎる。
そして「丸干しイワシ」も焼いてみる。丸干しって言いつつ、さっと干しただけでかなり生に近い感じで、脂がノリまくり。
あー、旨かった。

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3/20 『必殺仕置人』#14

第14話「賭けた命のかわら版」

回船問屋の持船沈没事件を追っていた瓦版屋の留造は、 我孫子屋の商売仇である鳴海屋の仕業ではないかと突き止める。鳴海屋は留造の口を封じようと、仕事を妨害し、痛め付けていた…。
ジャーナリズムを扱った物語は、面白くなりそうなのにいまひとつ。だが、それを補って余りあるのが工藤栄一演出である。得意のコントラストを強調した光と影の画作りはシャープだし、土砂降りの雨の中を走る半次や、西部劇かと思わせるような砂塵吹き荒れる江戸の町のローアングルなど、やたらとイカス場面が登場する。脚本の弱さを、映像でカバーし切ってしまう工藤演出はお見事だ。

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3/20 『ペイチェック 消された記憶』

日比谷スカラ1で『ペイチェック 消された記憶』を観る。【ネタバレしてます】

優秀なエンジニア、マイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は、オールコープ社の極秘プロジェクトに参加することになった。そのプロジェクトとは、あるマシンのリバース・エンジニアリングである。しかし、そのプロジェクトへの参加は巨額の報酬と引き換えに、参加期間である3年間の記憶を抹消すると言うものであった。報酬に目がくらみ契約を交わすマイケル。そして3年の月日が経った。
報酬を受け取ろうとしたマイケルの前に置かれたのは、19個のガラクタであった。そして、プロジェクト期間中に交わされた「報酬の代わりに、この私物を受け取る」と書かれた契約書には、自筆のサインがあった。記憶を消されていた間、彼に一体何があったのか…?!

意外と楽しめた。いや、別にこれが良い映画なんて言う気はないが、ダメだ、ダメだと、あっちこっちから聞かされていたので、相当ヒドイの(例えば『シックス・デイ』級のヤツ)を想像してたからってことなんだけどね。それにしても、なんでみんながあんなにダメ映画のレッテルを貼るのだろう?それは偏に、P・K・ディックらしさ(皮肉っぽさ、暗さがないんだよな)もジョン・ウーらしさ(鳩が飛んで、銃を突き付け合えばジョン・ウーってもんでもなかろう)もホンのちょっぴりしかないってこと、そして何よりもベン・アフレックが好きじゃないってことに尽きるんじゃなかろうか(笑)。

この映画の最大の敗因は、原作では7個しかなかったアイテムを、19個まで増やしたことにある。2時間近い時間を保たせるためってことなんだろうが、これは多過ぎた。7個だったら、観客もどんなアイテムがあって、それがどんな風に使われるのかと想像したり、使われた時にも「なるほど!」と思ったり出来る。だが、19個もあったらどんなアイテムがあったのかも覚えてられないし、なんだか行き当たりばったりにアイテムを使ってるようにしか見えない。大体、1つアイテムを使ったら、その度に未来が少しずつ変わって行く訳で、その変わった未来でさらに別のアイテムを使っていたら、誤差どころではないズレがどんどん広がって、予想のつかない未来になってしまう。その差を埋め合わせるほどの知能を、ベン・アフレックが感じさせてくれないのがまたキツイ。

原作である『報酬』『ディック傑作集1 パーキー・パットの日々』(ハヤカワ文庫刊))のオチがどんなだったか忘れていたので、読み返してみたが、やっぱりオチは全然違っていた。…て言うか、分かりきっていたことだけど、原作の方が全然知的でスリリングだよな。原作のままだと、ヴィジュアル的に地味なのは分かるけれど、もうちょっとヒネリがあっても良かぁありませんかね。
映画のコピーも「あなたはこの謎(パズル)を解くことができるか…?」と、“パズル”って言葉を使っているが、この映画に欠けているのはそのパズル的な面白さなんだよなぁ。

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2004.03.20

3/20 『イノセンス』

日比谷映画で『イノセンス』を観る。

2032年の日本。各地で愛玩用少女型アンドロイドが突如暴走し、所有者を殺害して自壊する事件が頻発していた。その捜査を担当することになった公安九課の刑事バトーとトグサ。その頃、アンドロイドを製造したロクス・ソルス社の出荷検査官が、紅塵会なる暴力団によって殺害された。この事件の裏には何があるのか…。

圧倒的な映像力で迫ってくる押井ワールド。こりゃ、好きな人には堪えられん映画だろうね。
3DCGIを駆使した美術は、まさに驚嘆に値する。「世界観が『ブレードランナー』っぽ過ぎて観る気がしない!」と、ある人が語っていた。確かに『ブレードランナー』の呪縛から逃れることは出来ていないけれど、これだけ徹底的にやればOKでしょ。ある種、日本人的ではない、欧州系濃厚映画(グリーナウェイとかピトフとか)に近いような肉食っぽい濃さが世界を支配する。これは美術だけではなく、独特の空気感------空気の密度の濃さによっても醸し出されている。だがその世界観に対して、バトーをはじめとしたキャラクターは濃厚ではない。それらが遊離せずに、絶妙なバランスで溶け合っているところが、この映画の面白いところである。

…と、まるで大絶賛しているようだが、実はそうでもなかったりするのだ。映像や音響等の質の高さには、素直にアタマが下がるのだが、どうも物語が…ね。多分監督自身も、本作で物語を語ることにあまり興味がないんじゃないだろうか。膨大に詰め込まれた映像と台詞の情報量をスッキリサッパリ整理して考えたら、物語自体は実にシンプルなのである。逆に言ってしまえば、膨大な情報量ゆえに、本筋の物語が見えにくい映画なのだ。
後ろの席の客が、映画を観終わった瞬間に「なんだこりゃっ!さっぱりわかんねぇ~!!」と言っていたが、まるで“めくらまし”のごとく散りばめられた台詞に気を取られてしまうと、さっぱり分からないのである。だが、そのめくらましのような台詞と、映像の中に語りたいことが秘められているように思う。
アイデンティティとは一体何か?
そのテーマを語るために用意された世界と台詞。監督はそこを見て欲しいのであって、物語は二の次なのである。しかし、その膨大な台詞には、やたらと引用、ことわざ、格言の類が散りばめられている。これに辟易する人も多いだろう。

映画の面白さは物語に拠るところが大きい。だから、「面白いか」と問われればハッキリと「NO」である。
しかし「凄いか」と問われれば「YES」である。これはそんな映画なのだ。

別な見方をすれば、物語にもテーマにも手法にもノレなくても、この映像力の凄さを観るべき価値はあるとも言える。
少なくとも、同監督が手掛けた数本の実写映画よりは100倍も1000倍も。

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2004.03.19

3/19 『ロボット刑事』#9

第9話「電気椅子スパイ!!」

コンコルドの2.5倍のスピードを出せる超音速SST。その設計図を盗むように依頼されたバドーは、スパイロボット“コシカケマン”を送り込んだ!
…コシカケマン!コシクダケになっちゃうようなイカすネーミング!その名を活かすために、登場人物が“座る”って言葉をほとんど使わず“腰掛ける”って言うところがミソか?!大体、イス型ロボットって発想が凄いよな。
Kの1人野球(ピッチャーをやりながら、打たれたら1塁送球して、走って球を追い越して、キャッチしてアウト!そんなら、最初っから球を持って1塁に走るだけでいいんじゃないの?)とか、「おじょ~さん、腰掛けませんか?」と声を掛けるコシカケマンとか、突っ込みどころが多すぎちゃってどーしたもんやら、なんともかんとも…。
さぁて次回は、ハリサスマン(針刺すマン)だ!…お、お脳が痛くなりそうなネーミング…。

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3/19 『友へ チング』

レンタルDVDで『友へ チング』を観る。

4人の悪ガキが仲良く遊ぶプサンの風景。ジュンソクはヤクザの息子、ドンスは葬儀屋の息子、サンテクは優等生、ジュンホは…なんだ?大の親友の4人は、別々の中学へと進み、そして高校で再び出会う。旧交を温めながらも、なんとなく違和感を感じる4人。そして、大人になった彼らは、2人がヤクザに、1人は海外へ留学し、1人は…なんだ?彼らは、それぞれ異なる立場に身を置きながらも、心のどこかで絆を感じていた。だが、ヤクザになった2人は、それぞれが対立する立場へと追い込まれていく…。

