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2004.02.01

1/31 『着信アリ』

新宿コマ東宝にて『着信アリ』を観る。

由美(柴崎コウ)の友人・陽子の携帯電話が聞き覚えのない着信音で鳴った。その電話には、3日後の時刻に陽子自身の番号で発信された彼女の悲鳴が、着信メッセージとして残されていた。そして3日後のその時刻、陽子は電話に残されたメッセージと同じ悲鳴を上げて転落死した。数日後、同じ合コンの席にいたケンジも自分の声の着信メッセージを受け、同様の不可解な死を遂げた。死の電話を受けた者に何が起こっているのか…。

脚本が弱くって、辻褄や繋がりが微妙な場面も多々ある。
賛否の分かれるラストも、色んな取りようがある。よく言えば観客に判断を委ねた、悪く言えばブン投げちゃったとも言えるラストだ。“三池慣れ”してる人なら、取り立てて面食らうこともないだろうが、単にホラー映画として観に来た高校生には、何がなにやらサッパリ分からんってことになるだろう。映画を観終わった10代後半と思しきカップルの女の子が彼氏に言っていた。
「スッゴイ怖かったけど、面白くなかった!」
ある意味、非常に正しい意見であり、この映画のスタンスを言い当てているのかも知れない。
ともかく、脅かしと生理的なイヤっぽい描写がつるべ打ち。ビクッとさせる音響による脅かし、ジワ~っと忍び寄ってくる異形の何か、エグ過ぎる死に方……と、直接、間接、心理と次から次へと怖がらせる。ひとつひとつを見れば中田秀夫や、高橋洋等、最近の日本製ホラーで見たようなものが多いのだが、これだけ矢継ぎ早に多量に繰り出されると、それはそれで新しいスタイルになっている。廃棄された夜の病院に代表されるベタ過ぎなシチュエーションも、多分狙いでしょう。
中でも個人的にイヤだったのは、クライマックスの「ふふ~ん…、ふふ~ん…」って鼻唄である。『オーディション』の「キリキリキリキリィ…」には及ばないものの、鳥肌の立つイヤさ加減である。

三池は多分、この映画を面白い映画にしようなんて思ってなくって、ひたすら怖いおばけ屋敷にしたいんだろう。
だから、リアリティに欠けるシーンや、訳の分からないようなラストが来ても全然OKなのである。

2004.02.01 in 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | 固定リンク

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