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2004.03.19

3/19 『友へ チング』

レンタルDVDで『友へ チング』を観る。

4人の悪ガキが仲良く遊ぶプサンの風景。ジュンソクはヤクザの息子、ドンスは葬儀屋の息子、サンテクは優等生、ジュンホは…なんだ?大の親友の4人は、別々の中学へと進み、そして高校で再び出会う。旧交を温めながらも、なんとなく違和感を感じる4人。そして、大人になった彼らは、2人がヤクザに、1人は海外へ留学し、1人は…なんだ?彼らは、それぞれ異なる立場に身を置きながらも、心のどこかで絆を感じていた。だが、ヤクザになった2人は、それぞれが対立する立場へと追い込まれていく…。

タッチは全然違うけど、物語は三池が撮りそうな感じの映画だね。
感動巨編みたいな売り方をしていたが、どちらかと言うとシミジミとした青春(?)ドラマ。
仲の良かった子供たちが成長とともに徐々に離れ、それぞれが別な重さで絆を持ち続ける。最初から最後までお調子者っぽい印象だけで、何者だったのかよく分からないジュンホの存在とか、ジュンソクと結婚したジンソク(結構可愛いのに出番少なっ!)の物語への絡み方が希薄で不満とか、まぁ色々あるんだけど、ジュンソク、サンテク、ドンスの3人の男のドラマとしてはイイ線いってるんじゃない?
古風ゆえに弱体化して行くジュンソクのヤクザと、貪欲に上を目指していくドンスのニューウェーブ(?)ヤクザの対比が、上手いコントラストになっている。海を見つめながら、子分に「海亀と水泳選手が競争したらどっちが勝つか?」って聞くドンスのシーンがなかなかイイ。このシーン、三池だったら子分が何かリアクションすんだろーな、とか思っちゃいました。ただ、ドンスの死ぬシーンは、非常にリキが入ってて美しくも凄絶な画なんだけど、あのBGMでやり過ぎになっちゃったんぢゃないかなぁ。

ところで、70年代に小学生で、80年代に大学生って、オレとほぼ同年代の韓国のドラマなんだよね。だけど、映画の前半では、風俗とか街並みとかノリが、オレより10年くらい上の“岸和田モノ”を観ているような錯覚を覚えさせる。そして話が進み時代が進んで行くと、いつの間にか、オレと同時代のドラマになっていく。これって、日本よりはちょいと遅れ気味だった韓国が、みるみる日本に追いついていくってことなんだろう。映画自体よりもそんなところが感慨深かったりするんだな。

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