タッチは全然違うけど、物語は三池が撮りそうな感じの映画だね。
感動巨編みたいな売り方をしていたが、どちらかと言うとシミジミとした青春(?)ドラマ。
仲の良かった子供たちが成長とともに徐々に離れ、それぞれが別な重さで絆を持ち続ける。最初から最後までお調子者っぽい印象だけで、何者だったのかよく分からないジュンホの存在とか、ジュンソクと結婚したジンソク(結構可愛いのに出番少なっ!)の物語への絡み方が希薄で不満とか、まぁ色々あるんだけど、ジュンソク、サンテク、ドンスの3人の男のドラマとしてはイイ線いってるんじゃない?
古風ゆえに弱体化して行くジュンソクのヤクザと、貪欲に上を目指していくドンスのニューウェーブ(?)ヤクザの対比が、上手いコントラストになっている。海を見つめながら、子分に「海亀と水泳選手が競争したらどっちが勝つか?」って聞くドンスのシーンがなかなかイイ。このシーン、三池だったら子分が何かリアクションすんだろーな、とか思っちゃいました。ただ、ドンスの死ぬシーンは、非常にリキが入ってて美しくも凄絶な画なんだけど、あのBGMでやり過ぎになっちゃったんぢゃないかなぁ。

ところで、70年代に小学生で、80年代に大学生って、オレとほぼ同年代の韓国のドラマなんだよね。だけど、映画の前半では、風俗とか街並みとかノリが、オレより10年くらい上の“岸和田モノ”を観ているような錯覚を覚えさせる。そして話が進み時代が進んで行くと、いつの間にか、オレと同時代のドラマになっていく。これって、日本よりはちょいと遅れ気味だった韓国が、みるみる日本に追いついていくってことなんだろう。映画自体よりもそんなところが感慨深かったりするんだな。

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3/19 『ブラックハウス』上巻

『ブラックハウス』上巻(スティーブン・キング&ピーター・ストラウブ著/新潮文庫刊)読了。

ウィスコンシン州の田舎町、フレンチ・ランディング。ジャック・ソーヤーは、この町の美しさに心惹かれ、LA市警を引退して移り住んできた。しかし、この平和そのもののような田舎町に、児童連続殺害事件が起こる。フィッシャーマンと名付けられた犯人は、子供を殺すだけでなく、その肉を喰うのだ。警察署長のデール、盲目のDJヘンリーらが敏腕刑事だったジャックに協力を要請する。しかし、ジャックはどこか引っかかるものがあり、その要請を断り続けていた。だがある日、ジャックの元にスニーカーを履いたまま腐敗した子供の足が送り付けられ…。

もう20年前も前に書かれた『タリスマン』の続編である。
まだ、上巻のみしか読み終えていないので、ちゃんとした感想は書けないが、ここから面白くなってくる予感がビシビシ。なんせスロー・スターターな2人組み(苦笑)の共著である。前作も、前半は何度読むのをやめようかと思いつつなんとか読み進め、中盤から一気に面白さが加速し、最後は感動した本だった。今回も物語が遅々として進まないけれど、今はまだガマン、ガマン。
ただ、『タリスマン』を読んだのが遠い過去なので、忘れていることが多いのが難点。前作の説明が、一応チョコチョコと入るのだけれど、パっと思い出すエピソードやキャラクター(忘れようにも忘れられない「うぎゃ~っ、ウルフだべぇ~!」)もあれば、「なんだっけか…?」と全く思い出せないものもある。
連続して読んだほうがもっと面白いんだろうなぁ。でも、もう一回『タリスマン』から読み直すのはシンドイ…。

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2004.03.18

3/18 『スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする』

レンタルDVDで『スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする』を観る。

精神病院を退院したデニス(レイフ・ファインズ)は、同じ境遇の人を住まわせてくれるアパートに住むことになる。この街はデニスの故郷でもあった。アパートの管理をするウィルキンソン婦人(リン・レドグレーブ)は冷たく、厳しく、フレディをはじめとしたアパートの住人たちはみな病んでいる。デニスは1冊の小さなノートに、日々何かを書き続ける。それは幼い頃の記憶。配管工の父(ガブリエル・バーン)、希望を持てない母(ミランダ・リチャードソン)、父の浮気相手イヴォンヌ。彼は思考がまとまらないまま、憑かれたように記憶を辿り、ノートに文字を埋め続ける…。

デヴィッド・クローネンバーグ最新作。
精神を患っている主人公が、精神を患ってるゆえに思い出せない記憶を、必死に追い求めてどんどん深みに嵌って行くような物語。
この映画でクローネンバーグは、何を描こうとしたのか?自己のアイデンティティの探求であり、現代人の抱える喪失感云々…ってのが模範解答だろうが、そんなこたぁどーでもいい。問題は、この映画がすこぶる面白くないってことだ。レイフ・ファインズのダウナー系既知外芝居は恐ろしく真に迫っているし、結果的に3役もこなすミランダ・リチャードソンも大した演技力である。でも、観ている側は置いてきぼりのまんまだし、誰一人感情移入なんか出来ない。
ラストのドンデン返しだって、予想できると言えば出来るし、でもそれだって既知外の思い込みかもしれない。どうとでも取れるが、どうとも取りたくない。だってひたすら辛気臭くって、面白くないんだもの。

見所は…役者…くらいかなぁ。ピーター・シャシッキーの撮影も、無難になっちゃってるし…。

『ブルード』『スキャナーズ』『ヴィデオドローム』『デッドゾーン』『戦慄の絆』…。80年代前後の、ちょっと分かりにくいとこもあるけれど、恐ろしくって、面白くって、猛烈に寒いクローネンバーグが観たいと思っているファンが多いだろう。辛気臭いばっかりのクローネンバーグなんて嬉しくない!

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2004.03.17

3/17 『必殺仕置人』#13

第13話「悪いやつほどよく見える」

武家娘をかどあかした若い藩士が、油問屋に籠城する。その藩士を斬って来いと命令される主水。だが、その篭城の目的は、郷士の出の藩士が、家老の悪事を世に知らしめるための策だった…。
ってな話で、仕置人らしさにはちょいと欠ける。
特ダネを掴もうと、単独潜入している半次、金に目がくらんで藩士を仕置にかけようとする主水と鉄と錠。それが事実を知って目標を変える。この物語のひっくり返し方がなかなか面白い。結局は救われない、辛気臭い話だが、非常に今っぽい運び方である。
事件を目撃していた女中に口を割らせるため、おきんが鉄のことをとんでもない変態みたいに言う場面も可笑しい。

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3/17 サクラサク

SAKURA.jpg

朝は全く咲いていなかったのに、帰って来ると桜並木で花が開きはじめていた。
開花予想は明日の18日だから、ちょっとだけ早かった訳だ。
これからの2週間くらいが楽しみだなぁ。

でも、その後の散った花びらはまた難儀なんだが…(苦笑)。

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3/17 『プルガサリ 伝説の大怪獣』

甘栗男から借りっ放しのLDで『プルガサリ 伝説の大怪獣』を観る。

高麗朝末期、圧政に苦しむ農民たち。彼らは一揆を企てるが朝廷はそれに気付き、民衆から農具や生活用具までも取り上げ、武器を作ろうとする。見かねた鍛冶屋のタクセは、農具を農民たちに返したために投獄され、獄死してしまう。タクセの娘アミは、父が獄中で作った怪獣の人形を形見として受け取ったが...。

一部で有名な北朝鮮製の怪獣映画。こりゃ、公開できない訳だ。
話の骨格は、まるで『大魔神』と一緒。だけど、農民たちの悲惨ぶりは、『大魔神』よりも数枚上手だ。流石に本当に苦しんでいる人たちのエネルギーとパワーは、日本なんぞの比ではない。大体、圧政に苦しむ民衆と、それに蜂起する農民たちって題材だけで、北朝鮮じゃ公開できないでしょ。よくもまぁ、金日成の金を使ってこんなのを作ったと、スタッフの根性には敬意を表したい。
プルガサリの着ぐるみに入っているのは、日本のゴジラ役者・薩摩剣八郎で、特撮が『連合艦隊』『幻の湖』などでお馴染みの中野昭慶センセ。なんかセンセイの手掛けた東宝特撮よりも、ミニチュアワークが優れて見えるのは、朝鮮人民たちのパワーに影響されたためだろうか?南大門の破壊シーンのスケール感は、なかなかいい感じに仕上がっている。
難点は、話と画作りが古臭い(85年の映画だと考えてもってことね)ってことだが、ま、そんな文句を言うのもヤボだろう。

怪獣映画好きなら押さえておきたい一本だろう。
(もう、みんな抑えてるだろうとは思うけどな)

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2004.03.16

3/16 歌舞伎町「炭火BAR・集」

クール、冨江さんと一緒に歌舞伎町の「炭火BAR・集」で飲む。
都内繁華街あちらこちらにあるチェーンである。この店に来るのは多分3回目だが、オレも学習能力がないなぁ。最初の料理が出た辺りで、毎度々々「シマッタ。この店はこんなんだった…」と思い出す。小洒落た造りで割と落ちついた感じの店だが、コストパフォーマンスが低いのだな。決してマズイって程ではないのだが、この量でこの味でこの値段なの?まぁ、入っちまったもんはショウガナイ。

飲みは冨江さんが居るので、会社愚痴大会とかにはならず、ホラー映画だとか、黒沢清だとか、哀川翔だとか、魔夜峰夫の『ゼロスタ』だとか、『レッド・ドワーフ号』だとか、東京ファンタだとか、たのみCOMだとか、趣味の話に終始する。
そうか、『俺がハマーだ!』のDVDボックスを買ったのか。流石だ!20代女子とは思えないぞ(笑)。

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3/16 カウンター変更&アクセス数

昨日からカウンターを新しいものに取り替えた。
これは当日分とトータル分の表示が出来、過去1週間の日々のアクセス数がちみっちゃい棒グラフで表示されるようになっている。どんな意味があるかと問われると、答えに窮するんだが、まぁ気分の問題ですな。

アクセス数と言えば、このBLOGにカウンターを付けてから7週間ほど経ち、トータルで約5,000アクセスになった。日々万単位のアクセスのあるBLOGもあるから、大した数字ではないかもしれんが、前からやっているHPが、開設から4年半経ってまだ17,000にもならない(苦笑)のを考えると驚異的だ。
そりゃあね、日記(このBLOGに移行)以外はあんまり更新してないし、アルバート・ピュンのファンサイトで来る人が多い訳ゃないし、途中休眠期間があったり、あっちのHP開いた頃は、まだインターネット自体の普及率だって高くはなかったりと、色々理由はあるだろうけれど、その差が10倍もあるとは…。

BLOG恐るべし!

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2004.03.15

3/15 異常に眠い…

昼間に異常なほど睡魔に襲われることが多い。
いや、別に春だからとかそーゆー問題ではない。

しばらく前までは忙しかったので、単なる寝不足のせいだと思っていたのだが、最近はそれほど寝不足な訳ではないにも関わらず、もう眼も開けていられないほど眠かったりする。もしや「ナルコレプシー」?なんて思って調べたが、どうも“なるこ症状”とは違うみたいだ(当たり前か)。
敢えて言うなら、「ナルコレプシー」を調べた時に出ていた「突発性過眠症」の方が近い気がするが、これは頭部の怪我の後遺症に多いらしいので心当たりがない。それともアタマを打って、それすら忘れてるんだろうか?それなら重症だな…。
じゃあ、オレはなんでこんなに眠いのかね?!

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2004.03.14

3/14 ピクルスを作るが…

突然思い立ってピクルスを作ることにした。

まず100円ショップ「CAN DO!」で密閉瓶を入手。
それからスーパーや八百屋を回り、キュウリ、ニンジン、カリフラワー、ヤングコーン、パプリカ、マッシュルーム、ホワイトビネガー、白コショウ、ローレル、クローブを購入。家に合ったインゲン、レモン、白ワイン、鷹の爪、砂糖、塩を加えて、材料が揃う。
サッと茹でた固い野菜類と、そのままでOKな野菜を合わせ、一旦塩水に付ける。
一方で漬け汁の材料を合わせてひと煮立ち。
両方冷めたところで密閉瓶に入れるが、漬け汁がちょっと足りないことに気付く。
で、具がもっと詰まらないかと思って瓶を振ったら……

ドヴァーッ!

と、瓶とフタの間から汁が飛ぶ。
……大失敗。
密閉瓶って言いながら、全く密閉してねぇぢゃねぇかっ!
結局、少しだけ漬け汁を追加で作り、別のちゃんとした密閉瓶に詰め直す。

100円ショップの商品を信じたオレがバカ?

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3/14 『座頭市逆手斬り』

DVDで『座頭市逆手斬り』を観る。

もぐりの博打で捕らえられ、百叩き(?)の刑にあっている市(勝新太郎)。彼は牢で無実の罪であげられたという片瀬の島蔵という男に、自分の無実を晴らすため2人の親分を尋ねるように頼まれる。市は、無用な面倒に巻き込まれるのを嫌い、言われた宿場を避けて通るが、ある宿場で出会った百太郎(藤山寛美)という流れ者のせいで、いつの間にやら騒動に巻き込まれる羽目に…。

森一生監督による第11弾。
あんなに刹那的で殺伐とした凄味に溢れる第2作『続・座頭市物語』を撮った森一生とも思えないほど、散漫と言うか、焦点の定まらぬと言うか、集約し過ぎ(矛盾してるって?仕方がねぇぢゃねぇか)って言うかな座頭市。全体としてはどこに話を持って行きたいのかよく分からない位、個々のキャラクター描写が薄くって、その割に、次から次へと出てくる登場人物が、全て知り合いだったり血縁だったりと、異様なまでに狭い世界で展開する物語。でも、なんでかそれなりに面白い。
一つには、勝新の殺陣の凄味と速さに、一層の磨きが掛かってきたってことにあるだろう。今回は二刀流逆手斬りもイカすし、シルエット気味の屋内での殺陣が猛烈にシャープ。
松竹新喜劇から藤山寛美が客演し、ニセ座頭市に化ける展開も、寛美が達者だからこそ面白い。ここまで観てきたシリーズの中では低調な部類だが、それなりに楽しめました。

それにしても、このシリーズは予告編が面白い。毎度のことながら、予告編にあって本編にないカットなんてごくごく当たり前だし、本編中にあるカットでも、アングル違いや台詞違い、テイク違いなんて当たり前。最近のDVDの特典映像にある「未公開シーン」や「別テイク」に当たる映像が、予告編で観られるってのは凄いねぇ。

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3/14 『原子怪獣と裸女』

『アーコフ・ライブラリー 怪奇モンスターセレクション DVD-BOX I』から、『原子怪獣と裸女』を観る。

核戦争で世界が滅亡に瀕した世界。鉛鉱に囲まれた盆地で、いつかこんな日が来るんじゃないかと備蓄していた親子とその彼氏の下に、ジゴロ(?)、元ストリッパー、放射能汚染された男、鉱夫のジイサンとロバが辿り着く。だが、彼らに忍び寄る謎の影があった…。

ロジャー・コーマン監督の50年代モンスターSF。
徹底してイヤなヤツとイイヤツに描かれる、ジゴロと彼氏のステロタイプな描き分けが、いかにも50年代らしい。極限状況に置かれた人々が、グループを作ったり、いがみ合ったりってのは、東宝特撮の『マタンゴ』とかにも通じる、普遍的テーマなんだろうなぁ。
年がら年中ガイガーカウンターで放射能を調べたりするほど危険な世界の割には、ごくごく近くにある滝は安全で、おネェ様方が水浴びを楽しむサービスカットがあったりするのが可笑しい。流石は、コーマン先生、エロチック描写(今観ると、全くなんでもないシーンなんだけどね)はキチンと入れてます。
モンスター造形&モンスター役者は、その筋では有名なポール・ブライスデル。でも82分の映画で60分近くほとんど姿を現さないのはちょいと残念だなぁ。あんまり出てこられても困るような、チープでカワイイモンスターではあるのだけれど…。

映画のラストで、「THE END」ではなく「THE BEGINNING」と出るところがイイですな。

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2004.03.13

3/13 『ロボット刑事』#8

第8話「雷が殺した?!」

電気ショックで人間を殺す“カミナリマン”が登場。バドーと契約した真犯人は、遺産を狙って親戚の子供3人を狙うごうつくババァ。子供番組にしちゃあヘヴィだ(笑)。
意外と弱いKは今回もカミナリマンにやられ、マザーに泣き付く。すると、逆流コイルなる新回路をつけて貰って、カミナリマンの技を封じ込めてしまう。なんかKって、自己努力なく(苦悩はするけど)どんどん強くなるヒーローだよな。いいのか、そんなにいつも母親頼みで?!

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3/13 『さよならジュピター』

甘栗男が来ていたので、DVDで久し振りに『さよならジュピター』を観る。

西暦2125年、太陽系惑星開発のため、木星を第二の太陽とするJS計画は、謎のバカ集団・ジュピター教団らの妨害を受けつつもなんとか進行していた。しかし、その計画とは全く関係なく、太陽系にブラックホールが接近しつつあることが突如判明する。そこでJS計画を変更し、木星を爆破しブラックホールの軌道を変えることになるが…。

いやぁ、今改めて観ても、やっぱりどーしよーもない映画ですなぁ(笑)。
この「ツッコんでくれ!」と言わんばかりのスキだらけ加減はなんなんでしょうか?いや、分かりきったことなので、今更言っても詮無いことですが…。
無重力SEXや、タメゴローこと謎の教祖ピーター、発泡スチロール然としたサメとイルカのジュピター、「ジュピターゴーストが鳴いている!」とか、本当に人間を凍らせるコールド・スリープとか、観た人ならば誰でも脳裏に焼きつくシーンの数々は、「ああ、そう!コレコレっ!」みたいなもんだが、意外と忘れてるシーン(でも観ると思い出すんだよな…)が多かった。

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3/13 タイメシ・レシピ

今、『アジア バカウマ レシピ』(黒田信一著/情報センター出版局刊)を読んでいる。
これは先日書いた『アジア大バカ珍道中』と同じ筆者の書いた本。

アジア各国を旅した筆者が、それほど特殊な食材を使わずに、また現地の正しいレシピを知らないまま、舌で覚えてきた各国の料理を再現する料理レシピ&エッセイである。で、これを読んでたら、タイ料理屋に行くと必ず頼むタイ風焼き鳥「ガイヤーン」の作り方が出ていて、意外に簡単そうだったんで作ってみることにした。
で、ガイヤーンなんて初めて作る料理だってのに、同じくガイヤーン好きな甘栗男に電話をして「これからガイヤーンを家で作るけど、喰いに来るかい?」と訊くと、ヒマだから行くとの返答。で、突如今日は自宅でタイメシ大会。

本に書かれているガイヤーンのレシピは、思いも寄らぬほどシンプルだが、ちょっとだけアレンジして作ってみた。
アレンジしたレシピは以下の通り。(本当は多少アレンジしてても、本に出てるレシピをネットで書いちゃいけないのかもしれないけど、52個出てるうちの1つだけだから大目に見てください)

1)鶏もも肉に塩コショウをして、10分ほどおく。
2)ナンプラー(大さじ3)、水(大さじ3)、レモン汁(1/2個分)、砂糖(小さじ2)、ニンニク(1片をすった物)、鷹のツメ(輪切り3本分)、しょうが(小さじ1)を入れて漬けダレを作る。
3)漬けダレに鶏肉を漬け込み40分(本では20分なのだが、今日は事情により長くなってしまった)
4)これを七輪&炭で焼く(本ではガスレンジ、オーブン等でも可となっている)

これだけだ。
漬けダレではなく、食べる時に付けるナンプラーベースのタレも本には出ており、これも作っておいたが、漬け込み時間が長くなってしまったために実際は不要だった。
出来上がった代物は、なんともかんともちゃんとしたガイヤーン風に仕上がって、えらく美味い。多少の変更を加えたとは言え、基本的にこの本のレシピは、(本格かどうかは知らないけれど)正しい。

ついでに同じ本のレシピから「トート・マン・プラー」(タイ風さつま揚げ)も作ってみる。
こちらは、味は悪くなかったけれど、なんかさつま揚げってよりも、魚肉ハンバーグみたいな感じになってしまった。
さらに、カミさんが「パッタイ(タイ風焼きそば)の元」でパッタイも作ってみた。これもイケる。

甘栗男もご満悦で、結果としてタイメシ大会は大成功。特にガイヤーンは、ほぼ思ったとおりの味。もー、腹パンパンである。(また太るな…)
それにしても、ご家庭でこんな簡単に、“タイメシ”が作れるとは思ってもみなかった。
この本に出ている別なレシピを、また今度作ってみよう!
タイメシの好きな人は、1度お試しあれ!

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3/13 絶望書店

数日前にサンリオSF文庫のことを書いたが、オーダーしていたハリー・ハリスンの本が4冊届いた。コレコレ、懐かしいよな。

さて、その本をオーダーした「絶望書店」というネット古書店が、ある意味非常に熱く(暑苦しく?)て面白い。もう、まるで『覚悟のススメ』かってくらいの熱さだ(笑)。
おまけに「絶望石」まで売っている!

頑張れ、絶望書店!(とかBLOG日記に書いていると、絶望書店店主様に怒られそうですが…)

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2004.03.12

3/12 やっとコンプリート!

先日、ebayで落札した商品が到着!
やったーっ!これでコンプリートだぁ!!
下の方に貼ってある画像がソイツだ!

…ほとんどの人には、「なんだコレ?」ってなもんだろう。
こいつぁ、『宇宙戦争』『地球最後の日』などの50年代SFで知られる映画監督/プロデューサー、ジョージ・パルが発行していたコミックブック『George Pal's PUPPETOONS』である。
出版社はFawcett Publicationで、1945年の12月から1950年の1月までで全19号。
オレは5年ぐらい前から、ebayとかコミック・ショップでコイツをコツコツコツコツと集めていたのだ。いわゆるヒーローもののコミックと違ってコレクターが少ないらしく、1冊ずつの価格は高くないんだけれど、その分なかなか見つからない。アメリカのコミック・ショップで訊いても、「その手のものは扱ってないねぇ」って場合がほとんど。
そして、最後の最後まで来て、ebayにもなっかなか出てこなかったNo.7がやっと手に入ったのだ。
このコミックスの存在を知った時は、なんたって50年以上も昔の本だし、全部集まるとは思ってなかっただけに、モーレツに嬉しい!

puppetoon07.jpg

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2004.03.11

3/11 珍しく春の連ドラが待ち遠しい

帰りの電車の中で、知り合いの脚本家・O石さんとバッタリ出会って驚く。

ここ2年くらい、「飲みに行きましょう!」と2人でスケジュールを合わせて約束までするのに、土壇場でどっちかに急な用事が入ってキャンセルになるってパターンを繰り返している。他の人とはあんまりそんなこと起きないのに、どーもO石さんとは間が悪い。
先月も飲む約束をしてたのに、流れちゃったからねぇ。
なんでも、連ドラ(『スカイハイ2』の後番)に火サスと本編が被っちゃったんだそうな。そりゃ飲んでる訳にゃあいかないよな。でも、詳細は教えてもらえなかったけれど、「今度の連ドラは雷電さん好みですよー!」と言ってたので楽しみ!
どうやら一時期の“日テレ・土9”みたいな路線らしい。
期待してよっと!

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3/11 『必殺仕置人』#11

第11話「流刑のかげに仕掛あり」

目を付けられたが最後、シロでもクロでも逃げられない鬼の岡っ引、岩蔵の標的になった仕置人たちのエピソード。
取り立てて仕置を依頼されたりしないので、「あれ、今回は追いつめられるだけの話なのかな?」と思ったら、なぁんだ、プロローグの部分がしっかり伏線になってたのね。鬼岩のキャラは秀逸だけれど、よく出来た話ってよりは、出来過ぎな話ぢゃないかい?
穂積隆信がゲストなんだけど、よく似た別人かと思っちゃったよ。

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3/11 『アジア大バカ珍道中』

『アジア大バカ珍道中』(黒田信一著/情報センター出版局刊)読了。

数日前に書いた『BANZAIマガジン』の発行人、黒田信一氏のアジア旅行記である。
出版されたのは8年前で、著者が実際に旅行したのは80年代後半から90年代半ば頃の亜細亜諸国だ。中国、香港、韓国、タイ、ミャンマーと、数度に分けてのバックパック旅行。観光名所の話などはほとんど登場せず、泊まったドミトリーで出会った外国人や、飲み屋や食堂で出会った現地住民の話ばかりなのが面白い。

多分、今同じ場所を旅行しても、こんなに多彩な印象は受けないだろうな。オレもアジアは好きで何度か遊びに行っている。だが、13年ほど前に新婚旅行のトランジットで寄ったクアラルンプールと、昨年仕事で行ったクアラルンプールは、がらりと印象が変わっていた。どの国もなんだかどんどん近代化が進んで、小奇麗になって雰囲気が似てきてるような気がする。アジア各国、総シンガポール化を目指してるみたいな感じだ。
ああ、それでもまたどこかアジアに行きたくなったな。

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3/11 サンリオSF文庫

非常に古い話で恐縮だが、たまたま「ウェブログ@ことのは」で、「ステンレス・スチール・マウス」のことを知った。
事件自体は、「へぇ~」な感じだが、やはりポイントはその名前でしょう。

ハリィ・ハリスンの『ステンレス・スチール・ラット』シリーズが大好きで、中学~高校に貪るように読んだんだよね。でも、今はなきサンリオSF文庫から出てて、今は絶版のまま。P・K・ディックは、ハヤカワとかに権利が移って再翻訳されたけど、ハリスンはどっこも出してくれない。それどころか、ハヤカワで出てたものも絶版中が多数。ど~なってんだいっ!きっと最近の若いSFファン(って居るのかな?)は、ハリスンなんて読む機会がないんだろうな。勿体無い話です。

で、久し振りにハリスンを読みたくなって、ネットで探してたら「サンリオSF文庫相場表」なんてのにぶち当たった。ひえぇぇ~~っ!凄まじい値段が付いてんのがあるんだね!なんなんだ、文庫1冊に61000円ってのは!?
我らがハリスン先生は値段も大してあがってない…。サビシイ…ケド、ウレシイ。
だもんで、複数のネット古書店で、『ホイール・ワールド』、『宇宙兵ブルース』、『テクニカラー・タイムマシン』、『人間がいっぱい』、『囚われの世界』、『大西洋横断トンネル、万歳!』と、既読・未読併せて6冊オーダーしちゃいました。
送料込みで全部合わせて4000円也。当時の定価よりゃあ高いけど、1冊平均667円なら新刊文庫よりも安いくらいだ。しばらくはハリスン三昧って感じか?

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2004.03.10

3/10 『風雲 ストームライダーズ』

レンタルビデオで『風雲 ストームライダーズ』を観る。

中国武術界の最大勢力にならんとする天下会の総帥・雄覇(千葉真一)は、占い師・泥菩薩から“風(イーキン・チェン)”と“雲(アーロン・クォック)”を味方にすれば、無敵になると告げられる。そこでその名を持つ2人の子供を、父を殺害し、直弟子とした。10年の歳月が過ぎ、2人は武術の達人に成長した。そしてある日、雄覇は一人娘(クリスティ・ヤン)を風と結婚させると告げる…。

なんだ、観てなかったのか、とバカにされそうだが、観逃していた1本である。
98年製作ってぇと、たかだか6年しか経ってない。ついこの前の映画みたいなもんだが、この手のジャンルの映画にとっては大変な年月である。なにしろこの映画の翌年に『マトリックス』があったもんだから、CGとワイヤーとカンフーのミックスってのは、ハリウッド&香港はもとより、世界中でガンガン作られて長足の進歩を遂げている。だから、当時観てれば「ををっ!スゲェぜっ!」と面白がれたんだろうけれど、今観るとごくごく当り前なアクションに見えちゃうのが残念。とは言え、ワイヤーワークはもちろんのこと、千手観音の如くデジタルで何十個も多重合成した掌底なんてのは、まるっきり『マトリックス』の元ネタっぽい。

役者は、なかなか濃くてクドイ面々がそれなりに頑張っている。アーロン・クォックとイーキン・チェンは人気の高さがうなずける美形で、悪の総元締めみたいなチバちゃん(中国語吹き替えされてて、なんか顔に合ってない)はヘンな存在感を誇示し、田舎娘としか見えないスー・チーもそれなりに可愛い。

色々と見所もあるんだけど、惜しむらくはちょいとダルい。この内容なら128分は要らないっしょ。95分くらいだったらキビキビしてもっと面白かったのにね。

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2004.03.09

3/9 『ロボット刑事』#7

第7話「頭上の恐怖」。

空飛ぶロボット・ヒコーマン(相変わらず実もフタもないネーミング)が、某社社長の命を奪う。それを目撃したヒロシ叔父さんも殺され、シゲル君は「ゴメンヨ、おじさん」と一言残して逃げてしまう。ヒロシ君の命が危ない!…ってな、困ったヒロシ君の話。
真っ赤な丸アタマに水中メガネみたいなヒコーマンのデザインが妙にカワイイぞ。やられそうになって、すぐにマザー呼ぶKのマザコンぶりと、すぐ助けちゃうマザーの親バカぶりも見所。
サブタイトル「頭上の恐怖」にわざわざ「づじょうのきょうふ」とルビを振ってるのは何故なんだ?!

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2004.03.08

3/8 『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』

レンタルDVDで『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』を観る。

ニュージャージーの田舎町。下品なジェイと無口なサイレント・ボブは毎日ダラダラと日々を過ごしていたが、ある日、彼らは自分たちをモデルにしたコミック『ブラントマン&クロニック』が、映画化されることを知る。最初は金が入りそうだと喜ぶが、ネットにこの映画とキャラの悪口が一杯書き込まれているのを知って、2人は怒り心頭。ミラマックスのスタジオに出向き、映画を中止させようと企てるが…。

【ちょっとネタバレ】
だめだぁ~っ!オレ、もうこーゆーの笑えなくなってる…。
『ビル&テッド』は結構笑えた。『ウェインズ・ワールド』も好きではないけど、まだ面白いと思えた。だけど、コレは全然笑えない。ジェイが年がら年中連発する“ゲイの下ネタ”なんて全然面白いと思えないし、楽屋オチの数々も「ふぅん、これって超豪華カメオの自主映画だね」なんて、非常に引いた視点で観ている自分に気付く。
別に良識ある大人とか、分別臭いジジイになっているつもりはないのだが、コレ面白いかい?コメディと言うにはプロットもシナリオも弱いし、ギャグと言うには笑えなさ過ぎ。
カメオ出演の人々は、確かに凄いけど、マーク・ハミルは老けちゃってて悲しい気持ちになる。キャリー・フィッシャーは老け方が悪くないので、そんなに悲しくないんだが。それに、ガス・ヴァン・サントとウェス・クレイヴンは、よくあの役で出たなぁとか、ミラマックスは意外に心が広いなぁ、とか思うけど、それだけじゃ映画は引っ張れない。
こうしたカメオの人たちを含め、きっと現場では大盛り上がりなんだろうって気はする。けどそれはスクリーンの裏側だけで、表側にはあまり伝わってこなかった。

ま、「ネットは悪意のメディア」みたいな部分は共感するけどね。
…はっ!ってことは、こんなことを書いてると、ジェイとボブがやって来て、オレもコテンパンにされるのか?!

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3/8 ローカル・ミニコミ誌 

先日の沖縄旅行で買ったミニコミ誌、『Wander・Vol.35』ボーダーインク刊)を読んだ。

昔、学校を卒業して最初に就職したのは、TV番組の制作会社だった。
その頃担当していたのは、局内でスタッフが「振り向けばテレビ東京」と囁くほど、視聴率が取れなかった時代の日テレのバラエティ番組である。その番組もゴールデンとは思えないほどの低視聴率だった。
オレはその番組の担当コーナーの関係で、年がら年中地方出張に出ていた。例えば、朝イチで高知に行き技術スタッフと合流、夕方まで収録して、その日のうちに愛媛に移動して1泊、翌朝から収録して最終便で東京に帰ると言うような、1泊2日2県またがりのロケである。このシリーズで、日本中の8割方の県に一度は足を踏み入れている。だが、観光はもちろんのこと、名物を喰う時間もほとんどなかった(バラエティ番組のロケは、弁当かファミレスが多い。駐車場付きの店にしか入れないし、地方の技術クルーは地元の名産品なんて喰いたがらないからだ)ので、あんなに色んなところに行ったのに、各地の雰囲気も何も味わってなかったりする。
そんな時「折角来たんだから…」と、暇つぶしも兼ねて地方のミニコミ誌やタウン誌をよく買っていた。

今回の沖縄旅行は、プライベートなので時間もあったのだが、昔のクセでなんとなく沖縄ミニコミ誌『Wander』を買ってみた。
これはまた、なんとも地域色の強い雑誌である。地元では「ウチナーグチ」と言うらしい、沖縄言葉が随所に顔を出し、記事の内容も沖縄密着型である。CDのレビューは沖縄のミュージシャンのもので、インタビュー記事は大阪で働く沖縄人だし、特集は「なんじゃこりゃ沖縄/漫画の中の味わいのある沖縄」である。
ちなみにこの特集の内容は、『ゴルゴ13』『ドーベルマン刑事』(千葉真一&深作欣二監督の映画版も含む)、『アストロ球団』『YASHA』『BASARA』から、沖縄を舞台にしたエピソードを取り上げた記事である。言ってしまえば、『キル・ビル』『ラストサムライ』で描かれた日本描写を「なんじゃこりゃ?」と指摘するようなノリで、奇妙な沖縄描写を指摘しているものだ。

前述のように、オレはそれなりにタウン誌とかミニコミ誌を読んだことはあるけれど、ここまで地域愛の強いものは珍しいのではなかろうか。これは沖縄の歴史的な背景に、大きく由来しているんだろう。東京都下で生まれ育ったオレは、東京生まれの大多数の人々と同じように、生まれ育った場所に愛着はあれど、あまり故郷愛とか地域愛がない。正直なところ、『Wander』に書かれている記事の多くは、“うちなー”ではないオレには実感としてよく分からない。だが、ここまで熱烈に故郷を語れることは、本当に羨ましいことである。


オレの本棚には、当時買ったミニコミ誌が1冊だけ残っている。
1986年4月発行の『BANZAIマガジン・第3号』((有)ジャブ発行)である。買った時に読んで以来、開いたことはなかったのだが、懐かしくなって開いてみた。これは『Wander』とは正反対のミニコミ誌で、地域色が恐ろしく薄い雑誌である。じゃあ何の本なのかと言えば、札幌ローカル映画雑誌なのである。おすぎの「かあいそうなおちんちん」や手塚真の「ヴィジュアリストのための映画ガク」なんて連載もある。特集は「日本映画界をダメにするヤツらコイツら・モノ・規則 行くぞ待っとれ急所蹴り!」と来たもんだ。大手出版社には出来ないような、この威勢の良さがなかなか小気味良く、捨てられなかったのだな。
今、ネットで検索をしてみたら、『MAGAZINE REVIEW』ってところで引っかかった。そうか95年の新創刊号で終了してしまったのか…。この本の発行人だった黒田信一氏は、現在ビエンチャンでカフェを開こうと奮闘中らしい。

ミニコミ・コムを見ると、現在も各地でミニコミ誌やタウン誌は数多く出版されている。さっくり眺めてみたが、昔買ったことのある雑誌はあまり生き残っていないような気がする。もちろん、大阪の『L MAGAZINE』や札幌の『さっぽろタウン情報』のような、歴史の古いものもあるけれどし、読んだことのないものがほとんどだ。
この中に『BANZAIマガジン』みたいなのがあったら読みたいなぁと思うのだが、誰か教えてくれないだろうか?

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2004.03.07

3/7 『レジェンド・オブ・メキシコ』

新宿ミラノで『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード』を観る。

マルケス将軍によるクーデターが、着々と進行しているメキシコ。CIA捜査官サンズ(ジョニー・デップ)は、情報屋(チーチ・マリン)から、ギターを持った伝説の殺し屋エル・マリアッチに関する情報を入手した。彼はマリアッチを雇い、マルケス将軍とマフィアのバリヨ(ウィレム・デフォー)の暗殺を依頼するが…。

ご贔屓監督、ロバート・ロドリゲス最新作は、あの『エル・マリアッチ』の第3弾。
オレは、1作目には思い出とかなりの思い入れがあって、2作目の『デスペラード』も1作目ほどではないけれど好きな映画である。そして今回は、カルロス・ガラルドが出演していないものの、第2作のバンデラス、ハエック、トレホ、チーチに加え、ジョニー・デップにウィレム・デフォー、ついでにどーでもいいけどミッキー・ロークとエンリケ・イグレシアスまで出る。もうこんなウハウハの、夢みたいな映画があっていいんだろうかってくらいのもんだ。
でも、公開が近付くにつれ、なんだかあまり芳しくない評判が聞こえてくる。
でもいいのさ!オレはきっと好きだからっ!と、そんなウワサなんて全く気にしてなかった。
そして、公開2日目の今日、ウキウキと劇場に向かった。

…………なんでこーなっちゃうのかなあぁぁぁっっっ!!!

シンプルな物語、小気味のいいアクション、ちょっとバカなノリ、無意味にイカすガン捌き、それを盛り上げるラテンなギター!
それがこのシリーズの信条なんぢゃないのっ!?

【ネタバレアリ】
最大の難点は、物語が不要に入り組んでて、キレが恐ろしく鈍くなってることだよ。
大物悪役がマルケス将軍とバリヨの2人居るから復讐譚が曖昧だし、ミッキー・ロークとFBI捜査官ラミレスのエピソードなんて全く要らないし、AFN捜査官のネェちゃんに意味ないし、ジョニー・デップのウェイトが大きいから根幹の流れが散漫になってる。ヘンに大物俳優が増えた分、なんだか話がどんどんとっ散らかっちゃったんだろうけれど、要らない枝葉が多過ぎだよ。で、要らない要素が増えたから説明しなけりゃならないことが増えて、台詞も大幅増。これが映画自体のスピードを、さらに減速してるんだよな。
CIA捜査官が、クーデター阻止と横領を企ててマリアッチを雇ったら、ターゲットがマリアッチの彼女を殺した犯人だったんでマリアッチが復讐に燃え上がる。これだけで充分でしょーが!

冒頭、チーチ・マリンがエル・マリアッチの伝説を語るシーンのアクションが、バカバカしくも無闇にカッチョよかったので、「おっ!やっぱりバンデラスもハエックも、ロドリゲスが撮った時が一番イカすぜ!」なんて思ったのになぁ。確かに、小ネタや場面によってはいいところもあるし、笑えるところ(『タイタンの戦い』ランチボックスとか)もあるけれど、期待してたものには程遠い。なんだかモーレツにガッカリ。

『マッドマックス』『エイリアン』も、他にも一杯あるけど、シリーズものは3本目がホントに鬼門だな…。

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2004.03.06

3/6 居酒屋に広がる連帯感

学性時代の先輩、A野さんと地元の居酒屋で飲んでいたら、突然店内に怒号が響き渡った。

「おらぁっ!
おめぇら、きゃぁく、なぁめてんぢゃねぇのかぁ~っ!!!」

なんだかよく分からないのだが、オレらも含めて、「なんだなんだ」と一斉に首を伸ばすほかの客。
どうやら、店員のやったことが気に入らなかったらしいオッチャンが、猛烈に怒鳴り散らしてるいるのだ。

「どーしたんスかね?」、「うっせぇジジイだな」、「店員とトラブってんのはしょうがないけど、他の客まで巻きこんじゃダメでしょー」、「ををっ!表出るみたいだ。ちょっと見に行きましょか?」、「映画でワイヤーで飛ばされるみたいに、ブン殴ってピューっと飛ばしちゃあいいんスよ、ピュ~っと」などと、ヘンに20~30分盛り上がる。
このメンツが、昔っぽいヤンキーのカップルとか、金髪&茶髪の作業着のおにいちゃんたちと、オレら40歳のヲタクオヤヂ2人組み。普段だったら、飲み屋で一緒になって話をすることなんてほとんどありえないんだろうけれど、殺伐とした雰囲気の中、殺伐とした会話で和やかに盛り上がる。

結局、大騒ぎした割には、お店側がうまくまとめて一件落着。
その後は、また何事もなかったように、それぞれがそれぞれの会話に戻り、朝方まで飲む。およそ縁のない人々の間に生まれる奇妙な連帯感って面白いよね。

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3/6 K'S CINEMAで『ケイナ』

本日柿落としの新劇場、新宿K'S CINEMAで『ケイナ』を観る。

ある日、ヴェカリアン人の宇宙船が惑星アストリアに墜落した。その事故の影響を受け、惑星に巨大植物が生まれた。「アクシス」と呼ばれるこの樹はアストリア星の命の源である樹液を吸い、信じられない勢いで成長を続けた。
600年の歳月が経ち、いつしか樹木の上には、地上を知らない人々が生活するようになっていた。人々は枯渇しつつある樹液に苦しみながら、司祭(リチャード・ハリス)に指揮され神に慈悲を乞いながら細々と生きていたが、少女ケイナ(キルステン・ダンスト)は、そんな生活に疑問を持ち、旅に出る決意をするが…。

なんだかスッゴク勿体無い映画だなぁ、ってのが一番の感想。
ハリウッドのフルCG大作と違って、専用ソフトを開発したり、豪勢な機材を使った訳ではなく、ごく普通のPCと3DSMAXで、4年だか8年だか掛けて作り込まれた映像は、スタッフの根性と熱意を感じる。独特のヴィジュアル・センスは、いかにも欧州テイストで、これまたハリウッド産CGとは一線を画していて、濃厚で湿度のある世界を見せつける。モーションキャプチャーを使わずに、全て手付けで作られたモーションは、一部荒いところもあるけれど、キャラクターにもあっているし、手間も掛かっている。技術的には、非常に高いレベルで創られた映画なんだと思う。
だけど、物語と世界観があまりにも分かりにくい。
元々アストリアに棲んでいたと思われる生物(セレナイツって言うの?)が、何をしようとしてるのか、人間そっくりのケイナたち種族は何者なのか、ヴェカリアン人オパッツ謎のコア“ヴェカノイ”を何故手に入れようとしてるのか、どれもこれもが、全然スッキリと頭に入って来ない。
別にハリウッド的な単純明快さを求めている訳ではないが、こんなに分かりにくい映画になっている理由がよくわからない。

この監督のクリス・デラポートって何の人だろうと思ったら、PCゲーム『ハート・オブ・ダークネス』(コッポラが狂っちゃう映画とは関係ない)のデザイナーだった人。あのグラフィックは綺麗だけど、やたら一発死にするアクションか…と、思い出す。

さて、この『ケイナ』を上映しているのは、新宿に新しく出来た映画館「K'S CINEMA」。
地図を見て「もしや?」と思ったが、新宿昭和館跡地だったのね。もしやついでだが、“K’S”ってのは「角川大映」の“K”なのか?
劇場内は、渋谷シアター・イメージフォーラムの雰囲気と似ている。整理券・定員・入替と、今時の映画館らしいシステムではあるが、40分前に窓口に行って整理番号2番ってのも悲しい。でも初日だってのに、観客が6人しかいないのはもっと悲しいが…。


劇場そばで、お馴染み「タイガーマスク」とすれ違う。
いや、別に、それだけですが。

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3/6 『ツインズ・エフェクト』

新宿ジョイシネマ3で『ツインズ・エフェクト』を観る。

反吸血鬼同盟のリーヴ(イーキン・チェン)は、下品な顔のヴァンパイア・デコテス公爵(ミッキー・ハート)との戦いの中でパートナーを殺される。そしてリーヴの元に新しいパートナー、ジプシー(ジリアン・チュン)がやって来た。一方デコテスは、世界征服のためにヴァンパイアの教典“昼と夜の書”の入手を画策していた。そのために必要なのはヴァンパイア一族の王子の生き血である。その頃、リーヴの妹ヘレン(シャーリーン・チョイ)は、ヴァンパイアの王子カザフ(エディソン・チャン)と恋に落ちて…。

香港のトップ・アイドル(らしいけど、オレは知らなかった。有名なの?)「TWINS」の2人が、ヴァンパイア退治に挑むアクション・コメディ。
物語の方は…まぁ、どーでもよろし。破綻してるってぇか、繋がってないってぇか、ムリありまくり。だが、アクション監督がドニー・イェン(ソコに釣られて観たのだが)だけあって、流石にアクション・シーンはハイスピードで面白い。だが、主役の女の子2人はアイドルだ。顔は可愛いが身体は動かない(そりゃ日本のアイドルに比べりゃ全然動くけど)。…だもんで、2人の顔がよく見えないカメラ位置に入ると、急にアクションがスピードアップし、技のキレがグンと増すのはご愛嬌(笑)。テンションの高いバトルシーンと、ゆるゆるのお笑いシーンが交互にやってくるビミョ~な映画になっている。
ヘレン役のシャーリーン・チョイが、10代の頃の冨田靖子と言うか、スゴク可愛くなった犬山犬子みたいで、ちょっと好みだなぁ。後は特別出演のジャッキー・チェンと、友情出演のカレン・モクが、楽しそうにカッチリと仕事をこなしているのが好印象。
デコテス役のミッキー・ハートは、顔が下品に成り過ぎてて気付かなかったけれど、大晦日に観た『ザ・ピューマ』の主役(もちろんドニーー・イェン繋がりだろう)だって事に気付いて驚いた。

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2004.03.05

3/5 西新宿「ヒューガルテン」

ムッシュ・クリストフ、ハタ坊と一緒に、西新宿・文化服装学院近くのベルギー料理屋「ヒューガルテン」に行く。

ここは料理もさることながら、なんと言ってもベルギービールの美味い店。種類も豊富で店名にもなっている「ヒューガルテン」をはじめとして数十種類のビールがある。お値段高め(330ml瓶で900円くらいが中心)ではあるけれど、日本や、ましてや米国産ビールとは違うコクがあって美味。

飲み始めたところで、謙羊君が友達と一緒に別口でやって来る。なんでこんなところでバッタリ遭うのかね?
遅くなってから泥棒ヒゲ君も合流する。初めてムッシュ・クリストフの過激トークを聞いた彼は、爆笑しながらも目をシロクロさせていた。そりゃそうだわ(笑)。

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2004.03.04

3/4 『助太刀屋助六』

レンタルDVDで『助太刀屋助六』を観る。

旅の途中で巻き込まれた仇討ち騒動で助太刀をした助六は、お礼として報酬を受けたことから助太刀家業に生きるようになる。他人の仇討ちに首を突っ込むこと38回、やがて7年の歳月が流れ、故郷に戻った助六だったが、その小さな宿場町では今まさに仇討ちが行われようとしていた…。

『EAST MEETS WEST』(未見)以来6年ぶりの岡本喜八作品。
喜八っつぁんらしい軽妙な時代劇である。
ともかく助太刀しなければ気が済まない男(まぁ、それを生業にしてる訳ですからね)の、スーダラな生き様。いや、本人はいたって真面目だから、“すーだら”なんて言ってはいけないが。この設定は非常に面白い。重くなりそうな仇討ち話が助太刀にシフトしたことで、飄々とした雰囲気になっている。それを演じている真田広之は、性格にもうちょっとフマジメさがあった方がもっと良かったような気もするけれど、軽いノリをJAC育ちの身の軽さでもって体現している。
俳優陣はいい感じで、中でも仲代達也の枯れた侍が好印象。これまた飄々としているのに、刀を抜くと凄みが溢れ、“流石は仲代!”と思わせる。『白い犬とワルツを』のボケ老人なんてやってる場合じゃないぞ。やっぱり、時代劇をやらにゃあ!
そのほか、番太の村田雄浩とか、やり手ババァの岸田今日子、役人の岸辺一徳らが、いい味を出している。

ただ、ちょっと気になったのが、テンポと言うか構成の時間配分だ。助六が故郷に帰って、仲代が仇討ちされるまでは、恐ろしいほどテンポよく進む。もう、それこそ時計を見て、「え?!まだこれしか経ってないのに、こんなに話が進んじゃうの?じゃあ、あと何があるんだろ?」と思うほど。…で、思った通り、そこから先が急にスピードダウンするのだ。“緩急”なんて言葉では表せないほどの、ゆっくりした展開に、なんだか観ているこっちが戸惑ってしまう。
ここにどんな意図があるのか、なんとも分からない。

最近の老獪なジィサマ監督の映画の中では、無難な出来かなぁ。喜八っつぁんだってことで過剰な期待しなけりゃ、OKなんじゃないの~って感じの映画だ。


それにしても、最近ホントに時代劇ばっかり見てるな。別に邦画マニアでも時代劇マニアでもないんだけどな(苦笑)。

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3/3 『ゴシカ』

新宿東急で『ゴシカ』を観る。【ネタバレあり】

女子刑務所の精神病棟。夫であり上司でもあるダグ(チャールズ・ダットン)の下で働く心理学者のミランダ(ハル・ベリー)は、ある晩帰宅途中に傷だらけの少女をクルマで轢きそうになる。彼女の容態を心配して駆け寄ったミランダは、そのまま意識を失ってしまう。やがて意識を取り戻したミランダは、夫が惨殺され、自分がその容疑者として精神病棟に収容されていることを知った。だが、彼女には自分が愛する夫を殺した記憶はなかった…。

ゼメキスのダーク・キャッスル製作で、マチュー・カソヴィッツ監督作。
カソヴィッツの前作『クリムゾン・リバー』は世界的にヒットし評価されたけれど、オレ的にはいまひとつシックリ来なかった。だからあまり期待していなかったのだが、それが良かったのか、かなりツボに入った。
この映画の魅力は、なんと言っても“負のテンション”の高さにある。
アタマがおかしくなったのか、霊が取り憑いたのか、判断がつかないようなハル・ベリーの鬼気迫る芝居と、それを後押しする、神経を逆撫でするようにフラッシュする断片映像と、勘に障る効果音。そして随所に絶妙なタイミングで散りばめられた、ビックリドッキリ演出の数々(ホラー擦れした心臓に毛が生えてるような観客でも、確実に飛び上がる場面が1つある)。これらがあいまって、上映時間中ずっと神経が休まらない映画になっている。

【ここからネタバレ】
だが惜しむらくは、どうも霊の行動の意味が伝わって来ない描写があるのだ。
もちろん、物語の核となっているのは「なぜ、妻は夫を殺したのか?なぜ、霊は夫を殺させたのか?」と言うことである。そしてその謎に迫る過程で、霊となった少女がミランダに暴力を加える。それこそアタマを叩き割るくらいの勢いで壁にぶつけまくる。ミランダに自動車事故を起こさせようともする。これらの描写は、どう見ても霊がミランダを殺そうとしているようにしか見えない。しかし、映画を最後まで観た時に、霊は彼女を殺そうとしていたのではなかったことが分かる。ならばなぜ?ホラー演出としては怖がらせるシーンとして正しいけれど、ストーリーには即していない。
また、ペネロペ・クルスの存在も曖昧だ。彼女がレイプを受けていた相手は一体誰なのか?もちろん画面どおりに取れば刺青の男であるが、なぜ刺青の男がそこに居る事が出来たのかは、“犯人が○○だったから”では説明がつかない。
折角面白いホラーになっているのに、このあからさまなミス・リーディングがちょっと頂けない。ま、オバケ屋敷映画としては充分以上に成功しているからいいのだけれど。

ハル・ベリーが相当やつれたヨゴレ役を演っているのはいいのだが、シャワーシーンと入浴シーンがあるのにほとんど何にも見せないってのも残念だな。それにしても、なんであんな美人があのオッサンと結婚したんだ?

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2004.03.03

3/3 『必殺仕置人』#10

第10話「ぬの地ぬす人ぬれば色」

染物商の娘おゆきとその許婚は、父とともに川で友禅を染めていた。そこに将軍側室・お美代の方一行が通りがかり、その友禅を所望する。嫁入り用の特別な品であるため断ると、一行は強引に織物を奪い取り、すがる父と許嫁を斬り捨てた。おゆきは奉行所にお調べを願い出るが、逆に大奥に取り立てられることになった…。

物語が男人禁制の大奥で展開するため、仕置き人たちの活躍はクライマックス以外にはあまりない。その代わり、普段はあまり仕置き自体には関わらず、事前の部分でしか活躍の場がないおきんが、ゆきの付女中として大奥に忍び込んで活躍している。たまにはこんなエピソードもいいかな。
仕置き場面で、錠の「三角飛び」が見られるのが見どころか。
お美代の方をはじめとして、大奥の女たちの高慢かつ底意地の悪そうな描き方が、猛烈にステロタイプでそれゆえに笑いを誘う一編。

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3/3 『ゴジラ』完結?!

遂にと言うか、やっとと言うか、50周年記念作品『ゴジラ FINAL WARS』『ゴジラ』が終ることになった。オレは子供の頃は主にTVで、84年の復活以降は必ず劇場で観ているので、感慨深いものがある。
平成シリーズは(『GODZILLA』と中休みの『モスラ』3本も併せて)どーにもこーにも困った映画が多く、『GMK大怪獣総攻撃』『×メカゴジラ』『東京SOS』と、やっと睡魔に襲われない映画になってきただけに、ここで終るのはちょっと残念。でも、印象が良い時にやめた方がいいんだろうな。前回、US版『GODZILLA』の直前に東宝が「ゴジラ作らない宣言」をした時は、『VSデストロイア』なんてヒドイので終ったからなぁ。
でも、『ゴジラ』シリーズが休止(たぶん、数年後に復活じゃないかとは思っている)しても、『モスラ』の時みたいに、きっとまたなんか作るんでしょ、東宝さん!『ヤマトタケル』とか『ガンヘッド』とか(笑)。それとも『グランセイザー』の劇場版か?

ところで、監督に北村龍平ってのもあまりにも意外な人選で驚いた。『ゴジラ』はここんところの2作が評判悪くなかったから、てっきり手塚昌明続投かと思ったんだが。でも、龍平ちゃん、今年はハリウッドぢゃなかったっけか?画作りはカッコイイのに脚本がタコな場合が多いので、今回は脚本をしっかり作ってね…。

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2004.03.02

3/2 『謎の円盤UFO』#16

第16話「人間爆弾」

SHADOの防衛網を突破して1機のUFOがイギリスに着陸した。UFOは謎の光線で、着陸地点付近に居た3人の人間を洗脳。彼らを利用して、基地やスカイダイバーの破壊を予告、全面降伏を迫るが…。

いつものごとくサブタイトル通りで、洗脳された人間は恐るべき人間爆弾と化す。だが、彼らを検査しても武器も爆発物も出てこない。彼らは精神力と体内の微弱電流、宇宙エネルギー(?)を使って、爆薬類を持っていなくても自らを爆破できるのだ。スリリングかつ悲惨な話ではあるけれど、UFOに催眠状態で操られて自爆するので、『無敵超人ザンボット3』の無自覚なまま自爆する人間爆弾のエピソードほど陰気ではない。

人間爆弾にさせられる社長秘書シモンズ嬢の、異常なまでに短いミニスカートがえらく扇情的(笑)。膝上何cmってより、股下数mmってかんじだもんなぁ。こりゃフォスターがメロメロになる訳だわ。

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3/2 『新装版 土曜ワイド殺人事件』

『新装版 土曜ワイド殺人事件』(とり・みき×ゆうきまさみ合作/角川書店刊)を読む。

タイトル通り『土曜ワイド劇場』に代表される2時間ドラマのパロディ・マンガである。まぁ、ご想像通り『三毛猫OL探偵事件簿・湯けむり女子大生ムレムレ殺人事件/特急あずさ車内で起こった謎の密室殺人。その時猫は見ていた!』みたいなヤツだ。

合作の流れは、①合宿でアイデア出し②ソレを元にゆうきまさみが予告編を描く③ソレを元にとり・みきがネームを切る④ゆうきまさみがアレンジを加えつつ下絵を描く⑤とり・みきがアレンジを加えながらペン入れをする……となるんだそうだ。
売れっ子漫画家2人でこんな手間の掛かった段取りをするのも凄いが、似て非なる2人が全く融合している(大昔、『クルクルくりん』の頃にゆうきまさみはとり・みきのアシをしてたんだそうで、画風はどことなく似ているのだが)のも凄いし、衝突することもなく作品が完成しているのも凄い。
でまた、中身は題材が題材だけあってとことんクダラナイってのがいい。オレはゆうきまさみよりもとり・みきのファンなので、このズッカー兄弟にも通じるクダラナサはとっても面白かった。

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2004.03.01

3/1 映画賞/六本木「エラワン」

おめでとうスライ!ついに10個目だね!死ぬまでに3桁目指して頑張ってくれ!!
そんでもって『GIGLI』でジェニロペ&ベンアフ(笑)が圧勝か。日本公開はあるのかな?そういえば、去年の『SWEPT AWAY』(マドンナ&ガイリチ)は公開したんだっけか?

さて、アカデミーの方は『LOTR』が総ナメになったけれど、個人的に気になっているのは『Harvie Krumpet』だ。写真を見る限りではアードマンの影響もありそうに思えるが、どうにかしてこの豪州産クレイメーションを観れないものか?海外では、もうすぐDVDが出るようだが。


仕事帰りにハタ坊、神O君と六本木ロアビルの「エラワン」で晩飯。

新宿などにもあるタイメシ・チェーンだけれど、六本木店は店の作りも料理もなんだか上品。不味くはないが、辛くないのはもちろんのこと、酸味も薄いし、とことんまでにタイ料理らしいパンチに欠けてて満足できん!
やっぱりエスニック料理は、新宿~大久保界隈に限ると実感。(値段も全然安いしな)

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3/1 母校か…何もかも懐かしい

22年も前に卒業した母校(高校)に行くことになったって話を先日書いた。そして今日の午後、行って来た。

出迎えてくれたのはS先生。
「あ、先生、お久しぶりです!」
「!? なんだ、こんなジイサンが来るとは思わなかったぞ」
会っていきなりソレかいっ!
22年の間にハゲでヒゲでデブになったもんで、スイマセンね。ブツブツ…
で、先生の方は白髪とシワは増えたものの、全然印象が変わらないので驚く。この人はなんでこんなに変わらないんだ?年齢を聞いたら今53歳だそうで、31歳から53歳なら、それほど過激な変化はないかもなぁと、ヘンに納得する。

校内を回ると、新しかったり、改修されたりしている部分もあるけれど、以前と変わっていない部分も多々ある。
冬のクソ寒い早朝に1週間続く寒稽古のマラソン・コース。1年の時、3年の先輩が自主映画を撮ってる時に、必死になって机を運んだ外廊下。夏休みに1日中“人間コマ撮り”をした玄関。学食のベロが真緑に染まるメロンジュースの自販機。コツを掴めば誰でも開けられるロッカーの鍵。etc、etc…。昔のままのものも、なくなったものも、色んな記憶と共に蘇る。

入試も終り、期末試験も近いってことで部活が休みだった。遥か彼方の下の学年、オレが卒業した時にはまだ産まれてもいなかった後輩たちに会ってみたかったのだが、残念至極である。

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